原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
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SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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NOVELYst AutogeNerating dimensional space
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◆◇◆更新ニュース◇◆◇
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京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[月 夜 花 光 and検索] ヒット 14 件です。
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ザ・オフィス
/FB5/TheOffice/
よく分かっていた。利益と損
失の計算をして、最終チェックを行うのは、マーティでなく、彼だった。
10月が来た。9月の頃より、もっと悪くなっているように見えた。
9月は、明らかに、黒字だった。10月は、少しとはいえ、赤字だった。
「状況はあなたが日曜学校の
先生に応募すると、そして、もっと重要なこと、彼が時間のある最初の
夜━━━明日の夜、ディナーに招待する、彼が可能なら、もしだめなら、
576
575
本
当の理由だった。オレは臆病だったのだ。
午後のあいだじゅう、オレは、その花束の1ドルに参加したことがう
れしく、その1ドルが、オレの最後のなけなしのカネだったことも、う
374
373
彼女は言った。「サンクス、ミスターウィロービィ、グッナイ!」
コートラックまで歩いてゆくと、脇の鏡を見た。鼻は、光ってなかっ
た。しかし、少し、パウダー掛かっていた。それから、昼休みに買った
ハットを、注意深く、かぶった。もう、彼女は自
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レッドダイアモンド
/RD/RedDiamond/
オレはその会社の
社長に会って、取引を持ちかけた。手を引いてくれれば、絵画を提供す
ると。社長は興味を示した」
マンフレッドは顔の皮膚を引っ張った。長身の体をほとんど2つに折
った。
「絵画に保険を掛ける時間はあると思っていた。2ヶ月待ってから盗難
を手配するはずだった。しかし、絵画は消えていた。合意はダメになっ
た。絵画を失い、会社も失うかもしれない」
「あんたは前に、絵画がある場所は知らないと言った」
572
571
アンダースは、ドラマチックに見せるために、ひと呼吸おいた。
「コーヘンは2日後に車のトランクで発見された。固ゆでタマゴにされ
ていた。バーガスは会社を買い取って、音楽ビジネスから始め、ほかの
ビジネスにも手を伸ばした。深夜番組のようなものに興味をもって、や
がて、ポルノ産業の大手会社となった。ジェームズはそのころにバーガ
スに会った」
「それでドラッグ取引をもちかけた?」
「そう聞いている。これはすべて口外禁止だ。いいね?」
「分かった。どうやったら、バーガスに会える?」
「今夜、やつのパーティに行く」
長い間語り継がれる式になる。みんな入り口でチェックして、銃を預
かる。すぐ頭に血がのぼるやつもいるが、みんないいやつだ。酒もあり、
女もいて、楽しい時間になるに違いない。
レッドダイアモンドと恥ずかしそうな花嫁が、みんなの注目を集める
ことだろう。
花嫁を、女好きの連中から遠ざけるのは大変だろうが、レッドは他の
連中と同じくらいタフなのだ。
うとうとしながら、タキシードを着た自分を想像した。フィフィは彼
女の魅力を引き立たせるガウンをかぶり、品位があった。2本のやさし
い腕が肩をもみ始めた。
お礼にキスをした。タオルでふ
「3軒となりのトレーラー」
レッドは、若者をドア口に立たせたまま、道路を走った。トレーラー
からはオレンジの光が漏れていた。小さな焚き火が凶暴になったような
光で、レッドには、居心地がいい光には感じられなかった。
窓から炎が見えた。レッドはトップスピードでドアを蹴破けやぶった。動く
ものに銃を構えながら、床に伏せた。
3つの死体がころがっていた。男がふたり、女がひとり。腕や足は互
いにからまったまま。それは1つの大きな野獣で、床の炎と同じ真っ赤
な血を流していた。
この場を地獄のように見せてる炎のことも忘れて、レッドは凍こ
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ヴァヴェリ
/FB/TheWaveries/
名前からわかるよ
うに、一時的に失業した、何百万の人々を、多くの分野で、急激に増え
た、それほど専門的でない、手作業労働需要に割りふることを手助けし
た。
2023年5月には、3500万人の失業者がいたが、10月には、
1500万人に、2024年5月には、500万人に減少した。202
5年には、失業者は、ほぼゼロになって、競争的需要が、賃金をおし上
げ始めた。
3つめのサブ委員会は、もっとも困難な事柄を扱う部局だった。それ
は、工場再編部局と呼ばれた。この部局の目的は、電気的に稼動してい
た機械工場を、ここでは、たいていは、同じ無線放送が始まって、ヴェイダーが
引きつけられて去っていっても、一部は、ここにとどまって、われわれ
が発電したとたん、ハエのように群がって、どんどん、増えてしまうそ
うだ。また、ヴェイダーは、空中の静電気でも生きていけるそうだよ。
ところで、ここでは、夜はどうやって、過ごしているんだい?」
「どうって?読んだり、書いたり、お互いに訪問したり、しろうとのグ
ループ活動に参加したり━━━メイジーは、ブレイクスタウン劇団の団
長さ。オレも端役はやくをやらされている。映画がなくなったので、みんな、
劇を始めて、なかには、才能のある人もいるよ
「疑わしいね。核現象は、基本的に、電気的なんだ。やつらは、中性子
を食くっちまうほうに、1ドル賭けるよ!」
ピートは、この賭けに勝った、といえるだろう。政府は、公表はしな
かったが、その日、ネバダにある地下実験場で実施された、臨界前核実
験は、しけた花火のように、ぼしゃってしまい、完全に失敗であった。
また、稼動していた、すべての原子力発電所は、原因不明の不具合によ
って、これも、公表されぬまま、運用停止のプロセスを開始した。
ジョージは、不思議そうに、頭を、ゆっくりふった。
「路面電車もバスも、オーシャンライナーも━━━ピー電気を食べちまうにちがいない」
「電灯も、なしか」と、ジョージ。「ふん、電話なんかなくたって、へ
いきさ。ろうそくや、オイルランプなんかも、わるくはない。しかし、
すぐに、稲光が、恋しくなるだろうな。ああ、オレは、稲光が大好きだ
ったんだ」
蛍光灯は、完全に消えた。
ピートマルベニーは、暗闇のなかで、ドリンクをすすってから、言っ
た。
「電灯に冷蔵庫、トースター、真空そうじ機━━━」
「ジュークボックス」と、ジョージ。「公共の電子掲示板もなし。イン
ターネットもスマフォもブログもなし。そうだ、映画は?」
「映画もなくなるよ。サイ
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SFミステリー (小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン) ライトノベル風
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いつもふたりで
/SY/TwoForTheRoad/
と、フランソワーズ。「悪い人ね、きのう、待っていた
のよ」
「ごめん」と、デービット。
「ほんと、ひどいわ。知ってる顔、ばかりよね?ニックとミシェルに」
パラモス夫妻は、デッキチェアのまま、手を上げた。
「マークとモーリスに」ふたりは、うなづいた。
「伯爵夫妻」シャンパングラスを上げた。
「ジョアンナは?」
デービットは、しゃがんで、「ハロー」と、言った。
「ジョアンナウォレス、弟のデービットよ」フランソワーズは、紹介し
164
163
と、ジョアンナ。
「どんな夢?」と、マーク。
「列車がね、夜、この室を、横切るの」
「フロイト先生、分析を!」
「あなたの、潜在意識を」
「きみの夢だ!」
「食欲とは、関係ないわ。空腹じゃないもの」
ジョアンナは、起きて、窓のカーテンをあけた。
「フロイト先生に、論争を」
窓のシャッターを上げると、線路を貨物列車が走り、室じゅうがゆれ
た。シャンデリアのろうそくが、1本、落ちた。
「すごい迫力!」
「たしかに、きみの夢分析は、必要ないね」
◇
砂浜に停めた、白のベンツから、マークとジョアンナは、降りて、ヨ
ットハーバ
サンジェストの一室。マークは、設計図を広げて、仕事していた。グ
レーのスーツは、イスに。
「背中のチャック、下げてくれる?」と、ジョアンナ。花柄のドレスで。
マークは、設計図から、顔を上げて、チャックを少し下げた。
「どうも」と、ジョアンナ。バスルームに向かった。
「いいえ」と、マーク。
「寝ないで、仕事?」
「疲れた?」
「いいえ」
「すぐ、終わるよ」
「秘書を通さないと、ダメ?」
「いつから、そんな皮肉屋に?」
「結婚してからよ」パスルームから、シャツ1枚で。
「結婚したっけ?」
「ええ。覚えてる?いつ、ふたりの旅が、つま
「そうだね」
「いい仕事をなさって、満足でしょう?」
「ええ、まぁ」
「奥さまも、ステキね。かわいい坊ちゃんがいるとか」
「ええ、かわいい娘が」
「そうだったわ。才能のある方に、お目にかかれて、すごく、光栄。キ
ャシーたちに、見せたいわ。あなたの成功を、心から喜んでる」
「おいで!」と、別の男性に呼ばれて、女性は、離れた。
「ウォレスさま、電話です」と、ボーイ。受話器をわたされた。「おつ
なぎします」
「つないでもらおう」と、マーク。目の前の女性に、声をかけて、呼び
とめた。
「アメリカからです」と、ボーイ。電話のコネクターのある
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発酵したインク
/FB5/FermentedInk/
発酵はっこうしたインク
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
もくじ
太ふとりすぎのふくろうに捧ささげる歌 ∨
間奏曲 かんそうきょく ∨
ギフト ∨
聞ききなれないセレナーデ ∨
モダンメロディ ∨
ラプソディ ∨
オーチュア ∨
ロマンス ∨
ミッドナイトソナタ ∨
ゆっくりと目覚め ざめる ∨
2
1
太りすぎのふく
発酵はっこうしたインク
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
もくじ
太ふとりすぎのふくろうに捧ささげる歌 ∨
間奏曲 かんそうきょく ∨
ギフト ∨
聞ききなれないセレナーデ ∨
モダンメロディ ∨
ラプソディ ∨
オーチュア ∨
ロマンス ∨
ミッドナイトソナタ ∨
ゆっくりと目覚め ざめる ∨
2
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太りすぎのふく
発酵はっこうしたインク
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
もくじ
太ふとりすぎのふくろうに捧ささげる歌 ∨
間奏曲 かんそうきょく ∨
ギフト ∨
聞ききなれないセレナーデ ∨
モダンメロディ ∨
ラプソディ ∨
オーチュア ∨
ロマンス ∨
ミッドナイトソナタ ∨
ゆっくりと目覚め ざめる ∨
2
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太りすぎのふく
発酵はっこうしたインク
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
もくじ
太ふとりすぎのふくろうに捧ささげる歌 ∨
間奏曲 かんそうきょく ∨
ギフト ∨
聞ききなれないセレナーデ ∨
モダンメロディ ∨
ラプソディ ∨
オーチュア ∨
ロマンス ∨
ミッドナイトソナタ ∨
ゆっくりと目覚め ざめる ∨
2
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太りすぎのふく
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アリスのビックリラン
/LC/AliceWonder/
帽子屋は、席を立ったので、ヤマネがその席についた。3月ウサギは、
ヤマネの席に移り、アリスは、気が進まなかったが、3月ウサギのいた
席についた。
帽子屋は、この席替せきがえで、唯一、得とくをした。アリスは、最悪だった。
3月ウサギは、ミ落ち着いてはいられない!」
「ずっと座っていよう!」と、カエルの馬丁。同じことを言い方を変え
て、繰り返した。「昼も夜も、くる日もくる日も」
96
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と、アリス。子犬のほえ声が、はるかかな
たに小さくなると、疲れて立ち止まり、キンポウゲに寄りかかって休ん
だ。花が手品の帽子のようで、奇妙だった。
「手品を教えているみたいだわ!もしも、わたしが正しい身長だったら
━━━そう、すっかり忘れわずかに震え出した!」
アリスが顔を上げると、目の前に女王が立っていた。
腕を組んで、嵐の前の稲光のいなびかりように、顔をしかめていた。
「いい天気ですね、陛下!」と、公爵夫人。低い弱々しい声で。
「あなたに警告します!」と、女王。し
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ファマドユニヴァース
/FB5/WhatMadUniverse/
あるいは、
彼が回転しながらタイミングを取って、音楽を支えていた。どっちなの
かは重要でなく、どっちでもよかった。浮かび、回転し、今までのもの
からすべて自由であることの、すばらしい感覚以外は、どうでも良かっ
た。
それから、回転しているとき、月の影になにかあるのを見つけた。長
く、葉巻のような形をしていた。それは、宇宙船だった。そう、つぎに
480
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回転したとき、そこにいくつかの光るポー彼は不完全に終えた。なぜ、午後1時が通常終了時間なのだ
ろう?なぜ、今月なのだろう?
「それなら、明日来る。ミスターウィントンにうまく会える時間は?」
「7時ごろ」
「7━━━」危うく、彼女の言葉を繰り返すところだった。朝の7時、
それとも、夜の7時?朝に違いない。夜の7時は、霧中の時間だ。
そのとき急に、答えが分かった。こんな簡単なことが、なぜ、すぐに
分からなかったのか不思議に思った。
当然、霧中のある都市によって、労働時間は異なるだろう。夕暮れの
あとは、通りから人が消える都市もあれば、ふつうの夜の生活のない都
市もある。少なくとも自分のいると
ころが分かる。夕食にかなり遅れているから、と彼は考えた、ボーデン
に電話して、彼を安心させてから、町で食事して、それからタクシーを
拾うか、なんらかの車で、別荘まで運んでもらえばいい。遅くとも、9
時には戻れるから、16分過ぎからの月の花火を見る準備をするのに、
かなり時間がある。そこには、彼が見逃したくないなにかがあった。
ボーデン氏には、なんて説明しよう?言えることは、散歩をしていて、
道に迷い、車に乗せてもらい、自分の居場所を知るために、グリーンビ
ルへ行った。その言い訳は、バカらしく聞こえた。真実と電光板から放たれた光線が、どうであれ、夜は霧中によっ
て守られていても、昼間は太陽光によって、完全に守られていないので、
たぶん、アルクトゥルス船によって検知されてしまうからだろう。その
ことは、彼が昼間に寄ったレストランやオフィスや店の比較的弱い電光
板に対しても、同じだった。そう考えて来ると、それらすべてにおいて、
電気の使用は、減らし得るギリギリ最低限に抑えられていた。
彼は逃げ続けるために、そのような小さなことにまで気を配って見て
行く必要があった。彼は、昼間、仕事したり読んだりする、ほとんどの
時間、ホテルの室の照明は、
|
ジバゴ
/SY/Zhivago/
みな、目を閉じて、眠っていた。ひとり、隣りの強制労働の
男だけ、目をギラギラさせていた。ユーリは、目がさめると、貨車の小
窓をあけてみた。汽車は、広い川の鉄橋を渡っていた。広大な川の雪原
が、広がっていた。雲におおわれた空に、大きな月が顔を出していた。
ユーリは、ずっと見ていたかったが、隣りの男性の足で、小窓を閉めら
れてしまった。
汽車は、どこまでも続く、雪原を走った。
強制労働の男と管理人は、シャベルで、汚れたワラをかきあつめ、貨
車の外に捨てるために、扉をとびらあけた。出入口は、氷で閉ざされていたが、
シャベルで氷を割ると大きな手術だよ。だが、それと同
時に、日々の生活も大切だろ?そうじゃないか?」
「当時、その考えは、間違っていた。彼の党に対する考えを聞き、危険
だと思った。わが党に賛同してはいるが、その根拠は、彼の詩のように、
あいまいなものだ。そんな賛同は、一夜にして消える。そう、忠告する
と」
「明あす日の行動に、今日、賛成しろと言われてもムリさ」
「彼は、首にロープを巻かれていながら、それに、気づいていないのだ。
私は、彼の詩に対する世間の評判を聞かせた」
「評判が悪い?誰にだ?どこが、気に入らないんだ?」
「私は、理由を話した」
「ぼくの1階の人々が歓声を上げていた。
「先生も、わたしたちみたいに、つつましく暮らしなよ」と、女性。階
段をあがるユーリに。
「返せ!こら、それを返せ!」と、叔父が、書斎から出て叫んだ。
「あん?だんながわめいているよ」と、女性。
人々が、書斎に集まってきた。花瓶が割れる音がした。
「秩序を乱すな!」と、イエルキン。「もっと、整然とことを進めたま
え!」
「なにをしている?」と、ユーリ。叔父といっしょに尋ねた。
「居住区の配分見直しだ」
「4人家族なら、50平方メートルでじゅうぶん!」と、カプルジーナ。
「どうかな!だれの家だと思っていわかった」と、ユーリ。「なぜ、志願したんだ?」
「戦場に出た、夫をさがしに」
「そっと、運べ!」ユーリは、患者の担架の一方をもって、荷台から降
ろそうとした。「手術を見たことは?」
「あります」
「じゃぁ、頼む」
馬車の戸の上に患者を横にして、カンテラの光で、ユーリは、患者の
頭部に、手術のメスを入れていた。ラーラが、脱脂綿でこまめに血をふ
きとっていた。
「敵は、隣り村まで来たぞ」と、声がした。「ドイツ軍だ!」
「先生」と、カンテラを持った兵士。
106
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ナイトゥアンディ
/SY/KAndDy/
「事故のニュースを見たんだ」と、ロドニー。
「ニュース?事故って?」と、ジューン。
「とにかく、生きてるね!」
「生きてるわよ!」ジューンは、家に戻ろうとした。
「だね!よかった!だけど、ジューン、あの、オレ思ってたんだ!」
ロドニーは、勇気をもって言った。「きみが無事だったら、きみを食
事に誘おうって!」
「ふつうは」と、ジューン。「別れた相手とデートしないものよ!」
「デートじゃない」と、ロドニー。「防災の調査だ!」
「あとで、電話するから!」と、ジューン。家に戻って、ドアをしめた。
「なにも言うなですって?」階段を走ってぼくは、とても優秀なエージェントだ。今夜は、安
心しろ!ボーイスカウトのぼくといれば、安全だ」
「安心に安全?」と、ジューン。フィギアを返した。「おやすみ、ロイ。
ボーイスカウトだったの?」
「イーグルスカウトだ」と、ロイ。
「わたしは、ブラウニー」と、ジューン。
「すごいな!」と、ロイ。
「おやすみ、ロイ」ジューンは、助手席で目を閉じた。
ロイも、運転席で目を閉じた。
ふたりが乗った、赤のオープンカーは、トレーラーに乗せられたまま、
夜のハイウェイをマンハッタン方向へ走り去った。
◇
CIA本部の1室。
「みんな、
機体から300フィート離れたところまで歩くと、荷物を置いた。
機体のところどころから、火花が散っていた。
「これでいい!」と、ロイ。
「なにが?」と、ジューン。
「ホラ、これ、飲んで!」と、ロイ。飲料水を出した。「落ち着くから」
ジューンは、飲料水を飲んだ。「撃たれたの?」
「ほんの、かすりキズさ!」
ロイは、シャツをぬいで、左わき腹に医療用テープをはった。
「ジューン」と、ロイ。「話しておこう!これから、どうするべきかを」
「病院に行かないと!刑務所かも!」と、ジューン。
「きみは、追われることになる。悪いやつらに」
「 ◇
ブルックリン、ニューヨーク市。
橋のたもとにある古いレンガ作りの工場に、ロイとジューンは入った。
「ここが隠れ家?」と、ジューン。歩きながら、周まわりを見た。
「サイモン!」と、ロイ。歩きながら、銃を構えた。
奥のドアがあいて、光とロックミュージックが漏れていた。
「そばにいろ!」と、ロイ。ジューンに。「おい、サイモン!遊んでる
場合じゃない!」
奥の室は、白のロッカールームで、音楽がつけっぱなしで、ロッカー
はマジックで落書きされていた。
「これは、なに?」と、ジューン。
「サイモンが書き残したんだ」銃をジューン
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血だらけの月の光
/FB5/BloodyMoonlight/
「月とか火星?」
彼女は、オレに顔をしかめた。「ベンスターロックが言った?」
「ええ」と、オレ。「そう、つまり、あんたが言ったわけでない?」
「ベンスターロックは、アホ。わたしは電話では、誤解を生まないよう
に、必要最小限のことしか伝えてない。ステファンアモイは、変わり者
じゃない。彼はまともで、少ないが発明品や特許を取ったものの印税で
暮らしている」
「すまない」と、オレ。「たぶん、サイエンスフィクションストーリー
の読み過ぎ!皮肉を言うつもりはなかった。どこか別の惑星で、知的生
命体が暮らしている可能性もゼロじゃない?地球外結論を自分で導けるように書くこと。分
かる?」
「ええ」と、オレ。
「よし、ここに名刺がある。クライアントは、ジャスティンハバーマン、
西リンカーンパーク197、以前、彼女とビジネスをしたことがあって、
問題ない。オレは電話で話しただけだが、彼女の要求は、探偵は、今夜、
会いに来て、仕事の詳細の説明と指示を受けること。
トレモント行きの列車は、明日の始発に乗れ!100マイルちょっと
だ。仕事は2日で済ませろ!最大で3日を越えないこと!明日の朝は、
ここで報告する必要ない。経費を、今、見積もっておく」
「ええ」と、オレ。
「列車の切ドアマンのいるようなマンションを考えていた。御
用聞きの裏口に案内されないように、新しいシャツに、ヒゲも剃った。
それは、個人の邸宅だったので、考え方が土台から違った。マンション
でなく、7・8室あるレンガ造りの家で、中庭は広く、周りが多くの花
や草木で囲まれていた。正面玄関の車スペースには、2台をバックで停
められるガレージがあった。郊外の土地も安い敷地に設計された屋敷で、
都会の中心に近い場所では、かなりの値段になったに違いない。
ドアの呼び鈴を鳴らすと、メイドが返事をした。彼女は、ドアを開あけ
て言った。「探偵事務所の方?」詐欺である疑いはない。
完全に家庭内のことなので。彼が、少し違っていても、とにかく、彼女
はいくらかは与えることになる。5千ドルか、それより多く。しかし、
彼に送られる手紙は、『ほたるの光』ジ・エンドとなる。それに対して、
彼が作ったものがほんとうにいいものなら、5千ドルよりもっと多く、
彼の興味が増す金額まで応じるという」
「詐欺である疑いはないなら」と、オレ。「私立探偵よりも、ラジオの
専門家かエクスパートの方がよいのでは?」
「確かに」と、ベンスターロック。「しかし、ほかにふさわしい人物が
いるからといって、仕事を断っていたら
|
ファブクリップ
/FB5/FabClip/
普通によくあるのではないが、ごくまれというわけでも
ない。アンチ自殺症候群。それは、年月がたったから、なくせるとか変
322
321
彼は来なかったと」
◇
オレたちは外に出て、階段を降りた。外は澄すんだ夜の空気だった。
オレたちは今、名前が分かった、とオレは考えた。オレたちが捜して
いる名前だ。名前と電話番号だ。そして、今度の相手は、ギャングの親
玉だ。
それから歩くスピードを下げて、立ち止まった。そして戻り始めた。
ループ街には、多くの花屋があった。オレは、花についてはなにもし
てないことに気づいた。使えるカネは、まだあった。花屋のひとつに入
って、数時間後の葬式に間に合うように、当時オレは赤ん坊だった。男は笑い、明るいボール
は、ゲーリーのアパートの揺りかごの室のランプの光に輝いた。オレは
回転する球体を見て、泣くのをやめた。
一度だけでなく何度もあった。オレはいくつだったのだろう?覚えて
いるのは、歩いたこと
|
アリスのルッグラン
/LC/AliceLooking/
アリスは、わけが分からず、黙っていた。
「7才と6ヶ月」と、ハンプティダンプティ。繰り返した。「切りの悪
い年としだ!ぼくの助言を求めていれば、『7才だけでいい』と教えたが、
もう遅い!」
「大きくなるのに、あなたの助言は要らない!」と、アリス。怒おこって。
「えばりすぎ?」
「わたしが言いたいのは、だれでも大人になるのをとめられないという
こと」
「ひとりならね」と、ハンプティダンプティ。「でも、ふたりなら、い
い助言をすれば、7才でとめられた!」
「とてもいいベルトをしてるのね!」と、アリス。
(「年としのことは、もう、たくさんと、白の女王。「否定したいものがなんなのか、分かって
ないのよ!」
「意地悪い じわるで、根性が曲がっている!」と、赤の女王。
気まずい沈黙。
「今夜のアリスのディナーパーティに」と、赤の女王。白の女王に。
「あなたをご招待しますわ!」
「わたしも」と、白の女王。小声で。「あなたをご招待しますわ!」
「今夜のディナーパーティって?」と、アリス。「まったく知らないけ
ど、わたしのパーティなら、ご招待は、わたしがするわ!」
「チャンスをあげているのよ!」と、赤の女王。「マナーの授業は、ま
だでしょうから!」
「マナーの授業は、ないわ」「ないわ!山は、ひとつ。今いるところだ
わ。でも、山の名前が分からない。町は━━━ところで、遠くの向こう
で、花の蜜みつを集めているのは、なにかしら?ハチではないわ。ハチは、
1マイル以内でも、まったく見てない!」
アリスは、黙って、立って見ていた。ハチは、花から花へ駆かけるまわ
ったり、花へ口を差し込んだりしていた。
「ふつうのハチではない━━━分かったわ!ゾウよ!」アリスは、そう
思いついて息をのんだ。「あの花は、きっとものすごく巨大なんだわ!
屋根の代わりに茎を並べた小屋があるわ。あの花からどれだけの蜜みつがと
れるのかしら音楽を楽しむ
かのように、歌い出した。
鏡の家の旅のあいだで、もっとも奇妙なことが、これから始まること
だった。アリスは、そのことをはっきり覚えていて、きのうのことのよ
うに思い出すことができた。白のナイトのブルーの目、やさしそうな笑
い、髪かみに光る夕陽、アリスを見つめる情熱の炎のような輝き。馬も、リ
ズムに合わせて足元の草を食べていた。背景は、森の大きな影、すべて
が、1枚の絵のようだった。アリスは、木に寄りかかり、右手で夕陽を
さえぎりながら、白のナイトと馬を見ていた。そして、まるで夢の中の
ように、悲しいメロディの歌を聞い
|
小さな子羊よ
/FB/TheLittleLamb/
ラムについて、悪い考えを抱いだいているとは、思われたくなかっ
た。
チャンドラーの車が通った道の方へ、澄んだ月明かりのなかを、歩き
はじめた。ハンスのところが見えてきた。チャンドラーの車は、とまっ
ていなかった。一度とまったとしても、す自分がなにか、間違えを犯したときに、きっぱりとした
態度で臨のぞむことだ。しかし、今夜は、なにもしたくなかった。
ブリキ製の時計が、11時半をつげた。まだ、おそくはない。なにも
考えたくなかったので、なにか読むことにした。なにか、詩とか彼女の笑い声は、
銀のシンバル のようだった。
オレの笑い声は、
枯れたジェラニウムの花を ゆさぶる
しおれた花びら のようだった。
彼女の手は、オレの手をすりぬけて、
白いスリムなレースをまとって、ダンスを踊った。
肩ごし黒々と
照らしていた。こいつは、描かけると思った。黒の上に灰色、灰色の上に
黒だ。それに、モノクロでない、黄の光だ。ハンスのところの光のよう
28
27
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