原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
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SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶 or検索] ヒット 30 件です。
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ミットキーあらわる
/FB1/TheStarMouse/
教授。人間の最悪の敵である、どぶねずみを抹殺できます。ぼくたちも、
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どぶねずみは嫌いです。1千匹のねずみ軍団が、ガスマスクとガス爆弾
で武装して、1日か2日で、1都市の、どぶねずみのすべての穴から、
すべてのどぶねずみを駆除できます。全世界から、1年以内で、すべて
のどぶねずみを、駆除できます。同時に、残っているすべてのねずみを
捕らえて、知的レベルを上げて、マーストラリアに運び━━━」
「しかし、ミットキー━━━」
「だめですか、教授?」
「うまくゆくかもしれんし、うまくゆかないかもしれん。きみは、どぶ
ねずみを駆除できるだろうが、利害の対立から、そのうち、ねずみたち
は、人間たちを抹殺し始めるだろう。あるいは、人間たちが━━━」
「そんなことは、しません、教授。武器を、そんなふうには━━━」
「そうかね、ミットキー?」
「絶対に、ありません。もしも、人間が、ぼくたちの権利を尊重すれば、
ぼくたちだって━━━」
オッペルバーガーは、ため息をついた。
「わしは、きみたちの仲介者として、行動するよ、ミットキー。そして、
きみたちの宣言を公表して━━━そうだね、どぶねずみの駆除は、人類
への大きな贈り物になる。だが━━━」
「ありがとう、教授」
「ところで、ミットキー。ミニートがいるんだ
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いつもふたりで
/SY/TwoForTheRoad/
プールサイドの日よけの下のテーブルへ。
「ここへ、どうぞ」と、フランソワーズ。
「今夜、みんなで、劇場へ行こう。そこで、パラモスに」
「ふさわしいドレスが」と、ジョアンナ。
「わたしのは?」と、フランソワーズ。
「お借りすればいい」と、マーク。
「キャビアは?」と、フランソワーズ。
「だいじょうぶです」と、マーク。
「劇場へは?」
「たまに」と、ジョアンナ。
「ボーイの呼び鈴りんを、押していただける?」と、フランソワーズ。
ジョアンナは、日よけの柱のボタンを押した。日よけは、下まで落ち
た。
「このあたりは、急に日が暮れるようだ」と、マーク。「ハハハ」
◇
ヒッチハイクのふたりは、ホテルのパーティで、踊っていた。髪に、
紙製の帽子。
「ジョアンナ、ジョアンナ、ジョアンナ」と、マーク。「1週間は、あ
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っという間だった」
「楽しみすぎたわ」と、ジョアンナ。
「あした、行かない
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さぁ愉快にやろう
/FB6/ComeAndGoMad/
軍隊の補給のためにイタ
リアにいたのだが、オレは眠りについた。オレの知る限り、だれでもど
こでも、いつでも眠りにつける。しかし、目覚めたとき、どのくらい寝
ていたかはどうでもいいが、オレは、この町の病院にいた。そして、オ
レは告げられた。オレの名前は、ジョージバイン、今は1944年で、
オレは27才だと。
27才だということは、その通りで、それがすべて。絶対的に。ジョ
ージバインの人生については、事故のあと病院で目覚めた、それ以前の
ことは、一切、記憶にない。今、知っているのは、みんなに教わったか
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らだ。
彼がいつ、どこで生まれて、どこの学校に行ったか、ブレード社で仕
事を始めたことは、知っている。軍隊に行ったことも。足を負傷したあ
と、ヒザを痛めて、1943年末に、除隊になった。戦闘ではなく、事
故で、ケガを負ったが、オレの、つまり、彼の除隊との、精神医学的つ
ながりは、ない」
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オブライエンの孤独
/ST/DS9_2_4_2/
転送も頼む!」
「警告!記憶の転送には、本人どうしの承認が必要です」
「ハハ、転送元も転送先も、マイルズオブライエンで、オレが本人さ!
記憶の転送を、承認する!」
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「ピピ!本人であることを確認!1分前までの記憶も、同時に転送しま
す」
◇
パラダ2の地下通路。
オブライエンが、転送されてきた。
オブライエンは、フェーザーを構えながら、センサーで調べた。
ドアの前に来ると、あけた。
そこには、シスコにキラ少佐、それにパラダ人が2人いた。
「まさか、裏で、過激派とつるんでいたとはね!」と、オブライエン。
フェーザーを構えた。
「それは、誤解だ!」と、シスコ。「武器を、しまうんだ!説明する」
「いやだ!それなら、そっちから、武器を捨てるんだ!早く!」
シスコとキラ少佐は、武器を床に捨てた。
「おまえもだ!」
パラダ人のひとりは、武器を捨てた。
「あのドアをあければ、
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失われた母星
/ST/StarTrek2009/
教える。ポートスには、悪かったと思ってい
る」
「きみの理論が正しいと言ったら」と、スポック。「どうする?ワープ
で航行中の船にも、転送で乗れると言ったら?」
「方程式が見つかりゃな。聞いたことねぇが」
「今は、まだ、方程式を、きみが発見する前だからだ」
スコットは、わけが分からないという顔で、立ち上がった。
「ごめん、もしかして、未来から来たの?」と、スコット。
「ああ、彼はね」と、カーク。「オレは、違う」
「そりゃ、すげぇ!未来にも、ビックマックって、ある?」
◇
宇宙艦隊の前哨基地。
スコットは、修理中の古いシャトルを見せた。
「ちょっと、危なっかしい、船だ。シールド発生機は、いかれちまった
し。他のもんも同様。さ、乗れよ!」
4人は、シャトルへ乗り込んだ。
「エンタープライズは処女航海したんだ!」と、スコット。「あれは、
スタイル抜群だね!この手で、あのワープナセルを直せるのが、エンジ
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ユスタックウィバーの短い生涯3
/FB3/Weaver3/
それからタイムマシンを使って、マシンを発明した最初の地点に戻って
いたのだ。どろぼうはまだ、通常の時間では行われていないので、ユス
タックウィバーは、すぐに町を出て、犯罪が行われるときには、千マイ
ル離れていなければならない。
2時間後には、サンタアニタ競馬を目指してロサンジェルス行きの飛
行機で、考え事をしていた。ユスタックウィバーが予想できなかったこ
とは、未来に行って戻ってくると、それがなんであれ、まだ起こってな
いことなので、記憶にはないということだった。
しかし、紙幣は持ち帰れた。つまり、自分へのメモを残すなり、新聞
の競馬や株価のページを持ち帰ればいい?これはいけそうだった。
4
3
2
ユスタックウィバーは、ロサンジェルスのダウンタウンでタクシーを
拾い、高級ホテルにチェックインした。もう夜遅かったので、待ち時間
をなくすため、翌日にジャンプしようと考えたが、あま
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ナイトゥアンディ
/SY/KAndDy/
「いいな、行くぞ!ゴー!」ロイは、ジューンとい
っしょに飛び降りた。
◇
ジューンは、目覚めた。海を疾走するモーターボートに乗っていた。
意識がはっきりしなかった。
「もうじき、着く!」と、ロイ。ケータイのGPSを見ながら、操縦し
ていた。
◇
ジューンは、目覚めた。ヤシの葉がそよいでいた。よく眠っていたが、
記憶がはっきりしなかった。ヤシの葉でできた小屋で、サイモンフェッ
クの落書きの写真が現像されていた。アルプスとトレイン。岩場の砂浜
から、ロイがヤリと2匹の魚を持って、海から上がってきた。
「おはよう、お寝坊さん!」と、ロイ。
ジューンは、ハンモックから起き上がった。
「何時間寝てた?」と、ジューン。
「18時間」と、ロイ。魚をテーブルに置いて、水中メガネを取った。
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「ここは、どこ?」
「ぼくの隠れ家だ!」ロイは、ヤリを砂浜に突きさした。「誰も知らな
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イェフディの法則
/FB2/TheYehudiPrinciple/
自己暗示的に行動を誘発して、き
みが自分で命令した行動を実行することになる。しかし、それがあまり
にも高速なため、誰もきみの動きを見ることができない。きみが動いて
戻ってくるのが、まったく同時なので、一瞬かすむだけなんだ。分かっ
たかい?」
「もちろん!」と、オレ。「1つを除いて。イェフディってだれ?」
オレは、テーブルで、もう2杯作り始めた。7/8を、ジンで。
チャーリーは、さらに、説明した。
「行動は、速度が速すぎて、記憶に残らないんだ。ある意味で、記憶は、
加速化の影響を受けないからね。その結果、本人にも観察者にも、命令
が同時に実行されたように見える。いわば、存在しない小人が実行した
ように━━━」
「イェフディのこと?」
「イェフディじゃ、なぜだめなんだい?」
「なぜかって、なぜかというと」と、オレ。「ここに、もう一杯あった
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としよう。ちょっと弱めで。弱めといえば、きみ
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SFミステリー (小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン) ライトノベル風
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NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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試用版 ゲストルーム
◆◇◆更新ニュース◇◆◇
一.
試用版 ゲストルーム
をリリースしました。
二.
サイト 内 検索
をリリースしました。
三.
郵便番号検索
をリリースしました。
四.
世界の国旗
に暗記用シャッフル機能および新国旗追加。
五.
和暦⇔西暦・早見表
に十二支(し)アニマルズ参加。
六.
ネット広告を
すべて廃止しました。
左
中央:初出年月・初放映日・初出雑誌・
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ボディスナッチャー
/SY/BodySnatcher/
「どうなるの?」と、リサ。
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「生まれ変わるんだ。悩みも苦労もなくなる」と、ギブナー。注射器に
薬剤を入れて、リサの腕に注射した。「恐れも、憎しみも」
「殺すのか?」と、マシュー。
「そうではない」と、ジャック。「心も記憶も、吸収されて、すべて、
無傷で残る」
「あれだけ、嫌がってたくせに!」
ギブナーは、マシューの手の甲にも、注射した。
「デビッド、殺す気なのか?」
注射が終わると、ふたりは、イスに座らせられて、ギブナーとジャッ
クを残して、男たちは出て行った。
「どうする?」と、マシュー。
「弱い鎮静剤で、眠らす」と、ギブナー。
「うらむわ!」と、リサ。
「我々には、うらみも憎悪も、愛も必要ない」
「愛しているわ、マシュー」
「戦うものは、まだ、いる」と、マシュー。
「今に、勝つわ」
「1時間後には、気が変わる」と、ギブナー。リサの目を調べて、閉じ
させた。「固定観念を捨て
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感想
/CO/Comment/
[6]デリダ:テキストに外側はない。「家」はテキスト。一度中へ入
ってしまえば、それ自身で閉じていて、その内部で解釈される。外へ出
るキーはない。このことは、第2パラグラフで分かっている:「ドアノ
ブも鍵穴も、ドアのへりさえなかった。へりがあったとしても、うまく
まわりの壁に溶け込んで、輪郭さえ見つけられなかった」
[7]ユング:そのテキストは、答えを見つけたら解決するパズルでは
なく、複数の意味が反響し合うシンボルである。「家」は精神であり、
記憶であり、夢であり、回想。原型をいくつも呼び起こし、ひとつの精
神的空間に並置される。ユングによると、夢における家は、しばしばそ
の人の精神を表す。「エゴはそれ自身の家の主人ではない」
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中心的なキャラクターの「彼」は、家に入った瞬間、光と生の昼の宇
宙から切り離され、なぞのような記念品やオブジェ、暗号のようなでき
ごとに満ち
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ザ・オフィス
/FB5/TheOffice/
彼女は、キッチンへ行き、彼は着替える前に、注意しながらドアを閉し
めた。彼と母は、非常に慎み深く、少しでも着衣が乱れていたら、互い
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に、見ないようにしていた。寝るときの着衣(マーティならパジャマ、
母ならフランネルのナイトガウン)の上にバスローブを着ていなければ、
互いに見ることはなかった。そして、スリッパが必要で、裸足は、一応、
不謹慎だった。彼の記憶では、それ以下の服装の母を見たことはなかっ
た。彼女もそうで、最初に入浴と服の着替えを教えて以来、彼の裸を見
なかった。普通の子どもたちより、ずっと早く、それらを教えた。
彼は、今、窓を閉めただけでなく、ネクタイを取る前に、すべてのシ
ェードを降ろした。慎み深さは、マーティの第2の特徴だった。彼は、
泳ぎを習ったことがなかった。それは、同性であっても、水泳パンツ姿
を見られることが、とても嫌だったからだ。彼は、ときどき、ちゃんと
した服装以下の姿を、みんなに見られている、悪夢に近い夢を見た。
マーティのことを、理解し始めた?それなら、つぎに、キッチンでレ
モネードを作っている、彼の母を見てみよう!服はちゃんと着ていた。
それは、彼女はマーティより早く、ベッドへ入ることはなかったからだ。
朝は、寝たいだけ寝ていたかった。
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白日夢
/FB7/Daymare/
それだけ」と、カクアは説明した。「オレは、午後じゅ
うずっと、ここにいる。なにか変わったことは?」
「ちょっとした騒動。オレたちは、石鹸箱の上で演説する連中をしょっ
引いた。1日かかった。変わり者が、流行になっている」
「なんだって?なにを宣伝している?」
「セクター2に関して、なんのことか、オレにも分からない。連中は、
センター2について、なにかをするよう、人々をそそのかしている。そ
の理由からして、ただの頭の変な話」
なにかが、ロッドカクアの記憶をゆさぶり、落ち着きがなくなった。
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しかし、それがなんなのか全く思い出せなかった。セクター2?最近、
だれかが彼に、セクター2についてなにかを言っていた気がした。高利
貸し、フェアでない、汚れた血、なにかバカげたこと。もちろん、そこ
にいる多くの人々は、火星人の血を引いている。
「逮捕された演説者は、なん人?」
「7人。ほかに2人いたが
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帰ってきたカーン
/ST/StarTrek2013/
クリンゴンの隊長は、兜をぬいだ。頭皮が鰐皮で、目が青だった。
「トフへサシデサフ(人間を殺した人間など、関係ない)」と、隊長。
「ポックモフパカテハ(あなたは、名誉を重んじるから)」と、ウラ。
「アイチスポックナイヤ(犯罪者には、ないものだ)。ジェボンアホプ
ケヤキャイフ(あなたたちが、危険にさらされている)」
隊長は、ウラのあごをつかんで、足に吊るした短剣をぬこうとした。
そのとき、廃墟の高台に黒のコートの男があらわれて、銃を乱射した。
ウラは、隊長の短剣を引き抜いて、太ももに刺した。
「トゥーフ!」と、ウラ。転がって、身を隠した。
カークが、出てきて、隊長を撃った。
スポックと機関部仕官も、貿易船を出て、銃撃に加わった。
黒のコートの男は、両手に、ライフルを2挺たずさえ、すばやく、正
確な射撃で、クリンゴンをつぎつぎに倒した。
クリンゴン船が援護に飛来したが、黒のコートの男に撃たれて、回転
して、墜落した。
カークは、廃墟の路地を進むと、クリンゴン兵士に出くわし、バトラ
フで切りつけられた。地面に倒されたが、銃で、撃ち倒した。別の兵士
にも、組み伏せられたが、肘鉄で撃退した。
クリンゴン船が、さらに、2隻、飛来し、ロープで、つぎつぎに援軍
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101
の兵士を降ろした。
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ミットキーふたたび
/FB1/MitkeyRidesAgain/
0・2が、
ホイットニーのレベルですが、そして、それは、おそらく、ほかの白ね
ずみより、少しだけ賢いはずです。また、兵士や労働者になる、灰色ね
ずみの何倍も、賢いはずです。ひどいと、思いませんか?」
「ひどいね、ミットキー」と、教授。「ところで、人間と同じレベルに
なった、ねずみの知能レベルが、そんなに低いとは、思わなかった。人
間も、0・2レベルということかい、ミットキー?」
ミットキーは、それには、答えなかった。
「教授、ぼくは、自分自身を、恥じています。マーストラリアの考え、
人間とねずみが、平和に共存できるというのは、夢でした。ぼくは、間
違ってました、教授。しかし、こんなこと考えてる暇ひまは、ありません。
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やらなきゃならないことがあります━━━」
「どんなことかい、ミットキー?警察に電話して、彼らを、逮捕しても
らおうかい?」
「いいえ、人間には、彼らを、止められません、教授。ねず
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アリーナ
/FB6/Arena/
岩のかたちで弾丸を蓄えたり、
いいナイフになる岩を見つけたり。
足の傷は、かなり悪くなっていた。先にこれをやることにした。ブッ
シュの、あるものには、葉があった。つまり、葉に似たものが。それら
を、10数枚取ってきて、調べてから、止血に使ってみた。傷口から、
砂やゴミや固まった血を取り除き、きれいな葉をパッド代わりにして、
同じブッシュのつるでしばった。
つるは、予想外に、じょうぶで強かった。細くしなやかだったが、ま
ったく折ることができなかった。青の火打石の鋭い縁へりで、ブッシュから
つるを切り落とさなければならなかった。太いつるの、あるものは、1
フィート以上あり、未来に使うために、しっかり記憶した。太いつるを
束たばねれば、かなりの負荷にも耐えるロープになることを。いつか、彼は
ロープとしてそれを使うだろう。
つぎに、彼はナイフを作った。青の火打石は、削けずることができた。1
フィートの火打石の破片から、素朴だが殺傷力のある武器を、自分のた
めに作った。火打石ナイフをぶら下げられる、ロープベルトを腰に巻い
て、いつでも戦いに備え、両手は自由にできた。
彼は、ブッシュの調査に戻った。ほかに3つのタイプがあった。1つ
は、葉がなく、乾燥し、砂漠の回転草のように、もろかった。もう1つ
は、ソフトで、もろい木のようで、ほとんどがピンクだった。火を焚たく
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つくられた記憶
/ST/DS9_4_5_3/
それと、ステーションのみんなを」
「守るってなにから?」と、ベシア。
「僕からだ、へへ、僕は、もう、昔の僕じゃないんだよ、危険な人物さ。
さっき、モリーを殴りかけた。父親の気を引きたかっただけなのに、手
を上げそうになったんだ」
「でも、殴らなかった、マイルズ、君は、やさしい男だ。自分が許せな
いのはわかるが、死んで詫びることはない」
「イーチャーみたいなことを言うね」と、オブライエン。
「イーチャーって誰だ?」と、ベシア。
「現実の存在じゃない、ただの記憶に過ぎないんだ」
「アグラッサでの記憶だな?誰なんだ?囚人仲間か、看守か?」
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「同じ室だったんだ」
「だけど、独房だったんじゃないのか?20年間話し相手もいなかった
って」
「ふん、はぁ、最後はひとりだった、一週間か二週間はね。でも、それ
までは、イーチャーがいたんだ」
「彼は、どうなったの?」
◇
オブライエンは、記
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アリスのビックリラン
/LC/AliceWonder/
と、ヤマネ。あくびをして、目を
こすった。すごく眠そうだった。「いろいろなものもかいていた。Mで
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始まるものとか」
「なぜ、Mなの?」と、アリス。
「なぜ、いけないの?」と、3月ウサギ。
アリスは、黙った。
ヤマネは、目を閉じて、眠りに落ちた。しかし、すぐに帽子屋につね
られて、声を出して起きて、物語を続けた。
「Mで始まるもの、たとえば、マウストラップ、月、記憶、たくさん━
━━ものが多いと言うときの、たくさん。たくさんをかいた絵って、見
たことある?」
「え、わたしに質問?」と、アリス。こんがらがって。「思い浮かばな
い!」
「なら、しゃべるな!」と、帽子屋。
この帽子屋の無礼さは、アリスのがまんの限界を越えていた。アリス
は、がっかりして立ち上がると、歩いていった。ヤマネは、すぐに眠り
に落ちた。アリスが行ってしまっても、気に留めるものはいなかった。
アリスは、声かけを期待して、1・2回振り返った。最後に見たとき、
ヤマネはティーポットに押し込められそうになっていた。
「とにかく」と、アリス。「あんなパーティには2度と行きたくない!」
森の道を見つけた。
「わたしの人生で、もっとも最低のティーパーティだった!」
138
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レッドダイアモンド
/RD/RedDiamond/
ふた
452
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りともブルネットだ。フランス人の顔だな」と、レビー。8×10イン
チの写真を手にした。大きな乳房の家庭的な中年女性が写っていた。
「この女を覚えている。顔とか体つき。仕事上で」
「警察署まで行けば、記憶を辿たどれるかもな」
レビーは両手を広げた。「オレを調べてくれ!オフィスも!ファイル
もすべて!もし女が見つかったら、オレは雷に打たれよう!」
「雷がする仕事じゃない」と、レッド。マンフレッドのカメラで撮とった
アリソンのポラロイド写真を出した。
「あんたに5秒やる」
「ウソの会社名を名乗る悪の私立探偵も、同じものを見せた。金をくれ
ると言っていた。どんな金が絡からんでいる?」
レッドは、エージェントの襟首えりくびをつかんだ。「あんたの医者代には足
りない」手首をねじ上げた。
「分かった、分かった、もう十分だ」
レッドは、レビーをファイルキャビネットまで押し戻した。レビー
|
オレとフラップジャックとマルスd星人
/FB4/Flapjack/
人が乗ってるように
は見えなかった。もしもいたとしても、カゴもその中の人も、それが降
りてきたときのように、吹き出す炎に焼かれて、パリパリのフライにな
っていただろう!
オレはフラップジャックのことを忘れていた。やつがビクビクしてい
たとしても、責められない。走って逃げる代わりに、テントを背にして
立っていた。オレが背後から近づいた物音を聞いて、突然後ろ足で鋭い
キックを放った。なぜ蹴ったのかは分からない。
しかし、そのあとの記憶はなくなった。
◇
ふたたび気づいたとき、静かで明るかった。少なくとも1時間か2時
間、気を失っていたに違いない。頭を手でおさえて、うめき声をあげた。
そして突然、バルーンのことを思い出した。よろよろと立ち上がり、そ
14
13
れを見た。
バルーンは、バルーンではなかった。ミゾーリのフェアでバルーンを
ひとつ見たし、ほかにも写真でいくつか見たが、ここ
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アリスのルッグラン
/LC/AliceLooking/
女子戦士は 剣を手に
はるかなる 追跡ついせきの旅
タムタムの木陰こかげで 眠り
思いをめぐらして 立ち止まった
立ち止まった そのとき
「ガルゥールルルゥ!」
怒いかり狂った ジャバウォックが
タルシーの森から 襲おそってきた
剣で裂さき 剣で貫いつらぬて
「トゥーフ!」
ジャバウォックを倒した
野獣ののツメを 持ち帰った
「ついに ジャバウォックを
お手柄てがらじゃ 娘よ
今宵こよいは うたげじゃ」
王は 女子戦士を ほめたたえた
26
25
夕暮ゆうぐれに トーブたちは
芝生しばふに 穴をあける
かわいそうなのは ボロゴフ鳥と
ラースたち ふるさとを想おもう
◇
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27
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グレーの悪夢
/FB3/NightmareInGray/
「ハリー」と、ドロシー。「早く家へ戻ってきて!先生もいっしょに!
そうなの、おじいさまなの━━━いいえ、今度は心臓発作じゃなくて、
6
5
記憶喪失よ。おばあさまが生きてると思ってるわ━━━いいえ、痴呆症
じゃない。ハリー、ただの記憶喪失よ。しかし、前よりずっと重いわ。
かなり昔に記憶が戻ってるの。おばあさまと結婚する前に━━━」
エピローグ
いきなり、50秒で50才年老いたマクガリーは、黙ってドアに寄り
かかったまま、呆然ぼうぜんとしていた。
(終わり)
8
7
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終わり良ければ
/FB1/HappyEnding/
走れなくなると、這はった。もはや、はだかに近く、とりついているキ
フたちも、わずかであった。必死にに逃げてきたために、軍隊キフたち
の方向とは、じゅうぶん離れたところに来ていた。
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33
しかし、強い恐怖と、耐え難い痛みの記憶から、さらに、進んだ。ひ
ざは、むき出しで、もはや、這はうことさえできなかった。ふたたび、震
える足で立ち上がり、すこし、よろめいた。1本の木をつかんでは、か
らだを押し出し、つぎの木をまたつかんでは、からだを押し出した。
倒れ、起き上がり、また、倒れた。のどは、憎しみにまかせて叫んだ
ことで、ひりひりした。ブッシュやかたい木の皮で、からだは、キズだ
らけであった。
◇
夜明け前の村に、よろめきながら、ひとりの男が入ってきた。ほとん
ど、はだかの地球人だった。彼は、うつろな目で、あたりを見回したが、
ほとんどなにも見えていないか、なにも理解していない
|
ファブクリップ
/FB5/FabClip/
オレたちは外へ出た。
◇
「ゲーリーへ?」と、オレ。
「ああ、あの高架鉄道で行ける?」
「1時間かからないと思う」オレは少し考えた。「ループから1時間か
からないのに、引越ししてから1度もゲーリーへ行ってない」
「ウォリーかマッジは、戻ったことは?訪問でもなんでも?」
オレは考えてから、頭を振った。「記憶にはない。誰かがあそこへ戻
ったとは思えない。もちろん、ゲーリーからシカゴに引越したのはまだ
13の時だったが、記憶はしっかりしている」
「話してくれ、いや、待って。列車に乗るまで、待って!」
オレたちがゲーリー行きの急行のシートに座るまで、アムはなにもし
ゃべらなかった。それから、言った。「よし、エド、リラックスして、
ゲーリーについて思い出せることをすべて話して!」
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393
オレは言った。「オレは12番通りの学校に行った。ガーディも。オ
レは8年生で、彼女は4年生、引越
|
聖なる神殿の謎
/ST/DS9_1_1_1/
「君たちを滅ぼそうなどという気持ちは、全くない」
「こいつを殺せ!」と、ボーグの姿のピカード艦長。
「どんな種族より、我々人類は、命を尊ぶ。君たちはどうだ?なぜ、君
たちが、私を敵視するのかわからない。私は、敵じゃない。それを、証
明させてくれ!」
「証明とは?」と、カイオパカ。
「人間というものは、突き詰めれば、経験によって決まる。経験の集積
体だ」
「その経験って、どんなもの?」と、釣りをしている姿のジェイク。
「思い出だ、過去の記憶、これも、そのひとつだ」
「過去って?」
「今よりも、前に起こったことさ。どうやら、おまえには、まるでぴん
とこないようだな」
「今より前と、今と、いったいどういう違いがあるの?今より先だって、
今と同じでしょ?」
「おまえたちの時間は、直線上のものじゃないんだな」
「直線上って?どういうこと?」と、砂浜を歩くジェニファー。
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「人は、時間の流れのあ
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暗黒の地球帝国
/ST/ENT_4_5_2/
プロローグ
「スタートレック、前回は」と、ナレーター。
前回の場面が、オムニバス形式で、再現された。
「平行宇宙が、ですか?」と、トゥポル。
「平行宇宙には、われわれの宇宙に存在するものが、すべて存在すると
いいます」と、アーチャー。
「地球帝国や艦隊が」と、ホシサトウ。「別の宇宙に?」
「わたしは、奴隷じゃない!」と、トゥポル。
「忘れるな。おまえは、バルカン人だ!」と、アーチャー。
ブリッジに、フェーザーの閃光。
「もう、キャビアなんて、どうでもいい」と、ホシサトウ。
「この船は、別の宇宙のものというだけじゃなく、100年後のもので
もあった。使われている、テクノロジーのことを考えてみろ!すべて、
手に、入るんだ!」と、アーチャー。
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アーチャーは、リード少佐を、壁に押さえつけ、顔に銃をつきつけた。
ソリア船のくもの巣に、プラズマが放電した。
「エンタープライズ
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ティラノサウルス
/FB1/Runaround/
根こそぎ倒せないような太い
幹の木の上へ。彼の巨大なアゴの一撃をかわして、10フィートも滑空
することもあった。彼が、イライラして、あまりの空腹から大声でほえ
ると、小さなやつらは、早口になにかを言いかえしてくる始末だった。
空腹、いつも、空腹だった。
この100年は、腹いっぱい食べたことがなかった。彼は、種の最後
の生き残りだった。ほかには、もう、目の前に立ちはだかり、戦い、そ
いつを殺してから腹いっぱい食べるというやつらは、もはや、残っては
いなかった。
スレート状の灰の肌は、だらしなくたれさがり、内臓の空腹という、
終わることのない苦痛から、ちぢんでなん重にもしわがよっていた。
彼の記憶力は、浅かったが、昔は、こんなじゃなかったと、かすかに
覚えていた。かつては、彼も若く、反撃してくるやつらと、ひどい戦い
になった。やつらは、数が少なくなって、見つけるのがたいへんだった
が、たまに、でくわした。そして、やつらを殺した。
背中に沿って、恐ろしくするどい歯のようなものが並んだ、よろいの
プレートをまとった、巨大なやつもいた。敵の上にころがって、半分に
切り刻もうとした。前方に突きでた、3つの大きなつのをもつ、くびの
えりが、重くてかたい骨でできたやつもいた。そいつらは、みんな、4
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存在のわな
/FB4/Trap/
彼は土砂に埋まっ
ていて、ものの破片の中にいて、探索している間も腐敗が進んでいて、
重要なものごとを遂行するチャンスがほとんど残されていないというこ
とだった。
それで貪欲どんよくに、ものの性質を研究し始めた。認知のレベルを、原子や
分子のスケールまで上げた。彼のまわりの土壌は、ジョニーディックス
のからだを再構築するために必要なすべての材料を含んでいた。ジョニ
ーディックスの不完全なからだに最初に入って探索を始めた記憶によっ
て、有機化学的アプローチを始めた。
からだから失われた各パーツを、ジョニーディックスの記憶から特定
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して、作業を始めた。
土壌の化学的性質を変えることは、難しくはなかった。また、熱は分
子運動をスピードアップするのに役立った。
ゆっくりと新しい肉体が、ジョニーディックスの頭の下で育っていた。
髪、目、そして首は、形をなしてきた。時間がかかった。しかし、
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小さな子羊よ
/FB/TheLittleLamb/
だれが なんじを
つくったの?」
この詩は、いつも、オレだけのことだろうが、ファニーなかんじに、
ねじれた線を思いおこさせた。そのような暗喩あんゆは、ブレイクが意図した
ものでは、もちろんなかった。しかし、今夜は、ブレイクを読む気にな
らなかった。
T・S・エリオット。
「真夜中は 記憶を ゆさぶる。
正気でないものが
枯れたジェラニウムの花を ゆさぶるように」
しかし、まだ、真夜中ではなかったし、エリオットというムードでも
なかった。プルフロックも。
「さぁ 出発だ
きみと ぼく
まるで 患者が テーブルのうえで
エーテル麻酔にかけられているように
夜が 空に
ひろがっているところにむかって」
彼は、ワードを使って、なにかをしたかったのだろう。オレが、絵の
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具でなにかをしたかったように。しかし、ふたつは、同じものではない
し、手法も、まったくちがう。画えと詩
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星雲を越えて
/ST/StarTrek2016/
スポックは、立ち上がろうとした。
「おい、どうするつもりだ?」と、マッコイ。
「早く、移動しなくては!」と、スポック。
「破片がわき腹に刺さっているんだぞ!」
「時間が重要です!」
「おまえの体もだ!この破片を取り出せないと、おまえは死ぬ!だが、
破片を抜いても、止血できないと、やっぱり死ぬ!」
「魅力的な選択肢では、ありませんね!」と、スポック。
「ああ、だいぶな。分かっている」と、マッコイ。小型艇から雷光銃を
捜してきた。「で、オレの記憶が確かなら、バルカン人は、オレたちの
肝臓の位置に、心臓があるんだよな?」
「そうです、ドクター」と、スポック。
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「だったら、説明がつく」と、マッコイ。「あと、もう1インチ、左だ
ったら」マッコイは、小型艇からヤリのような細長い破片を引き抜いた。
「しかし、さっぱり分からん。やつら、なんで、襲ってきたんだ?あの
グレムリンが、突っ返した、ガラ
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