原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
presented by bilyzkid
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SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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NOVELYst AutogeNerating dimensional space
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◆◇◆更新ニュース◇◆◇
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一.
ゲストがひとりで使える専用サイト
をリリースしました。
ゲスト専用非公開サイト自動作成
(使える文字は半角の英数字と_のみ、6〜15文字)
上の入力欄にIDを指定し、自分用のゲストルームを作成。
公開しない(リンクを張られない)限り、他人は入れません。
(Google等あらゆる検索から守られます)
ゲストルームは、1人1ルームまででお願いします。
(複数作る場合は、同一IDにしてください)
9タイトル、ゲスト制限あり(nov:15KB、画像:120KBまで)
1タイトルあれば、15KB制限でも、novを分けて、開始
ページを%pag 20とずらすことで、いくらでも書けます。
URLを、ID_10桁番号の形で作成後、ゲストルームへ入り
ます。そのURLは、メモ帳かお気に入り登録にのみ記し、
他から一切リンクを張らないでください。(1か所でも
リンクを張ると、検索ロボットに無数に侵入されて、
公開しているのと同じことになります)
一)
試用版 ゲストルーム
は、プロトタイプとして保存。
(以下、略)
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京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[ブラザーサン ある日どこかで オールウェイズ キャビア マーストラリア ビックマック 記憶 or検索] ヒット 32 件です。
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聖なる神殿の謎
/ST/DS9_1_1_1/
「君たちを滅ぼそうなどという気持ちは、全くない」
「こいつを殺せ!」と、ボーグの姿のピカード艦長。
「どんな種族より、我々人類は、命を尊ぶ。君たちはどうだ?なぜ、君
たちが、私を敵視するのかわからない。私は、敵じゃない。それを、証
明させてくれ!」
「証明とは?」と、カイオパカ。
「人間というものは、突き詰めれば、経験によって決まる。経験の集積
体だ」
「その経験って、どんなもの?」と、釣りをしている姿のジェイク。
「思い出だ、過去の記憶、これも、そのひとつだ」
「過去って?」
「今よりも、前に起こったことさ。どうやら、おまえには、まるでぴん
とこないようだな」
「今より前と、今と、いったいどういう違いがあるの?今より先だって、
今と同じでしょ?」
「おまえたちの時間は、直線上のものじゃないんだな」
「直線上って?どういうこと?」と、砂浜を歩くジェニファー。
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「人は、時間の流れのあ
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アリーナ
/FB6/Arena/
船が跳び込んだものであり、数百マイルに亙わたって、船の下に広がってい
た。
船がクラッシュしたのではないかという心配から、アウトサイダー船
のことを忘れていた。減速用のフロントロケットを噴ふかした。すると突
然の速度変化で、シートベルトに引っ張られて前面につんのめった。さ
らに緊急ターン用のロケットをいっぱいに噴ふかした。ロケットを静め、
下降させた。分かったことは、クラッシュは逃れて、ターンもできる、
船に異常はないということだった。そして突然、しばらく記憶を失った。
しばらくの、ブラックアウト。
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2
それが、すべてだった。今、彼は、熱い青の砂の上に座っていて、完
全な裸だった。しかし。傷は負ってなかった。宇宙船の姿は見えず、そ
れゆえ、宇宙も見えなかった。上空のカーブは、なんであるにせよ、空
ではなかった。
足で歩いてみた。
重力は、地球よりすこし重いが、
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イェフディの法則
/FB2/TheYehudiPrinciple/
スイッチが入る直前の命令が、自己暗示的に行動を誘発して、き
みが自分で命令した行動を実行することになる。しかし、それがあまり
にも高速なため、誰もきみの動きを見ることができない。きみが動いて
戻ってくるのが、まったく同時なので、一瞬かすむだけなんだ。分かっ
たかい?」
「もちろん!」と、オレ。「1つを除いて。イェフディってだれ?」
オレは、テーブルで、もう2杯作り始めた。7/8を、ジンで。
チャーリーは、さらに、説明した。
「行動は、速度が速すぎて、記憶に残らないんだ。ある意味で、記憶は、
加速化の影響を受けないからね。その結果、本人にも観察者にも、命令
が同時に実行されたように見える。いわば、存在しない小人が実行した
ように━━━」
「イェフディのこと?」
「イェフディじゃ、なぜだめなんだい?」
「なぜかって、なぜかというと」と、オレ。「ここに、もう一杯あった
20
19
としよう。ちょっ
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星雲を越えて
/ST/StarTrek2016/
スポックは、立ち上がろうとした。
「おい、どうするつもりだ?」と、マッコイ。
「早く、移動しなくては!」と、スポック。
「破片がわき腹に刺さっているんだぞ!」
「時間が重要です!」
「おまえの体もだ!この破片を取り出せないと、おまえは死ぬ!だが、
破片を抜いても、止血できないと、やっぱり死ぬ!」
「魅力的な選択肢では、ありませんね!」と、スポック。
「ああ、だいぶな。分かっている」と、マッコイ。小型艇から雷光銃を
捜してきた。「で、オレの記憶が確かなら、バルカン人は、オレたちの
肝臓の位置に、心臓があるんだよな?」
「そうです、ドクター」と、スポック。
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「だったら、説明がつく」と、マッコイ。「あと、もう1インチ、左だ
ったら」マッコイは、小型艇からヤリのような細長い破片を引き抜いた。
「しかし、さっぱり分からん。やつら、なんで、襲ってきたんだ?あの
グレムリンが、突っ返した、ガラ
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ミットキーあらわる
/FB1/TheStarMouse/
マーストラリアと呼びます。
首都のシドニーも、ディットズニーに敬意を示して、ディットズニーと
呼びます━━━」
「しかし、ミットキー━━━」
「教授、もしも、その大陸を提供してくれたら、すべてのねずみは、そ
こへ行きます。最初、数匹のねずみたちの知的レベルをあげて、彼らが
他のねずみたちを、X19光線に当てるのを手伝います。そして、その
ねずみたちが、さらに、別のねずみたちをと、雪だるま式に増えていか
せるのです。人間たちと衝突することは、ありません。マーストラリア
にとどまり、食料も自分たちで調達して━━━」
「しかし、ミットキー━━━」
「そうですね、ぼくたちが、人間たちに提供できるものがあるとしたら、
教授。人間の最悪の敵である、どぶねずみを抹殺できます。ぼくたちも、
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どぶねずみは嫌いです。1千匹のねずみ軍団が、ガスマスクとガス爆弾
で武装して、1日か2日で、1都市の、どぶねずみのすべて
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ボディスナッチャー
/SY/BodySnatcher/
「どうなるの?」と、リサ。
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「生まれ変わるんだ。悩みも苦労もなくなる」と、ギブナー。注射器に
薬剤を入れて、リサの腕に注射した。「恐れも、憎しみも」
「殺すのか?」と、マシュー。
「そうではない」と、ジャック。「心も記憶も、吸収されて、すべて、
無傷で残る」
「あれだけ、嫌がってたくせに!」
ギブナーは、マシューの手の甲にも、注射した。
「デビッド、殺す気なのか?」
注射が終わると、ふたりは、イスに座らせられて、ギブナーとジャッ
クを残して、男たちは出て行った。
「どうする?」と、マシュー。
「弱い鎮静剤で、眠らす」と、ギブナー。
「うらむわ!」と、リサ。
「我々には、うらみも憎悪も、愛も必要ない」
「愛しているわ、マシュー」
「戦うものは、まだ、いる」と、マシュー。
「今に、勝つわ」
「1時間後には、気が変わる」と、ギブナー。リサの目を調べて、閉じ
させた。「固定観念を捨て
|
ナイトゥアンディ
/SY/KAndDy/
「いいな、行くぞ!ゴー!」ロイは、ジューンとい
っしょに飛び降りた。
◇
ジューンは、目覚めた。海を疾走するモーターボートに乗っていた。
意識がはっきりしなかった。
「もうじき、着く!」と、ロイ。ケータイのGPSを見ながら、操縦し
ていた。
◇
ジューンは、目覚めた。ヤシの葉がそよいでいた。よく眠っていたが、
記憶がはっきりしなかった。ヤシの葉でできた小屋で、サイモンフェッ
クの落書きの写真が現像されていた。アルプスとトレイン。岩場の砂浜
から、ロイがヤリと2匹の魚を持って、海から上がってきた。
「おはよう、お寝坊さん!」と、ロイ。
ジューンは、ハンモックから起き上がった。
「何時間寝てた?」と、ジューン。
「18時間」と、ロイ。魚をテーブルに置いて、水中メガネを取った。
96
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「ここは、どこ?」
「ぼくの隠れ家だ!」ロイは、ヤリを砂浜に突きさした。「誰も知らな
|
ユスタックウィバーの短い生涯3
/FB3/Weaver3/
それからタイムマシンを使って、マシンを発明した最初の地点に戻って
いたのだ。どろぼうはまだ、通常の時間では行われていないので、ユス
タックウィバーは、すぐに町を出て、犯罪が行われるときには、千マイ
ル離れていなければならない。
2時間後には、サンタアニタ競馬を目指してロサンジェルス行きの飛
行機で、考え事をしていた。ユスタックウィバーが予想できなかったこ
とは、未来に行って戻ってくると、それがなんであれ、まだ起こってな
いことなので、記憶にはないということだった。
しかし、紙幣は持ち帰れた。つまり、自分へのメモを残すなり、新聞
の競馬や株価のページを持ち帰ればいい?これはいけそうだった。
4
3
2
ユスタックウィバーは、ロサンジェルスのダウンタウンでタクシーを
拾い、高級ホテルにチェックインした。もう夜遅かったので、待ち時間
をなくすため、翌日にジャンプしようと考えたが、あま
|
暗黒の地球帝国
/ST/ENT_4_5_2/
アーチャーは、医療室を出ていった。
◇
宇宙を航行する、エンタープライズ。
副長室。
アーチャーとホシサトウは、デノビュラ風パイを、堪能たんのうした。
「こんなパイ、初めて!」と、ホシサトウ。「すごく、おいしかったわ
━━━もう、キャビアなんて、どうでもいい」
「オレが渡したデータは」と、アーチャー。「もう、元帥に、送信した
か?」
「したわよ。中味は?」
「万一の保険だ」
アーチャーは、なにかを思いついて、立ち上がった。
「どうしたの?」と、ホシサトウ。
「タッカーは、有能な機関士だ。遮蔽装置を破壊したいなら、もっと、
うまくやる」
「トゥポルがいたから、思うようにできなかったんじゃない?」
アーチャーは、それを聞いて、デスクまで行って、スクリーンのスイ
ッチを入れた。
48
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「コンピュータ、トゥポル少佐の居場所は?」
「返答不能。内部センサー、オフライン!」と、コンピュ
|
存在のわな
/FB4/Trap/
さらに調べを進めると、彼をまごつかせるようなものがたくさんあっ
た。これらの記憶に関連して、世界地図で彼が今、囚とらわれている場所を
調べた。それは、奇妙に湾曲した地図だった。地図を学ぶ方法はなかっ
た。それは、ある意味で、狭い愛国主義的観点から描かれていた。それ
より、もっと悪いことがあった。
彼は習った、そして同化されていった、二等兵ジョニーディックスの
憎しみと偏見のすべてに。それらはたくさんあり、いずれも暴力的だっ
た。この奇妙な世界に反するものは、なにひとつ知らなかった。そのた
め、それらは、記憶がそのまま彼の記憶になったように、彼の憎しみ、
彼の偏見となった。
それがそうであることを疑わなかったけれど、ストレンジャは、物理
的囚人であるよりも、より狭い思想の囚人となっていった。強くもまっ
すぐでもない心の思想に囚われつつあった。
心の状態は、徐々に、強い存在の強力な心と、ジョニーディックスの
狭い思想と偏見、その2つが奇妙に混ざり合ったものになっていった。
彼は世界を、暗いゆがんだレンズを通して見た。なにがなされるべき
かが、分かった。
「ワシントンにいる、このようなまぬけ者どもは」と、彼もしくはジョ
ニーディックスは述べている「追い出さなければならない。オレがこの
国を治めるとしたら」
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白日夢
/FB7/Daymare/
それだけ」と、カクアは説明した。「オレは、午後じゅ
うずっと、ここにいる。なにか変わったことは?」
「ちょっとした騒動。オレたちは、石鹸箱の上で演説する連中をしょっ
引いた。1日かかった。変わり者が、流行になっている」
「なんだって?なにを宣伝している?」
「セクター2に関して、なんのことか、オレにも分からない。連中は、
センター2について、なにかをするよう、人々をそそのかしている。そ
の理由からして、ただの頭の変な話」
なにかが、ロッドカクアの記憶をゆさぶり、落ち着きがなくなった。
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しかし、それがなんなのか全く思い出せなかった。セクター2?最近、
だれかが彼に、セクター2についてなにかを言っていた気がした。高利
貸し、フェアでない、汚れた血、なにかバカげたこと。もちろん、そこ
にいる多くの人々は、火星人の血を引いている。
「逮捕された演説者は、なん人?」
「7人。ほかに2人いたが
|
いつもふたりで
/SY/TwoForTheRoad/
プールサイドの日よけの下のテーブルへ。
「ここへ、どうぞ」と、フランソワーズ。
「今夜、みんなで、劇場へ行こう。そこで、パラモスに」
「ふさわしいドレスが」と、ジョアンナ。
「わたしのは?」と、フランソワーズ。
「お借りすればいい」と、マーク。
「キャビアは?」と、フランソワーズ。
「だいじょうぶです」と、マーク。
「劇場へは?」
「たまに」と、ジョアンナ。
「ボーイの呼び鈴りんを、押していただける?」と、フランソワーズ。
ジョアンナは、日よけの柱のボタンを押した。日よけは、下まで落ち
た。
「このあたりは、急に日が暮れるようだ」と、マーク。「ハハハ」
◇
ヒッチハイクのふたりは、ホテルのパーティで、踊っていた。髪に、
紙製の帽子。
「ジョアンナ、ジョアンナ、ジョアンナ」と、マーク。「1週間は、あ
152
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っという間だった」
「楽しみすぎたわ」と、ジョアンナ。
「あした、行かない
|
終わり良ければ
/FB1/HappyEnding/
こう言った日のことを思い出させた。
「デンバーが突破されました、ナンバーワン!トロントやモンテレーも
危険です。他の都市においても」コンラッドの声は、うわずっていた。
「マルスd星人と月の反逆者たちは、アルゼンチンに侵攻しました。ニ
ューペトログラード近郊にも上陸してます。敗北です。すべて敗北です
!」
「ナンバーワン、おーい!」と、声。「ナンバーワン、おーい!」
声は、だんだん、大きく高くなり、ほかの音より、ずっと激しくなっ
た。自分の声の記憶が、なん重にも、積み重なって、まるで、自分の演
説を聞かされているようだった。
子どもたちの賛美する声。「ナンバーワン、ナンバーワン━━━」そ
の先を、思い出せなかった。美しい言葉だったことしか覚えていなかっ
た。それは、ニューロサンゼルスにある公立小学校の会合でのことだっ
た。今、ここで、そのことを思い出すのは、じつに、奇妙なことだった。
自分の声のトーンの上げ下げや、子どもたちの目の輝き。思い出したの
は、子どもたちだけだった。その子どもたちは、彼にとっては、死につ
つあるものだったが、みんなにとって必要なのは、しっかりしたリーダ
ーに従うことだと、かたく信じていた。
「すべて敗北だった!」
突然、巨大なジェット機が、急降下してきた。彼は、白い月光の砂浜
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|
失われた母星
/ST/StarTrek2009/
教える。ポートスには、悪かったと思ってい
る」
「きみの理論が正しいと言ったら」と、スポック。「どうする?ワープ
で航行中の船にも、転送で乗れると言ったら?」
「方程式が見つかりゃな。聞いたことねぇが」
「今は、まだ、方程式を、きみが発見する前だからだ」
スコットは、わけが分からないという顔で、立ち上がった。
「ごめん、もしかして、未来から来たの?」と、スコット。
「ああ、彼はね」と、カーク。「オレは、違う」
「そりゃ、すげぇ!未来にも、ビックマックって、ある?」
◇
宇宙艦隊の前哨基地。
スコットは、修理中の古いシャトルを見せた。
「ちょっと、危なっかしい、船だ。シールド発生機は、いかれちまった
し。他のもんも同様。さ、乗れよ!」
4人は、シャトルへ乗り込んだ。
「エンタープライズは処女航海したんだ!」と、スコット。「あれは、
スタイル抜群だね!この手で、あのワープナセルを直せるのが、エンジ
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153
|
ミットキーふたたび
/FB1/MitkeyRidesAgain/
それに、この超短波送信機が、月の大気中で、
彼が生きているかどうかを、教えてくれる━━━」
「大気」という教授の声には、侮辱の響きが含まれていた。「月には、
大気がないと言っていたバカどもめが!たしかに、分光器では、そうだ
が━━━」
教授の声に含まれる、ちょっとした痛みは、ミットキーの小さな心に、
広がりつつある痛みとは、まったく、別のものだった。
ミットキーは、今や、ふたたび、ミットキーであった。記憶は、その
ままでは、すこし混乱して、バラバラであった。マーストラリアの夢や
ら、ほかのすべても。
帰ってきて、ミニートを、最初に見て、電気の通った、金属ホイール
を踏んだ一歩が、彼の夢のすべてを終わらせた。わな。そう、わながあ
ったのだ。
12
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教授は、ミットキーを裏切って、彼の知性を繊細に破壊する、ひょっ
とすると、命さえも奪いかねない、電気ショックを与えた。どしんどし
んと歩く、人間たち
|
ザ・オフィス
/FB5/TheOffice/
尻尾しっぽ
が折れ曲がった、路地に住む野良の らネコではなかった。もうそれも、今と
なっては、遅過ぎる。彼がネコを飼かう。あるいは、ネコが彼を飼かう。違
いは?
頭を回して、時計を見た。アラームが鳴る30分前だった。また、眠
ると思ってなかったが、眠った。そして、夢を見た。その夢は、明け方
の夢がそうであるように、鮮やかな部分があった。ステラクロスターマ
ンの夢だった。これが最初ではなかった。このときのものも過去のもの
も、きちんと記憶の棚にしまっておいた。プライバシーの侵害になる部
分があったが。
目覚ましが鳴って、彼が目覚めたとき、ネコはいなかった。
バカげたことだが、ベッドの端はしに座っていたとき、孤独感が襲って来
た。彼は、ナイトスタンドを手さぐりして、タバコを捜した。
しかし、別の室へ行くと、ネコは、ちゃんといた。静かに冷蔵庫の前
に座って、黒の前足で顔をきれいにしていた。
「じゃあ」ウィロービィ氏は、がさつに言った。「なにがほしい?」
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|
オールウェイズ
/SY/Always/
オールウェイズ
原作:デイビットベーム、チャンドラースプレイグ
ジェリーベルソン
プロローグ
◇
2
1
1
(つづく)
4
3
|
感想
/CO/Comment/
[6]デリダ:テキストに外側はない。「家」はテキスト。一度中へ入
ってしまえば、それ自身で閉じていて、その内部で解釈される。外へ出
るキーはない。このことは、第2パラグラフで分かっている:「ドアノ
ブも鍵穴も、ドアのへりさえなかった。へりがあったとしても、うまく
まわりの壁に溶け込んで、輪郭さえ見つけられなかった」
[7]ユング:そのテキストは、答えを見つけたら解決するパズルでは
なく、複数の意味が反響し合うシンボルである。「家」は精神であり、
記憶であり、夢であり、回想。原型をいくつも呼び起こし、ひとつの精
神的空間に並置される。ユングによると、夢における家は、しばしばそ
の人の精神を表す。「エゴはそれ自身の家の主人ではない」
10
9
中心的なキャラクターの「彼」は、家に入った瞬間、光と生の昼の宇
宙から切り離され、なぞのような記念品やオブジェ、暗号のようなでき
ごとに満ち
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SFミステリー (小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン) ライトノベル風
/
他から一切リンクを張らないでください。(1か所でも
リンクを張ると、検索ロボットに無数に侵入されて、
公開しているのと同じことになります)
一)
試用版 ゲストルーム
は、プロトタイプとして保存。
(以下、略)
or
and
京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビアマーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
SFミステリー
☆原作:フレドリックブラウンより☆
緑の世界
小さな子羊よ
ヴァヴェリ
ギーゼンスタック家
ティラノサウルス
ザ・ハウス
サアルバの国
ファブクリップ
ザ・オフィス
|
アリスのビックリラン
/LC/AliceWonder/
と、ヤマネ。あくびをして、目を
こすった。すごく眠そうだった。「いろいろなものもかいていた。Mで
136
135
始まるものとか」
「なぜ、Mなの?」と、アリス。
「なぜ、いけないの?」と、3月ウサギ。
アリスは、黙った。
ヤマネは、目を閉じて、眠りに落ちた。しかし、すぐに帽子屋につね
られて、声を出して起きて、物語を続けた。
「Mで始まるもの、たとえば、マウストラップ、月、記憶、たくさん━
━━ものが多いと言うときの、たくさん。たくさんをかいた絵って、見
たことある?」
「え、わたしに質問?」と、アリス。こんがらがって。「思い浮かばな
い!」
「なら、しゃべるな!」と、帽子屋。
この帽子屋の無礼さは、アリスのがまんの限界を越えていた。アリス
は、がっかりして立ち上がると、歩いていった。ヤマネは、すぐに眠り
に落ちた。アリスが行ってしまっても、気に留めるものはいなかった。
アリスは、声かけを期待して、1・2回振り返った。最後に見たとき、
ヤマネはティーポットに押し込められそうになっていた。
「とにかく」と、アリス。「あんなパーティには2度と行きたくない!」
森の道を見つけた。
「わたしの人生で、もっとも最低のティーパーティだった!」
138
|
ファブクリップ
/FB5/FabClip/
オレがそれを口でチューチュ
ー吸うと男は笑った。
302
301
3才は過ぎてなかった、とにかくそれほどは過ぎてなかった。最後に
見たとき以来、完全に忘れていた。
オレの手の中のこのボールは、サイズも感覚も輝きもそのまま、失わ
れた記憶に戻してくれた。
しかし、ジャグリングしていた男の顔は、まったく思い出せなかった。
笑い声だけ、あとは明るく輝く球体。
ボールを上に投げて、受け止めた。いい感覚だった。6このジャグリ
ングを習うかもしれない。また、上に投げてみた。
誰かが笑って、言った。「ジャグしたいか?」
オレはボールをつかんで、ポケットにしまうと、振り返った。
ボビーレインハートだった。ハイデン葬儀店の店員、木曜の朝、出勤
してきて、おやじの遺体を見て誰だか伝えた男だ。日焼けした肌とグリ
ースを塗った黒髪に似合ってない、白のパームビーチスーツを着ていた。
歯を見せて笑っていたが
|
さぁ愉快にやろう
/FB6/ComeAndGoMad/
ずっとショック
16
15
がおだやかな治療法を試してもいいそうだ。やって損はない、と言って
いた」
「うまく行くとは、言ってない」
「かもしれない、と言っただけだ。害は、ないそうだ」
彼は、たった3回吸っただけで、タバコを消して、キャンドラーを見
た。なにを考えているか、言う必要はなかった。編集長には、それが分
かったからだ。
キャンドラーは言った。「落ち着いて!あんたが記憶喪失の壁のこと
を、自分から話し始めるまで、オレはそのことには触れてない。予備弾
薬として、取っていたわけでもない。あんたが話し出してから、正義感
から触れただけだ」
「正義感!」
キャンドラーは、肩をすくめた。「あんたは、イヤだと言った。オレ
はそれを受け入れた。そのあとで、あんたはののしり始めて、その当時
オレが考えもしなかったことまで、オレに言わせようとした。もう、忘
れてくれ!そんな話を接つぎ木したからって、なにか新しい展開でも?」
「リハビリセンター・ストーリーに新しい登場人物?」
「いや、あんたがそのストーリーに、適てきしている」
「ストーリーって、なんだ?ドクターランドルフが正気かどうか分から
ないなら、それは、かなりヤバいストーリーだ。彼が考えてるのは、患
18
|
オレとフラップジャックとマルスd星人
/FB4/Flapjack/
人が乗ってるように
は見えなかった。もしもいたとしても、カゴもその中の人も、それが降
りてきたときのように、吹き出す炎に焼かれて、パリパリのフライにな
っていただろう!
オレはフラップジャックのことを忘れていた。やつがビクビクしてい
たとしても、責められない。走って逃げる代わりに、テントを背にして
立っていた。オレが背後から近づいた物音を聞いて、突然後ろ足で鋭い
キックを放った。なぜ蹴ったのかは分からない。
しかし、そのあとの記憶はなくなった。
◇
ふたたび気づいたとき、静かで明るかった。少なくとも1時間か2時
間、気を失っていたに違いない。頭を手でおさえて、うめき声をあげた。
そして突然、バルーンのことを思い出した。よろよろと立ち上がり、そ
14
13
れを見た。
バルーンは、バルーンではなかった。ミゾーリのフェアでバルーンを
ひとつ見たし、ほかにも写真でいくつか見たが、ここ
|
オブライエンの孤独
/ST/DS9_2_4_2/
「ピピピ」と、コンピュータ。
「どうした?」
「メコンの3人が転送した場所に、マイルズオブライエンがいます」
「なんだって━━━そうか、そのニセモノが、みんなをたぶらかせてい
たわけだ!よし、コンピュータ!」
「ピュルピュル」と、コンピュータ。
「そのニセモノを、近くの別の場所に転送、同時に、オレを、ニセモノ
の場所に転送してくれ!」
オブライエンは、さらに、付け加えた。
「コンピュータ、ついでに、1分前までの記憶の、転送も頼む!」
「警告!記憶の転送には、本人どうしの承認が必要です」
「ハハ、転送元も転送先も、マイルズオブライエンで、オレが本人さ!
記憶の転送を、承認する!」
84
83
「ピピ!本人であることを確認!1分前までの記憶も、同時に転送しま
す」
◇
パラダ2の地下通路。
オブライエンが、転送されてきた。
オブライエンは、フェーザーを構えながら、センサーで調べた
|
グレーの悪夢
/FB3/NightmareInGray/
廊下に通じるドアまで行くと聞き耳をたてた。ドロシーは、電話で
話していた。
「ハリー」と、ドロシー。「早く家へ戻ってきて!先生もいっしょに!
そうなの、おじいさまなの━━━いいえ、今度は心臓発作じゃなくて、
6
5
記憶喪失よ。おばあさまが生きてると思ってるわ━━━いいえ、痴呆症
じゃない。ハリー、ただの記憶喪失よ。しかし、前よりずっと重いわ。
かなり昔に記憶が戻ってるの。おばあさまと結婚する前に━━━」
エピローグ
いきなり、50秒で50才年老いたマクガリーは、黙ってドアに寄り
かかったまま、呆然ぼうぜんとしていた。
(終わり)
8
7
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アリスのルッグラン
/LC/AliceLooking/
「たまには、きょうはジャムになるはずでしょ!」と、アリス。反論し
た。
「いいえ!」と、白の女王。「ほかの日は、いつもジャムよ!きょうは、
ほかの日ではないわ!」
「分からない!」と、アリス。「おそろしく、ややっこしい!」
「うしろ向きに生きる効果よ!」と、白の女王。親切に。「最初は誰で
も、とまどう!」
「うしろ向きに生きる?」と、アリス。驚いて。「そんなこと、初めて
聞いたわ!」
「便利なことがあるわ。人の記憶は、双方向に働くから!」
「わたしの記憶は、1方向だけしか働かない!ものごとが起こる前には、
思い出せない!」
◇
「うしろ向きにしか働かないなら、貧しい記憶ね!」と、白の女王。
「今までで、一番良かった記憶は?」と、アリス。あえて訊きいた。
「さ来週に起こること!」と、白の女王。不注意に。「たとえば、今」
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大きなしっくいの断片を、指の上にのせながら。「白の王
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ティラノサウルス
/FB1/Runaround/
根こそぎ倒せないような太い
幹の木の上へ。彼の巨大なアゴの一撃をかわして、10フィートも滑空
することもあった。彼が、イライラして、あまりの空腹から大声でほえ
ると、小さなやつらは、早口になにかを言いかえしてくる始末だった。
空腹、いつも、空腹だった。
この100年は、腹いっぱい食べたことがなかった。彼は、種の最後
の生き残りだった。ほかには、もう、目の前に立ちはだかり、戦い、そ
いつを殺してから腹いっぱい食べるというやつらは、もはや、残っては
いなかった。
スレート状の灰の肌は、だらしなくたれさがり、内臓の空腹という、
終わることのない苦痛から、ちぢんでなん重にもしわがよっていた。
彼の記憶力は、浅かったが、昔は、こんなじゃなかったと、かすかに
覚えていた。かつては、彼も若く、反撃してくるやつらと、ひどい戦い
になった。やつらは、数が少なくなって、見つけるのがたいへんだった
が、たまに、でくわした。そして、やつらを殺した。
背中に沿って、恐ろしくするどい歯のようなものが並んだ、よろいの
プレートをまとった、巨大なやつもいた。敵の上にころがって、半分に
切り刻もうとした。前方に突きでた、3つの大きなつのをもつ、くびの
えりが、重くてかたい骨でできたやつもいた。そいつらは、みんな、4
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つくられた記憶
/ST/DS9_4_5_3/
「はは、それは命令か?」
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「ああ、医師としてね。20年も牢獄で過ごすなんて、僕には想像もで
きないな」
「つらかったよ」
「その間、誰も話し相手はいなかったのかい?ずっとひとりで?」
「ああ、そうだ」
オブライエンは、記憶の中で、独房へ放り込まれた最初の日に戻った。
「わ、はぁ、はぁ、はぁ」
独房には、別の囚人がいて、彼は倒れたままのオブライエンに水を与
えた。
「さぁ」
収容所のアナウンスが響いた。
「睡眠時間に入ります。逆らった受刑者は生活習慣矯正プログラムにか
けられます」
「食べて!気分が良くなるよ、チーナッシュフルーツだ」と、囚人。
「ああ、ありがとう」
「いや、お礼を言うのはこっちだよ。もう6サイクルもひとりだったか
らね」
「6年もかい?」
「正気でいられたのが不思議なくらいだよ、はは、でも、なんとかやっ
てゆけるもんさ。当ててみようか、反乱罪?」
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ファマドユニヴァース
/FB5/WhatMadUniverse/
彼が今いる世界もまぼろしにな
って、あるいは、彼の記憶も?
彼の心から、考えられるように、世界の間違った記憶を排除してみよ
う。宇宙船をやめて、月から来る紫モンスターもなし、クレジットでな
くドル、アルクトゥルスのスパイもなし、火星の地球植民地もなし。
すると、その世界は、彼がずっと慣れ親しんできた生活の場、慣れ親
しんできた世界、記憶通りの世界になる。彼の心のまぼろし?
しかし、もしも、これがほんとうの世界で、彼の記憶、今夜の7時ま
での記憶が間違っていたら、それらに彼は対応してゆける?彼は、アル
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クトゥルスのスパイ?それは、ほかのなによりも、もっともあり得ない
気がした。
突然、ドアのすぐ外の廊下に、数人の重い足音がした。大声で命令的
に、ドアが叩たたかれた。
「警察だ!」と、声。
4 マド・マンハッタン
ケイスは、深いため息をついて、急いで考えた。ラジオ
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ある日どこかで
/SY/SomewhereInTime/
ある日どこかで
原作:リチャードマシスン
リチャードマシスン
プロローグ
◇
2
1
◇
1
(つづく)
4
3
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レッドダイアモンド
/RD/RedDiamond/
嵐のなかの若木のように体を震わせた。
女が道に立って、見下みくだしたようにレッドを見ていた。レッドダイアモ
ンドは、タイムズスクエアの街の女のように無視した。レッドは、気を
しっかりさせようとした。
「なにがあったのか?」と、レッドは考えた。その夜の記憶をはっきり
させようとした。
「図書館で、フィフィといっしょだった。数千冊の本。なにかをさがし
ていた。そのとき、ロコの女のひとり━━━ミリーかだれか━━━がオ
レをキャブに乗せた」
レッドは、記憶を整理するように、頭を手でおさえた。
キャブは、ヒューゴキャンドレスのネバダガスに出てきたようなやつ
で、ガソリンを入れて、死の旅に出た。3人いた。いや、もっとなにか
あったはずだ。ゴングはすでに鳴って、試合は始まっていた。
両手をポケットに入れると、右手が拳銃の台尻に触れた。レッドは拳
銃を取り出して、不思議そうに眺めた。
3メートル先から歩いてきた背広の男は、拳銃を手にしたレッドを見
て足早に歩いていった。
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小さな子羊よ
/FB/TheLittleLamb/
だれが なんじを
つくったの?」
この詩は、いつも、オレだけのことだろうが、ファニーなかんじに、
ねじれた線を思いおこさせた。そのような暗喩あんゆは、ブレイクが意図した
ものでは、もちろんなかった。しかし、今夜は、ブレイクを読む気にな
らなかった。
T・S・エリオット。
「真夜中は 記憶を ゆさぶる。
正気でないものが
枯れたジェラニウムの花を ゆさぶるように」
しかし、まだ、真夜中ではなかったし、エリオットというムードでも
なかった。プルフロックも。
「さぁ 出発だ
きみと ぼく
まるで 患者が テーブルのうえで
エーテル麻酔にかけられているように
夜が 空に
ひろがっているところにむかって」
彼は、ワードを使って、なにかをしたかったのだろう。オレが、絵の
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具でなにかをしたかったように。しかし、ふたつは、同じものではない
し、手法も、まったくちがう。画えと詩
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