原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
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SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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NOVELYst AutogeNerating dimensional space
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◆◇◆更新ニュース◇◆◇
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一.
ゲストがひとりで使える専用サイト
をリリースしました。
ゲスト専用非公開サイト自動作成
(使える文字は半角の英数字と_のみ、6〜15文字)
上の入力欄にIDを指定し、自分用のゲストルームを作成。
公開しない(リンクを張られない)限り、他人は入れません。
(Google等あらゆる検索から守られます)
ゲストルームは、1人1ルームまででお願いします。
(複数作る場合は、同一IDにしてください)
9タイトル、ゲスト制限あり(nov:15KB、画像:120KBまで)
1タイトルあれば、15KB制限でも、novを分けて、開始
ページを%pag 20とずらすことで、いくらでも書けます。
URLを、ID_10桁番号の形で作成後、ゲストルームへ入り
ます。そのURLは、メモ帳かお気に入り登録にのみ記し、
他から一切リンクを張らないでください。(1か所でも
リンクを張ると、検索ロボットに無数に侵入されて、
公開しているのと同じことになります)
一)
試用版 ゲストルーム
は、プロトタイプとして保存。
(以下、略)
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京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 or検索] ヒット 29 件です。
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パペットショー
/FB2/PuppetShow/
少しのあいだ、立っ
ていたが、すぐに、砂の上に座った。
8
7
「なんて、重力の強い星なんだ」と、ガース。「長いこと、立ってられ
ない」
「ロバに水を、もらえんかの?」と、採掘工のような老人は、ケイシー
に頼んだ。「今まで、かなり、のどが渇いてるに違いない。水の袋を置
いてきてしまって、そうしないと、他のものを運べんかったのでな」老
人は、親指を、赤と青のホラーに向けた。
ケイシーは、このとき、ホラーそのもの、恐怖だと悟った。遠くから
は、色の組み合わせは、とっぴに見えた。近くでは━━━。肌は、生で、
外側に静脈が出ているように見えた。ぬれていなかったが、湿ってみえ
て、肌がはがされて、ひっくり返されているように見えた。あるいは、
単に、はがされたように。ケイシーは、今まで、そのようなものを見た
ことがなかった。今後、2度と、そのようなものを見ないですむよう、
願った。
ケイシーは、背後に気配を感じて、肩越しに見ると、他の者たちが、
見にやってきていた。一番近くは、10ヤード先の少年たちだった。
「みんな」と、ケイシー。「ロバに水を、すぐに、汲んできてくれない
か?」
ケイシーは、うしろを見て、言った。「どなたでしょう?」
「オレは、デードグラントだ」と、採掘工のような老人。片手を差
|
ボディスナッチャー
/SY/BodySnatcher/
「ジャック!ジャック!起きて!」と、ナンシー。ジャックをゆすって、
起こした。「あれが、目をあけたのよ!」
ジャックが目をあけると、それは、目を閉じた。
ジャックは、起こされて、それを、おそるおそる、見にきた。ナンシ
ーは、遠くから、見ていた。
それは、目を閉じていたが、鼻から、血を垂らしていた。
「見た?」と、ナンシー。
ジャックがのぞいていると、綿毛のようなものをのばして、腕に触れ
た。
「うわぁ!」ジャックは、驚いて、飛びのき、走り出した。
「ギャーッ!」と、ナンシー。ドアの前に、ギブナーが立っていた。
◇
マシューは、リサの家の前に、車を停めた。
68
67
ドアをノックしたが、鍵がかかっていた。
マシューは、窓によじ登り、室内を見た。電気を暗くして、ジェフリ
ーが座って、ヘッドフォンでテレビを見ていた。マシューは、裏の地下
室にまわり、ガラスを割って、窓の鍵をあけて、ド
|
ドール
/XF/Chinga/
と、人形。
メリッサは、ハンマーを、自分の頭に打ちつけた。
「人形を、よこしなさい!」と、スカリー。ポリーは、首をふった。
「ゲームの時間よ!」と、人形。
メリッサは、ハンマーを、自分の頭に打ちつけた。
「人形を、よこしなさい!」と、スカリー。ポリーは、しぶしぶ、人形
をスカリーに手渡した。スカリーは、人形をつかむと、キッチンへ走っ
た。
「ゲームの時間よ!」と、人形。
メリッサは、ハンマーを、自分の頭に打ちつけた。
「ゲームの時間よ!」と、人形。「ギャーッ!」と、メリッサ。
「ゲームの時間よ!」と、人形。「ゲームの時間よ!ゲームの時間よ!
ゲームの時間よ!」
スカリーは、人形を、電子レンジのなかへ入れて、3分にセットした。
72
71
ジャックは、走ってきて、人形が、電子レンジのなかで炎につつまれる
のを見た。
メリッサは、やっと、ハンマーを落として、ひざをついて、泣いてい
た。ポリーが、なぐ
|
緑の世界
/FB/SomethingGreen/
このときの閃光の色は、エネルギー源となった太陽の補色ほしょくであ
った。地球の太陽は、黄なので、その補色である、紫むらさきの閃光となり、ク
ルーガーは、赤なので、その補色である、緑 みどりの閃光となった。もしも、
シリウスのような青なら、橙だいだいの閃光となっただろう。
「たぶん」と、マクガリー。「このことは、きみが仲間だということに
加えて、こころの平静を保つのに、ひと役かっていると思うよ。一日に
なんどか、見ることのできる、緑の閃光。その色がどういう色だったか
を、思い出させてくれる、緑の世界。ふたたび、見たときに、目がちゃ
んと認識できるように、目のチューンアップになるのさ」
16
15
2
クルーガー第3惑星は、ジャングルのモザイクでおおわれていて、目
の前のジャングルは、その小さな1ピースにすぎなかった。このような
モザイクのピースは、数えきれないほど、
|
ナイトゥアンディ
/SY/KAndDy/
ふたりめが、偶然当たって、よくあることさ!」
「ハハハ」と、ジューン。笑い出した。「なぁに、それ、ハハハ」
「ショックを受けないでくれて、よかった!」ロイは、立ち上がった。
「どこ行くの?」
「向こうでひと仕事、着陸をね。シートベルト、締しめておいてね!」
席には、死んだ男たちが、転々と座っていた。
笑い終わると、ジューンは席についた。
「なんか、ヘンね!」と、ジューン。
飛行機が傾いて、酸素マスクが出てきた。死んだ男たちは、席から通
路に倒れた。
「ギャーッ!」
ジューンは、操縦席に逃げてきた。
「なにが起きたの?」と、ジューン。「みんな死んでる!」
「おいで、座って!」と、ロイ。操縦席から。そして無線機に。「メー
デー、メーデー、メーデー!」
30
29
「ここでもみんな、死んでる!墜落するの?」
「急降下してるだけ!座れ!」
「あなた、パイロット?なにものなの?」ジューンは、補助イスに座っ
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SFミステリー (小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン) ライトノベル風
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(1か所でも
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は、プロトタイプとして保存。
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京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
SFミステリー
☆原作:フレドリックブラウンより☆
緑の世界
小さな子羊よ
ヴァヴェリ
ギーゼンスタック家
ティラノサウルス
ザ・ハウス
サアルバの国
ファブクリップ
ザ・オフィス
☆アリスのナンチャラン☆
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アリスのアンダラン
/LC/AliceUnderGround/
と、女王。
「いいえ、だまりません!」と、アリス。「あなたなんか、ただのトラ
ンプのカードよ!だれが怖おそれるもんですか!」
このとき、トランプのカードの1組すべてが、宙を舞い、アリスの上
に落ちてきた。
「ギャーッ!」と、アリス。驚いて、悲鳴を上げた。
トランプのカードを手で払いのけようとした。
エピローグ
そのとき、アリスは、土手の上で横になっていることに気づいた。頭
は、姉のマギーのひざの上だった。マギーは、木の上からアリスの顔に
降ってきた落葉おちばを、やさしく払いのけていた。
「起きなさい、アリス!」と、マギー。「ずいぶん長く眠っていたわ!」
「変な夢だった!」と、アリス。マギーに、見た夢をすべて話した。
「確かに、おかしな夢ね!」と、マギー。アリスの頬ほおにキスをした。
「でも、すぐ急がないと、お茶の時間に遅れてしまうわ!」
アリスは、走りながら考えた。
120
119
「なん
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感想
/CO/Comment/
、掘削技術2月
32
31
パート6=短編集
1951年
「手のなかの宇宙」
内容:著者序章、「緑の世界」「危機、1999」「空のパイ」「ノッ
ク」「アンドロメダUの来訪者」「白日夢」「ナッシングシリウス」
「ミットキーあらわる」「さぁ愉快に行こう」
1953年
「ほとんど殺し:18の物語」
内容:「笑う肉屋」「4人の盲」「世界が終わる夜」「映画は巡る」
「叫びと沈黙」「ドンアリスティッドの鼻」「背後の声」「ミス暗闇」
「キャサリーン、またノドを切り裂きに行くよ!」「町求む!」「かつ
て最も偉大な詩」「盗むのが難しい小さなリンゴ」「ここは出口」「小
さくて白いライ」「危険な人々」「カイン」「リリーの死」「うしろを
振り返るな!」
「SFカーニバル」ブラウン・マックレイノルズ共編
内容:ブラウンの作品は「パラドックスロスト」のみ。
1954年
「エンジェルとスペースシップ」
内容:序章「パター
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ロープ魔術
/FB3/RopeTrick/
2
エルシーは、ホテルの室に戻った。ジョージは、いつものようにいび
きをかいていた。エルシーは、ベッドの脇に立って、とてもソフトにフ
ラジォレットで、習ったばかりのシンプルな音律を吹きはじめた。
なんども、なんども。
シンプルな音律にのって、眠っているジョージのシーツが徐々にあが
りはじめた。じゅうぶんな高さになると、フラジォレットを置いた。
エピローグ
「ギャーッ!」と、エルシー。歓声をあげて、シーツをめくった。
空中で垂直になっていたのは、ジョージのパジャマのヒモだった。
(終わり)
6
5
|
さぁ愉快にやろう
/FB6/ComeAndGoMad/
「ドア?オレには、なんのことだか━━━」
◇
声は、もはや、聞こえて来なかった。それは、退却した。しかし、彼
の心には、なんとなく、静かな笑い声がこだましていた。
彼は、ドアに近づいて寄りかかり、声が言っていたものを捜そうとし
た。1匹のアリがドアを這はい上がっていた。
彼の目は、アリを追った。無数の恐怖が、背筋を這い上がって来た。
彼になんども語られ、示された100の事が、突然、ひとつのパターン
に、恐ろしいホラーのパターンに行き着いた。黒、白、赤。黒アリ、白
アリ、赤アリ。人間を操るあやつるプレーヤー。単一の集合体の脳のいくつかの
脳葉。ただ1つの知性。人間は、事故で生まれたもの、寄生虫、チェス
のポーン。昆虫の1種が植民された、宇宙の100万の惑星。その惑星
146
145
にとっては、単一の知性。そして、すべての知性が集まって、宇宙にお
ける単一の知性を成す━━━それが、神
|
アリーナ
/FB6/Arena/
彼は、まだ、倒れてい
た。やつは、さらに近づいた。15フィート、また、止まった。カーソ
ンは、ほとんど息をしなかった。
88
87
ほとんどあり得ることだが、彼は、心も空白にした。やつのテレパシ
ー能力で、彼の意識が感づかれないように。彼の心をそんなふうに空白
にしたことで、やつの考えが入って来たときの衝撃が、分散された。
彼は、そのエイリアン性に、全くのホラーを感じた。やつらの考え方
の違いに。やつらは、表現の仕方が、彼の感じ方とは全く違う、理解で
きない、言い表せない方法で行う。地球の言語には無い言葉で、地球の
頭脳では、それらに合ったイメージが見つからない。クモの心でさえ、
と彼は考えた、あるいは、カマキリや、火星の砂漠に住むヘビの心でさ
え、知性があって、人間の心とテレパシーでつながり得る。やつらのエ
イリアン性に比べたら、ずっと家庭的で親しみ深いものだろう。
彼は、今、存在は、正しかったことを理解した。人類か回転ローラー
か、宇宙は、両者が共存できる場所ではなかった。
もっと近く。カーソンは、やつが、わずか1フィートに近づくまで、
待った。やつのツメの触手が、こちらに伸びて来るまで━━━。
今、まさに、戦いのときだ!彼は、起き上がり、もりを構えて、残っ
ている力の限りを尽
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青の悪夢
/FB3/NightmareInBlue/
青の悪夢
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
プロローグ
彼は、今まで見たことのないような輝く青の朝に目覚めた。ベッドの
脇の窓から、ほとんど信じられない青空が見えた。ジョージは、すぐに
ベッドからすべり出ると、完全に目覚め、休暇の1日目のほんの1分も
無駄にしたくなかった。しかし妻を起こさないように、静かに服を着た。
休暇のために1週間友人から借りたロッジに着いたのは、昨夜遅くで、
ウィルマは旅にとても疲れていて、すこしでも長く寝かせてあげたかっ
たのだ。靴も居間に行ってからはいた。
2
1
1
息子のトミーは、まだ5才だが、髪をくしゃくしゃにして、寝ていた
子ども室から出てきて、あくびをした。
「朝ごはんは、いるかい?」と、ジョージ。トミーはうなづいた。「服
を着てから、台所に来なさい」
ジョージは台所に行っ
|
イェフディの法則
/FB2/TheYehudiPrinciple/
この部分も含めて。結末が起こる前に書かれて
いたのだ。
チャーリーは、読み終わると、イスに座った。オレも座った。チャー
リーは、オレを見た。オレも、チャーリーを見た。
彼は、口をなんどがひらきかけ、なにかを発する前にまたとじた。つ
いに言った。
「T時間だ、ハンク!小人は、時間をあやつれたんだ。小人は、それが
起こる前に、書いていたんだ、ハンク!またかならず、小人を動くよう
にするよ。小人は、なにか途方もないものだったんだ。小人は━━━」
「コロシウム!」と、オレ。「でも、もう、動かない。イェフディは死
んだんだ。小人は階段で自分を撃ったんだ」
46
45
「きみは、冷静さを失ってる」と、チャーリー。
「いや、まだだ」と、オレ。彼が返してくれた原稿を読んだ。
オレは、冷静さを失いかけている。
オレは、冷静さを失いかけている。
(終わり)
48
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ザ・オフィス
/FB5/TheOffice/
午後の訪問をだいなしにして欲しくなかった気がした。たぶ
ん、その代わりに、将来の夢をしゃべったんじゃないか?」
オレは、うなづいた。
オレは、雑誌を手にしていたが、オフィスに戻る路面電車の中で、読
む気がしなかった。オレは、集中できなかった。マックスレイスマンの
ことを考えるのを、やめられなかった。
死の概念は、オレにとって新しいものじゃない。両親は、この6年で、
ふたりとも死んだ。しかし、今度のことは、違っていた。オレは、深い
悲しみを感じたが、ホラーではなかった。人々は、大きくなって、中年
になって、そして、みんな死んでゆく。それは、知っていた。しかし、
マックスは、数か月、オレより若いだけなのに、今のオレより、年を取
るまで、生きられない。
彼は、そのことを知っている。たぶん、彼は頭が良くて、みんなが隠
そうとしたことを、見抜いてしまった気がする。そのことが、オレにと
っても恐ろしく思える。彼は、オレとしゃべりながら、あと少ししか生
きられないことを知っていることが、信じられなかった。それに、体の
どこか痛みを、少なくとも、癌がんで死が近い痛みを抱えていたに違いない。
それに、彼は、笑って、陽気で、彼に迫る死の影で、訪問がだいなしに
ならないように、オレにウソをついていた。
くそっ、ミスターウィロービィ!と、オレは考えた。オレに話さない
234
233
|
SFミステリー ライトノベル風
/CO/cmt/
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ナッシングシリウス
/FB2/NothingSirius/
「いいえ、船長」と、ジョニー。
14
13
「問題は」と、オレ。「ソラとフリーダには、間違いがあって、それは、
ソラは、シリウスTで、フリーダは、シリウスUということだ。ここの
軌道は、ふたつの内側なので、ふたつは、シリウスUとシリウスVにな
るべきだ。あるいは、ふたつを直さなければ、ここが、シリウス0とな
る。ナッシングシリウス、つまり、まじめ度0、という名前になる」
エレンは、笑った。ジョニーは、たぶん、名前としては、威厳がない
と思っただろう。
しかし、ママは、顔をしかめた。「ウィリアム━━━」
もしも、なにも起こらなければ、そのまましゃべり続けただろう。
近くの丘で、なにかが、動いた。ママだけが、そちらを見ていた。
「ウウッ!」と、ママ。オレに、そちらの方向を向かせた。オレたちは、
それを見た。
それは、ダチョウの頭のような、なにかで、ゾウより大きかった。そ
の生物は、細い首に、
|
存在のわな
/FB4/Trap/
それは、正確に這はってくるものの足元にうまく落ちた。確
実に死をもたらす、白いガスの一吹きが爆発した。
陰気に歯を見せて笑いながら、これはこれだと自分に言い聞かせた。
ガスマスクが無ければ、即死だった。ゆっくりと白いガスは、まわりの
煙にまぎれていった。
そのとき、はっと息をのんだ。そいつはまだこちらに向かっていた。
死の白い一吹きをまさに通り抜けて、這はっていた。近づいて来て、その
顔まで見ることができた。彼が見たのは、かつて体だったものが切断さ
れたホラーで、ありえない方法で前進していた。
冷たい恐怖が彼の胃をつかんだ。走ろうとは思わなかった。しかし、
あいつがここへ来る前に止めないと、どうかなってしまう!
24
23
その恐怖も砲弾の危険も忘れて、ジャンプして跳び出すと自動小銃を
這はってくる怪物に向け、10フィートの距離から引き金を引いた。なん
ども、なんども、なんども。弾丸が当た
|
アリスのビックリラン
/LC/AliceWonder/
「おかしいわ!」と、アリス。「最初に打ち首は、おかしいわ!」
「おだまり!」と、女王。顔が紫にむらさきなった。
「いいえ、だまりません!」と、アリス。
「アリスは、打ち首!」と、女王。できる限りの大声で。しかし、だれ
も動かなかった。
「だれが実行できて?」と、アリス。(このときまでに、身長は、本来
の大きさに戻っていた)「あなたなんか、ただのトランプのカードよ!」
このとき、トランプのカードの1組すべてが、宙を舞い、アリスの上
に落ちてきた。
「ギャーッ!」と、アリス。驚いて、悲鳴を上げた。
トランプのカードを手で払いのけようとした。
224
223
エピローグ
そのとき、アリスは、土手の上で横になっていることに気づいた。頭
は、姉のマギーのひざの上だった。マギーは、木の上からアリスの顔に
降ってきた落葉おちばを、やさしく払いのけていた。
「起きなさい、アリス!」と、マギー。「ずいぶん
|
ブラックジョーク
/FB4/Joke/
ブラックジョーク
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
プロローグ
鮮やかなグリーンのスーツを着た大男が、葉巻店のカウンターに大き
な手を置いた。「ジムグリーレイ」と、自己紹介した。「エースノベル
ティカンパニー」葉巻店の店主は差し出された手を握った。すると、大
きな手から電流が流れ店主の手のひらをビリビリさせた。
大男は陽気に大笑いした。「かわいいブザーちゃん」と言って、大き
な手をかえすと、手のひらに小さな金属製の仕掛けがあった。「握手の
シェイクをショックに変えてしまう!大ヒット商品のひとつさ。すばら
しいだろ?葉巻を4本、2本で25セントの」
2
1
彼は50セントコインをカウンターに置いた。そして、笑いを隠しな
がら、葉巻の1本に火をつけた。店主はコインを拾おうと虚しい努力を
続けた。それから、笑いながら、大男は別のコ
|
帰ってきたカーン
/ST/StarTrek2013/
「ジム」と、ウォレス。
カーンは、カークに飛びかかり、3発殴って、床に放り投げた。
カーンは、ウォレスに向かった。
216
215
「聞いて!」と、ウォレス。「待って」ウォレスは、腰を蹴られて、大
声を上げた。「ギャーッ!」
カーンは、逃げようとしていたマーカスの、頭を両手でつかんだ。
「おまえは」と、カーン。「私を、眠らせておくべきだった」
カーンは、両手に力を入れると、頭蓋骨が砕ける音がした。
「キャァァァァァー!」と、ウォレス。
◇
エンタープライズのブリッジ。
「船長は、今、どこに?」と、スポック。
「センサーが」と、カトウ。「ダウンしていて、分かりません」
スクリーンに、カーク。後ろから、カーンに銃を突きつけられていた。
「私の要求は」と、カーン。「至極、単純!」
「船長」と、スポック。
「互いのクルーの交換だ」
「裏切ったな」
「ほう、賢いな、ミスタースポック」
「スポッ
|
星雲を越えて
/ST/StarTrek2016/
ドクター。彼らには、ガラクタ以上の価値があるのでしょう」
「まったく!オレのことをバカにしやがって!」と、マッコイ。
先を尖とがらせた雷光銃を左手に持ち、ヤリの先端を、雷光銃で真っ赤に
熱した。
「よし!」と、マッコイ。
横になっているスポックに、真っ赤に熱したヤリをかざした。
「じゃ、スポック。ひとつ質問がある。好きな色は、なんだ?」
「なぜ、この状況で」と、スポック。
マッコイは、真っ赤に熱したヤリを、スポックの右わき腹に突き刺し
た。
「ギャーッ!」
マッコイは、スポックの右わき腹から突き刺さっていた破片を取り出
した。
「別のことに気をとられていると、痛まないらしい!」と、マッコイ。
74
73
「あなたの言葉を使って言わせてもらえば」と、スポック。「そのよう
な理由は、じつに、バカげている!」
マッコイは、不気味な空を見上げた。
「さぁ、移動するぞ!立て!」
マッコイは、スポックの腕
|
白の悪夢
/FB3/NightmareInWhite/
2
たしかに、彼女は、今ドアを暗闇の中ですばやくあけ、すぐに閉めた。
ドアのかすかなカチッという音だけ聞こえた。つぎに、やわらかいサラ
サラした音、ナイトガウンかネグリジェが落ちる音がした。そして、ソ
ファの彼の毛布の中に入ってきた。
「ハニー」と、彼。
「しっ!」と、彼女。
しかし、これ以上の言葉が必要だろうか?
エピローグ
長いようで短い時が流れ、ドアがふたたびあいた。
ぎらぎら輝く光が射し込んで、白のホラーに、凍ったように立ったま
ま叫び声を上げようとしている、妻のシルエットを浮かび上がらせた。
(終わり)
6
5
|
3つの願い
/XF/JeSouhaite/
大金持ちとは、彼のことだよ。77年には3万6千ドルしかなかった資
34
33
産が、翌78年には、3千万ドルになってる。プラス、この男の死に方
というのが、なんとも興味深いんだよな、これが」
「というと?」
「慢性的表皮反転症」
「反転症って、まさか?」
「あたり!」と、モルダー。「78年4月4日、彼は、ゲートウェイ記
念病院に運びこまれた。表皮反転症のため、彼の姿は、ホラーそのもの、
恐怖だったそうだ」
「でも、それが、今度のことと、どう関係があるの?」
「ふたつを結びつけるのは、この女だ」モルダーは、オープンカーの助
手席の女の、拡大コピーを見せた。「彼女に関する記録は、いっさい、
見つからなかったんだが、すべては、この謎の女のしわざだよ」
「そう、で、方法は?」と、スカリー。
「うう、分からない。でも、とにかく、彼女と話そう」
モルダーは、室を出ようとした。
「ええ、わたしは、ここに、残るわ」と、スカリー。「このままの状態
で、遺体を放置するのは、まずいと思うの。だって、貴重な証拠だもの」
「わかった」と、モルダー。ドアをあけて、出ていった。
スカリーは、ひとりになると、うれしそうな笑顔を浮かべた。
36
35
|
ナスティ
/FB3/Nasty/
しかし、3つじゃない。3つの願いなんてのは、ただの迷信さ。叶
えられるのは、1つだけ。好きになれんかもしれんが」
「1つで、十分です。好きになれないなんて、とんでもない!」
「そのうち、分かるさ。よし、おまえの願いは、知っている。ここに、
その答えがある」
ナスティは、手をのばして、空気が希薄になったところに入れると、
手が消えた。そして、手を戻すと、銀の水泳トランクスを2つ持ってい
た。
「健康のために、2つとも着るといいよ」と、ナスティ。ビュレガード
に、差し出した。
「なんです?」
「なんに見える?水泳トランクスさ。しかし、特別製。素材は、今から
数千年先の、未来のものでできている。けっして破壊されることがない。
すり減らないし、裂けないし、切れることもない。すばらしい素材さ。
しかし、使われている魔法は、かなり古いものだ。使ってみれば、分か
るよ」
悪魔は、消えた。
6
5
2
|
暗黒の地球帝国
/ST/ENT_4_5_2/
捜すんだな!10分で、ここを起動できなければ、ワープでき
ないのは、お前のせいだと、アーチャーに言う!」
「はい、捜しますよ」
タッカーは、戻っていった。
技術仕官は、はしごを上って、上のフロアに出た。
「誰か、いるのか?」と、技術仕官。フェーザーを構えながら、進んだ。
床に落ちていた、プラズマレギュレータを拾った。
「ギャーッ!」と、技術仕官。上の階から降りてきた、なにかにつかま
って、体ごと持ち上げられた。骨が砕ける音がした。
◇
宇宙を航行する、ディファイアント。
ブリッジ。
「傷口から、爬虫類の唾液が」と、ドクター。アーチャーに報告した。
「検出されました」
「かみ殺したわけか?」と、アーチャー。
「うーん、傷口からみて、かなり大きな、生き物です。体長は、2メー
トル以上」
「内部センサーで、見つけられるのか?」と、アーチャー。技術パネル
104
103
の前の、トゥポルに。
「
|
フィッシュストーリー
/FB3/FishStory/
どうやって?」と、ロバート。「つまり、ロレーヌ、どうや
って?」
「子孫を増やすかって?」と、ロレーヌ。「かんたんよ、ダーリン。陸
上の生物のようなめんどうなことはないわ。人魚は哺乳類ほにゅうるいだけど、卵らん生せい
なの。時がくれば、わたしが卵をうんで、卵がかえったら、赤ちゃんを
育てるわ。あなたの役割は━━━」
「そう?」と、ロバート。心配しながら。
「ほかのフィッシュと同じよ、ダーリン。あなたは卵の上に泳いでいっ
て、受精させるの。それだけよ」
「ギャーッ!」と、ロバート。ふいに溺れ死のうとして、花嫁をおいて、
海底にむかって潜もぐっていった。
しかしもちろん、人魚にはエラがあったので、溺れることはなかった。
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(終わり)
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アボミっぽい
/FB3/Abominable/
ローラは、戻らなかった。パーティのひとりの話では、手をのばせば届
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くか届かないようなところで、彼女は、9フィート前後の毛むくじゃら
の人間のような生きものに誘拐され、叫びながら、連れ去られたという。
アボミっぽいスノーマンだった。パーティは、数日間は、彼女を捜した
が、あきらめて下山した。みんなの意見では、彼女は、今や生きて戻れ
る可能性は、ゼロだった。
ただし、シャウンシー卿を除いてのみんなだった。彼は、すぐに、イ
ギリスからインドへ飛んだ。
彼は、がんばって登り、今や、万年雪のある高さへときた。登山の装
備以外に、重たいライフルを持ってきた。それで、つい最近、ベンガル
でトラを撃った。
「トラを殺せたのだから」と、彼は考えた。「スノーマンも殺せるだろ
う」
雲のラインに近づくと、雪が渦巻いた。突然、12ヤード先に、それ
が、彼の視界の限界だったのだが、モンスターのような、あきらかに
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ファマドユニヴァース
/FB5/WhatMadUniverse/
攻撃力も防衛力も格段に強化され、た
ぶん、それを一目見れば━━━」
ドアが開いた。そのすぐ先に、独房へと続く、第2の細かい鉄格子の
ドアが現われた。そのドアも開けると、すぐ内側の独房の電気がついた。
「それが」と、メッキー。「アルクトゥルスだ」
ケイスは、格子の中をよく見るために、近づいた。すぐ後戻りした、
数歩、急いで。胃がムカムカするのを感じた。目を閉じ、めまいがして、
ホラーと嫌悪で、ほとんど気を失いそうだった。
彼は、アルクトゥルスの一部を、急いで、ぼんやりと見ただけだった。
彼は、まったく知らなかったが、今、アルクトゥルスの姿が分かった。
しかし、見たくはなかった。格子の向こうに、ちらっと見ただけでも、
だれでも怖ろしさに身が震えた。
あらゆる想像を越えたエイリアンだった。ジョードッペルバーグでさ
え、それを想像できなかっただろう。
鉄のドアは、閉まった。
「あれが」と、メッキー。「アルクトゥルスのほんとうの姿だ。人間の
体に偽装したアルクトゥルスのスパイが、なぜ疑いだけで射殺されるの
か、あんたにも理解できるだろう。戦争の初期に、アルクトゥルスのな
ん人かが、捕えられ、地球に連れて来られて研究された。地球は、絶滅
を避けるために、長い辛い努力を必死に続けた。
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レッドダイアモンド
/RD/RedDiamond/
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トッドが出迎えた。「書斎でマンフレッド氏がお待ちです」
「シャワーを浴びて気分転換したい。将軍には、30分くらいで本部に
報告に行くと伝えてくれ」
レッドが着替えているとき、ドアにノックの音がした。すぐにドアの
裏に隠れた。ドアがあくとレッドは飛びのいたが、侵入者に背後からつ
かまれた。その手は柔らかく、女性の肌をしていた。
ロザリーは「ギャーッ!」と叫んで、レッドの手にかぶりつこうとし
た。
「あなたはわたしを避けている」と、ロザリー。
「いつもそんなふうに侵入してきたら、オレの反射神経が悲惨な結果を
生む!」
ロザリーは後ろに下がった。
「そう」と、ロザリー。好色そうに笑った。「シャワーが必要ね。心が
汚れて」
「熱いシャワーがいる。仕事で関わったやつらの臭においを消すために」
「今日は、なにか分かったの?」と、ロザリー。船に乗りこむ海賊のよ
うに近づいた。
「あれやこれやだ。まだ検討してない。なぜ聞く?」
「ただの好奇心」と、ロザリー。
「いろいろ言われると、頭がパンクする」レッドは、ロザリーを押し返
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した。
「なにがど
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