(画像提供: ISFDB)

原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
presented by bilyzkid
SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 1.20 (株)美利崎人 (ビリザキト)
NOVELYst AutogeNerating dimensional space
試用版 ゲストルーム
◆◇◆更新ニュース◇◆◇
一. 試用版 ゲストルーム をリリースしました。
二. サイト 内 検索 をリリースしました。
三. 郵便番号検索 をリリースしました。
四. 世界の国旗 をリリースしました。
五. 和暦⇔西暦・早見表 で、令和を新年号としました。
六. ネット広告をすべて廃止しました。
   ページ、 ページ、 その他:広告なし
  ◇◆Alt-C Alt-Pともに、広告なし◇◆
  左  中央:初出年月・初放映日・初出雑誌・他  右
七. 宝くじMission に、ビンゴ5(N8)を追加しました。
京 都 大原 星 銀河 夢 心 人形 宇宙船 月 夜 花 光 月 夜 花 光 、 ◇ 令 和 SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[、 ◇ or検索] ヒット 113 件です。
オーマイガー /FB2/Jaycee/
FSFJun1955.jpg
不妊の夫をもつ女性であろうと、単性生殖で子どもを持つこ とを許可した。2030年代に発生したパンデミックによって、世界の 男性人口の1/3が失われていたため、5000万を越える女性が単性 生殖で妊娠し、子どもたちが生まれた。性のバランスをとるのに、幸運 だったのは単性生殖で生まれた子どもたちは、すべて、男性であった。  エピローグ   「マルシアが言うには」と、ラルストン夫人。「ヘンリーの心配は、ジ ョンのことらしいの。でも、理由がわからないって。だって、ジョンは、 あんなにいい子なんですもの、と言っていたわ」  そのとき、いきなり、ドクターグラハムが、ノックもなしに室に入っ てきた。顔は、まっ白で、目は、大きく見開かれ、同僚を見つめて、言 った。 「ぼくが正しかった」 「正しいって、なにが?」 6 5 「ジョンのことだよ。だれにも言ってなかったんだが━━━。昨夜のパ ーティー
暗黒の地球帝国 /ST/ENT_4_5_2/
FSFJUN77.jpg FSFAUG78.jpg
 ◇    ディファイアントのブリッジ。 「副長!」と、トゥポル。スクリーンに。  スクリーンにはエンタープライズが、ソリア船の攻撃で、爆発する 瞬間が映し出された。      (第四_五_二話 終わり) 80 79  プロローグ   「スタートレック、前回は」と、ナレーター。  前回の場面が、オムニバス形式で、再現された。 「平行宇宙が、ですか?」と、トゥポル。 「平行宇宙には、われわれの宇宙に存在するものが、すべて存在すると いいます」と、アーチャー。 「地球帝国や艦隊が」と、ホシサトウ。「別の宇宙に?」 「わたしは、奴隷じゃない!」と、トゥポル。 「忘れるな。おまえは、バルカン人だ!」と、アーチャー。  ブリッジに、フェーザーの閃光。 「もう、キャビアなんて、どうでもいい」と、ホシサトウ。 「この船は、別の宇宙のものというだけじゃなく、100年後のもので もあった。使われ
帰ってきたカーン /ST/StarTrek2013/
FSFFEB1952.jpg
「なぜ、黙ってた?」 「言う機会がなくて。今、できました」    ◇    エンタープライズの通路。 「魚雷は、発射管にあるんですか?」と、ウォレス。急ぎ足で。 「発射準備してあるが、中身は?」と、カーク。 「それをさぐるために、転属命令を偽造して乗り込んだんです。すみ ませんでした。もし、なにか、迷惑をかけたなら、あやまります。わた し、キャロルウォレスマーカスです」 「ジムカークだ」カークは、反射的に、名乗った。 「魚雷へ」    ◇ 120 119    エンタープライズのシャトル格納庫。 「わたし、あるとき、父が、新型魚雷のプロトタイプを、開発している という、うわさを、聞いたんです。どういうものかと、父に訊きいたら、 目も合わせなかった。その後、公式記録から、新型魚雷の記載が消えた んです」 「それを、オレに託たくしたわけだ」 「あなた、うわさより、かしこそうね、カーク船長」
ヴァンパイア /FB/Blood/
FSFFeb1955.jpg
ヴェロン」と、ドリーナ。「ひどく空腹よ」 「オレもだ、愛するドリーナ。また、タイムマシンを止めてみよう」  ふたりは、すでに、4回、タイムマシンを止めていたが、いずれも、 あやうく殺されるところであった。ヴァンパイアは、決して忘れ去られ ていなかった。  前回止めたのは、50万年前だった。人類に代わって犬が人類のよう な文明を築いている社会であったが、まだヴァンパイアは忘れ去られ ていなかった。一度、ふたりは、犬社会の娼婦の血をむさぼったが、す ぐに見つかって猟犬たちに追い立てられ、タイムマシンで、さらなる未 来へ逃れるしかなかった。 「止めてくれて、うれしいわ」と、ドリーナ。溜息ためいきをついた。 「オレに感謝しないでいいよ」と、ヴェロン。「ここが、終点だ。燃料 切れなのさ。ここでは、おそらく、燃料のウランはすべて、鉛になって いて、見つからないよ。ここで生きてゆくしかない。あるいは━━━」  ふたりは、偵察のために外へ出てみた。 「見て」と、ドリーナ。ふたりのもとに近づくなにかを指さしていた。 「新しい生物だわ!犬は、滅ほろんだのよ。なにものかが支配して、ヴァン パイアは、忘れ去られたわ!」 4 3
エコーバック /FB3/Rebound/
GALAPR1960.jpg
彼女は、冗 談まじりのラリースネルの誘いに乗ったのだ。  スネルは、パワーを得たのであろうか?つぎの朝、彼女が出てゆく前 に試した。 「今、いくらあるんだい?」 「千ドルくらいかしら」 「よかったら、貸してくれないか?」 「いいわよ」  彼女は千ドル置いていった。  スネルは、ビジネスを始めた。つぎの週の終わりには、金持ちになっ ていた。あらゆる知り合いから、カネを借りたのだ。ほんのわずかな知 り合いから、なかには、いくらでも金廻りのいい地下組織の大ボスまで をも含めて。そして、かならず、別れ際ぎわに言いそえた。 「忘れちまいな!」 6 5  3    スネルは、安アパートから、町の高級ホテルの最上階のペントハウス に引っ越した。そこは、独身者用のホテルだったが、たまにゆっくり体 を休めたいときは、ひとりで寝ることを伝えておく必要があった。  いい生活だったが、スネルがパワーを無駄
ナイトゥアンディ /SY/KAndDy/
FSFJUN70.jpg
気にするな!ジューンと、ふたりで、やりたいことが あるんだろ?弟とシーラを誘って、バーモントにキャンプに行く。ブル ーマンのショーとか、南北戦争の跡を追うとか」 「墜落の話をしたいの、いい?」と、ジューン。 「ああ、なんだ?」と、ロドニー。 「わたし、乗ってた!あの飛行機にわたし、乗ってたの!」 「墜落した飛行機に?」 64 63 「乗るはずじゃなかったのに、乗ったの!いっしょに乗ってた男の人が、 シークレットエージェントかなにかで、その人、機内の人、全員を殺し た!」 「うう」と、ロドニー。 「飛行機を着陸させて」と、ジューン。「わたしは、目が覚めたら、自 分の室にいた。どうやって帰ったか、分からない。薬のまされたの。で、 エイプリルに会いに行って、ドレスのサイズを合わせていたら、ほかの エージェントが何人か来て、わたしを拉致ら ちして、フリーワェイでカーチ ェイスになって━━━
ネコどろぼう /FB3/CatBurglar/
NTMRSGZNS1961.jpg
 ネコどろぼう  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    ミッドランドシティ警察の署長は、2匹のダックスフンドを飼ってい た。名前は、リトルノートとロングリメンバーだった。しかしこのこと は、ネコどろぼうとは全く関係ない。このストーリーは、いわゆる署長 が、一見すると不可解な一連のどろぼうに━━━ひとりの男の犯罪に興 味をもったその関心事から始まる。  どろぼうは数週間で、19の家に侵入した。見たところ犯罪は計画的 だった。侵入した家にはかならずネコがいた共通点があったからだ。  どろぼうはネコだけを盗んだ。   2 1  1    たまには、現金が見えるとこにあったり、宝石があったが、どろぼう は目もくれなかった。家主が帰ると、窓やドアがこじあけられ、ネコが いないことを発見するが、ほかに盗まれたものはなく、室を荒らされて もい
アリーナ /FB6/Arena/
ASF_0163.jpg
こちらのエリアを 徹底して調べた、無駄な努力を続けた結果だった。彼は、向こうにいる 動きのない回転ローラーを、じっと見た。やつも、惨みじめな状態であって 欲しかった。存在は、条件は、同様になじみがなく、不快である点で、 両者にとって同等だと言った。たぶん、回転ローラーは、200度の暑 さがふつうの惑星から来たのだろう。彼が暑すぎるところがやつには 寒すぎるのだろう。空気も、彼には薄すぎるところが、やつには濃すぎ るのだろう。先ほどの調査をがんばったことで、彼はハーハー言ってい た。大気は、火星と同じくらい薄いことに気づいた。  水はなかった。そのことで、彼のデッドラインが決まった。バリアを 抜ける方法を見つけるか、敵をこちら側から倒す方法を見つけない限り、 喉のどの渇かわきが、結局は、彼を殺すだろう。  それが、彼に絶望的な緊急事態の感覚を与えた。しかし、ゆっくり座 って休むことにした。考えるために。ここで、なにができるだろうか? なにもできない。だが、非常に多くのものがある。たとえば、ブッシュ にもいろいろな種類があって、確実なようには見えないが、可能性を調 べるために使えるだろう。それに、彼の足は、きれいにする水がなくて 52 51
グレーの悪夢 /FB3/NightmareInGray/
TheDudeMagazine.jpg
すこ 4 3 し早く着いたので時間潰つぶしをしていた公園から、数ブロック先だった。 春の日明るい日射しのなかの短い散歩。  玄関の階段をのぼり、ドアをノックした。ドアがひらいた。一瞬、ス ーザンかと思ったが、応対に出てきた娘は、スーザンに似ていただけだ った。スーザンが言っていた、1才年上の姉のドロシーだろう。  彼は、おじぎをして、自己紹介した。 「マクガリーですが、スーザンさんは、おられますか?」  ドロシーは、一瞬、奇妙なふうに彼を見たが、すぐに言った。 「どうぞ、お入りになって、居間でお待ちください━━━スーザンは、 すぐ呼んできます」  2    マクガリーは、通された居間で待った。すこしのあいだでも、スーザ ンが不在なのは、おかしな気がした。  そのとき、声が聞こえてきた。応対したドロシーの声で、居間の外の 廊下で、話していた。抑えきれない好奇心から、マクガリーは立ち
バーニングマン /TZ/TheBurningMan/
FSFOCT85.jpg
心行くまで楽しんだら、体が真っ二つになる」  ダニーのひとり舞台に、ローリーもアンドレも、あきれた顔をした。  車は、タイヤ交換を終えて、走りだした。 「なんだか、のどが、かわいた」と、アンドレ。 「のどがかわいた、って?甘いな!」また、前の座席に身を乗り出して きた。「50年以上も暑い地中にいた男を、想像してみろ!生きられ 8 7 るのは、1日だ。のどのかわきも、激しいが、腹も、ぺこぺこだ。木や 花どころか、丸ごとケーキや、ぶ厚いステーキだって、食える。腹がい っぱいになって、満足したら、ぶらつくかな。人間の肉の味は、どうだ ろうな?」 「なんて?」と、アンドレ。 「人間だよ。煮たり、揚げたり、ゆでたり、男や女、子どもだって、な んでも来い!歯を研いで、肉をしゃぶれ、ディナーが始まるぞ!」 「やめて!」ローリーは、腹を立てて、急ブレーキをかけた。後部座席 を向いて、言った。
報復戦隊 /FB3/Fleet/
SPRSCISJUL1950.jpg
 しかし今、侵略者の惑星に報復するという明確な目的ができたことで、 地球と火星は、Cプラスドライブを備えた戦隊を作ることに技術を結集 した。完成するまでに10年を要した。報復の旅には、推計ではさらに 10年必要とされた。戦艦の数は多くはないが強力な武器を装備した、 報復戦隊は2830年、火星エアポートを発った。    4    その後、消息不明となった。  29世紀末になって、その後の運命が分かってきた。偉大な歴史家で あり数学者でもある、ジョンスペンサー4の論文における、演繹的推論 が正しいとしてだが。 「よく知られたことではあるが」と、スペンサー。論文で。「時間は、 光速を越えると逆向きに進行する。よって、報復戦隊が目的地に着いた のは、われわれの時間にすると出発する以前であった」 6 5  5   「われわれは今までのところ、われわれの住む宇宙の次元の数を知らな い。しかし
ケンタウロス /FB1/HorseRace/
NTMRSGZNS1961.jpg
鉱物資源がそれほど多くはありませんが、小惑星 4 3 帯には、豊富な鉱物資源があるため、両惑星のおもな供給元になってい ました。100年前に、鉱物資源をめぐって、戦争が始まったため、銀 河連邦が仲介して人族と馬族のあいだに、ある協定を締結させて、戦 争を終わらせました。  その協定は、両民族ともに、それぞれの1個人が、その生涯にわたっ て、小惑星の1つを、ただ、1つだけを所有できるというものです」 「ああ、そのことなら、銀河連邦史で読んだことがあります」 「そうですか。その後、問題が発生したらしく、人族の方から、連邦に、 馬族が、協定違反をしているという訴えがきています。存在しない馬族 の名前を使って、小惑星の権利を得て、取り分以上の鉱物を得ていると いうのです。  あなたの任務は、こうです。まず、馬族の惑星に行ってください。あ なたの身分は、商売人です。多くの商売人が訪れていますから、疑われ ません。馬族は、友好的で、問題はありません。地球の商売人として、 歓迎されます。人族の主張する、馬族が、馬族の正当な数よりも多い、 小惑星を所有することで、協定違反をしているという主張
殺人アシスタント /FB3/Hobbyist/
PlayboyMay1961.jpg
 サングストロムは、話し終えた。 4 3  2   「検知されない毒薬は」と、小鬼の店主は、うなづいた。「もう、調合 してあります。ただでいいです。お代はいただきません」  店主は微笑ほほえみを浮かべた。「もう、すでに確認しました。コーヒー が沸く前に、あなたはそれに値すあたいると。申し上げたように、それはただ です。ただし、解毒げどく剤は、少々値ねが張はります」  サングストロムは、青ざめた。しかし、このようなゆすりや恐喝はきようかつ予 想ずみで、ポケットから拳銃を抜いた。  小鬼の店主は、くっくっと笑った。「あなたは拳銃を使いませんよ。 解毒げどく剤をここからさがせますか?」手でビンの棚を仰あおいだ。「何千とい うビンの中から、猛毒がきいてくる前に?あるいは、私がほんとうは毒 を盛ってないのにそう見せているだけだとお思いなら、どうぞ撃うってく ださい!毒がきいてくる3時間以内に答えが分かりますよ!」 「解毒げどく剤の値段は?」と、サングストロム。不満そうに。 「とても安いです。千ドルです。こちらにも生活がありますから、趣味 が殺人を抑止よくしすることだとしても、少しは稼
空想せよ /FB1/Imagine/
FSFMay1955.jpg
 空想せよ  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド        空想せよ。  さまざまな幽霊。神々。悪魔たち。  空想せよ。  いろいろな地獄や天国。空中に浮遊する都市や、海中に沈んだ都市。  ユニコーンやケンタウロス。魔女や魔法使い。精霊のジンやバンシー。  天使やハルピュイア。魔力や魔法。4大元素、守護神、悪霊。  空想するのは、かんたんだ。  何千年のあいだ、人類は、これらすべてを、空想してきた。   2 1  空想せよ。  宇宙船や未来を。  空想するのは、かんたんだ。  未来は、現実にやってくるし、宇宙船も登場する。  それでは、空想するのは、むずかしいものは、あるだろうか?  もちろん、ある。  空想せよ。  ひとつぶの物質を。  そのなかに、あなたがいて、目覚め、考え、  それゆえ、自分が存在することがわかり  自分が入っている、ひとつぶ
ブルーモンスター /FB5/brmon/
FSFMAR65.jpg
 ブルーモンスター  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    彼の生涯にスペクトルがあるとすれば、彼の生涯がほとんど怪奇その ものだったように、それはまさしく、怪奇だった。光のスペクトルが、 赤外線から紫外線に亙わたるように、それは、絶望の夜の思考である、ウル トラブラックから、神が山の上から見おろすように、彼が他人の心、思 考や知識を見おろす、ハイテンションの目覚めや輝きである、インフラ ホワイトに亙わたっていた。しかしその間には、なにかがあって、ブラック とホワイトの間に、グレーがあるように、単純に接することを拒む、赤 の帯域があった。赤は、激しい怒いかりだった。彼の意識が、赤の帯域に差 し掛かると、殺人鬼となり、非常に危険だった。彼はすでに、まったく 面識のない、ふたりの男 2 1 とひとりの女を殺していて、捕とららえら
3つの願い /XF/JeSouhaite/
FSFMAY2001.jpg
ジナイヤを呼びだして、とんでもない、願い事 をした。ギルモアを黙らせろとか、船のオーナーにしてくれとか」 「ま、待ちなよ」と、レスリー。「あんた、本気で言ってるのかい?」 「もちろんさ。きみの兄さんが見つけたものを、今、すぐに、このぼく に、渡すんだ。さもないときみの兄さんの、二にの舞まいになるぞ」  レスリーは、あきらめて、車イスで、チェストに移動して、古い小箱 を渡した。 「ああ、これでいい」と、モルダー。小箱を、大事そうに、両手でつか んだ。    ◇    407号倉庫のシャッターを、レスリーはあけた。 40 39  まわりを確認してから、懐中電灯で、巻かれたジュータンを照らした。    ◇    スカリーは、黄色いパウダーで全身がおおわれた、アンソンを、死体 安置室に入れて、写真を何枚も撮った。そこへ、モルダーが、帰ってき た。 「スカリー、ちょっと来てくれ」と、モルダー。
ユスタックウィバーの短い生涯3 /FB3/Weaver3/
ElleryQueenJune1961.jpg
サンタアニタ競馬を目指してロサンジェルス行きの飛 行機で、考え事をしていた。ユスタックウィバーが予想できなかったこ とは、未来に行って戻ってくると、それがなんであれ、まだ起こってな いことなので、記憶にはないということだった。  しかし、紙幣は持ち帰れた。つまり、自分へのメモを残すなり新聞 の競馬や株価のページを持ち帰ればいい?これはいけそうだった。 4 3  2    ユスタックウィバーは、ロサンジェルスのダウンタウンでタクシーを 拾い、高級ホテルにチェックインした。もう夜遅かったので、待ち時間 をなくすため、翌日にジャンプしようと考えたが、あまりに疲れて眠い ことに気づいた。ベッドへ行き、つぎの日のお昼までぐっすり眠った。  翌日のタクシーは、フリーウェイで渋滞に巻き込まれて、サンタアニ タの第1レースに間に合わなかったが、レース結果のボードには間に合 ったので、勝った馬
フィッシュストーリー /FB3/FishStory/
NTMRSGZNS1961.jpg
結婚さえできればその形態は気にならなかった。 6 5  3    つぎの夜、結婚式の夜、ロレーヌはさきに来てロバートを待ってい た。 「座って!」と、ロレーヌ。「トリートーンは、到着の合図に、巻貝の トランペットを吹くわ!」  ふたりは、腕を互いの腰にまわして待った。  やがて、海のはるか沖から巻貝のトランペットが聞こえてきた。  ロバートはすぐに服を脱ぐと、ロレーヌを抱いて海に入った。  ふたりは、泳いで、トリートーンがいるところに着いた。 「おまえたちは、結婚で結ばれたいのか?」と、トリートーン。 「そのとおりです」と、ロバートとロレーヌ。声を合わせて、強く。 「ならば」と、トリートーン。「ここにわしは、おまえたちを人魚の夫 と人魚の妻と宣言する」  すると、ロバートは、足で水中を蹴らなくてもよいことに気づいた。 強くしなやかな尾でひとかきすれば、やすやすと水面に浮かん
ナスティ /FB3/Nasty/
PlayboyApr1959.jpg
しかし、3つじゃない。3つの願いなんてのは、ただの迷信さ。叶 えられるのは、1つだけ。好きになれんかもしれんが」 「1つで、十分です。好きになれないなんて、とんでもない!」 「そのうち、分かるさ。よしおまえの願いは、知っている。ここに、 その答えがある」  ナスティは、手をのばして、空気が希薄になったところに入れると、 手が消えた。そして、手を戻すと、銀の水泳トランクスを2つ持ってい た。 「健康のために、2つとも着るといいよ」と、ナスティ。ビュレガード に、差し出した。 「なんです?」 「なんに見える?水泳トランクスさ。しかし、特別製。素材は、今から 数千年先の、未来のものでできている。けっして破壊されることがない。 すり減らないし、裂けないし、切れることもない。すばらしい素材さ。 しかし、使われている魔法は、かなり古いものだ。使ってみれば、分か るよ」  悪魔は、消えた。 6 5
失われた文明2不死 /FB3/Discovery2/
GentFeb1961.jpg
 失われた文明2不死  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    失われた大きな発見の2番目は、不死の秘密だった。  不死の秘密は、1952年、合衆国海軍無線技師のポールヒッケンド ルフ中尉が発見した。その装置は小さな箱に入った電子基盤で、ポケッ トに入れて手軽に持ち運べた。箱のスイッチをオンにすると、装置を持 っている人のまわりがフォースフィールドで覆おおわれ、その力の強さは、 ヒッケンドルフのたくみな数学で計算しても、ほとんど無限であった。       2 1  1    フォースフィールドは、いかなる熱や放射線も完全にシャットアウト した。  ヒッケンドルフ中尉の計算によると、人間は━━━男だろうが女だろ うが、子どもでも犬でも━━━このフォースフィールドの中にいれば、 至近距離で水爆が爆発しても守られ、かすり傷さえ負わなかっ
夢、遥かなる地にて /ST/DS9_6_4_1/
GALMAY1952.jpg
と、ベニー。 「大衆が受け入れないんだよ、信憑性しんぴょうせいがない」 「火星人には、信憑性しんぴょうせいがあるのか?」と、ハーバート。 「おまえは、口を出すな、いいか、ベニー、私は雑誌の編集長で、救世 軍じゃない、世界を変えるのは、私の仕事じゃない、雑誌を出すのが仕 事なんだ。つまり社主や流通業者や卸売り業者の期待に答えなけりゃ いかん。彼らは誰も、おまえの話を雑誌にしたいとは、思わん。わかる だろう?人種暴動が起きかねん」 「いやあ、全くおみごとだね、パブスト、臆病さを合理化するための言 い訳も、これまでいろいろ聞いてきたが、今のが一番だ。稚拙もいいと 46 45 こだ」と、ハーバート。 「あらあ、彼を怒おこらせたわよ」と、ケイシー。 「は、ハーバートはスターリンが死んでから、怒おこりっぱなしさ」と、パ ブスト。 「それ、どういう意味だ?」と、ハーバート。 「どういう意味かわか
オレとフラップジャックとマルスd星人 /FB4/Flapjack/
ASF_0265.jpg
オレは勇気を出して、ブラブラ歩いて、彼らが組み立てているものを 見たが、なんなのかまったく分からなかった。オレは「ハロー」と言っ た。彼らはだれも答えなかった。オレがプレーリードッグであるかのよ うに、だれも注意を払わなかった。  それで、オレは彼らと距離を保ちつつ、ブラブラ歩いて、巨大ボール の横まで行き、触ってみた。ホリーホミニー!それは金属製で滑らか で、コルトの銃弾より堅く、2階建ての家くらい大きかった。  おかしな小生物たちのひとりが、オレについてきて、懐中電灯のよう なものを振って、しっしっと言いながら追い払おうとした。それは、懐 中電灯ではない気がした。オレに対しては、あまり興味がない様子だっ た。それで、それを振る以上のことをされる前に、20フィート離れて 観察することにした。  すぐに、彼らはそれがなんであれ、組み立て作業を終えた。フラップ ジャックは、わずか数フィートのところに立っていた。オレはまたブラ ブラ近づこうとしたが、彼らのひとりがまた懐中電灯を振ったので、元 の場所に戻った。 18 17  3    彼らのうちのふたりが、後ろ足で立って、レバーを
オブライエンの孤独 /ST/DS9_2_4_2/
FSFOCT72.jpg
フォークでほぐした。 「食べないの?」と、ケイコ。  オブライエンは、シチューをひと口、口へ持っていった。それを、ケ イコが見つめていた。 「やっぱり」オブライエンは、食べないで、フォークを置いた。「すこ し、休んでくるよ」 「ひと口も食べてないのに?」 「ああ、そうだな、疲れすぎてて食べたくないんだ」 「シチューになにかが、入っていたかどうかは、分からない」と、オブ ライエンの声。個人日誌に。「あとで、調べてみようと思って、行った ら、ケイコが、もう、捨ててしまっていた。でも、これだけは、言える。 目の前にいる、この女は、私のケイコでは、なかった」 44 43  3    ワープで飛行する、シャトル。 「コンピュータ」と、オブライエン。パイロット席に、ついた。 「オブライエンの個人日誌を、ひらけ!最後の、言葉を、再生!」 「でも、これだけは、言える」と、再生音声。「目の前にいる
いつもふたりで /SY/TwoForTheRoad/
FSFMAY67.jpg
「特に、今は、セット料金ですし」オーナーは、請求書を見せた。「こ ちらに」 「なんて?」 「シーズン中は、料金に、夕食代と朝食代が、すべて、含まれます。い つもです」  マークは、財布から、紙幣を何枚か出した。ジョアンナは、目をつぶ った。 「ありがとう」と、オーナー。「外で、消防署の方がお待ちですわ」 「消防署の方?」 「ええ、消火費用のことなどで。またの、ご利用を」 「メルシー」と、マーク。そして、ジョアンナに。「フランス語で、分 かりません、払いませんは、なんて?」 「ウィムッシュー」と、ジョアンナ。  マークは、消防署の背広の弁護士と会った。 「ウィムッシュー」と、マーク。 100 99 「3000フラン」と、弁護士。 「ウィムッシュー」と、マーク。 「さらに、5000と、2500と2500と、2500。以上です」 「以上?」 「以上です」  マークは、支払いを終え、丸こげの
ティラノサウルス /FB1/Runaround/
ASF_0142.jpg
めったにつかまえられず、ティラノサウルス レックス、恐竜の王の、 ものすごい食欲を満たすには、遠くおよばなかった。今は、王国をもた ない王であった。  死ぬほどの空腹が、彼のなかで、燃えていた。それが、彼を、いつも、 動かしていた。  それが、きょうも、彼を動かし、重い足どりで、森をぬけ曲がった 道をたどり、平原の草地のようなところにはえた、重い低木や若木で、 道をさえぎられた。 10 9  いつも、彼のまえを、小さなやつらが、ちょこちょこ走るような足音 をたてたり、ひづめをすばやく鳴らしたり、やわらかい足でパタパタ音 をたてて走り去った。  3    始新世の森は、生命にみちあふれていた。しかし、小さくてスピード のある生命たちは、強いものからは、つねに、安全な距離をたもってい た。  この時代の生命は、立ち向かったり、戦ったりしなかった。地ひびき するほどのほえ声やら、大
ギーゼンスタック家 /FB1/TheGeezenstacks/
s-l1600.jpg
このことは、まるで、芝居じみたできごとだった。エディスは、オー ブリーに笑いかけてから、サムを見て言った。 「サム、思いついたんだけど、あした、ダウンタウンに行こうと思うの。 セールをやっていて」 「だけど、エディス、今年の冬は、温かいし、新しいコートなんて必要 ないよ」  サムは仕事に行く時間を忘れそうになるほど、反対した。しかし、 これは、勝ち目のない反対であった。じっさい、サムは、コートを買っ てあげられるだけの余裕があったし、この2年間、エディスは、コート を、ぜんぜん、買っていなかった。サムは、反対の理由を説明しなかっ た。コートを買ってあげたくないほんとうの理由が、ギーゼンスタック 夫人が━━━それは、口にするのもバカらしい理由だと、彼自身にも、 思えた。  エディスは、コートを買った。  不思議なのは、と、サムは考えた、だれも、これらの偶然の一致に、 まったく、気づいていないことだった。リチャードは、いつもいるわけ ではなかったし、エディスは、そう、エディスは、オーブリーのおしゃ べりの内容の、ほとんどすべてを、耳から耳へ素通りさせるこつを身に つけていた。 「オーブリーギーゼンスタックは、きょう、成績表を持ち帰るのよ、パ 22 21 パ。算数は、Aで、国語は、Bで」  2日後、サムは、学校の担任に電話した。電話の内容を、もちろん、 だれにも聞かれないように、公衆
歩兵 /FB1/Sentry/
MLO4329.jpg
 歩兵  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド        彼は、ぬれて、泥だらけで、ひどくおなかがすいて、寒かった。しか も、故郷の星から、5万光年も離れた星にいた。  奇妙な青い太陽が、かがやいていた。重力も、彼の星の2倍もあって、 動くのも、困難だった。  1万年のあいだ、戦況は、変わらなかった。空軍のパイロットたちは、 流線型の宇宙船に、ファンシーな武器が使えて、上機嫌だった。チップ が地上にバラまかれると、歩兵めがけて、地面をはってきて、足という 足は、すべて、血で染められた。   2 1  このひどい惑星に、上陸するとは、彼は、まったく、聞かされていな かった。惑星の地表は、エイリアンたちも、そこにいるがゆえに、神聖 なる戦場だった。そのエイリアンたちは、この銀河に存在する、われわ れ以外の、唯一の知的生命体であった。冷酷で、みにくく、
葬送曲 /FB3/Recessional/
TheDudeMagazine.jpg
戦う動機もわれわれのもので はなく、われわれは、無用な戦いにくり出された操りあやつ人形に過ぎないと 信じていた。さらに悪いことに━━━なんというバカげたことだろう! ━━━ホワイトはかならずしも善ではなく、ブラックはかならずしも悪 ではないという。宇宙のスケールから見たらどちらが戦いに勝とうと 問題ではないという。 4 3  2    もちろんこれは、私にだけしかも囁かささやれたものだった。司教は心の安 らぎをのぞんでいたのであって、彼の言ったことは彼の意思ではなかっ たのだ。  忠誠心がなければ、われわれはなにものでもない。チボルト司教はと んでもない間違いを犯していた。ホワイトはかならず勝つ。勝利は、わ れわれを救う唯一のものだ。勝利なしに、この戦いの地で散っていった 仲間たちにやすらぎはない。チボルト司教の言うとおりなら、やすらぎ はどこにもない。  3    あなたは大き
すい星はさりゆくとも やがて きたらむ /FB2/Reconciliation/
MLO347.jpg
もう、キサマのエゴのために、バカなものを買わさ れるカネさえ残ってないんだ」 「それは、ウソよ。アンタだって、それがウソだってわかってるはずよ。 アンタが、むかしのようにわたしに接してくれてたら、アンタだって、 おカネの問題じゃないってわかるはずよ。もんだいは、あの女よ」  男は1万回も同じことを聞かされた男がするように、ため息をつい た。 「キサマだってわかってるだろ?」と、男。「彼女は、なんの関係もな いって。ほんのすこしもね。キサマが、オレのやることにいちいち指図さしず したんだ。ほんのささいなことにも。オレはあやまる気はないね。また、 同じことをするまでさ。  キサマだって、チャンスがあれば、同じことをするだろう。ただ、そ んなことのために、恥をかかされたくないね。オレの友人たちの前で」 「友人たちですって?あのヨタモノたちの意見の方が、アンタには大事 だっていうの?」 4 3
ファイナルアンサー /FB2/Answer/
MLO347.jpg
 1    デュワーレインは、無数の聴衆にむかって、簡潔に話した。しばらく の沈黙ののち、彼は、言った。 「スイッチをどうぞ、デュワーイブ」  デュワーイブは、スイッチを入れた。大きなハム音が響いて、960 億の惑星から情報が押し寄せてきた。数マイルにおよぶパネルが点滅し やがて、静まった。  デュワーイブは、1歩下がり、深く息をした。 「最初の質問をする栄誉は、あなたのものです、デュワーレイン」 「では」と、デュワーレイン。「今まで、どのサイバネティックマシン でも、単独では、答えられなかった質問です」  彼は、マシンの正面に立った。 「神は、存在するか?」  力強い声が、なんのためらいも、なんのリレーの点滅もなしに、こた えた。 「そう、今や、神は存在する」  突然、デュワーイブの顔におそれの表情がうかび、スイッチにとびつ いた。 4 3    エピローグ    一筋の雷が、雲
ドール /XF/Chinga/
FSFMAY97.jpg
キャンプに行くのよ」 「おうちにかえって、レコードが聞きたい!」  人形の目がひらいた。 「あ・そ・ぼ!」と、人形。  メリッサは、その声を聞いて、急に不安そうな顔をした。 「ナンバーだけ、控えさせてください」と、警備員。  メリッサは、後ろのガラス窓に、女性の姿が映ったのを見てギョッ となった。 「助けて!」と、ガラス窓の女性。メガネをしていて、ジェーンにそっ 38 37 くりだった。  メリッサは、車を急発進させて、Uターンして、戻っていった。危う くひかれそうになった、警備員は、車を、呆然と見送った。    ◇    海辺のジェーンの家。  深夜に、レコードの音がするので、ジェーンは、ガウンをはおって起 きてきた。 「だれ?」  ジェーンは、ローカの電気をつけ、居間に入った。 「だれ?だれか、いるの?」  居間の電気は、切れて、つかなかった。居間は、レコードが何枚も散 乱していて
SFミステリー (小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン) ライトノベル風 /
FSFDEC69.jpg 32613163032_3e5ea3fd38_b.jpg FSFNOV69.jpg FSFOCT72.jpg FSFJUN77.jpg FSFAUG78.jpg FSFAUG1952.jpg FSFFEB1952.jpg FSFDec1950.jpg FSFJUN70.jpg FSFMAY67.jpg FSFJAN66.jpg FSFJUL66.jpg FSFMAY65.jpg FSFAug1962.jpg FSFMAR1964.jpg FSFSEP86.jpg FSFMAY97.jpg FSFMAY2001.jpg FSFSEP88.jpg FSFOCT85.jpg FSFMAR86.jpg FSFJul1953.jpg BDTMRTRNSF1975.jpg FSFJUN72.jpg Bantam0302.jpg LCSDVNTRSN0000.jpg AliceWonder.jpg AliceLooking.jpg FSF_0374.jpg
三. 郵便番号検索 をリリースしました。 四. 世界の国旗 をリリースしました。 五. 和暦⇔西暦・早見表 で、令和を新年号としました。 六. ネット広告をすべて廃止しました。   ページ、 ページ、 その他:広告なし  ◇◆Alt-C Alt-Pともに広告なし◇◆  左  中央:初出年月・初放映日・初出雑誌・他  右 七. 宝くじMission に、ビンゴ5(N8)を追加しました。 or and 京 都 大原 星 銀河 夢 心 人形 宇宙船 月 夜 花 光 月 夜 花 光 、 ◇ 令 和 SFミステリー 「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶 ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス SFミステリー ☆原作:フレドリックブラウンより☆ 緑の世界   小さな子羊よ   ヴァヴェリ ギーゼンスタック家   ティラ
武器 /FB2/TheWeapon/
ASF_0245.jpg
と、グラハム。愛情に満ちた、暖かい声で。「ダディは、今、 忙しいから、自分の室で、すこし、待っていなさい。すぐ、行くから」 「ちっちゃなニワトリさんを?すぐ、読んでくれる?」 「いいよ。さぁ、行って!あ、ハリー、こちら、ニーマンドさん」  少年は、恥ずかしがりながら、訪問者に笑いかけた。 「ハイ、ハリー」とニーマンド。少年の手をとって、笑顔を。グラハ ムは、それを見て、ニーマンドは知っていた、と確信した。笑顔も仕草 も、少年の精神的年齢に合わせたもので、実際の年齢に対するものでは、 なかった。  少年は、ニーマンドの手をとった。そのうち、ニーマンドのひざに上 がってしまいそうだった。グラハムは、少年をやさしくひっぱった。 「室へ行ってなさい、ハリー!」  少年は、スキップで自分の室へ戻った。ドアは、あけたままだった。 「彼が好きですね」と、ニーマンド。グラハムの目を見て、あきらかに、 親しみを込めて。「彼の言うことを聞いてくれたら、それがいつも正し いのだと思いますよ」  グラハムは、相手が、なにを言いたいのか、分からなかった。 「ちっちゃなニワトリさんのことですよ。すばらしい物語です。しかし、 お空が落ちてくることが、いつも間違いだったかもしれません」 8 7  2    グラハムは、ニーマンドが少年を好きな態度を示したことで、ニーマ ンドに好感をもった。インタビューを、
終わり良ければ /FB1/HappyEnding/
FU_1957_09_L.jpg
1匹のキフに食料のかけらを与えて、辛 抱強くあとをつけ、やつらの穴を見つけた。その穴に、ガソリンを注い で、土でフタをした。そして、地下で起こっているであろう、やつらが、 もだえ苦しみ、死んでゆくさまを想像して、ほくそえんだ。なんども、 キフたちを狩りにでかけ、あとをつけ、やっつけた。おそらく、何百万 匹のキフたちを、殺した。  しかし、いつも無数の生き残りが現われた。ほんの少しでも、数が 減ったという様子は、まったく見られなかった。まるで、マルスd星人 のように。マルスd星人とちがうのは、キフたちは、決して、仕返しに は来なかった。  キフたちのやり方は、巨大な生産性によって、受動的に抵抗するとい うものだった。休むことなく、キフたちの子を増やし、圧倒的な数で増 え、何百万だったものを、何十億にして返すというやり方だった。キフ たちの個体は、殺すことができたので、そのことで、野生的な喜びは得 られたが、彼の方法は、キフたちを全滅させるという目的からは、程遠 いことも分かっていた。ときには、殺す喜びも、役に立たないことで薄 22 21 れ、ただ、機械的にキフたちを殺しているだけ
タイムマシン第1号 /FB/FirstTimeMachine/
bantamA1812.jpg
「もしもその時、室へ入って、自分のお尻を蹴り上げたら、何が起こっ てたかな?」と、別の友人。  グレンジャー博士は、笑いながら言った。 「たぶん、それは不可能です。過去を変えてしまうことになりますから。 よく知られている、いわゆるタイムパラドックスです。ある人が過去に 行って自分の祖父を、父が生まれる前に殺してしまったら、その人は、 どうなるかといったような━━━」  スメドリーは、まだ、機械を調べていた。突然、三人の友人から離れ、 薄笑いを浮かべて言った。 「これが、やりたかったんだ!君たちが話している間に、ダイヤルを6 0年前にセットした」 「やめたまえ、スメドリー!」と、グレンジャー博士。スメドリーに向 かってにじり寄ろうとしていた。 「博士、止まらないと、ボタンを押しますよ!止まってくれれば、事情 をお話します」 4 3  グレンジャーは、止まった。 「タイムパラドック
悪魔のジョーカー /TZ/DealersChoice/
FSFMAR86.jpg
ニュースで見た!誰が、ターゲットだ?」 「ピートの家だ!」 「だから?」と、ピート。「ジミーは、胸が痛むと」 「いや」と、ジミー。「痛みは消えたよ。元気はつらつだ!」 「ノーマンは、家にいないぞ」ピートが持つ受話器から、呼び出し音が していた。  ニックが、キッチンから戻ったので、ピートは、電話機を電話台に戻 して、席に戻った。 「なにか?」と、ニック。席についた。 「ノーマンは、病気で家にいるんだろ?」と、ピート。「だが、いなか った」 「説明してくれよ!」と、ジミー。ニックのカードを指さした。「ミス ターシックス・シックス・シックス!」 「ノーマンは、病気のおじの家に」ニックは、腕時計を見た。「今は、 死んだようだが」  ニックの落ち着いた態度に、3人は、寒気を感じた。 「お前は、ほんとうに、アレなのか?」と、トニー。 「そのようだな」 「いとこじゃない?」 「早く言うべきだったが、ポーカーを楽しみたかったんだ」 16 15
アリスのルッグラン /LC/AliceLooking/
AliceLooking.jpg
少し現実になろうとしても、ムダだ!」と、ディ。「泣 いても、なにも変わらない!」 「わたしが現実でなかったら」と、アリス。自分の涙を半分笑いながら。 「泣くこともできないはず!」 「それらが本当の涙だと、思ってないよね?」と、ダム。不満そうに。 「みんな、ナンセンスな話よ!」とアリスは考えた。「そんなことで 泣く必要ない!」  アリスは、涙をきれいにハンカチでふいた。 「とにかく」と、アリス。とびきりの笑顔で。「そろそろ暗くなるし、 早く森を出たい。雨になりそうだわ」  テュデュルダムは、大きなカサを広げて、テュデュルディも入った。 「雨にはならないさ!」と、ダム。「ここではね!決っして降らない!」 「外では?」と、アリス。 「外では、分からない」と、ディ。「異論はない、逆に」 「なんて自分よがりなの!」と、アリスは考えた。それで、『おやすみ』 102 101 と言って、去ろうとする
ハーフベア /FB3/Bear/
TheDudeMagazine.jpg
 ハーフベア  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    もしも病院の待合室で、行ったり来たりしながらタバコに━━━たい ていは間違えてフィルターの先に火をつけて、なにかを待っている父親 を見たら、その仕草からどんなに心配か分かるだろう。  しかしそれが心配だと思うなら、今、出産室の外のローカでうろうろ している、ジョナサンクインビーをひと目見てほしい。クインビーは、 タバコのフィルターの先に火をつけて、そのまま吸っても違いが分かり もしないのだ。  ジョナサンクインビーは、たしかに心配ごとを抱えていた。   2 1  1    始まりは、最後に動物園を訪れた夜だった。「最後に」は2つの意味 でそうだった。1つは、クインビーが1マイル以内には近づかないとい うことであり、もう1つは、妻も近づかないということだった。彼女は 落ちて、そ
聖フランチェスコ /SY/SunMoon/
FSFJUN72.jpg youtube39_16.bmp
 聖フランチェスコ  原作:ジョヴァンニディピエトロディベルナルドーネ  フランコゼフィレッリ、  リナウェルトミューラー  スーゾチェッキダミーコ、ケネスロス    プロローグ                   2 1    ◇    1              (つづく) 4 3
幻の指揮官 /ST/VGR_6_1_4/
FSFFEB1960.jpg
「すぐ、覚えるさ」 36 35 「ドクター!」と、セブン。同化された、トゥヴォックとチャコティが 近づいてきた。ドクターはハイボスプレーで、チャコティを眠らせる と、トゥヴォックの肩をつかんで、気絶させた。セブンは、ドクターに、 感謝の笑えみを送った。 「警告。メインシールド、消失します」と、コンピュータ。 「これが、最後だ、よく、聞け!」と、ドクター。「武装を解除しろ! 今のうちに、逃げたほうがいいぞ!」 「おまえたちを、同化する」と、ボーグ艦。 「やれるものなら、やってみろ!」と、ドクター。「コンピュータ、光子こうし 砲の発射準備をしてくれ!」 「光子こうし砲。準備オッケーです」と、コンピュータ。 「撃うて!」と、ドクター。  ボーグ艦は、光子こうし砲の閃光に包まれると、一瞬にして、大破した。    ◇    異星人の宇宙船。  コンソールで、ボーグ艦が大破されると、担当のオペ
アリスのアンダラン /LC/AliceUnderGround/
LCSDVNTRSN0000.jpg
今ではどこにあるのか分からな かった。すべてが変わってしまったからだ。プールで泳いだり、歩いた り、川岸が水しぶきや忘れな草で波立ったり、それに、ガラスのテーブ ル、小さなドアが消えてしまったり。  ウサギも、すぐに、自分の周まわりを捜しているアリスに気づいた。 「なぜですメアリーアン!」と、ウサギ。おこったような口調で。 「こんなところで、なにをしているのです?すぐに家に戻って、私の衣 装テーブルにある白の手袋と小さな花束を、ここへ持ってきてください! すぐに走って!急いで!」  アリスは、自分がなにも言わずに、ウサギに言われたとおり、すぐに 走りだしたことに驚いた。   50 49  ◇    気づくと、小さなぎれいな家の前に来ていて、ドアには明るい真鍮のしんちゅう プレートに、「W・ラビット、ESQ」と書かれた表札があった。アリ スは、急いで中へ入って、2階に上がった。手袋を
ファブクリップ /FB5/FabClip/
Bantam0302.jpg THFBLSCLPJ2021.jpg 9780839825418-us.jpg 51XAIXB8SfL._SL350_.jpg
ママはぜんぜん気づかなかった。そんなことお覚えてないのよ」 「流しにあけてしまえばいい」と、オレ。 「ママはまた買うわ。1ドル49セントで買える。そしてもっと買う」 「もっと買う」と、オレ。「だから?」 「エド、わたしも飲むようになる」 「どうかしてる!まだ14なのに!」 「15よ来月で。15だけど、デートでよく飲む。酔ったことはない。 聞いてるの、エド?」 「望遠鏡で見たわけでないけど」と、オレ。「どうかしてる!」 「パパだって、よく飲んでた」 「おやじのことは、別にしよう」と、オレ。「もう、行ってしまったん 188 187 だから。おまえが飲むこととどう関係する?家の伝統だから飲むのか? あるいは、別の理由で?」 「話をそらさないで!パパが酒をやめなかった理由は、なんだと思う?」  同じことを繰り返すガーディに腹が立った。おやじはもういない。地 面の下6フィートだ。  ガーディは
カトゥーニスト /FB4/Cartoonist/
PLANETMAY1951.jpg
 家に帰ると、ギリシャブランディをあけた。2杯だけ飲むと、イスに 彼の長いからだを乗せた。ぐらぐらするテーブルに磨すり減った靴をあて て、真に満足したため息をついた。明日になったら二日酔いで、使った カネを後悔するだろう。しかしあしたのことは、あした考えればいい。  手をのばして届く範囲の汚れたグラスをとると、きつい1杯を注いだ。 たぶん、と彼は考えた、名声というのは、魂たましいの糧かてであって、自分は有名 なカトゥーニストではなかった。しかしこの昼間の時間は、少なくとも カトゥーンを描かいて、酒を浴びれるわけだ。 12 11  3    グラスを唇まくちびるでもって来て、そこで止まった。目を大きく見開いた。  彼の前のレンガが輝いたかと思うと、細かく揺ゆれた。それから、ゆっ くりと、小さな裂け目が現われた。それは、広がって、大きくなり、あ いた。突然、それはドアの大きさになっ
ザ・ハウス /FB1/TheHouse/
fantastic_196008.jpg march-harpers-1895.jpg 1893.03.harpers.s.jpg
何列もならべてあった が、ステージや壇はなく、黒の壁から数インチのところから、イスの列 4 3 が始まっていた。室にはほかに、なにもなかったが、一番近いイスの 上に、コンサート曲目プログラムの束が積み上げてあった。1枚をとっ てみると、裏表紙には、広告が2つあって、ひとつは虫歯予防ハブラシ、 もうひとつは、サブロサ分譲地の区画販売の広告であった。前の方のペ ージには、誰かが、鉛筆で、ガーフィンクルという名前を書きこんでい た。  彼は、プログラムをポケットに押し込むと、広間に戻り、階段をめざ して、壁に沿って歩いた。  2    ある室を通りすぎるとき、誰かが、ハワイアンギターを調弦している ような、あまりうまくはない曲が聞こえた。ドアをノックすると、走り さる足音が聞こえたが、返答はなかった。ドアをあけると、ちらりと見 えたのは、シャンデリアから吊るされた腐りかけた死体で、あ
青の悪夢 /FB3/NightmareInBlue/
TheDudeMagazine.jpg
湖は、そ こからでは木が邪魔して見えなかった。しかし、台所のドアのここから 始まっている小径こみちが、ほぼ1/4マイル先の湖まで続いていた。友人の 話では、湖は泳ぐのもいいし、つりにもいいそうだ。泳ぎに、ジョージ は関心がなかった。水がこわくはなかったが、好きではなかったので 泳ぎも習わなかった。しかしウィルマは泳ぎがうまく、トミーもそうだ った。ウィルマはトミーを、水泳チームの万年レギュラーと呼んでいた。 4 3  2    トミーは、階段まで出てきた。トミーにとって、服を着るとは、水泳 トランクスを2枚はくことなので、すぐだった。 「ダディ!」と、トミー。「朝食の前に、湖を見ても、いいでしょ?」 「もちろん!」と、ジョージ。空腹でなかったし、たぶん、ウィルマが 起きるころには戻れるだろう。  湖は、美しかった。青空よりもっと碧あおい青だった。湖面は鏡のように 滑らかだった
聖なる神殿の謎 /ST/DS9_1_1_1/
fantasyandscifi_1953_01_schomburg1.jpg
自分のパ ールのために!あなたが、ここへ来たのは、運命があなたを導いたから です」  3    シスコ中佐は、ステーションの自室に戻ると、床で寝ていたジェイク に毛布をかけた。 「うん、なぁに?」 「顔を見てた、ママに似ているなぁって」 「シスコ中佐!」と通信バッジから、キラ少佐の声。 「どうした?」 「おやすみのところ、すいませんが、プロムナードまで来ていただけま すでしょうか?」 46 45 「わかった」    ◇    シスコ中佐は、ターボリフトを降りて、プロムナードのクワークの店 へ入った。店は、多くの人で賑わっていた。 「さぁ、賭けて!一攫千金も夢じゃないからね」と、ロムは客に呼びか けていた。 「ダーボ!」と、女性の声。  シスコ中佐は、クワークの店の賑わいに満足して、カウンタに腰掛け た。 「いやぁ、中佐、何を飲む?」と、クワーク。 「ベイジョーのシンセール!」と、シスコ
ヴァヴェリ /FB/TheWaveries/
ASF_0170.jpg
すぐに設置してくれという注文が殺到した。  これも、理由が不明だが、アラバマ州モービルでは、釣り針に人々が 殺到し、数時間で、すべての釣具店やスポーツ用品店から、釣り針は姿 を消した。  公共図書館や書店では、占せん星術や火星に関する本に、人々が殺到した。 そう、火星だった。火星はこの時期は、太陽の向こう側にあって、す 40 39 べての新聞の論説が、地球と獅子 し し座の間には、いかなる惑星もないとい う事実を、強調していたにもかかわらず。  奇妙な現象は、続いていた。インターネットのようなネットワークは、 すべて、運用停止に追い込まれていたため、新しいニュースは、新聞で 読むしかなかった。人々は、新聞社のビルの前の売店に集まって、新し い版の新聞が並ぶのを、待っていた。流通業者は、目がまわるほど、忙 しかった。  人々は、放送を休止した放送局の周りにも、数人単位で集まって小声
ふくろぅ3兄弟 /FB3/Owl/
NTMRSGZNS1961.jpg
「ホォォォォォ!」と、次男。すんでのところでにかわして、木のうろ に逃げ帰った。 4 3  2    末っ子はできるかぎり高く舞い上がった。翼がつばさ疲れたので、木のう ろの家に降りる前に、一番上の枝にとまって休んだ。  下を見ると、大きなワイルドキャットが木の枝にいた。ワイルドキャ ットは、上にいる末っ子のふくろぅには気づかず、木のうろの丸い黒の 穴を見ていた。その穴は、ふくろぅの家の穴だった。 「ホォォォォォ!」と、末っ子。自分に言ったので、ワイルドキャット には聞こえなかった。家に安全に帰れる方法をさがした。  近くのとげの木を見つけ、飛んでいった。口ばしでとげを1本折ると、 しっかりくわえた。静かにもとの枝に戻ると、鋭いとげをワイルドキャ ットのやわらかいお尻に力いっぱい突き刺した。 「エェェェェェォゥ」と、ワイルドキャット。体を起こそうと、ねじり、 ジャンプを3つ同
アンラッキー /FB1/Unfortunately/
FSFOct1958.jpg
「アルクトゥルス星人は」と、ラルフNCー5。マニュアルを、声に出 して読んだ。「ヒューマノイドではないが、非常に、友好的である。上 陸したら、乗員は、欲しいものを頼めばいいだけだ。欲しいものは、自 由に、すみやかに、議論することなく、与えられる。  原住民とのコミュニケーションは、しかし、紙と鉛筆でおこなわれる 必要がある。というのも、彼らには発声や聴覚のための、いかなる器 官もないからだ。彼らは、地球言語の読み書きを、かなり、流暢りゅうちょうにこな す」  ラルフNCー5は、なにが食べたいか、考えただけで、口に唾液だえきがあ ふれてくる気がした。なにしろ、この2日間は、まったく、なにも食べ ていなかったからだ。その前の5日間もわずかしか食べていなかった。 1週間前に、兵站へいたん部が食料を補充しなかったことに、初めて気づいたか らだ。  ごはん、すばらしいごはんが、心の中に、いろいろと浮かんでは、消 えた。  偵察艇が着陸すると、アルクトゥルス星人は、10人あまり━━━た しかに、彼らは、ヒューマノイドではなかった。12フィートの背丈で、 6本の腕、肌は、明るい赤紫あかむらさきだった━━━彼に近づいてきて、リーダー 4 3
白日夢 /FB7/Daymare/
ThrillingWonderStoriesNov1943.jpg
プロローグ    それは、一見、単純な殺人事件のように始まった。それだけでも十分 悪かった。というのは、ロッドカクアが、カリストロ・セクター3の警 部補であった5年間で、最初の殺人事件だったからだ。  セクター3は、それが誇りだった。結局、その記録は死んだガチョ ウのようになってしまった。  しかし、事件が片付く前は、ロッドカクアほど幸せなやつはいなかっ た。それが、宇宙的な広がりの連続殺人にならずに、ただの殺人事件に とどまっていた限りでは。   2 1    1    事件が始まったのは、ロッドカクアがブザーで起こされて、通話スク リーンを見たときからだった。  スクリーンには、セクター3署長のバルマクソンが映っていた。 「おはよう、署長」カクアは嬉しそうに言った。「昨夜の会合のスピー チは、良かった」 「サンクス、カクア」マクソンはさえぎった。「ウィリアムディームを
ブラックジョーク /FB4/Joke/
DetectiveTalesOctober1948.jpg
彼女の中に小さな悪魔を抱かかえてる。神に感謝したいが、彼女も悪魔」  彼はバーカウンター越しに手を差し出した。「ハッピーな男と握手を」  手のひらのブザーの電気ショックで、バーテンダーは跳び上がった。  大男は笑った。「いっしょに飲もう!」と彼。「怒おこらないで!オレ は使えるジョークが好きで、売って歩いている」  バーテンダーは笑いかけたが、途中で笑うのをやめて言った。「一杯 食わせられた、いいだろう、一杯はいっしょに付き合うが、少し。その 水には髪の毛が入ってる」彼はグラスをあけて、洗い場に入れて、別の グラスを持って戻ってきた。繊細せんさいにデザインされたカットグラス。 「ナイストライ!」と、大男。「だがオレは、さっき言ったように、ジ ョークを売るプロ。見れば、漏れるグラスぐらい分かる。それに、それ は古いモデルだ。片方に1つの穴だけ。指で塞ふさげば、水は漏れない。ほ ら、こんなふうに、ハッピーデイズ!」  漏れるグラスは漏れなかった。大男は言った。「オレは両者共にほめ たい。オレはギャグにされるやつと同じくらい、ギャグを仕掛けてくる やつも好きだ」クックッと笑った。「またつぎに挑戦することだ。もう 一杯づつ注ついでくれ!そしたら、これから発売される新商品を紹介させ てくれ!スキンテックスという新しいゴム製、そうだ、サンプルがある、 見てくれ!」  ポケットから丸まったものを出して、カウンターに広げた。それ自身 14 13
死の手紙 /FB3/DeadLetter/
ElleryQueensMysteryMagazineJuly1955.jpg
おまえ 自身の罪を認めることになるからな。なぜおまえはオレを訴えて裁判に かけようとしない?そうしないのは、真実が明らかになったら、おまえ の名前は永遠に地に堕おちることになるからさ」  ラバティは、引き金を6回引いた。    2    ラバティは、車に戻り運転して帰る途中、橋の上から拳銃を捨て、 アパートに帰るとすぐ寝室へ行った。  よく眠っていたが、ドアベルで起こされた。バスローブを引っ掛けて、 玄関のドアをあけた。  彼の心臓は立ったまま止まり、そのままだった。 4 3  3    ラバティのドアベルを鳴らした男は、驚いてショックを受けたが、正 しいことをした。ラバティの体をアパートの中に運び、警察と救急車に 電話して待った。  救急隊員は、ラバティが死んでることを確認し、男は警部補に質問さ れた。 「きみの名前は?」と、警部補。 「バブコック、ヘンリーバブコックです。ミスタ
SFミステリー ライトノベル風 /CO/cmt/
SGGYDG1963.jpg FSFFEB68.jpg
Top 感想・ 感想の表示 (画像提供: ISFDB) 感想ありがとうございます。 以下の項目に、ご記入ください。 (全項目ご記入ください。 感想の表示に掲載される場合は、全角のみとなりますので、 できるだけ、全角のみでお願いします。 メールの送信は、 をクリックしてください。) 作品名: ニックネーム: 感想: (画像提供: ISFDB) SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン NOVELYAN 1.20 (株)美利崎人 (ビリザキト) NOVELYst AutogeNerating dimensional space 試用版 ゲストルーム 原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト! presented by bilyzkid ◆◇◆◇◆◇ 1.自分のオリジナル作品を、非公開URLにて、掲載可能です。  表示は、縦書きで、ルビ可能です。PC上から、印刷可能です。 2.出版
サアルバの国 /FB1/DeathOnTheMountain/
NTMRSGZNS1961.jpg
6 5  2    1年前に、彼は谷へおりて行った。彼は、人々と話し、時には、人々 の夢を見た。人々は、彼を預言者と呼んだが、小さい子供たちは、彼に 棒切れを投げた。彼は子供たちが好きではなかった。それは、子供た ちの顔には、子供たちが住まわせている悪がいるのを、彼は見ることが できたからだった。  最後に谷へ行ってから、1年がたった。彼は、小屋を出発して、山を 下りた。市場へ行き、人々に話しかけた。しかし、誰も彼とは話しをせ ず、彼を見ようともしなかった。彼は、叫んだが、誰も答えなかった。  彼は、市場にいるひとりの女性の肩にふれて、注意を引こうとして、 手をのばしたが、彼の手は、女性の肩を素通りして、女性はそのまま歩 き去った。彼は、そのとき、自分が、この1年のあいだに死んだことを 知った。  彼は、山に戻った。途中、彼が、かつて、そこで飛び降りたり、のぼ ったり、歩いたりした、あるものが横たわっているのを見た。小屋のド ア口に着いて、振り返ると、彼が通り過ぎた、あるものを、谷の人々が 運んでいるのを見た。彼らは、地面に穴を掘り、あるものを、埋葬した。  数日が、た
ミットキーあらわる /FB1/TheStarMouse/
PLANETSPRING1942.jpg
26 25 直線とは、もちろん、速度以外のものに対して、放物線状にカーブして、 という意味だが。  それで、教授は、唯一、できることをはじめた。望遠鏡による、より 広範囲の探索だ。予定コースから5度ずれたところから、さらに、方向 を変えながら、それを、見つけるまで2時間かかった。やっと、それ らしいと呼べる、唯一のもの、光跡が、あった。  未知のものが、円を描いていて、円は、そこには、ありえないような、 何かの軌道からなっていた。だんだんと狭せばまる、渦のなかに。  そして、消えた。どこかへ行ってしまった。暗闇。ロケットの噴射は、 消えた。  教授は、ミニートを振り返って見たとき、顔は、青ざめていた。 「ありえん、ミニート」と、オッペルバーガー。「もし1方向の噴射が 止まったとしても、このような円を描くと思われない」紙と鉛筆で、式 を計算して、確認した。「それに、ミニート、ロケットは、ありえない 速度で、減速した。排気管がすべて噴射をやめたとしても、運動量は、 もっと━━━」  残りの夜を費やしても、望遠鏡と計算で、手がかりは、まったく、つ かめなかった。つまり、有力な手がかりは、なかった。ロケットのもの でない力、予想される引力以外の、仮想の物体の力が働いていた。 「かわいそうな、ミットキー」と、オッペルバーガー。灰色の不可思議 28 27
さぁ愉快にやろう /FB6/ComeAndGoMad/
WeirdTalesJuly1949.jpg
オレが2週間たってもなにも見つけられなければ、あ んたはオレを退院させてくれる?」  キャンドラーは、うなづいた。「オレは、ランドルフに合図を送り、 彼は、あんたを診断し、治療が済んだと発表し、あんたは退院して、こ こへ戻って来る。しばらく休暇を取っていたわけだ。それだけ」 「オレがふりをする精神疾患の種類は?」  キャンドラーは、イスの上で少し、もがいたように見えた。キャンド ラーは言った。「そう、あんたがナッピーって呼ばれるのは、普通のこ と?つまり、パラノイアは、精神疾患のひとつで、ドクターランドルフ が言うには、なんら身体的な特徴を持たないそうだ。合理性のシステマ ティックな枠組みに支えられた、妄想もうそうというだけだ。パラノイアは、あ る点以外は、すべて正常でありうる」  彼は、キャンドラーを見た。かすかな、ねじれたような微笑ほほえみを浮かべ て。「つまり、オレは自分をナポレオンだと思っている?」  キャンドラーは、少しジェスチャーを交えた。「好きな妄想を選んで よい。しかし、普通のことなのかどうか?みんながオフィスで、あんた をからかって、ナッピーって呼ぶのは?そして━━━」弱々しく、言い 終えた。「そして、すべてに」  それから、キャンドラーは、きちょうめんに、彼を見た。「なににな る?」 24 23  彼は立ち上がった。「そうだな、ゆっくり眠ってから、明日の朝
そよぐ幻影 /OT/SoyoguGenei/
FSFNOV1954.jpg
 そよぐ幻影げんえい  大手おおて拓次たくじ あなたは ひかりのなかに さうらうとしてよろめく花はな、 あなたは はてしなくくもりゆく こゑのなかの ひとつの魚うを、 こころを したたらし、 ことばを おぼろに けはひして、 あをく かろがろと ゆめをかさねる。 あなたは みづのうへにうかび ながれつつ ゆふぐれの とほいしづけさをよぶ。 あなたは すがたのない うみのともしび あなたは たえまなく うまれでる 生涯しょうがいの花はなしべ、 あなたは みえ、 あなたは かくれ、 あなたは よろよろとして わたしの心のこころなかに 咲さきにほふ。 みづいろの あをいまぼろしの あゆみくるとき、 わたしは そこともなく ただよひ、 ふかぶかとして ゆめにおぼれる。 ふりしきるさざめきのやうに わたしのこころは ながれ ながれて、 ほのぼのと 死しのくちびるのうへに たはむれる。 あなたは みちもなくゆきかふ むらむらとしたかげ、 かげは にほやかに もつれ、 かげは やさしく ふきみだれる。  (昭和八年六月二十九日) 2 1
アリスのビックリラン /LC/AliceWonder/
AliceWonder.jpg
すると、首は、ど の方向へも簡単に動けたのでうれしかった。まるで、ヘビのように。  アリスは、首を、美しいジグザグを描いて曲げると、緑の葉の中へ飛 び込むことができた。森の木の上の方をさがしていると、背後で鋭いし ゅうっという音がした。大きなハトが、アリスの顔まで飛んでくると 羽で激しく叩たたいた。 「ヘビめ!」と、ハトが叫んだ。 「わたしは、ヘビじゃないわ!」と、アリス。おこったように。「ひと りにして!」 「あらゆることを、やったんだ!」と、ハト。絶望したように、すすり 86 85 泣きながら。「なにも、うまくゆかなかった!」 「どういう意味?」と、アリス。 「木の根元やコブのところや、木のへりも試した!」と、ハト。アリス のことは無視して。「ヘビのせいで、どれもうまくゆかなかった!」 「なんの話をしてるのかしら?」と、アリスは考えた。「ハトの話が終 わるまでは、待つしかないわ
囚人のピアノ /TZ/TheConvictsPiano/
FSFSEP88.jpg
言った。 「よせ!」  サムは、あきらめて、どこかへ行った。 12 11 「借りができた」と、リック。 「構わんよ」と、エディ。 「入所して長いのか?」 「もう、50年になる」 「絡からまれないコツは?」 「格言に、従うのさ。己の欲するところを、人に施せほどこ。積極的にな」 「根回しか?」 「処世術だよ。これでも、若いころは、危ない橋を渡ってた。だがな、 人は殺してない。ミッキーシャナシーに、はめられた!」 「友人なんだろ?」 「そんなの昔の話さ。オレたちは、エレンを取り合ったんだ。やつは、 エレンをスターにすると言って、自分のクラブで歌わせた」 「そして、あんたを、はめた?」 「きのうは、姿が見えなかったが、どこ行っていた?」 「今は、言えない」 「分かった。後で話せ!」 「ああ」    ◇   14 13
ナッシングシリウス /FB2/NothingSirius/
CPTNFTRSPR1944.jpg
自分で、そのことに気づい ていなかった。彼は、マーズシティポリテクで教わらなかったことは、 まったく知らなかった。教わったことは、数学と宇宙船の操縦と敬礼の 仕方だった。敬礼をしない方法は、教わらなかった。 「エレン」と、オレ。「考えない方が━━━」 「そうね、パパ」 「いやなんでもない、忘れてくれ」  オレは、結局、そのことはなにも話さず、エレンは、オレに、歯を見 せて笑ったので、オレも笑い返した。話したのは、それだけで、確かに、 どこにもたどり着けず、どこかに着いたとしても、どことも言えなかっ た。 24 23  ちょうど、そのとき、オレたちは、小さい丘の頂上まで来て、そして、 立ち止まった。目の前に、舗装道路が始まっていた。  普通に、地球の都市によくある、プラスチック製の舗装道路で、カー ブや歩道や排水溝もあって、ペンキで塗られた、中央線もあった。ただ、 その道路は、オレた
星雲を越えて /ST/StarTrek2016/
FSFDec1950.jpg
 エンターブライズは、星雲に向かったが、いなごの大群に追いつかれ、 48 47 機関室との連携部分を切断され、通路にいた者たちはクルーも敵も宇 宙空間に吸い出された。  スポックとマッコイは、滑ってきたところが脱出ポッドで、そのまま 船外へ発射された。しばらく飛行していると、敵の小型艇が突き刺さっ てきた。突き刺さった状態で、宇宙空間を回転しながら飛行していった。    ◇    通路。  カークは、円盤部の通路で壁につかまっていた。 「カークよりブリッジ!」と、カーク。通信バッジに。 「慣性ダンパーがきかなくなっています!」と、チェコフ。 「船全体のシステムの機能が、落ちてます、船長!」と、カトウ。「緊 急隔壁は、作動してますが、構造強度は、18%から下落中!」 「船を、捨てろ、ミスターカトウ!」と、カーク。    ◇    ブリッジ。 「アラームを鳴らせ!」と、カトウ。
探検隊 /FB3/Expedition/
FSFFeb1957.jpg
この問題をもっとも単純に解決した」 「なんです、アンブローズ君」と教授。 「先生、それはマクソン船長の火星探検隊でしょうか?」と、手を挙あげ た生徒。「船長は、鉄腕マクソンと呼ばれています。なぜそう呼ばれて るんですか?」 「そこはこれから述べます。火星探検隊のことは低学年でも聞いてい るはずですが、詳しくは聞いてないでしょう。あなたたちは、もう聞い てもいい年齢になっています」 「火星植民地計画の長官は、2つの宇宙訓練校の卒業生から、男女に関 係なく、くじで決めると宣言して、論争に終止符を打った。男子校の卒 4 3 業生は500人で女子校の卒業生は100人であったから、長官は、2 5人の男と5人の女の構成比を支持していたように思えた。確率法則で は、くじの結果は、5対1の男女比になるはずだった」 「しかし、確率法則は、試行を無限におこなった場合の話で、1回の試 行ではどうなる
つくられた記憶 /ST/DS9_4_5_3/
GALMAR1952.jpg
睡眠時間に起きて活動している受 刑者は罰せられます、照明は20秒後に暗くなります」 「おやすみ、マイルズ。夜中に笑いたくなったら遠慮なく笑ってくれ。 私は起きないから、ふふ、へへへへ」と、イーチャー。 「今から、睡眠時間に入ります」と、アナウンス。 「ううんマイルズ」と、イーチャー。 24 23  2    クワークの店で、ウォーフ少佐とマイルズオブライエンは、ダーツを やっていた。 「君の番だ」と、ウォーフ少佐。 「17をあとひとつ取るのか?」と、オブライエン。 「いやあ、どうだったかな?」 「忘れちまったよ」 「じゃあ、やり直そうか?」と、ウォーフ少佐。 「いやあ、いいよ、無理してつきあってくれなくても、僕もそんなにや りたい気分じゃないし」 「じゃあ、ホロスイートで川下りをしようか?」と、ウォーフ少佐。 「ありがとう、でも」  イーチャーは、クワークの店の入り口の前を通り過ぎ
ロープ魔術 /FB3/RopeTrick/
9855615_adam1952-03.jpg
  2 1  1    カルカッタに着くまでは。  ふたりは、お昼すぎにホテルにチェックインして、市街地の大半を半 日かけてゆっくり見たあと夕方までそこで過ごすことにした。  ふたりは、バザールに来た。  そしてそこで、ヒンズー教の行者のロープ魔術を見学した。よくある インドのロープ魔術━━━少年がロープを登ってゆくような大規模なも のではなく、ずっとシンプルだった。  行者は、目の前のトグロを巻いた短めのロープの前で、フラジォレッ トでシンプルな音律をなんども吹くと、徐々にロープが登りはじめ、最 後には垂直になった。  エルシーダネルは、これを見て、いいアイデアを思いついた。  エルシーは、ジョージとホテルに戻ってディナーのあと、ジョージが いつものように9時にベッドに入るまで待った。  それから、ホテルの室を出ると、タクシーと通訳を見つけて、バザー ルへ戻り、さきほどの行者のところへ行った。エルシーは、通訳を通じ て、フラジォレットを買った。そして、ロープ魔術のシンプルな音律の 吹き方をお金をだして教えてもらった。 4 3
ジバゴ /SY/Zhivago/
FSFJUL66.jpg youtube39_16.bmp
「彼らは、まだ、幸運だ」  雪原にいくつも横たわる、凍こおりついた、戦死者たち。 「同志レーニンでさえ、1500キロにわたる前線のすさまじさと、凍い てつく戦場での苦しみは、予想しきれなかった」 「戦争に突入して、2度目の冬には、長靴ちょうかは、すりきれた。だが、戦線 は動かず兵士たちの軍服は、ボロボロになった。配給も途絶えがちで、 兵士の半分は、武器も持たず、戦闘に臨んだ。信頼のできぬ上官もいれ ば━━━」 「イケーッ!腰抜けども!」と、上官。剣をふりかざした。しかし、だ れも、塹壕ざんごうから出ようとしなかった。 98 97 「信頼に足る上官もいた━━━」 「同志たちよ!進め!」と、軍服姿のパーシャ。塹壕ざんごうからつぎつぎに兵 士たちが出てきて、敵の機銃掃射にむかって走り出し、パーシャに続い た。 「進め、進め、オレたちの力を見せてやれー」と、パーシャ。銃剣を持 って突撃し
気まぐれ /FB1/Experiment/
MLO4329.jpg
教授は、前かがみになって、タイムマシンのダイヤルのひとつをセッ トした。 「時計を見ていてください」と、教授。  ふたりの同僚の教授は、自分の時計を見た。ジョンソン教授は、物体 を、マシンの台の上に、静かにおいた。すぐに、物体は消えた。  5分後に、一瞬で、それは、現われた。  ジョンソン教授はそれを、持ち上げた。 「こんどは、5分、過去に送りましょう」  教授は、別のダイヤルをセットした。物体を、手の上において、時計 を見た。 「今は、3時6分前です。ちょうど3時に、物体を台の上において、実 験を開始します。よって、物体は、私の手から消えたあと、3時5分前 に、台の上に出現します。それは、私がそこに物体をおいて、実験を始 めた、5分前です」 「どうやって、物体を台の上におくことができるのかな?」と、同僚の 教授のひとり。 「それは、私の手が近づくと、台から消えてから、そこにおかれるため に、また、私の手の上に現われます。3時に、です。注意して、見てい てください」  物体は、教授の手から、消えた。 4 3  それは、再び、タイムマシンの台の上に現われた。 「見ましたか?私が、
感想 /CO/Comment/
SGGYDG1963.jpg
戻れないことを知りながら。    室の中では、ろうそくに火をつけ、静かに死を待つ。しかし時間が過 ぎて、死が迫ってくると、まだ死ぬ準備ができていないことに気づく。 まだ死ねないと考えるが、その瞬間は目の前に迫り、やつは恐怖を覚 える。絶望しながら、室を出ようとする。だが、もちろん、死からは逃 れられない。それが悪夢の結末だ。  ラリーホーム Seattle  Liked by 1 person  ◇アランフィールド 2018年7月24日◇    フレドリックブラウンは、オレが思うに、彼の魔法のようなショート ストーリーで、時として最後のセンテンスに秘密を明かす。最後のワー ドにさえ。「ザ・ハウス」においては、最後のセンテンスは以下だ。    ろうそくの残りが、あと1センチになるまで、9時間もかからなかっ た。暗闇が、室の片隅から集まりはじめ、近くまではいよってきた。彼 は、悲鳴をあげて、ドアをたたき、両手が原料のままの血のにじんだパ ルプになるまで、つめでひっかいた。 14 13    ここで、最後のワードは「パルプ」、すなわち「彼」はパルプで作ら れたなにか。おそらく本か雑誌。
黄の悪夢 /FB2/NightmareInYellow/
TheDudeMagazine.jpg
今日の午後には、残りの人生を送る のにじゅうぶんな、100万ドルをこえる逃走資金が手にはいる。 4 3  彼のことはだれにも気づかれていなかった。じゅうぶん計画して、 逃走経路や、目的地、新しい身分証やらを、ことこまかに準備した。き わめて簡単な作業だったが、なんか月もかけた。    2    妻を殺すことにしたのは、どちらかといえば、後から考えたことだっ た。動機は、単純だった。妻を憎んでいたからだ。ただ、それは、彼が 決して捕まりたくないということ、もしも逮捕されることになれば、自 殺することを選ぶだろう、つまり、失敗すれば死ぬのだから、自分の死 んだあとに、生きてる妻を残すのだったら、むしろ、死んだ妻を残した ところで、失うものはなにもない、ということに思いいたったからだっ た。  妻が、きのう、1日前にくれた誕生日プレゼントが、あまりにピッタ リだったのには、おもわず笑っ
失われた文明1透明人間 /FB3/Discovery1/
GentFeb1961.jpg
家に閉 じこもって、自分自身を実験台にして実験を始めた。少しの注射では、 わずか数分のあいだだけ透明になった。彼の耐久力が、ねずみの耐久力 と同等になるまで、実験を繰り返し、24時間まで透明になれる注射の 量を見つけた。それ以上だと、やはり病気になった。もうひとつ分かっ たことは体は見えなくなるが、義歯は見えるので、口を閉じる必要が あり、全裸であることが肝心で、服はいっしょに透明にはならなかった。 4 3  2    プレーターは、正直な人間だったので、犯罪は考えなかった。英国に 戻り政府に発見を提供し、スパイ活動に使用してもらおうと決めていた。  しかしその前に、自分の楽しみのために使ってもいいのではないか? いつも興味があったのは、宮廷に隣接したサルタンのハーレムで、ここ は厳重に警備されていて、中がどうなっているのか、見てみたかった。  それに、なにか分からないが、発見
アボミっぽい /FB3/Abominable/
TheDudeMagazine.jpg
彼女は、9フィート前後の毛むくじゃら の人間のような生きものに誘拐され、叫びながら、連れ去られたという。 アボミっぽいスノーマンだった。パーティは、数日間は、彼女を捜した が、あきらめて下山した。みんなの意見では、彼女は、今や生きて戻れ る可能性はゼロだった。  ただし、シャウンシー卿を除いてのみんなだった。彼は、すぐに、イ ギリスからインドへ飛んだ。  彼は、がんばって登り、今や、万年雪のある高さへときた。登山の装 備以外に、重たいライフルを持ってきた。それで、つい最近、ベンガル でトラを撃った。 「トラを殺せたのだから」と、彼は考えた。「スノーマンも殺せるだろ う」  雲のラインに近づくと、雪が渦巻いた。突然、12ヤード先に、それ が、彼の視界の限界だったのだが、モンスターのような、あきらかに人 間でないものの影が、チラっと見えた。シャウンシー卿は、ライフルを 構え、撃った。影は、倒れ、落ちていった。数千フィート下の岩棚へと、 落ちていった。 6 5  2    撃った瞬間に、腕が、背後から、シャウンシー卿をはさみ込んだ。太 く、毛だらけの腕。片方の手が、楽々と、彼を抱き
緑の悪夢 /FB3/NightmareInGreen/
TheDudeMagazine.jpg
デイジーは、ウィリアムを上廻り、圧倒した。 車の運転でも、彼には到底及ばないドライビングテクニックを披露ひろうした。 ほとんどあらゆる面でエクスパートのデイジーは、ブリッジでもチェス でもポーカーでさえ、男のようにプレイして彼を打ち負かした。  もっと悪いことに、デイジーは夫のビジネスや金融にも手腕を発揮 し、彼が今まで考えたこともないような額の金を稼ぎ出した。ウィリア ムの自尊心はことごとく打ち砕かれ、残されたわずかな自尊心さえも、 結婚生活の6年間、傷つき打ちのめされなかった日はなかった。 4 3  2    今までは、ローラがやって来るまでは、そうだった。ローラは今週か ら、お客として家に滞在していた。愛らしくかわいらしいローラは、デ イジーにはない、きゃしゃでかよわく、ほれぼれするほどの無力で頼り なさのすべてを持っていた。ウィリアムはローラに夢中になり、ローラ
緑の世界 /FB/SomethingGreen/
Space_on_my_hands.jpg green_F1000770.jpg ASF_0209.jpg
このときの閃光の色は、エネルギー源となった太陽の補色ほしょくであ った。地球の太陽は、黄なので、その補色である、紫むらさきの閃光となり、ク ルーガーは、赤なので、その補色である、緑 みどりの閃光となった。もしも シリウスのような青なら、橙だいだいの閃光となっただろう。 「たぶん」と、マクガリー。「このことは、きみが仲間だということに 加えて、こころの平静を保つのに、ひと役かっていると思うよ。一日に なんどか、見ることのできる、緑の閃光。その色がどういう色だったか を、思い出させてくれる、緑の世界。ふたたび、見たときに、目がちゃ んと認識できるように、目のチューンアップになるのさ」             16 15  2    クルーガー第3惑星は、ジャングルのモザイクでおおわれていて、目 の前のジャングルは、その小さな1ピースにすぎなかった。このような モザイクのピースは、数えき
八甲田 歩のスペースドライバー日誌 /RM/SpaceDriver/
s-l1600_1.jpg tower.jpg sabrina.jpg isogo.jpg omohu.jpg kugahara.jpg iikura.jpg gyoen.jpg siodome.jpg kabuki.jpg ginza.jpg sibaura.jpg koutuu.jpg
また右に曲がって、札の辻を渡って」 芝浦に出ると、以前はただの埋立地で何もなかったところに高層マンシ ョンがいくつも立ち並んでいた。 「ガードレールが切れたところで停めてください!」 芝浦がこんなに変わっていたとは!そういえば、レインボーブリッジか ら見る夜景は、高層ビルが立ち並んで手塚治虫が描いた未来都市のよ うな気も。 12 11  新宿御苑 「新宿御苑まで」ホストとホステスの4人組、 1・2分で到着。 「そのコンビニの前で停めて!」 「ハイ、料金は7100円でございます!」 「ウフ、マスター、また、ボケかませられたわ!」 「あ、間違えました!710円でした!」 「━━━」 14 13  歌舞伎町 「歌舞伎町のドンキまで」背の高いホステスふう女性。 「ここは左折します?」 「まっすぐ
眠れるステーション エムポックノール /ST/DS9_5_6_4/
FSFAPR65.jpg
自爆するはずないだろう」と、 チーフオブライン。 「この保存室から出た、ふたりの仕業と考えるのが、妥当でしょうね」 と、ガラック。 「第一歩兵大隊の兵士がふたり、そこいらを歩き廻っているんだとした ら、やばいですよ。皆殺しが、モットーですから」と、ペチェッティ。 「単純なモットーだが信じて戦う兵士は、強いですよ」と、ガラック。 「なぜ、カーデシア人は、撤退する時に、ふたりの兵士を保存室に残し たんでしょうか?」と、ノーグ。 「もちろん、基地を、守るためよ。進入者があれば目覚めるよう、プロ グラムされていたんだわ」と、ストルゾフ。 「そうかもしれない。ふたりが、どこかに、いるのは確かだ。シャトル を爆破したことから言って、友好的では、なさそうだ」と、チーフオブ ライン。 「こっちが自己紹介しないから、怒おこっているのかもしれないわ」 「それも、そうだ。呼びかけよう」と、アマロは言って、通信機を操作 しようとした。 26 25
恐怖のウイルス /ST/DS9_1_2_1/
FSFFeb1962.jpg
「艦長、ご自分の船にお戻りください。すぐに」 「お願いだ、私は、あんな病気になりたくないのだ」 「申し訳ないが、この病気の治療法が見つかるまでは、出発は許可でき ない」    ◇      クワークは、クルークォータにあるレプリケータの前にいた。 「コンピュータそうだな、手始めに、フェレンギスターダスタを頼む。 うんと強いやつをな。完璧だ」と、クワーク。  オドーは、壁の変身から現われた。 「へへ、ワゴンの調子がおかしいもんでね」と、クワーク。 「許可なくして、クルークォータに立ち入るのは、違法行為だぞ、クワ ーク。レプリケータを使いたいなら、申請すればいいだろう」と、オド ー。 「頼まずにすむなら、神をもだませという諺 ことわざがある。へへ、なんでわ 32 31 かったんだ?」 「ロムがレプリケータを直したって言っただろ?」 「ああ」 「ロムに直せるものか。曲がったストローも直せな
失われた文明3永遠の生命 /FB3/Discovery3/
GentFeb1961.jpg
 失われた文明3永遠の生命  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    20世紀に発見されたが失われた大きな発見の3番目は、永遠の生命 の秘密だった。  これは、はっきりしないが、モスクワのイバノビッチスメタコフスキ ーという化学者が1978年に発見した。スメタコフスキーは、どのよ うにして発見し、どのようにしてそれを試す前に有効なことを知ったの かについての記録を残さなかった。2つの理由から、彼がそれを身が凍こお るほど怖おそれていたからだ。     2 1  1    スメタコフスキーは、それを世界に発表することを怖おそれていた。自分 の政府にさえ、一度報告すれば、秘密はすぐに鉄のカーテンを漏れて、 世界に混乱をもたらすだろう。USSRはうまく処理できるだろうが、 ほかの野蛮で不道徳な国では、永遠の生命の薬は、たちまち人口爆発を
ファーストコンタクト /FB3/Contact/
GALJUN1960.jpg
そうすれば━━━」 4 3  2    火星は、長いあいだ地求人が来るのを待っていた。火星に残されたも のは人口900人だけの小さな村だけだった。火星の文明は、地球よ り古かったが、死にかけていた。1つの村と900人の人間、それだけ が残された。彼らは地球とコンタクトがとれる日を待ち望んでいた。そ れは、利己的な理由と、利己的でない理由があった。  火星の文明は、地球の文明とは、まったく違う方向に発展した。火星 では物理科学は発展せず、技術もなかった。しかし社会科学は発展し、 この5万年のあいだ、ひとつの犯罪もひとつの戦争も発生しなかった。 物理学を越えた科学、つまり心の科学が発展していた。これは、地球で は、発見しかけたばかりだった。  火星は、多くのことを地球に教えられるだろう。犯罪や戦争をいかに 回避するかは、2つの単純なことだった。これから始めて、さらにテレ パシーや
ユスタックウィバーの短い生涯2 /FB3/Weaver2/
ElleryQueenJune1961.jpg
 ユスタックウィバーの短い生涯2  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    ユスタックウィバーは、タイムマシンを発明したとき、とてもいい気 分だった。発明を秘密にしておく限り、世界を意のままにできるだろう。 予想もしない大金持ちになれるだろう。  必要なことは、未来にちょっと行って、値上がりする株や勝ち馬を見 てくるだけだ。あとは、今に戻って、その株や馬券を買えばいい。  株式投資するには資金が必要だったので、まずは、競馬だった。手持 ちは2ドルしかなく、やっている近くの競馬場までの飛行機代にもなら なかった。   2 1  1    ユスタックウィバーは、倉庫係として働いていたスーパーマーケット の金庫にねらいをつけた。金庫には、少なくとも千ドルはあり、タイム ロックだった。タイムロックは、タイムマシンにとってはあひるのスー プ
屋根の上の少女 /TZ/IfSheDies/
FSFSEP86.jpg
ぼくを呼んでるんだ」  キャシーは、まったく、動かなかった。 「帰ってください。何かあれば、連絡します。よく、休んで」 「帰っても、休めるわけない」    ◇    病院を出て、通りにとめた車に乗ろうとして、ドアをあけた。そのと き、病院のとなりの大きな屋根の上に少女が白の長い服を着て、立っ ていた。 10 9  ドアをあけたままなので、後ろからきたトラックが、クラクションを 鳴らした。その音に振り返って、また、見ると、少女の姿はなかった。  車のドアを閉めて、急いで、その建物の方へ行った。 「何か?」と、シスターマリア。両手には、バザーで売っている、何冊 かの本を持っていた。 「少女が、屋根の上に」と、ポール。 「屋根の上ですって?見み間違まちがいでは?」 「確かに見た!」 「子どもたちは、みんな、出ていきました。施設が閉鎖されて」 「施設?」 「児童養護施設でしたが、来週、取り壊
地球人は出ていけ /FB1/KeepOut/
amazing_stories_195403.jpg
 ◇    50年間、地球人は、なんども、火星を植民地化しようとしたが、す べての試みは失敗した。ぼくたちのために建設したこのドームだけが、 唯一の前哨基ぜんしょう地であった。もうひとつのプラスチック製のドームは、ず っと小さく、1マイル離れた場所にあった。  人類は太陽系では、地球以外の惑星に進出することは、できそうも 6 5 ないようにみえた。というのは、火星さえも居住に適さなかったからだ。 地球人が、火星にさえにも住めないなら、他の惑星を植民地化すること などできるはずもなかった。  2    そして、30年前の、2098年、ウェイムースという輝かしい名の 生化学者が、ダプティンを発見した。この奇跡の薬は、接種した動物や 人間には、作用せず、接種後、決まった期間内に妊娠した子どもに作用 するのだ。この薬は、その子どもに対して、徐々に変化、いかなる変化 にも適応できるほ
ドーム /FB7/TheDome/
TWONSAUG1951.jpg
マイラ、遅くなったことと急になったことを、説明させて くれ!まず、オレは必死に仕事をして時間に追われていた。なんの仕事 だったか、知ってる?」 「防衛に関するなにか、だと思う。なにかの装置。わたしが間違ってな ければ、政府のバックアップなしに、自分自身の資金でやっていた」 「その通り!」とブラドン。「学会は、オレの理論を信じなかった。 12 11 ほかの物理学者のほとんども。しかし、幸いなことに、オレには、数年 前に取った電子部品の特許で得た資金があった。ここでやっていた研究 は、原爆や水爆のような、地球を小さな太陽に変えてしまうようなもの に対抗する防衛技術。これは、通ろうとするものは、どのようなもので あれ、なにものも通さない、球状のフォースフィールド」 「そして━━━」 「そう、ついに完成させた!このビルの周りに、フォースフィールドを 張る準備ができている。起動すれば、オレ
アンドロメダⅡの来訪者 /FB/AllGoodBems/
TWONSAPR1949.jpg
「たぶん、きみたちは、 スリーとは、直接、コミュニケートできないと思う。スリーは、入り込 んだ生命体の喉のどの構造を変えて、しゃべれるようにしようとしたのだが、 うまくゆかなかったようだ。しかし、スリーは、テレパシーが使えるか ら、ぼくたち経由で、きみたちと話せるから問題にはならないよ。今 スリーは、きみたちに、初めまして、とあいさつして、ドアをあけてほ しいと言ってるよ」  エルモが見ると、黒い大きなめんどりは、「コッコケーッ」と鳴いた。 「トゥーツ、ドアをあけてくれる?」と、エルモ。  ドロシースコットは、立ち上がって、ドアまで行って、困った顔をし た。 18 17 「あら、向こうからウシが来るわ。彼女を入れるつもり?」 「彼だよ」と、ドーベルマン。「そうだね、彼は、トゥー。きみたちは、 2つの性しかないから、ぼくたちは、だいたい、男性ということになる。 それも、少し違うけど
ハンスカーベルのリング /FB3/HansCarvel/
NTMRSGZNS1961.jpg
 1    幸せな新婚生活だったが、ハンスカーベルは、若い妻に疑いを持ち始 めた。妻を深く愛してはいても、妻は元気がよすぎて活発すぎるのでは ないかという気がした。彼が与えられるものがもちろんお金は十分あ ったが、お金以外で与えられるものが、彼女を満足させるには十分では なかったかもしれなかった。かもしれない?はっきり言おう。十分では なかったのだ。不自然にならないように、ハンスカーベルは、調査を依 頼して、妻が浮気をしていることを知った。ハンスカーベルは、心が動 揺して苦しみ、夜眠るたびに悪夢に悩まされた。    2    その悪夢のひとつに、ある夜、デビルが現われた。ハンスカーベルは、 悩みを打ちあけて申し出た。 「なにか妻の貞操ていそうを保証してくれるものがあったら、ここにあるお金で 譲ゆずってほしいのだが!」 「もちろん、いいとも!」と、デビル。「魔法のリングをあげよう。目 覚めたら、リングがあるよ。そのリングをはめている限り、きみの奥さ んがきみに隠れて浮気をすることは不可能だ」 4 3  デビルは、消えた。  ハンスカーベルは、目覚めた。  そしてリングをはめているこ
白の悪夢 /FB3/NightmareInWhite/
TheDudeMagazine.jpg
 1    それは、バカらしい話だった。ふたりは、3週間前に結婚したばかり で、ハネムーンの帰りだった。ふたりが別々に寝るのは、これが初めて だった━━━すべては、彼の姉のデボラが、帰り道の途中にある自分の アパートに泊まってゆくよう、バカらしい提案をしたからだ。あと4時 間のドライブで帰れるのに、デボラは譲らず主張を押し通した。結局 彼は、1晩くらい別々に寝ても、疲れがとれて、つぎの朝、新鮮な気持 ちで最後のドライブができていいかもしれないと考えた。  デボラのアパートは、寝室はもちろん1つだったので、彼女の誘いを 受けるにあたって、彼と妻のベティが寝室で、デボラが別にという申し 出は受けられないことが分かっていた。いくら愛するオールドミスの姉 からの申し出だとしても、歓待にも限度というものがあった。  しかし確かなことは、あるいは、ほとんど確かなことは、ベティは、 デバラが眠るまで待ってから、ほんの少しの時間だとしても、彼におや すみを言いに来ることだ。もしもベティが、おやすみ以上のものがほし いというのなら、デボラを起こすような音を出さない限りで、応じるつ もりだった。 4 3
チャンスふたたび /FB3/SecondChance/
NTMRSGZNS1961.jpg
ロボットと違うのは、金属でな く、伸縮自在のプラスティックでできていて、実験室で培養された筋肉 で動き、人間の正確な複製としてデザインされていた。500年前のオ リジナルプレイヤーと、可能な限り同じレプリカだった。はるか昔の選 手たちを再現するために、昔のスコアや写真、フィルムそのほかの資 料が徹底的に研究された。彼らは、見かけが同じでオリジナルプレイヤ ー通りにプレイするだけでなく、技術的にも同じで、元の選手よりうま くならないよう調整されていた。彼らの試合は、年間試合でなく、ワー ルドシリーズの年1回のみで、今回は、そのセミミレニアム記念だった。 しかし、もしも彼らが年間を通じてフルシーズン戦っても、平均スコア はまったく同じ、ピッチャーの勝率もやはり同じになっただろう。 4 3  2    理論的には、スコアは元の試合とまったく同じになるはずだが、もち ろん、破られること
殺人レッスン /FB4/Lesson/
TenDetectiveAcesMay1945.jpg
12 11  4    施設を出たとき、スティンキーエバンズは、15才だったがもっと 大人に見えた。自分でも、大人に感じていた。家には帰らないことにし た。家に帰ると、仕事に就つかなきゃならないし、保護観察官に報告もし なけりゃならない。家にいれば、やつらはずっとスティンキーを監視し 続けるだろう。地獄に落ちろ!  家に行ったのは、何着かの服を出して菓子箱から小銭を借りるだけの 時間だった。25ドル、それだけだった。  スティンキーは、貨物列車に飛び乗った。線路に沿って店のバラック が続くところで降りた。スプリングフィールドの分岐ポイントだった。  安ホテルに室をとると、町をブラついた。カネが底をつくと、ビリヤ ード店の窓に、「店員求む!」という張り紙のあるところに戻った。  そこは、ニックチェスターが営むビリヤード店だった。ニックチェス ターの名前は、聞いたことがあるかもしれな
あごひげ彩か /FB3/Beard/
NTMRSGZNS1961.jpg
きょうまでは、ビリーの言うことを守っていた。クロ ーセットのドアをあけようとして、カギがかかっていることを知っても、 やはり守っていた。  しかし、今、マリアンヌは、ドアの前にカギを持って立っていた。彼 女は、クローセットのカギだと思われるものを手にしていた。これは、 1時間前にビリーの室で見つけたものだった。ビリーのポケットから 落ちたもので、禁じられたクローセットのドアのカギ穴のサイズにあっ ていた。  2    マリアンヌは、カギを試した。カギは合っていた。ドアがひらいた。  クローセットの中は、マリアンヌが無意識にでも見るのを恐れていた ものではなかった。なにかもっと当惑するもので、ビックリするほど複 雑な電子部品の板が何枚も積み重なっていた。 「マリアンヌ」と、うしろで皮肉っぽい声がした。「それがなにか分か るかい?」  マリアンヌは、振り返って夫を見た。「なぜか分からないけど、なに かの機械かしら」 4 3
ザ・オフィス /FB5/TheOffice/
THOFFICE1958.jpg
初めてだった。マーティがしょっちゅうそんなことをしない 36 35 限り、注意する気にはなれなかった。  マーティは書き物を終えて、注意深く見回した。ウィビロービィ氏は、 そのときは目を下げていた。頭を下げながら、見てないふりをしながら こっそり監視していた。マーティが前かがみになったのが見えた。そし て今書いたものを、送られてきた送り状書類の手紙を入れる、受信バス ケットに入れた。それは、ステラがつぎに調べるものだった。しかも、 マーティは注意深く、送り状書類の一番上ではなく、束の中央あたりに 入れたのが見えた。あは、ウィビロービィ氏は考えた。マーティは、が んばってる。ステラに伝言か手紙か、弱々しい1歩を打とうとしている。 最初の1歩には違いない。  しかし、なんと弱々しい!  突然、ウィビロービィ氏は、悪魔のアイデアを思いついた。なんとか 抑えようとして、いったん押し戻したが、打ち負かされた。  彼は顔を上げて、呼んだ。「マーティ、少しいいかな?」 「ええ、もちろん、ミスターウィビロービィ」マーティは、高いスツー ルから降りて、彼のデスクを回って、オフィスを横切って、ウィビロー ビィ氏のデスクに来た。  ウィビロービィ氏は言った。「マーティ、今日出す手紙の切手が足り なくなりそうだ。あいにく今日は、雑務係がいないから、代わりに、郵 便局まで行って、いくつか買ってきてくれ
パペットショー /FB2/PuppetShow/
PlayboyNov1962.jpg
「なにか、してほしいことは?」  杖男は、しかめっつらをしたが、それは、たぶん、微笑みだった。彼 の歯は、髪や目と同じ、水色だった。 「大統領に会わせろという、決まり文句は、言いません。私は、ここに いることを望みます。誰かに会わせろというのは、とても、無礼です。 あなたを、代表として話しますから、なんでも質問してください。た だ、ひとつだけ、お願いしたいことがあります。 16 15  テープレコーダーです。私が質問に答える前に、1つ、持ってきてく ださい。それで、記録すれば、私が伝えたいメッセージは、じゅうぶん、 正確に、大統領に伝えられます」 「よろしいですとも」と、大佐。そして、パイロットに。「中尉、ヘリ コプターの無線で、テープレコーダーをすぐに運んでくるよう、伝えろ! パラシュートで━━━いや、それは、回り道だ。別のヘリコプターで、 届けさせろ!」  中尉は、走り出した
ねずみ /FB1/Mouse/
TWONSJUN1949.jpg
もうすぐ、到着します。ニューヨーク大のウィンスロ ー博士は、すでに到着してます。ここは、83番街ストリートの向かい です。どのくらいで来れますか?」 「パラシュートがあれば、10秒です。大佐の姿は、この窓から見えま すよ」住所とアパートメント番号を伝えた。「群集をかき分けてくれる 屈強な男性を2名よこしてもらえれば、ずっと早く着けます。お願いで きますか?」 「いいでしょう。2名、さしむけます。しばらく、お待ちを」 「助かります」と、ビル。「シリンダーの中には、なにが?」 16 15  3    2秒間、間があった。 「ここにいらしてから、お教えします」と、ケリー。 「道具が必要なんです」と、ビル。「解剖用や薬品、試薬といった。な にを持っていったらいいか、知りたいのです。小さな緑の宇宙人が、い ました?」 「いや」と、ケリー。ふたたび、2秒間の間。「ねずみのようです。死 んだ、ね
存在のわな /FB4/Trap/
amazing_stories_195008.jpg
ストレンジャは役に立ち そうなある概念にたどり着いた。5つの小さな伸びているものは、「腕」 であることが分かった。「足」は別の端はしから伸びているもので、「頭」 は彼が囚われている玉子形のものだった。  これらのものは、動かし方が分かれば、動いた。実験した。しばらく して腕の筋肉がぴくぴく動いた。そのあと、速く動かせた。  今やっと、ジョニーディックスの体はゆっくり、ぞっとするように這は い始めた、1本の腕と2本の切断された足で。そのとき、ストレンジャ 20 19 はありえない恐怖を演じていることに気づかなかった。  動かそうとした体は、本来なら決してそうすることができないもので あることに、気づかなかった。ふつうの医者ならためらわず、この体は 死んでいると言うだろうことに、気づかなかった。腐敗がすでに始まっ ていた。しかし、ストレンジャは堅くなった筋肉をあえて動かそうとし た。
レッドダイアモンド /RD/RedDiamond/
FSF_0374.jpg
セントラルパークに身元不明の死体が見つかっ た。オレは、壁にぶつかったが、そこの駐車場にあったすべての車のナ ンバーを控えて、ひとつづつ調べて、男の身元を突き止めた。それ以来、 ナンバープレートを控えるのが習慣になった」  ブラウンは、賛成するようにうなづいた。「今のことはどう考える ?」 「手下のだれかが、あんたを始末しようとしたんだと思う。あんたがヤ ワになったと考えたんだ。オレたちは、殺し屋が来るまで、あそこにい るはずだった。ところがオレたちは早く帰って、殺し屋は遅れてきた。 やつらは、すべてにおいていい加減で、つまり、しろうとのやり方だ」 「イタリア人ファミリーか?」 250 249 「大きな仕事には、ファミリーを使うが、あいつらは小奇麗なうえ、う まい食事をあてがったあとに、耳のうしろに2発くらわせる。アマチュ アの仕事だ」  ふたりは、5・6分桟橋さんばしを散歩してから
致命的なミス /FB3/FatalError/
ElleryQueensMysteryMagazineJune1955.jpg
 1    ウォルターバクスターは、小さなバールも、時間をかけて、決して自 分までトレースされないようにして入手した。小さなバールは、道具に も武器にもなった。  注意深くどんなつまらないことにも詳細にミスのないと確信できる まで計画を練った。実行の夜と時間も慎重に決めた。  バールで窓はすぐにあいた。音もしなかった。ウォルターバクスター は、居間にはいった。寝室のドアはあけっぱなしにして、そこから物音 はなかったので、さきにどろぼうのふりをすることにした。叔父お じが現金 を置いていた場所は分かっていたが、あえて捜しまわったようにした。 月明かりはじゅうぶんで、静かに手順通りに━━━。  2時間後には、ウォルターバクスターは、家に帰って、すぐに服をぬ ぎ、ベッドに入った。警察は明日あ すまで犯罪に気づかないだろう。しかし すぐに来たとしても準備はできていた。現金とバールは始末してあった。 数百ドルを捨てることは痛かったが、それがもっとも安全だった。5万 ドル相続することを考えたら、なんでもなかった。 4 3  2    ドアをノックする音がした。もう?ウォルターバクスターは
フェルマーの予想 /RM/Fermat/
fsfaug51.gif
三百年前に証明されたんでは?」と、ジ ェイク。「たしか、ダックス大尉が別証明にチャレンジしてるって」 「そのようね。証明自体は、中学生では難しすぎるし私も理解できま せん。今日のテキストは、やはり三百年前頃に書かれた未発表のもので、 Googolという検索サイトのキャッシングに残されていたものです」 「キャッシングって、ラチナムに換金するってことですか?」と、ノー グ。 「そういうことではないでしょうね。なんらかのデータベースというこ とらしいです」 4 3 「パッドに入っているテキストの最初の図形は?」と、ケイコ先生。 「はーい、ピタゴラスの定理です」と、ジェイク。 「そうです、直角三角形の斜辺の二乗が、他の辺の二乗の和に等しいと いうものですね。次に書かれているのが」 6 5
ボディスナッチャー /SY/BodySnatcher/
FSFJAN66.jpg
カーテンを閉めた。  別の男性は、泥風呂に首までつかって、本を読みながら、じっとして いた。  シャワーを浴びた男性は、ベッドで横になり、ナンシーのマッサージ を受けていた。 「ナンシー、音楽を止めろ!」と、男性。 「植木用よ」とナンシー。 「オレは、音楽が、好かん」 「うちの植木は、大好きよ。感情があるの。音楽で、植物の成長が早く なるのは、実証済みなのよ」 「いいから、止めろ!」 「もっと、楽しい気分で!」  本を読んでいた男性は、泥風呂からあがった。  ジャックは、服をぬいで、バスタオルを腰にまいて、サウナルームに 入った。  ナンシーは、泥風呂の周りをふいて、戻る際に、すでに服を来て、ベ ッドに座っている、男性に気づいた。 「ジアンニさん、なにか?」 「ヴェリコフスキーの、衝突する宇宙は、いいよ!」 「読んだわ。ステープルトンのスターメーカーもいいわ。必読の書よ。 54 53
まだ終わりじゃない /FB3/NotYet/
CPTNFTRWIN1941.jpg
下界は雲の層だ。ここからマ ニュアルに切り替える」  カーは、パネルを操作した。 「ラル、スクリーンを見てくれ!」と、カー。「光の列が規則的に並ん でいる!都市だ!この惑星には生物がいる!」  2    ラルは、別のコントロールパネルの攻撃用ボードに移ってダイアル に触れた。 「脅威になるものはない」と、ラル。「都市をおおうフォースフィール ドの痕跡こんせきもない。ここの種族の科学レベルは低そうだ。都市は、攻撃す れば1発で吹き飛ばせる」 「そうだな」と、カー。「しかし破壊は今回の目的ではない。標本がい る。もしも標本がレベル以上なら、艦隊を呼んで、数千の奴隷を必要な だけ確保したら、都市だけでなく惑星ごと破壊すればよい。そうしてお 6 5 けば、ここの文明が、われわれに仕返しに来れるまで発展することはな い」 「よし」と、ラル。ノブを調整した。「磁気フィールドでキューブを不
小さな子羊よ /FB/TheLittleLamb/
32613163032_3e5ea3fd38_b.jpg
彼女がいる可能性のあるすべて の場所を、あたってみることはできなかった。なかでも、もっとも、い そうな場所があった。マイクのクラブだ。1マイル先の、街の反対側だ。 誰か車を持っている友人といっしょでなければ、彼女がそこへ行ってい る可能性は低いが、ありえることだった。電話すればわかるだろう。  2    マティーニを飲みほして、オリーブをかじってから、電話ブースへ行 こうとして、イスをまわした。ハリウッドから来たような、ウェーブし た髪の男が、ちょうど、ジュークボックスからバーカウンタへ、戻って くるところだった。曲が始まる前の、パチパチいう音がした。男は、コ インを入れて、なにか、やかましい曲をリクエストしたのだ。ポルカか なにか、やたらうるさくて、不快な曲を。やつの鼻先に一発かましてや りたかったが、やつがバーカウンターに戻ってきても、目を合わせなか った。殴なぐったところで、なぜ、殴なぐられたのか、わけがわからなかったに 20 19
暗闇の間奏曲 /FB4/Interlude/
GALJAN1951.jpg
 熱心にしゃべった。「ええ、信じてる」と、彼。頑固に。「彼には、 なにか違うところがある。肉体的にというのでなく、現代人ではないよ うな、なにかがあって。なにかが違う。どんなというと、なにか彼のペ ースがあって、それが、彼が生まれた人々のペースから来ている。それ からスマートで、むちのようなスマートさ。そして、とてもまじめ」 「彼は戻ったら、なにを?」と、保安官。皮肉っぽく静かに。 「彼は、学生だそうだ。彼が言うには、その時代、ほとんどの人が学生 だという。人々は生産と分配のすべての問題を解決していて、だれもセ キューリティの心配はしない。実際、今の問題はどれも心配することは ない」ルイアレンビィの声は、あこがれるような響きがあった。深くた め息をして続けた。「彼は今の時代を研究するために来た。彼らは今の 12 11 ことをあまり多くは知らないように見える。なにかがあいだに起こ
パターン /FB2/Pattern/
MLO347.jpg
 1    しかし、ミスメーシーの言うように、彼らは、なにも、あるいは、だ れも、傷つけなかった。彼らは、人々に影響するほどは、実体的ではな かった。1匹が、人を踏みつけたり、あるいは、人がいる家を踏みつけ たりすると、あたりが夕暮れのように、うす暗くなって、足をどけるか 通り過ぎるまで、明かりが必要になった。それだけだった。  彼らは、人間には、なんの注意も払わなかった。そして、彼らと対話 しようとする、あらゆる試みは、陸軍や空軍によるあらゆる攻撃がそう であったように、同じように、失敗におわった。彼らめがけて撃たれた 砲弾は、たしかに彼らの内部で炸裂したが、まったく、効果がなかった。 1匹が、砂漠を横断しているあいだに落とされた水爆でさえ、ほんのか すり傷さえ与えられなかった。  彼らは、われわれには、なんの注意も払わなかった。 「それにさぁ」と、ミスメーシー。妹に。妹も、ミスメーシーだった。 というのも、ふたりとも、未婚だったからだ。 「彼らは、どんな危害も加えないのが、証拠よ、そうでしょ?」 「わたしも、そう、望みたいわ、アマンダ」と、妹のミスメーシー。 「でも、見て、彼らは、なにかしているわ」  その日は、天気のよい日だった。すくなくとも、すこし前までは。空 4 3 は、明るいブルーで、巨人の人間そっくりな頭と肩は、1マイル上空で、 ほとんどくっきり見えていた。し
失われた母星 /ST/StarTrek2009/
FSFAUG1952.jpg
レーザーは、バルカン星の地殻に巨大な穴をあけて、さらに、 深く掘り下げていた。  スポックの母は、家のテラスに出ると、はるかかなたに、渦巻く雲と レーザーを見た。    ◇    掘削船のブリッジ。 「ネロ船長、連邦船7隻が向かってきます」と、兵士。    ◇    エンタープライズの通路。  全力で走る、カーク。そのあとを、マッコイとウラが、追ってきた。 「ジム!」と、マッコイ。 「なんなのよ?」と、ウラ。 82 81 「ジム、待って!」  カークは、ブリッジに走り込んだ。 「船長!」と、カーク。「パイク船長、船を止めてください!」 「カーク」と、パイク。船長席から、立ち上がった。「なぜ、おまえが、 エンタープライズに乗っている?」  スポックも、立ち上がった。ウラが走りこんできた。 「この男は、今」と、マッコイ。カークを静止した。「ワクチンに、ひ どい、アレルギー反応を起こしていて
ミットキーふたたび /FB1/MitkeyRidesAgain/
PLANETNOV1950.jpg
「チーズだよ、ホイットニー」と、オッペルバーガー。「チーズを買っ てきたよ。ロケットの個室に、置いておこう。旅の途中で、食べられる からね。きみは、優秀なねずみだったんだろ、ホイットニー?」 「ちゅうちゅう」と、ホイットニー。  教授は、ケージをのぞきこんだ。 「もうすこしできみが答えてくれると思うところだったよ」と、オッ ペルバーガー。「ホイットニー、イエスということかい?」  沈黙。長い沈黙が、木製のケージから━━━。  ミットキーは、待った。さらに、待った。  ミニートは、帰って来なかった。 34 33 「ミニートは、隠れてなんか、いないさ」と、ミットキー。自分を元気 づけるように。「彼女は、明るいうちに帰ってきたら、危険なことを知 ってるのさ。暗くなれば━━━」  暗闇が、訪れた。  ミニートは、帰って来なかった。  外が暗くなると、壁の中も暗くなった。ミットキーは、台所
ノヴァリアン試用版 /novelyan/guestroom/
FSFDEC89.jpg fantastic_196008.jpg ASF_0170.jpg NTMRSGZNS1961.jpg 1893.03.harpers.s.jpg march-harpers-1895.jpg
Ctrl-PageUp(タグの移動)、 そして、001.htmの表示画面のCtrl-R、とわずか3タッチで、修正された小説原稿 の再表示が可能です。(chromeに限ります。) テンポラリーファイルからの表示は、 や です。 テンポラリーファイルは、変換後、30分で削除されます。 時間切れで、表示できない場合は、変換からやり直すか 表示にあるボタンを、 ご利用ください。 開始ページ番号は、ここでは、変更できませんが、表示後のURL欄の末尾、 3桁のページ番号を修正すれば、任意のページにゆけます。また、縦書き表示の 最下行のページ番号をクリックすると、右ページなら前ページへ、 左ページなら次ページへ移動できます。 高速に移動する方法は、一度、左ページのページ番号をクリックし続けて、 最終ページまで行ったら、ALT+←を押し続けて、最初のページに戻ったら、今度は、 ALT+→を1回づつ押しながら、次のページに行ったり、ALT+←で戻ったりすると、 高速に移動できます。 メインページに戻る場合は、ALT-M Enterか、ページ番号1をクリックします。 不
イェフディの法則 /FB2/TheYehudiPrinciple/
ASF_0162.jpg
じっとして、振り子が作動してしま うんじゃないかと心配で、完全に息も止めていた。  オレは、ヘッドバンドが傾かないように注意しながら、慎重に持ち上 げて、フロアの上に置いた。  立ち上がって、体を調べたが、打ち身程度で、骨は折れてなかった。 グラスを持ち上げて、飲んだ。うまかった。しかしつぎは、自分で作 った。3/4を、ジンで。 14 13  3    グラスを手に、オレは、ヘッドバンドのまわりを、1ヤード以内に近 づかないようにしながら、歩いた。そして、ベッドに座った。 「チャーリー」と、オレ。「きみは、なんらかの発明品を持ってきてく れた。オレには、それがなにか分からないが、なにを待っているんだい ?」 「どういう意味だい?」と、チャーリー。 「賢いかしこ男なら考えることさ。もしも、頼んだことをやってくれるんなら、 パーティをやろう!リリーセントクレアとエスターウィリアムズの
“スペーステロリスト”ターナロス /ST/DS9_1_1_2/
ASF_0129.jpg
 2    キラ少佐は、ターナロスを、用意しておいた室へ案内した。 「ちゃんとしたベッドで寝るのは、ひさしぶりでしょ?」とキラ少佐。 「ベッドなんてものがあるのも、忘れていたよ」と、ターナロス。 「ほんとによかった。あなたは、必要な人よ」 「おれの特殊技術が、連邦の役にたつとは思えない」 「ベイジョーが必要としているのよ。私のことを連邦の一員になって しまったと、思っているようだけど、誓って私は」 「君は、シスコの補佐官だろ?」 「そうよ、でも」 「どうころんでも、おれには絶対になれないよ」 「誰かが、臨時政府と連邦との折衝役を務つとめないことには、始まらない わ。少なくとも私がここへ残ったことで」 「なぜ、なぜ、連邦をここへおく?なんのために?その臨時政府とやら は、連邦が牛耳ぎゅうじっているんだろ?それじゃ、戦ってきた意味がない。我 々が目指していたのは、完全な独立だ。同じじゃないか。カーデシアを 追い出して、連邦を入れただけにすぎない」 「ターナ、状況はすっかり変わったのよ。ワームホールを発見してから」 「また、それか!ワームホール!」 26 25 「聞いて!私だって、あな
赤の悪夢 /FB1/NightmareInRed/
TheDudeMagazine.jpg
 赤の悪夢  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド        彼は、なにによって起こされたのか、わからないまま、目が覚めた。 最初のゆれのあと、1分で、2回目のゆれが来た。ベッドが少しゆれ、 タンスの上の小物が、ガタガタと、音をたてた。3回目のゆれを、横に なったまま、待っていたが、来なかった。その時までは、来なかった。  ほとんど目が覚めてしまっていて、もう、眠ることができなかった。 時計の夜光盤を見ると、まだ、真夜中の3時であった。ベッドから出て、 パジャマのまま、窓のところまで歩いた。暗い空に、点滅する光が見え た。夜の音が聞こえた。どこかで、ベル。   2 1  しかし、なぜ、この時間にベルなんか?災害を知らせるベルなのか? ここの軽いゆれが、どこか近くで、大きな地震につながったのだろうか? あるいは、これから、ほんとうの地震が来る、とい
ある日どこかで /SY/SomewhereInTime/
BDTMRTRNSF1975.jpg youtube39_16.bmp
 ある日どこかで  原作:リチャードマシスン  リチャードマシスン    プロローグ             2 1    ◇    1              (つづく) 4 3
天使は淋しい道を行く /TS/LonelyRoad/
FSFMAR1964.jpg
   ◇    夜。リンコルンシティ警察署。ダクラの線路沿いで、リチャードに会 ったルンペンの男が、たばこをもらって、火をつけてもらっていた。 「だから、言ったでしょ!切り替えの貨車から、飛び降りたからさ、む こうであったんでさ。ほんのちょいと話してそれで、あばよって、別 48 47 れたんでね。ダクラのだんな方にも、もう、話しましたよ。なんで、こ こまで、引っ張るんだよ?」 「よし、帰してやれ!」と、クレイン。  シュルツは、ルンペンの男をドアまで、案内した。男は、出ていった。 「ジェラード警部に連絡をとりましょうか?」と、シュルツ。 「そんなことは、逮捕してからでいい!もしも、オレがキンブルで、汽 車に乗りそこなったら、あそこから、とるべき道は、ひとつしかないよ。 西の山に入ってゆく道だ」クレインは、壁に貼られた山の絵を指差して、 言った。 「西だと、管轄外になりますな」 「オ
オールウェイズ /SY/Always/
FSFJul1953.jpg youtube39_16.bmp
 オールウェイズ  原作:デイビットベームチャンドラースプレイグ  ジェリーベルソン    プロローグ          ◇   2 1  1            (つづく) 4 3
人形の家で /TZ/Miniature/
FSFAug1962.jpg
どう?」 「オレは、絶好調さ!」 「マイラも元気そうだ!」と、チャーリー。マイラに、あいさつした。  マイラは、メガネをかけて、チャーリーを見た。 「兄さんは、元気がなさそうね!」 「最近、あまり眠れなくて」 「仕事のことで、悩んで?」 「ああ、たぶん」 「毎日暑いなか、歩き回っているからね」と、母。 「調子が悪くて、当然だ」と、バディ。 「チャーリー」と、マイラ。 「なに?」 「いい話があるの━━━話して!」 「クビになったと聞いて」と、バディ。「いや、職をさがしていると聞 いて、オレの上司に相談してみたんだ。そしたら━━━」 「雇ってくれるって!」と、マイラ。 「そうだ」 「よかったわ」と、母。  チャーリーは、表情を変えずに、牛乳を飲んだ。 「チャーリー」と、母。 28 27 「ありがたいけど、断る」と、チャーリー。 「建築の仕事は、経験あるんでしょ?」と、マイラ。 「ああ」 「
世界の終わり /FB/TheEnd/
TheDudeMagazine.jpg
 ◇    教室の一同は、一瞬、息をのんだが、すぐにざわつき始めた。 「なんだね、ジョアンナ君」と教授。 「先生、何も起こってないようなんだけど━━━」と、手を挙あげた生徒。 「それは君が、時間という場の内側にいるからさ。時間の流れという ものは、時間の場のひとつの属性にすぎん。  今、この機械は、過去から未来へ流れる時間の流れを逆にしたのだが、 場の内側にいる存在にとっては、すでに来てしまった未来は、過去に、 これから起ころうとする過去は、未来と捉とらえるしかない━━━それは、 あたかも」  納得のいかない生徒たちは、さらに、ざわつき始めた。 「ジョアンナ君、君の顔が、今、鏡のように左右反対になってしまって も、誰も気がつかないのと同じだよ。  あるいは、地球の歴史において━━━なんどか起こっているように、 地球のN極とS極が瞬時に入れ替わっても、渡り鳥たちにとっては、な んの支障もないのと━━━」  ジョアンナは、納得がいかないまま頬ほほに手をおくと、今朝け さ、右頬みぎほほに新 しくできたばかりのニキビがすっかり消えてしまっているのに気づいて 4 3 喜んだ。  しかし
おばばのバースデイ /FB3/GrannysBirthday/
alfred_hitchcocks_mystery_196004.jpg
2    室の向こうで、クロスがハンクハルペリンと話しているのが見えた。 なにを話していたのか、突然声を荒あらげ、怒おこりだした。スミスは、たいし たトラブルでなければいいがと願った。パーティがすごく楽しかったの で、ケンカや言い争いでも、今ぶち壊しにしてもらいたくなかった。  しかし、ハンクハルペリンがパンチを繰り出して、あごをとらえク ロスは仰向あおむけに倒れた。頭が暖炉の石の縁へりにあたり、ズシンと大きな音 がして、倒れたままになった。ハンクはすぐに駆け寄り、クロスの横に ひざをついて体に触れた。ハンクは青ざめた顔で立ち上がった。 「死んでいる」と、ハンク。「そんなつもりじゃ━━━」  おばばは、もう笑顔ではなかった。声は鋭く高音になって、気難しい 態度になった。 「彼がはじめに手を出したのよ、ヘンリー」と、おばば。「わしは見て たよ。ここにいるみんなも見てたよ。そうだよね、みんな?」  おばばは言い終わらぬうちに、体の向きを変え、威圧的にウェードス ミスを見た。彼が生き残った最後の部外者だった。 「私は━━━最初から見てなかったんです、ミセスハルペリン」 「おまえは見ていたよ」と、おばば。ぴしゃりと。「ちゃんと見ていた よ、ミスタースミス!」 6 5  3    ウェードスミスが答える前に、ハンクハルペリンが言った。 「おばば、すまない」と、ハンク。おばばは答えなかっ
天使が死ぬ時 /TS/TheHabit/
FSFMAY65.jpg
ノックの音がして、シスターベロニカがドアをあけた。コー ヒーをお盆にのせていた。 「マリー、なにしに来たんです?」と、シスターベロニカ。 「ドアがあいてたから」と、マリー。 「ここは、立ち入り禁止のはずでしたよ」 「それは、知ってるけど、前の人が出ていったから、ドロボウでも入っ たのかと思ったんです」 「じゃぁ、もう、ドロボウでないと分かったから、いいでしょう?テー ラー神父さまがさがしていらっしゃいましたよ」 「はーい、シスター」そう、言って、マリーは出て行った。  入れ違いに、シスターアンジェリカが戻ってきた。 「シーツを持ってきました」シスターアンジェリカは、リチャードに渡 した。 「どうも」と、リチャード。  シスターアンジェリカは、すぐに、出て行った。 「新聞は、手に入りますか?」と、リチャード。  シスターベロニカは、リチャードにコーヒーを注いだ。 26 25 「もう見
ユスタックウィバーの短い生涯1 /FB3/Weaver1/
ElleryQueenJune1961.jpg
 ユスタックウィバーの短い生涯1  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    ユスタックウィバーは、タイムマシンを発明したとき、とてもいい気 分だった。発明を秘密にしておく限り、世界を意のままにできるだろう。 予想もしない大金持ちになれるだろう。  必要なことは、未来にちょっと行って、値上がりする株や勝ち馬を見 てくるだけだ。あとは、今に戻って、その株や馬券を買えばいい。  株式投資するには資金が必要だったので、まずは、競馬だった。競馬 なら、2ドルから始めて、すぐに数千ドルにできるだろう。     2 1  1    しかし、顔見知りのノミ屋がすぐに破産してしまい、ほかにノミ屋を 知らなかったので、競馬場に行く必要があった。今やっている競馬は 南カルフォルニアとフロリダだけで、どちらも同じ距離、飛行機代は、 だいたい100ドルだっ

SFミステリー

☆原作:フレドリックブラウンより☆
緑の世界   小さな子羊よ   ヴァヴェリ
ギーゼンスタック家   ティラノサウルス
ザ・ハウス   サアルバの国
ファブクリップ   ザ・オフィス
☆アリスのナンチャラン☆
アンダラン   ビックリラン   ルッグラン
☆サイモンが覚えていたのは「イェ~!」という心の叫び☆
レッドダイアモンド
☆DS9 番外編より☆
フェルマーの予想
☆スペースドライバー☆
☆ENTより☆
暗黒の地球帝国
☆JJ_Abramsより☆
失われた母星   帰ってきたカーン   星雲を越えて
☆VGRより☆
幻の指揮官
☆DS9より☆
夢、遥かなる地にて
なつかしの日曜洋画劇場より
いつもふたりで
なつかしの海外ドラマより
ミステリーゾーン
人形の家で
☆大手拓次全集より☆
そよぐ幻影

※(縦書き表示は、Microsoft Windowsのみです)※
※(ALT+M Enter:メインページ)※
※(ALT+P Enter:印刷ページ:Microsoft Windows、向け )※
※(ALT+C Enter:表示ページ:その他すべて、向け )※
※(ALT+N Enter:次ページ)※

SFミステリー (ライトノベル風)
縦書きブログ

☆原作:フレドリックブラウンより☆

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 1)☆

赤の悪夢


昭和36年5月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

アンラッキー


昭和33年10月
(画像提供: ISFDB)

「ファンタジー&
サイエンスフィクション」

気まぐれ


昭和29年2月
(画像提供: ISFDB)

「ギャラクシー
サイエンスフィクション」

歩兵


昭和29年2月
(画像提供: ISFDB)

「ギャラクシー
サイエンスフィクション」

地球人は出ていけ


昭和29年3月
(画像提供: ISFDB)

「アメージング ストーリー」

空想せよ


昭和30年5月
(画像提供: ISFDB)

「ファンタジー&
サイエンスフィクション」

ギーゼンスタック家


昭和18年9月
(画像提供: ISFDB)

「ウィアード テール」

ティラノサウルス


昭和17年9月
(画像提供: ISFDB)

「アスタウンディング
サイエンスフィクション」

ザ・ハウス

(参考ページ)


昭和35年8月
(画像提供: ISFDB)

「ファンタスティック
サイエンスフィクション」

ケンタウロス


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

サアルバの国


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

終わり良ければ


昭和32年9月
(画像提供: Luminist)

「ファンタスティック ユニヴァース」

ミットキーあらわる


昭和17年2月
(画像提供: ISFDB)

「プラネット ストーリー」

ねずみ


昭和24年6月
(画像提供: ISFDB)

「スリリング ワンダー ストーリー」

ミットキーふたたび


昭和25年11月
(画像提供: ISFDB)

「プラネット ストーリー」

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 2)☆

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 3)☆

ナスティ


昭和34年4月
(画像提供: ISFDB)

「プレイボーイ」

アボミっぽい


昭和35年3月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

エコーバック


昭和35年4月
(画像提供: isfdb)

「ギャラクシー マガジン」

グレーの悪夢


昭和36年5月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

緑の悪夢


昭和36年5月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

白の悪夢


昭和36年5月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

青の悪夢


昭和36年5月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

おばばのバースデイ


昭和35年6月
(画像提供: ISFDB)

「ヒッチコック
ミステリー マガジン」

ネコどろぼう


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

チャンスふたたび


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

失われた文明1
透明人間


昭和36年2月
(画像提供: oldmags)

「ジェント」

失われた文明2
不死


昭和36年2月
(画像提供: oldmags)

「ジェント」

失われた文明3
永遠の生命


昭和36年2月
(画像提供: oldmags)

「ジェント」

死の手紙


昭和30年7月
(画像提供: abebooks)

「エラリークイーン
ミステリーマガジン」

葬送曲


昭和35年3月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

殺人アシスタント


昭和36年5月
(画像提供: ISFDB)

「プレイボーイ」

ハンスカーベルのリング


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

報復戦隊


昭和25年7月
(画像提供: ISFDB)

「スーパーサイエンスストーリー」

ロープ魔術


昭和34年5月
(画像提供: vintagemags)

「アダム」

致命的なミス


昭和30年6月
(画像提供: WordPress)

「エラリークイーン
ミステリーマガジン」

ユスタックウィバーの
短い生涯1


昭和36年6月
(画像提供: ISFDB)

「エラリークイーン
ミステリーマガジン」

ユスタックウィバーの
短い生涯2


昭和36年6月
(画像提供: ISFDB)

「エラリークイーン
ミステリーマガジン」

ユスタックウィバーの
短い生涯3


昭和36年6月
(画像提供: ISFDB)

「エラリークイーン
ミステリーマガジン」

探検隊


昭和32年2月
(画像提供: ISFDB)

「ファンタジー&
サイエンスフィクション」

あごひげ彩か


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

ファーストコンタクト


昭和35年6月
(画像提供: ISFDB)

「ギャラクシー
サイエンスフィクション」

ハーフベア


昭和35年3月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

まだ終わりじゃない


昭和16年冬
(画像提供: ISFDB)

「キャプテン フューチャー」

フィッシュストーリー


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

ふくろぅ3兄弟


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」


☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 4)☆

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 5)☆

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 6)☆

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 7)☆

☆アリスのナンチャラン☆

☆サイモンが覚えていたのは「イェ~!」という心の叫び☆

☆スタートレック ディープスペースナイン 番外編より☆

☆宇宙方位も知らない八甲田歩がスペースドライバーを始めちゃいました。
どうなることやら?☆

☆スタートレック エンタープライズより☆

暗黒の地球帝国


第4_5_2話
平成16年4月15日
(画像提供: ISFDB)

マイクサスマン
マニーコト


☆スタートレック JJ_Abramsより☆

星雲を越えて


第3話
平成28年10月21日
(画像提供: ISFDB)

サイモンペッグ
ダウユング


☆スタートレック ボイジャーより☆

幻の指揮官


第6_1_4話
平成11年10月13日
(画像提供: ISFDB)

ジョーメノスキー 他


☆スタートレック ディープスペースナインより☆

聖なる神殿の謎


第1_1_1話
平成5年1月2日
(画像提供: ISFDB)

リックバーマン 他

“スペーステロリスト”
 ターナロス


第1_1_2話
平成5年1月9日
(画像提供: ISFDB)

キャサリンパワーズ

恐怖のウイルス


第1_2_1話
平成5年1月23日
(画像提供: ISFDB)

マイケルマクグリービー 他

オブライエンの孤独


第2_4_2話
平成6年3月15日
(画像提供: ISFDB)

ポールロバートコイル

つくられた記憶


第4_5_3話
平成8年4月13日
(画像提供: ISFDB)

ロバートヒューイットウォルフ 他

眠れるステーション
 エムポックノール


第5_6_4話
平成9年5月17日
(画像提供: ISFDB)

ハンスべイムラー 他

夢、遥かなる地にて


第6_4_1話
平成10年2月7日
(画像提供: ISFDB)

アイラスティーブンベア 他


☆なつかしの日曜洋画劇場より☆

☆なつかしの日曜洋画劇場より(つづき 1:未完)☆

☆なつかしの海外ドラマより☆

ミステリーゾーン
人形の家で


昭和38年2月
(画像提供: ISFDB)

ウォルターグローマン
チャールスバーモント

ミステリーゾーン
屋根の上の少女


昭和60年10月
(画像提供: ISFDB)

デービットバネットカレン
ジョンハンコック

ミステリーゾーン
悪魔のジョーカー


昭和60年11月
(画像提供: ISFDB)

ドナルドトッド
ウェスクラーベン

ミステリーゾーン
バーニングマン


昭和60年11月
(画像提供: ISFDB)

原作:レイブラッドベリ
J.D.フェイセルソン

ミステリーゾーン
囚人のピアノ


昭和61年11月
(画像提供: ISFDB)

パトリスメシーナ
ジェームスクロッカー

Xファイル
ドール


平成10年1月
(画像提供: ISFDB)

原作:スティーブンキング
クリスカーター

Xファイル
3つの願い


平成12年5月
(画像提供: ISFDB)

ビンスギリガン

逃亡者
天使は淋しい道を行く


昭和39年2月
(画像提供: ISFDB)

AL.C.ワード
ウォルターグラウマン

逃亡者
天使が死ぬ時


昭和43年1月
(画像提供: ISFDB)

ジョンメレディスルーカス


☆大手拓次全集より☆

そよぐ幻影


昭和八年六月二十九日
(画像提供: ISFDB)

大手拓次



(画像提供: ISFDB)

和暦⇔西暦・早見表
和暦
⇔西暦
明治16年
⇔1883年
明治17年
⇔1884年
明治18年
⇔1885年
明治19年
⇔1886年
明治20年
⇔1887年
明治21年
⇔1888年
明治22年
⇔1889年
明治23年
⇔1890年
明治24年
⇔1891年
明治25年
⇔1892年
明治26年
⇔1893年
明治27年
⇔1894年
明治28年
⇔1895年
明治29年
⇔1896年
明治30年
⇔1897年
明治31年
⇔1898年
明治32年
⇔1899年
明治33年
⇔1900年
明治34年
⇔1901年
明治35年
⇔1902年
明治36年
⇔1903年
明治37年
⇔1904年
明治38年
⇔1905年
明治39年
⇔1906年
明治40年
⇔1907年
明治41年
⇔1908年
明治42年
⇔1909年
明治43年
⇔1910年
明治44年
⇔1911年
明治45年
⇔1912年
大正 元年
⇔1912年
大正 2年
⇔1913年
大正 3年
⇔1914年
大正 4年
⇔1915年
大正 5年
⇔1916年
大正 6年
⇔1917年
大正 7年
⇔1918年
大正 8年
⇔1919年
和暦
⇔西暦
大正 9年
⇔1920年
大正10年
⇔1921年
大正11年
⇔1922年
大正12年
⇔1923年
大正13年
⇔1924年
大正14年
⇔1925年
大正15年
⇔1926年
昭和 元年
⇔1926年
昭和 2年
⇔1927年
昭和 3年
⇔1928年
昭和 4年
⇔1929年
昭和 5年
⇔1930年
昭和 6年
⇔1931年
昭和 7年
⇔1932年
昭和 8年
⇔1933年
昭和 9年
⇔1934年
昭和10年
⇔1935年
昭和11年
⇔1936年
昭和12年
⇔1937年
昭和13年
⇔1938年
昭和14年
⇔1939年
昭和15年
⇔1940年
昭和16年
⇔1941年
昭和17年
⇔1942年
昭和18年
⇔1943年
昭和19年
⇔1944年
昭和20年
⇔1945年
昭和21年
⇔1946年
昭和22年
⇔1947年
昭和23年
⇔1948年
昭和24年
⇔1949年
昭和25年
⇔1950年
昭和26年
⇔1951年
昭和27年
⇔1952年
昭和28年
⇔1953年
昭和29年
⇔1954年
昭和30年
⇔1955年
昭和31年
⇔1956年
和暦
⇔西暦
昭和32年
⇔1957年
昭和33年
⇔1958年
昭和34年
⇔1959年
昭和35年
⇔1960年
昭和36年
⇔1961年
昭和37年
⇔1962年
昭和38年
⇔1963年
昭和39年
⇔1964年
昭和40年
⇔1965年
昭和41年
⇔1966年
昭和42年
⇔1967年
昭和43年
⇔1968年
昭和44年
⇔1969年
昭和45年
⇔1970年
昭和46年
⇔1971年
昭和47年
⇔1972年
昭和48年
⇔1973年
昭和49年
⇔1974年
昭和50年
⇔1975年
昭和51年
⇔1976年
昭和52年
⇔1977年
昭和53年
⇔1978年
昭和54年
⇔1979年
昭和55年
⇔1980年
昭和56年
⇔1981年
昭和57年
⇔1982年
昭和58年
⇔1983年
昭和59年
⇔1984年
昭和60年
⇔1985年
昭和61年
⇔1986年
昭和62年
⇔1987年
昭和63年
⇔1988年
昭和64年
⇔1989年
平成 元年
⇔1989年
平成 2年
⇔1990年
平成 3年
⇔1991年
平成 4年
⇔1992年
平成 5年
⇔1993年
和暦
⇔西暦
平成 6年
⇔1994年
平成 7年
⇔1995年
平成 8年
⇔1996年
平成 9年
⇔1997年
平成10年
⇔1998年
平成11年
⇔1999年
平成12年
⇔2000年
平成13年
⇔2001年
平成14年
⇔2002年
平成15年
⇔2003年
平成16年
⇔2004年
平成17年
⇔2005年
平成18年
⇔2006年
平成19年
⇔2007年
平成20年
⇔2008年
平成21年
⇔2009年
平成22年
⇔2010年
平成23年
⇔2011年
平成24年
⇔2012年
平成25年
⇔2013年
平成26年
⇔2014年
平成27年
⇔2015年
平成28年
⇔2016年
平成29年
⇔2017年
平成30年
⇔2018年
平成31年
⇔2019年
令和 元年
⇔2019年
令和 2年
⇔2020年
令和 3年
⇔2021年
令和 4年
⇔2022年
令和 5年
⇔2023年
令和 6年
⇔2024年
令和 7年
⇔2025年
令和 8年
⇔2026年
令和 9年
⇔2027年
令和10年
⇔2028年
令和11年
⇔2029年
令和12年
⇔2030年
和暦
⇔西暦
令和13年
⇔2031年
令和14年
⇔2032年
令和15年
⇔2033年
令和16年
⇔2034年
令和17年
⇔2035年
令和18年
⇔2036年
令和19年
⇔2037年
令和20年
⇔2038年
令和21年
⇔2039年
令和22年
⇔2040年
令和23年
⇔2041年
令和24年
⇔2042年
令和25年
⇔2043年
令和26年
⇔2044年
令和27年
⇔2045年
令和28年
⇔2046年
令和29年
⇔2047年
令和30年
⇔2048年
令和31年
⇔2049年
令和32年
⇔2050年
令和33年
⇔2051年
令和34年
⇔2052年
令和35年
⇔2053年
令和36年
⇔2054年
令和37年
⇔2055年
令和38年
⇔2056年
令和39年
⇔2057年
令和40年
⇔2058年
令和41年
⇔2059年
令和42年
⇔2060年
令和43年
⇔2061年
令和44年
⇔2062年
令和45年
⇔2063年
令和46年
⇔2064年
令和47年
⇔2065年
令和48年
⇔2066年
令和49年
⇔2067年
令和50年
⇔2068年

        宝くじMission   実行 ⇒ - 全表示
  使い方:         クリア ⇒
  一.all_historyを実行 ⇒ 統計から、今の抽せん数字パターンを算出。
  二.番目などを変更後、all_historyを実行 ⇒ 抽せん数字予想を算出。
  三.つまり、パターンを変更しないと、今の抽せん数字をそのまま予想。
  四.番目とアケは、統計 ⇒ frequencyで、0相対。頻度の高い順。
  五.日差を、-1にすると、1日前のパターンを算出。(-999まで可能)
  六.右上「全表示」選択なら、全表示。デフォルトは、統計等一部表示。
  七.パターンは上書きされない。パターン算出には、クリア ⇒ が必要。
  八.ヒット方法は、
      ①好みで選ぶ (いつも同じ予想数字になりがち!ヒットせず!)
      ②ランダムに選ぶ (無味乾燥で味気ない!ヒットせず!)
      ③統計 ⇒ から選ぶ (ランダム + 好み ⇒ なに気なくヒット!)
      ④パターン書いて実行 ⇒ させて予想数字になることを確認!

抽せん数字パターン ⇒
N2: 番目 (0~99)
N3: 番目 (0~999)
N4: 番目 (0~9999)
N5: 番目 (0~30) アケ アケ
N6: 番目 (0~42) アケ アケ
N7: 番目 (0~36) アケ アケ
N8: 番目 (0~4) 番目

抽せん数字予想 ⇒
N2:
N3:
N4:
N5:
N6:
N7:
N8:
統計 ⇒ N2 N3 N4 N5 N6 N7 N8             クリア ⇒ & 実行 ⇒
                              ⇒ 抽せん確率
ミニ    ⇒                    ⇒ 1/100
ナンバー3 ⇒                 ⇒ 1/1000
ナンバー4 ⇒               ⇒ 1/10000
ミニロト  ⇒   ⇒ 1/169911
ロト6   ⇒
                           ⇒ 1/6096454
ロト7   ⇒
                          ⇒ 1/10295472
ビンゴ5  ⇒
                            ⇒ 1/390625
Good Luck!
kind number frequency trials/pattern
N2 23 1 100
N3 123 1 1000
N4 4567 1 10000
N5 01 1 10000
N5 11 1
N5 12 1
N5 13 1
N5 31 1
N6 01 1 10000
N6 21 1
N6 22 1
N6 23 1
N6 24 1
N6 43 1
N7 01 1 10000
N7 31 1
N7 32 1
N7 33 1
N7 34 1
N7 35 1
N7 37 1
N8 01 1 10000
N8 06 1
N8 11 1
N8 16 1
N8 21 1
N8 26 1
N8 31 1
N8 40 1

        世界の国旗        

>>      

国旗の上にマウスカーソルを置くと 国名が表示されます。 クリックすると、拡大されます。















郵便番号検索

  

  左枠に、郵便番号を入れると、郵便番号→住所を検索します。
  郵便番号は、2桁~7桁の半角数字で指定します。
  3桁目の区切りとして、半角ハイフンを入れても検索します。
  (全角数字も可)。
               例: 384-1305

  複数指定しても、検索対象は、最初のものだけです。
  検索結果は、2桁のみ指定した場合、都道府県のみ、
  3桁以上指定した場合、都道府県・市区町村・町名が表示されます。

  ※郵便番号検索は、同一の郵便番号に多数の住所がある場合でも、
  すべて表示されます。
               例: 6028064
  

  左枠に、住所を入れると、住所→郵便番号を検索します。
  住所は、すべて全角です。
  空白 (半角/全角スペース) で区切って、都道府県・市区町村・町名を指定
  できます。
  検索結果は、都道府県のみ指定した場合は、2桁の郵便番号のみ、
  都道府県・市区町村・町名まで指定した場合、7桁まで表示されます。
  都道府県 (全角1文字以上) が最初に指定されないと、検索しません。
  住所を都道府県から正確に書く場合は、区切りなしでも検索します。
  都道府県の1字、町名の1字でも、検索します。
  ウロ覚えや、全国津々浦々、京都近辺、正確な町名検索にも使えます。
  (全国町名のヨミカタも表示。)

               例: 県 軽井沢

               例: 府 通

               例: 京 都 大原

  郵便番号データは、Excel郵便番号簿(2012/2/29版)に依ります。
  労作に、感謝します。

バグ表   (Microsoft Windows上での動作)
 
 
縦書き表示・印刷
 
ルビ
 
 
 
 
 
 
アクセスキー
(例:ALT-M) 
 
 
 
 
 
改行処理
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
禁則処理
 
 
ページ表示
 
 
 
 
 
 
 
 
(追記:Chrome
の異常事例の
ページは、
ChromeのUpdate
によって、
別のページに
移動して
現在不明)
 
 
ルビ付漢字表示
 
 
 
 
(追記:Chrome
の異常事例の
ページは、
ChromeのUpdate
によって、
別のページに
移動して
現在不明)
 
 
 
カーソル表示
 
 
 
 
IE (Microsoft)
 
正常
異常
(漢字から非常に離れている)

回避方法:なし
(chrome/edge/
firefoxを使うか
がまんする)
ALT-Mに加えて、Enterが必要だが、動作する。
(同一ページに複数個のALT-Mがあっても、Enterで選択できる)
正常
(禁則処理も含め、正確に表示される)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(、。」は、それぞれ、行末に配置)
正常
(ページ表示が、
乱れることは、
一切ない)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(ルビ付漢字表示
が、乱れること
は、一切ない)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(そのページを
クリックしても、
入力欄以外に、
カーソルが現れる
ことは、一切ない)
Chrome (Google)
Edge (Microsoft)
正常
正常
(ルビの位置に正確に表示される)
 
 
 
 
ALT-Mのみで動作する。
複数個のALT-Mには、対応していない。(同一ページ内最終ALT-Mのみ動作する)
異常
(4文字以上の
ルビがあり、禁則
処理と重なると、1
文字早く改行され
る)(長いページ
で、再描画されな
いケースで)

回避方法:
①ルビを1行に
3文字以下にする。
②禁則処理と重な
らないように、
文章を変更する。
③漢字ごとにルビ
を分けて、2文字
づつとする。等
正常
(、。」は、それぞれ、行末に配置)
異常
(ごくたまに、
事例のように、
54/50/58/104
の次ページで、
右ページが
左ページの位置
に、重なって、
表示され、右ペー
ジは空白になる)

事例:
ページ表示後、
再表示してから、
54
/50 /58 /104
の次ページ
回避方法:
(ctrl-R 再表示、
で正しい表示
に戻る)
異常
(ごくたまに、
事例のように、
ルビ付漢字だけ
空白になって、
左ページに移動)

事例:
ページ 表示後、
再表示で、
霊れいの部分だけ
空白になって、
左ページに移動
回避方法:
(タブの複製、
で正しい表示
に戻る)
異常
(そのページを
クリックして
フォーカスする
と、
カーソルが現れる)

Firefox
 
正常
正常
(ルビの位置に正確に表示される)
 
 
 
 
 
 
 
動作しない。  
 
 
 
正常
(禁則処理も含め、正確に表示される)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(、。」は、それぞれ、行末に配置)
正常
(ページ表示が、
乱れることは、
一切ない)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(ルビ付漢字表示
が、乱れること
は、一切ない)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(そのページを
クリックしても、
入力欄以外に、
カーソルが現れる
ことは、一切ない)


(画像提供: ISFDB)
作家を目指す方へお知らせ
presented by bilyzkid
6.分野は、ライトノベル風フィクション (SF、ミステリー、
  ホラー、アニメの原作、および、シナリオ)です。
  純文学以外で作家を目指す方は、ぜひ、挑戦してみてください。
  
  ライトノベル風フィクションというのは、 読みやすいということ、
  キャラクターや場面がイメージしやすく、おもに、
  会話でストーリーが進んで、映像が見えやすいということ、
  現実の経済や政治から遠くかけ離れた、読むだけで、夢の世界へ
  旅立てる、ワクワクするはなしということです。