原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
presented by bilyzkid
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SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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NOVELYst AutogeNerating dimensional space
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◆◇◆更新ニュース◇◆◇
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一.
ゲストがひとりで使える専用サイト
をリリースしました。
ゲスト専用非公開サイト自動作成
(使える文字は半角の英数字と_のみ、6〜15文字)
上の入力欄にIDを指定し、自分用のゲストルームを作成。
公開しない(リンクを張られない)限り、他人は入れません。
(Google等あらゆる検索から守られます)
ゲストルームは、1人1ルームまででお願いします。
(複数作る場合は、同一IDにしてください)
9タイトル、ゲスト制限あり(nov:15KB、画像:120KBまで)
1タイトルあれば、15KB制限でも、novを分けて、開始
ページを%pag 20とずらすことで、いくらでも書けます。
URLを、ID_10桁番号の形で作成後、ゲストルームへ入り
ます。そのURLは、メモ帳かお気に入り登録にのみ記し、
他から一切リンクを張らないでください。(1か所でも
リンクを張ると、検索ロボットに無数に侵入されて、
公開しているのと同じことになります)
一)
試用版 ゲストルーム
は、プロトタイプとして保存。
(以下、略)
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京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[ブラザーサン ある日どこかで オールウェイズ キャビア マウストラリア 記憶 or検索] ヒット 32 件です。
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オールウェイズ
/SY/Always/
オールウェイズ
原作:デイビットベーム、チャンドラースプレイグ
ジェリーベルソン
プロローグ
◇
2
1
1
(つづく)
4
3
|
さぁ愉快にやろう
/FB6/ComeAndGoMad/
彼にやってきた。彼は、痛々しく、
虚むなしく、ベッドに起き上がろうとした。それは、1900年だったと、
彼の記憶が教えた。エディソンは1931年に死んだ。そして、ナポレ
オンボナパルトという男は、110年前の1821に死んだ。
彼は、ほとんど、混乱状態に陥っおちいた。
正気かどうか、彼がしゃべれないという事実だけが、マッドハウスの
外にいさせてくれた。彼に考えるチャンスを与えてくれた。記憶喪失の
ふりをするチャンスを与えてくれた。事故以前の記憶をすべて失ったふ
りをするチャンスを与えてくれた。記憶喪失は、あんたがマッドハウス
に送られる理由にならなかった。あんたが誰かは、みんなが教えてくれ
るし、あんたの前の人生がどうだったかも教えてくれる。あんたが思い
出そうとしている間に、みんなが記憶の糸を教えてくれて、それをどう
織るのかも教えてくれた。
そうして、3年が過ぎた。さて、明日、彼は精神科医に会って、言う
だろう。彼は━━━ナポレオンだと!
42
41
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ミットキーあらわる
/FB1/TheStarMouse/
彼の知能を上昇させるように、かなり繊細に、調整するこ
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43
とができる。今は、たぶん、0・0001レベルだが、相応の知能レベ
ルまで、上昇させられる。プロセスは、まったく自動的で、いろいろな
記憶を、それらを記憶した、まさにそのときに、彼が知性的であったか
のように、それらを理解して、吸収できるのだ。
分かったかね、ベムジ。彼は、自動的に、関連のないデータを整理し
て、われわれの質問に答えてくれるのだ」
「しかし、彼を、われわれのレベルまでに?」
「まさか。X19光線は、そこまではできない。わしが言っていたのは、
だいたい、0・2レベルだ。あのロケットから判断し、かつ、前回の地
球人の調査から、現在の知能レベルを考えると、そのあたりだ」
「分かりました。そのレベルなら、彼は、地球での経験を理解しても、
われわれに危険が及ぶことは、なざそうです。地球人の知能レベルと同
じで、われわれの目的
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レッドダイアモンド
/RD/RedDiamond/
出発便のアナウンスを待っているあいだ、グウェンは、ますますイラ
イラさせられる子どものようになった。フライトがアナウンスされると、
コニーアイランドに初めて行く子どものように、タラップを上がった。
そのはしゃぎようが、レッドに自分自身の失われた子ども時代を思い
出させた。孤児院から逃げて街の通りで暮らし、もぐり酒場の主人にメ
モを届けたり、ブロンクスの街を笑いながらバイクでかけ抜け、逃げ足
が速くなり、パンチが早くなった。
そのころに、仲間の父親をゆすっていた警官を殴った。裁判官は、レ
ッドにどちらかを選べと言った。結局、刑務所より軍隊を選んだ。それ
から自身、警官になり━━━今となっては、薄れゆく過去の記憶の断片
にすぎない。
禁煙、シートベルト着用の表示。レッドは、シートを後ろに倒した。
レッドもグウェンも過去の記憶に埋もれた。
サムスペード、フィリップマーロー、シェルスコット、リューアーチ
ャー。チャンスがあれば、あいさつしたい。いっしょに酒でも飲もう。
その土地のことを教えてくれるだろう。戦争の話でもして、ロコの居場
所を教えてもらおう。なんという偉大なやつらだ。ラストアメリカンヒ
ーローたち。
レッドは、おそらく、彼らに接触しない方がいい。そう決めた。どの
くらい口が軽いか分かったもんじゃない。彼らの手柄てがらについては、多く
398
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|
イェフディの法則
/FB2/TheYehudiPrinciple/
自己暗示的に行動を誘発して、き
みが自分で命令した行動を実行することになる。しかし、それがあまり
にも高速なため、誰もきみの動きを見ることができない。きみが動いて
戻ってくるのが、まったく同時なので、一瞬かすむだけなんだ。分かっ
たかい?」
「もちろん!」と、オレ。「1つを除いて。イェフディってだれ?」
オレは、テーブルで、もう2杯作り始めた。7/8を、ジンで。
チャーリーは、さらに、説明した。
「行動は、速度が速すぎて、記憶に残らないんだ。ある意味で、記憶は、
加速化の影響を受けないからね。その結果、本人にも観察者にも、命令
が同時に実行されたように見える。いわば、存在しない小人が実行した
ように━━━」
「イェフディのこと?」
「イェフディじゃ、なぜだめなんだい?」
「なぜかって、なぜかというと」と、オレ。「ここに、もう一杯あった
20
19
としよう。ちょっと弱めで。弱めといえば、きみ
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ボディスナッチャー
/SY/BodySnatcher/
「どうなるの?」と、リサ。
118
117
「生まれ変わるんだ。悩みも苦労もなくなる」と、ギブナー。注射器に
薬剤を入れて、リサの腕に注射した。「恐れも、憎しみも」
「殺すのか?」と、マシュー。
「そうではない」と、ジャック。「心も記憶も、吸収されて、すべて、
無傷で残る」
「あれだけ、嫌がってたくせに!」
ギブナーは、マシューの手の甲にも、注射した。
「デビッド、殺す気なのか?」
注射が終わると、ふたりは、イスに座らせられて、ギブナーとジャッ
クを残して、男たちは出て行った。
「どうする?」と、マシュー。
「弱い鎮静剤で、眠らす」と、ギブナー。
「うらむわ!」と、リサ。
「我々には、うらみも憎悪も、愛も必要ない」
「愛しているわ、マシュー」
「戦うものは、まだ、いる」と、マシュー。
「今に、勝つわ」
「1時間後には、気が変わる」と、ギブナー。リサの目を調べて、閉じ
させた。「固定観念を捨て
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ザ・オフィス
/FB5/TheOffice/
彼女は、キッチンへ行き、彼は着替える前に、注意しながらドアを閉し
めた。彼と母は、非常に慎み深く、少しでも着衣が乱れていたら、互い
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に、見ないようにしていた。寝るときの着衣(マーティならパジャマ、
母ならフランネルのナイトガウン)の上にバスローブを着ていなければ、
互いに見ることはなかった。そして、スリッパが必要で、裸足は、一応、
不謹慎だった。彼の記憶では、それ以下の服装の母を見たことはなかっ
た。彼女もそうで、最初に入浴と服の着替えを教えて以来、彼の裸を見
なかった。普通の子どもたちより、ずっと早く、それらを教えた。
彼は、今、窓を閉めただけでなく、ネクタイを取る前に、すべてのシ
ェードを降ろした。慎み深さは、マーティの第2の特徴だった。彼は、
泳ぎを習ったことがなかった。それは、同性であっても、水泳パンツ姿
を見られることが、とても嫌だったからだ。彼は、ときどき、ちゃんと
した服装以下の姿を、みんなに見られている、悪夢に近い夢を見た。
マーティのことを、理解し始めた?それなら、つぎに、キッチンでレ
モネードを作っている、彼の母を見てみよう!服はちゃんと着ていた。
それは、彼女はマーティより早く、ベッドへ入ることはなかったからだ。
朝は、寝たいだけ寝ていたかった。
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いつもふたりで
/SY/TwoForTheRoad/
プールサイドの日よけの下のテーブルへ。
「ここへ、どうぞ」と、フランソワーズ。
「今夜、みんなで、劇場へ行こう。そこで、パラモスに」
「ふさわしいドレスが」と、ジョアンナ。
「わたしのは?」と、フランソワーズ。
「お借りすればいい」と、マーク。
「キャビアは?」と、フランソワーズ。
「だいじょうぶです」と、マーク。
「劇場へは?」
「たまに」と、ジョアンナ。
「ボーイの呼び鈴りんを、押していただける?」と、フランソワーズ。
ジョアンナは、日よけの柱のボタンを押した。日よけは、下まで落ち
た。
「このあたりは、急に日が暮れるようだ」と、マーク。「ハハハ」
◇
ヒッチハイクのふたりは、ホテルのパーティで、踊っていた。髪に、
紙製の帽子。
「ジョアンナ、ジョアンナ、ジョアンナ」と、マーク。「1週間は、あ
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っという間だった」
「楽しみすぎたわ」と、ジョアンナ。
「あした、行かない
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暗黒の地球帝国
/ST/ENT_4_5_2/
プロローグ
「スタートレック、前回は」と、ナレーター。
前回の場面が、オムニバス形式で、再現された。
「平行宇宙が、ですか?」と、トゥポル。
「平行宇宙には、われわれの宇宙に存在するものが、すべて存在すると
いいます」と、アーチャー。
「地球帝国や艦隊が」と、ホシサトウ。「別の宇宙に?」
「わたしは、奴隷じゃない!」と、トゥポル。
「忘れるな。おまえは、バルカン人だ!」と、アーチャー。
ブリッジに、フェーザーの閃光。
「もう、キャビアなんて、どうでもいい」と、ホシサトウ。
「この船は、別の宇宙のものというだけじゃなく、100年後のもので
もあった。使われている、テクノロジーのことを考えてみろ!すべて、
手に、入るんだ!」と、アーチャー。
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アーチャーは、リード少佐を、壁に押さえつけ、顔に銃をつきつけた。
ソリア船のくもの巣に、プラズマが放電した。
「エンタープライズ
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小さな子羊よ
/FB/TheLittleLamb/
だれが なんじを
つくったの?」
この詩は、いつも、オレだけのことだろうが、ファニーなかんじに、
ねじれた線を思いおこさせた。そのような暗喩あんゆは、ブレイクが意図した
ものでは、もちろんなかった。しかし、今夜は、ブレイクを読む気にな
らなかった。
T・S・エリオット。
「真夜中は 記憶を ゆさぶる。
正気でないものが
枯れたジェラニウムの花を ゆさぶるように」
しかし、まだ、真夜中ではなかったし、エリオットというムードでも
なかった。プルフロックも。
「さぁ 出発だ
きみと ぼく
まるで 患者が テーブルのうえで
エーテル麻酔にかけられているように
夜が 空に
ひろがっているところにむかって」
彼は、ワードを使って、なにかをしたかったのだろう。オレが、絵の
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31
具でなにかをしたかったように。しかし、ふたつは、同じものではない
し、手法も、まったくちがう。画えと詩
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ある日どこかで
/SY/SomewhereInTime/
ある日どこかで
原作:リチャードマシスン
リチャードマシスン
プロローグ
◇
2
1
◇
1
(つづく)
4
3
|
ティラノサウルス
/FB1/Runaround/
根こそぎ倒せないような太い
幹の木の上へ。彼の巨大なアゴの一撃をかわして、10フィートも滑空
することもあった。彼が、イライラして、あまりの空腹から大声でほえ
ると、小さなやつらは、早口になにかを言いかえしてくる始末だった。
空腹、いつも、空腹だった。
この100年は、腹いっぱい食べたことがなかった。彼は、種の最後
の生き残りだった。ほかには、もう、目の前に立ちはだかり、戦い、そ
いつを殺してから腹いっぱい食べるというやつらは、もはや、残っては
いなかった。
スレート状の灰の肌は、だらしなくたれさがり、内臓の空腹という、
終わることのない苦痛から、ちぢんでなん重にもしわがよっていた。
彼の記憶力は、浅かったが、昔は、こんなじゃなかったと、かすかに
覚えていた。かつては、彼も若く、反撃してくるやつらと、ひどい戦い
になった。やつらは、数が少なくなって、見つけるのがたいへんだった
が、たまに、でくわした。そして、やつらを殺した。
背中に沿って、恐ろしくするどい歯のようなものが並んだ、よろいの
プレートをまとった、巨大なやつもいた。敵の上にころがって、半分に
切り刻もうとした。前方に突きでた、3つの大きなつのをもつ、くびの
えりが、重くてかたい骨でできたやつもいた。そいつらは、みんな、4
6
5
|
アリーナ
/FB6/Arena/
岩のかたちで弾丸を蓄えたり、
いいナイフになる岩を見つけたり。
足の傷は、かなり悪くなっていた。先にこれをやることにした。ブッ
シュの、あるものには、葉があった。つまり、葉に似たものが。それら
を、10数枚取ってきて、調べてから、止血に使ってみた。傷口から、
砂やゴミや固まった血を取り除き、きれいな葉をパッド代わりにして、
同じブッシュのつるでしばった。
つるは、予想外に、じょうぶで強かった。細くしなやかだったが、ま
ったく折ることができなかった。青の火打石の鋭い縁へりで、ブッシュから
つるを切り落とさなければならなかった。太いつるの、あるものは、1
フィート以上あり、未来に使うために、しっかり記憶した。太いつるを
束たばねれば、かなりの負荷にも耐えるロープになることを。いつか、彼は
ロープとしてそれを使うだろう。
つぎに、彼はナイフを作った。青の火打石は、削けずることができた。1
フィートの火打石の破片から、素朴だが殺傷力のある武器を、自分のた
めに作った。火打石ナイフをぶら下げられる、ロープベルトを腰に巻い
て、いつでも戦いに備え、両手は自由にできた。
彼は、ブッシュの調査に戻った。ほかに3つのタイプがあった。1つ
は、葉がなく、乾燥し、砂漠の回転草のように、もろかった。もう1つ
は、ソフトで、もろい木のようで、ほとんどがピンクだった。火を焚たく
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白日夢
/FB7/Daymare/
それだけ」と、カクアは説明した。「オレは、午後じゅ
うずっと、ここにいる。なにか変わったことは?」
「ちょっとした騒動。オレたちは、石鹸箱の上で演説する連中をしょっ
引いた。1日かかった。変わり者が、流行になっている」
「なんだって?なにを宣伝している?」
「セクター2に関して、なんのことか、オレにも分からない。連中は、
センター2について、なにかをするよう、人々をそそのかしている。そ
の理由からして、ただの頭の変な話」
なにかが、ロッドカクアの記憶をゆさぶり、落ち着きがなくなった。
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79
しかし、それがなんなのか全く思い出せなかった。セクター2?最近、
だれかが彼に、セクター2についてなにかを言っていた気がした。高利
貸し、フェアでない、汚れた血、なにかバカげたこと。もちろん、そこ
にいる多くの人々は、火星人の血を引いている。
「逮捕された演説者は、なん人?」
「7人。ほかに2人いたが
|
オレとフラップジャックとマルスd星人
/FB4/Flapjack/
人が乗ってるように
は見えなかった。もしもいたとしても、カゴもその中の人も、それが降
りてきたときのように、吹き出す炎に焼かれて、パリパリのフライにな
っていただろう!
オレはフラップジャックのことを忘れていた。やつがビクビクしてい
たとしても、責められない。走って逃げる代わりに、テントを背にして
立っていた。オレが背後から近づいた物音を聞いて、突然後ろ足で鋭い
キックを放った。なぜ蹴ったのかは分からない。
しかし、そのあとの記憶はなくなった。
◇
ふたたび気づいたとき、静かで明るかった。少なくとも1時間か2時
間、気を失っていたに違いない。頭を手でおさえて、うめき声をあげた。
そして突然、バルーンのことを思い出した。よろよろと立ち上がり、そ
14
13
れを見た。
バルーンは、バルーンではなかった。ミゾーリのフェアでバルーンを
ひとつ見たし、ほかにも写真でいくつか見たが、ここ
|
感想
/CO/Comment/
[6]デリダ:テキストに外側はない。「家」はテキスト。一度中へ入
ってしまえば、それ自身で閉じていて、その内部で解釈される。外へ出
るキーはない。このことは、第2パラグラフで分かっている:「ドアノ
ブも鍵穴も、ドアのへりさえなかった。へりがあったとしても、うまく
まわりの壁に溶け込んで、輪郭さえ見つけられなかった」
[7]ユング:そのテキストは、答えを見つけたら解決するパズルでは
なく、複数の意味が反響し合うシンボルである。「家」は精神であり、
記憶であり、夢であり、回想。原型をいくつも呼び起こし、ひとつの精
神的空間に並置される。ユングによると、夢における家は、しばしばそ
の人の精神を表す。「エゴはそれ自身の家の主人ではない」
10
9
中心的なキャラクターの「彼」は、家に入った瞬間、光と生の昼の宇
宙から切り離され、なぞのような記念品やオブジェ、暗号のようなでき
ごとに満ち
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ファブクリップ
/FB5/FabClip/
1回目の支払いのあとは3ヶ月ごと。申し込み書を出す際に、
1年分の保険料を前もって支払った」
アムはまた礼を述べて、オレたちは外へ出た。
◇
「ゲーリーへ?」と、オレ。
「ああ、あの高架鉄道で行ける?」
「1時間かからないと思う」オレは少し考えた。「ループから1時間か
からないのに、引越ししてから1度もゲーリーへ行ってない」
「ウォリーかマッジは、戻ったことは?訪問でもなんでも?」
オレは考えてから、頭を振った。「記憶にはない。誰かがあそこへ戻
ったとは思えない。もちろん、ゲーリーからシカゴに引越したのはまだ
13の時だったが、記憶はしっかりしている」
「話してくれ、いや、待って。列車に乗るまで、待って!」
オレたちがゲーリー行きの急行のシートに座るまで、アムはなにもし
ゃべらなかった。それから、言った。「よし、エド、リラックスして、
ゲーリーについて思い出せることをすべて話して!」
394
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つくられた記憶
/ST/DS9_4_5_3/
◇
プロムナードの見える通路で、ドクターベシアはケイコに言った。
「正直、僕にできることは、あまりない。アグラッサ人は記憶プラント
を埋め込んだ上、マイルズに対して、非常にリアルでかつ時間を凝縮し
た服役体験のシミュレーションをおこなっているんだ。彼にとっては、
この20年は現実なのさ。たとえ、自分の身に起きたことは、架空のこ
とでも、恐怖や苦痛や憎しみといった感情を抱いたのは事実だからね。
だから、記憶がリアルなものになっているんだ。服役した記憶を拭ぬぐい去
るには、マイルズのすべての記憶を消さなければならないが、もちろん、
そんなことはできない」
14
13
「よくわかったわ」と、ケイコ。
「だけどね、ケイコ、マイルズは今までにも何度もつらい目にあってき
た。知ってるだろ?セトリックスリーでの戦いでは、パラダン人に捕ら
えられて捕虜になり、虐待を受けた。カーデシアで裁判にかけられたこ
|
アリスのビックリラン
/LC/AliceWonder/
と、ヤマネ。あくびをして、目を
こすった。すごく眠そうだった。「いろいろなものもかいていた。Mで
136
135
始まるものとか」
「なぜ、Mなの?」と、アリス。
「なぜ、いけないの?」と、3月ウサギ。
アリスは、黙った。
ヤマネは、目を閉じて、眠りに落ちた。しかし、すぐに帽子屋につね
られて、声を出して起きて、物語を続けた。
「Mで始まるもの、たとえば、マウストラップ、月、記憶、たくさん━
━━ものが多いと言うときの、たくさん。たくさんをかいた絵って、見
たことある?」
「え、わたしに質問?」と、アリス。こんがらがって。「思い浮かばな
い!」
「なら、しゃべるな!」と、帽子屋。
この帽子屋の無礼さは、アリスのがまんの限界を越えていた。アリス
は、がっかりして立ち上がると、歩いていった。ヤマネは、すぐに眠り
に落ちた。アリスが行ってしまっても、気に留めるものはいなかった。
アリスは、声かけを期待して、1・2回振り返った。最後に見たとき、
ヤマネはティーポットに押し込められそうになっていた。
「とにかく」と、アリス。「あんなパーティには2度と行きたくない!」
森の道を見つけた。
「わたしの人生で、もっとも最低のティーパーティだった!」
138
|
終わり良ければ
/FB1/HappyEnding/
走れなくなると、這はった。もはや、はだかに近く、とりついているキ
フたちも、わずかであった。必死にに逃げてきたために、軍隊キフたち
の方向とは、じゅうぶん離れたところに来ていた。
34
33
しかし、強い恐怖と、耐え難い痛みの記憶から、さらに、進んだ。ひ
ざは、むき出しで、もはや、這はうことさえできなかった。ふたたび、震
える足で立ち上がり、すこし、よろめいた。1本の木をつかんでは、か
らだを押し出し、つぎの木をまたつかんでは、からだを押し出した。
倒れ、起き上がり、また、倒れた。のどは、憎しみにまかせて叫んだ
ことで、ひりひりした。ブッシュやかたい木の皮で、からだは、キズだ
らけであった。
◇
夜明け前の村に、よろめきながら、ひとりの男が入ってきた。ほとん
ど、はだかの地球人だった。彼は、うつろな目で、あたりを見回したが、
ほとんどなにも見えていないか、なにも理解していない
|
ユスタックウィバーの短い生涯3
/FB3/Weaver3/
それからタイムマシンを使って、マシンを発明した最初の地点に戻って
いたのだ。どろぼうはまだ、通常の時間では行われていないので、ユス
タックウィバーは、すぐに町を出て、犯罪が行われるときには、千マイ
ル離れていなければならない。
2時間後には、サンタアニタ競馬を目指してロサンジェルス行きの飛
行機で、考え事をしていた。ユスタックウィバーが予想できなかったこ
とは、未来に行って戻ってくると、それがなんであれ、まだ起こってな
いことなので、記憶にはないということだった。
しかし、紙幣は持ち帰れた。つまり、自分へのメモを残すなり、新聞
の競馬や株価のページを持ち帰ればいい?これはいけそうだった。
4
3
2
ユスタックウィバーは、ロサンジェルスのダウンタウンでタクシーを
拾い、高級ホテルにチェックインした。もう夜遅かったので、待ち時間
をなくすため、翌日にジャンプしようと考えたが、あま
|
ミットキーふたたび
/FB1/MitkeyRidesAgain/
はいまわる
のとは違う、渦巻きが現われた。奇妙な記憶の、渦巻き。言葉や意味の、
記憶。ロケットの暗い個室での、耳をつんざく騒音の、記憶。チーズや
4
3
ミニートや暗闇よりも、ずっと、重要な、記憶。
ゆっくりと、ミットキーの記憶と知性は、よみがえった。
冷蔵庫のかげで、ミットキーは立ちどまり、耳をすました。隣の室で
は、オッペルバーガーが仕事をしていた。いつものように、自分に話し
かけながら。
「よし、着陸用の翼を取り付けよう。この翼があれば、ずっといい。月
に着いたら、軟着陸ができる。空気があればだけど」
ほとんどすべて、ミットキーは、意味がわかってきた。言葉は、なじ
みのあるもので、彼の小さな灰色の頭に、いろいろな概念や映像を送り
込んだ。理解しようとすると、彼のヒゲが動いた。
教授が歩くと、体重で床がゆれた。台所のドアまで歩いてきて、立ち
止まり、床板のねずみの穴を覗のぞきこんだ
|
失われた母星
/ST/StarTrek2009/
袋から出した、冬用のダウンコートを着て、カークは吹雪の雪原を歩
いた。
「宇宙暦2258・42、いや、4、とにかく」
136
135
カークは、パッドに日誌を記録した。
「スポック船長代理に、デルタヴェガに置き去りにされた。オレの記憶
だと、たしか、保安規約49・09違反のはずだ。船内の囚人の扱いを
記した」
その時、後方から、嵐の中で、狼の鳴き声が聞こえた。
こちらに全力で走ってくる、牙を持った狼がいた。
カークは、いそいで、駆け出した。
狼に、追いつかれそうになったが、雪に潜んでいた別のさらに大きい、
恐竜のような赤い生物が、狼を食いちぎった。
赤い恐竜は、そのまま、カークをおそった。カークは、氷の崖を落ち
てゆき、赤い恐竜も、落ちてきた。
カークは、洞窟を見つけて、中に走りこんだ。赤い恐竜も、追ってき
た。
恐竜の舌が、カークの足にからみついた。
その時、たいまつを持っ
|
聖なる神殿の謎
/ST/DS9_1_1_1/
「君たちを滅ぼそうなどという気持ちは、全くない」
「こいつを殺せ!」と、ボーグの姿のピカード艦長。
「どんな種族より、我々人類は、命を尊ぶ。君たちはどうだ?なぜ、君
たちが、私を敵視するのかわからない。私は、敵じゃない。それを、証
明させてくれ!」
「証明とは?」と、カイオパカ。
「人間というものは、突き詰めれば、経験によって決まる。経験の集積
体だ」
「その経験って、どんなもの?」と、釣りをしている姿のジェイク。
「思い出だ、過去の記憶、これも、そのひとつだ」
「過去って?」
「今よりも、前に起こったことさ。どうやら、おまえには、まるでぴん
とこないようだな」
「今より前と、今と、いったいどういう違いがあるの?今より先だって、
今と同じでしょ?」
「おまえたちの時間は、直線上のものじゃないんだな」
「直線上って?どういうこと?」と、砂浜を歩くジェニファー。
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「人は、時間の流れのあ
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SFミステリー (小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン) ライトノベル風
/
他から一切リンクを張らないでください。(1か所でも
リンクを張ると、検索ロボットに無数に侵入されて、
公開しているのと同じことになります)
一)
試用版 ゲストルーム
は、プロトタイプとして保存。
(以下、略)
or
and
京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビアマーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
SFミステリー
☆原作:フレドリックブラウンより☆
緑の世界
小さな子羊よ
ヴァヴェリ
ギーゼンスタック家
ティラノサウルス
ザ・ハウス
サアルバの国
ファブクリップ
ザ・オフィス
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オブライエンの孤独
/ST/DS9_2_4_2/
「ピピピ」と、コンピュータ。
「どうした?」
「メコンの3人が転送した場所に、マイルズオブライエンがいます」
「なんだって━━━そうか、そのニセモノが、みんなをたぶらかせてい
たわけだ!よし、コンピュータ!」
「ピュルピュル」と、コンピュータ。
「そのニセモノを、近くの別の場所に転送、同時に、オレを、ニセモノ
の場所に転送してくれ!」
オブライエンは、さらに、付け加えた。
「コンピュータ、ついでに、1分前までの記憶の、転送も頼む!」
「警告!記憶の転送には、本人どうしの承認が必要です」
「ハハ、転送元も転送先も、マイルズオブライエンで、オレが本人さ!
記憶の転送を、承認する!」
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83
「ピピ!本人であることを確認!1分前までの記憶も、同時に転送しま
す」
◇
パラダ2の地下通路。
オブライエンが、転送されてきた。
オブライエンは、フェーザーを構えながら、センサーで調べた
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存在のわな
/FB4/Trap/
さらに調べを進めると、彼をまごつかせるようなものがたくさんあっ
た。これらの記憶に関連して、世界地図で彼が今、囚とらわれている場所を
調べた。それは、奇妙に湾曲した地図だった。地図を学ぶ方法はなかっ
た。それは、ある意味で、狭い愛国主義的観点から描かれていた。それ
より、もっと悪いことがあった。
彼は習った、そして同化されていった、二等兵ジョニーディックスの
憎しみと偏見のすべてに。それらはたくさんあり、いずれも暴力的だっ
た。この奇妙な世界に反するものは、なにひとつ知らなかった。そのた
め、それらは、記憶がそのまま彼の記憶になったように、彼の憎しみ、
彼の偏見となった。
それがそうであることを疑わなかったけれど、ストレンジャは、物理
的囚人であるよりも、より狭い思想の囚人となっていった。強くもまっ
すぐでもない心の思想に囚われつつあった。
心の状態は、徐々に、強い存在の強力な心と、ジョニーディックスの
狭い思想と偏見、その2つが奇妙に混ざり合ったものになっていった。
彼は世界を、暗いゆがんだレンズを通して見た。なにがなされるべき
かが、分かった。
「ワシントンにいる、このようなまぬけ者どもは」と、彼もしくはジョ
ニーディックスは述べている「追い出さなければならない。オレがこの
国を治めるとしたら」
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アリスのルッグラン
/LC/AliceLooking/
「たまには、きょうはジャムになるはずでしょ!」と、アリス。反論し
た。
「いいえ!」と、白の女王。「ほかの日は、いつもジャムよ!きょうは、
ほかの日ではないわ!」
「分からない!」と、アリス。「おそろしく、ややっこしい!」
「うしろ向きに生きる効果よ!」と、白の女王。親切に。「最初は誰で
も、とまどう!」
「うしろ向きに生きる?」と、アリス。驚いて。「そんなこと、初めて
聞いたわ!」
「便利なことがあるわ。人の記憶は、双方向に働くから!」
「わたしの記憶は、1方向だけしか働かない!ものごとが起こる前には、
思い出せない!」
◇
「うしろ向きにしか働かないなら、貧しい記憶ね!」と、白の女王。
「今までで、一番良かった記憶は?」と、アリス。あえて訊きいた。
「さ来週に起こること!」と、白の女王。不注意に。「たとえば、今」
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大きなしっくいの断片を、指の上にのせながら。「白の王
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星雲を越えて
/ST/StarTrek2016/
スポックは、立ち上がろうとした。
「おい、どうするつもりだ?」と、マッコイ。
「早く、移動しなくては!」と、スポック。
「破片がわき腹に刺さっているんだぞ!」
「時間が重要です!」
「おまえの体もだ!この破片を取り出せないと、おまえは死ぬ!だが、
破片を抜いても、止血できないと、やっぱり死ぬ!」
「魅力的な選択肢では、ありませんね!」と、スポック。
「ああ、だいぶな。分かっている」と、マッコイ。小型艇から雷光銃を
捜してきた。「で、オレの記憶が確かなら、バルカン人は、オレたちの
肝臓の位置に、心臓があるんだよな?」
「そうです、ドクター」と、スポック。
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「だったら、説明がつく」と、マッコイ。「あと、もう1インチ、左だ
ったら」マッコイは、小型艇からヤリのような細長い破片を引き抜いた。
「しかし、さっぱり分からん。やつら、なんで、襲ってきたんだ?あの
グレムリンが、突っ返した、ガラ
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グレーの悪夢
/FB3/NightmareInGray/
「ハリー」と、ドロシー。「早く家へ戻ってきて!先生もいっしょに!
そうなの、おじいさまなの━━━いいえ、今度は心臓発作じゃなくて、
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記憶喪失よ。おばあさまが生きてると思ってるわ━━━いいえ、痴呆症
じゃない。ハリー、ただの記憶喪失よ。しかし、前よりずっと重いわ。
かなり昔に記憶が戻ってるの。おばあさまと結婚する前に━━━」
エピローグ
いきなり、50秒で50才年老いたマクガリーは、黙ってドアに寄り
かかったまま、呆然ぼうぜんとしていた。
(終わり)
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ナイトゥアンディ
/SY/KAndDy/
「いいな、行くぞ!ゴー!」ロイは、ジューンとい
っしょに飛び降りた。
◇
ジューンは、目覚めた。海を疾走するモーターボートに乗っていた。
意識がはっきりしなかった。
「もうじき、着く!」と、ロイ。ケータイのGPSを見ながら、操縦し
ていた。
◇
ジューンは、目覚めた。ヤシの葉がそよいでいた。よく眠っていたが、
記憶がはっきりしなかった。ヤシの葉でできた小屋で、サイモンフェッ
クの落書きの写真が現像されていた。アルプスとトレイン。岩場の砂浜
から、ロイがヤリと2匹の魚を持って、海から上がってきた。
「おはよう、お寝坊さん!」と、ロイ。
ジューンは、ハンモックから起き上がった。
「何時間寝てた?」と、ジューン。
「18時間」と、ロイ。魚をテーブルに置いて、水中メガネを取った。
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「ここは、どこ?」
「ぼくの隠れ家だ!」ロイは、ヤリを砂浜に突きさした。「誰も知らな
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ファマドユニヴァース
/FB5/WhatMadUniverse/
彼には、まだ、240ドル相当のクレジットが残っ
た。これで、しばらくは、やって行ける。注意すれば、しばらくは。ク
レジットでない紙幣や硬貨は、小さく丸めて、ズボンの時計を入れるポ
ケットに押し込んであるので、買い物で、不注意に間違った硬貨を出す
ことはないだろう。硬貨は、紙幣で固く包まれていて、ガチャガチャ音
がすることはなかった。
それらを持っていることは、疑いもなく、危険だった。しかし、それ
らの価値よりも、もっと強い理由があった。それらは、彼が正気だとい
う、わずかな希望だった。彼の記憶は、彼の作りごとかもしれない。し
かし、それらの硬貨は、硬い物理的存在だった。それらは、ある意味、
少なくとも、彼の覚えていることは、ほんとうに事実だという証拠だっ
た。彼のポケットの小さなふくらみは、心のよりどころ、安心だった。
列車の窓の外の景色は、速度を上げて行き、グリーンビルの光はだん
だん小さくなって、ついには瞬いまたたて、田舎の闇に消えて行った。
少なくとも、この瞬間だけは、彼は安全だった。2時間余りのあいだ、
2冊の雑誌と彼が買った新聞に、ゆっくり、目を通した。
新聞の見出しは、こうだった。
アルクトゥルス、火星を攻撃
カピ破壊
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それは、ニュース、大き
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