原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
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NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[京 都 大原 三千院 ♪♪ 恋に弊(つか)れた 女がひとり ♪♪ or検索] ヒット 40 件です。
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ボディスナッチャー
/SY/BodySnatcher/
リサは、素直に、飲んだ。
ジャックも、ナンシーが用意した枕に、横になった。
「眠れば、あしたは、よくなる」と、ギブナー。マシューに。「きみも
寝ろ。やるだけは、やったんだ」そして、ナンシーに。「送っていこう
か?」
「あそこへは、帰らないわ」と、ナンシー。
「ここへ、泊まれ!」と、マシュー。ナンシーは、うなづいた。
「世話になったね、デビット」と、マシュー。ギブナーに。
「寝たまえ!」と、ギブナー。帰って行った。
マシューは、テラスの階段を下りて、裏口に、南京錠をかけた。テラ
スのイスに座って、高層ビルの明かりを見ているうちに、眠くなった。
テラスの地面から、白い糸が伸びてきて、マシューの下ろした腕から、
服の中に入り込んだ。
白い糸の先には、大きなサヤがあって、そこから、大きな花が咲いた。
花の中心が、息づきはじめ、花びらが落ちると、そこから、人間の頭の
ようなものが、はい出てきて、両手をふるわせた。マシューにならぶよ
うにして、横たわり、両足を動かした。大きな花は、ほかにも、いくつ
か咲いて、花びらを落とすと、人間の頭のようなものが、はい出てきて、
テラスの芝の上で、ふるえていた。
102
101
「マシュー!」と、ナンシー。テラスの入り口で、大声で呼んだ。「マ
シュー!マシ
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アリーナ
/FB6/Arena/
やつは、投石レンジの外で、バリアから安全な距離
を保っていた。やつは、そこからうしろへ動き回って、なにかしていた。
やつがなにをしているのか、彼には分からなかった。
それを一度やめて、近づいてきた。彼の方に、神経を集中させてるよ
うだった。カーソンは、また、吐き気と戦わなければならなかった。彼
は、やつに石を1つ投げた。回転ローラーは退却し、さっきまでやって
いたことに戻った。
少なくとも、彼は、やつに遠くにいるようにさせていた。そして、彼
は、自分に都合の良いことを、たくさん、必死に考えた。同時に、つぎ
の1・2時間は、投げるのにちょうど良いサイズの石を集めていた。バ
リアのこちら側に、石の山がいくつもできた。
喉のどの渇かわきは、今、焼けるようだった。水以外のことを考えることが、
難しくなった。しかし、彼は、ほかのことを考えなければならなかった。
バリアを通り抜けるには、上から?下から?赤の球体を捕とらえて、殺す
56
55
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天使は淋しい道を行く
/TS/LonelyRoad/
リチャード。
「ええ、だいじょうぶ」と、シスター。
リチャードは、腹にすえかねて、トラックを降りた。
2台のオートバイは、戻ってきて、止まった。ふたりの若者は、ゲラ
ゲラ笑った。
「そうとう、ビビりまくってたぜ!」と、ひとり。また、ウィスキーの
小瓶を飲みあった。
そのとき、リチャードが立っているのに、気づいて、笑うのをやめた。
「ごあいさつに、帰ってきたのか?」と、若者。
「おまえたち、どこの石の下から、はい出てきたんだ?」と、リチャー
ド。
「だから、都会のやつはイヤなんだ!ユーモアのセンスってものが、ね
ぇんだからな!そういう口の利き方をするやつは、虫がすかねぇんだ!」
ひとりが、こぶし大の石を拾って、身構えた。
「つきあいにくい野郎とは、つきあわねぇことにするよ!」
もうひとりも、落ちていた棒を手にした。
3人は、身構えた。しかし、急に、若者は、ケンカの姿勢をやめた。
シスターが、ゆっくり、歩いてきた。そして、若者のひとりの、頬を
平手打ちした。
70
69
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帰ってきたカーン
/ST/StarTrek2013/
情報は、与えないと、誓った。きみらの道は、
きみらだけで、進みべきものだ。それを、言ったうえで、カーンノニエ
ンシンは、エンタープライズ号が遭遇した、最強、最悪の敵だ。彼は、
賢く、残酷で、なんの躊躇もなく、きみらを、皆殺しにするだろう」
「倒しましたか?」
「犠牲は払ったが、倒した」
「どうやって?」
◇
ヴェンジェラスの通路。
「こっちには、都合がいいけど」と、スコット。「なんで、人がいない
んだ?」
「この船は」と、カーン。「最悪でも、単独で飛ばすことが、可能だ」
「ひとりで?」
保安部員が、カーンに殴りかかったが、逆に、殴り倒された。
カークも、襲われたが、なんとか倒した。
「大丈夫か?」と、カーク。
「カーンは?」と、スコット。
通路に、点々と、保安部員が倒れていた。
210
209
◇
エンタープライズのブリッジ。
スポックは、立ち上がった。
「ウラ中
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ジバゴ
/SY/Zhivago/
トーニャの
アイロンの音がドスンドスンと響いていた。
「ねぇ、ユリアティンへ行ってきたら?」と、トーニャ。
「そうだ。たまには、町に出ろ!気分もかわるぞ」と、叔父。
176
175
「ユリアティンになにか、あります?」と、ユーリ。
「都会とは違うが、りっぱな図書館があるぞ。まだ、あればだが」
「行ってらっしゃいよ」と、トーニャ。
「いや、やめておくよ」と、ユーリ。「どうせ、道も通れまい」
◇
やがて、陽射しがさして、窓の雪をとかした。春が来て、黄すいせん
が咲きほこった。白樺の白い木肌に、黄がよく似合った。
ラーラは、ユリアティンの図書館で働いていた。ユーリが入り口で、
入館証に記入しているときに、ラーラは気づいていた。ユーリは、歩い
てきて、階段のところで立ち止まった。
「ジバゴ」と、ラーラ。
「ああ」と、ユーリ。「元気だった?」
「どうして、ここにいるの?」
「ベリキノに住んで
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レッドダイアモンド
/RD/RedDiamond/
続けてくれ」
「ある日、ランダールが現われた。やつはオレの経歴をすべて知ってい
て、今度の仕事に手助けしないと、すべてバラしてやると言った。それ
が絵画を盗む仕事だった。
あんたは分からないだろうが、やつも分かってない。オレはまた堕落だらく
する。またいかがわしい仕事に戻るなんてできない。それなら死んだ方
がましだ」
「どういう計画だったんだ?」
「防犯システムに細工する計画だった。数日して、日本人の男が加わっ
た。オレたちは、リトル東京のすし屋で会った。オレの役割の説明を受
けた」
「その男の人相は?」
「35才くらい。背は5フィート8インチくらい。顔立ちは良く、短め
の黒髪。全身に刺青いれずみがあった。龍とサムライとおかしな模様。やつには
小指の先が片方なかった」
「なに?」
「小指の先。左か右か忘れた。聞いたところでは、その理由は━━━」
「オーケー。ランダールとはその後会ったか?」
トッドは頭を振った。「会って話したのは1度だけで、そのときに脅おど
された。マンフレッド氏にも、なにか脅おどすようなことをしたようだ」
568
567
「どんなふうに?」
「よくは知らない」
「会話の中に、ロコリコという名前が出て来なかったか?」
その時、銃声がした。なにか手立てを打つには遅すぎた
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報復戦隊
/FB3/Fleet/
そのとき地
球は、2820年、火星植民地と戦闘状態にあった。火星は地球の半分
まで人口増加が進み、独立戦争を始めた。金星が侵略者に攻撃されたと
き、地球戦隊と火星戦隊は月の近くで戦おうとしていた。
しかし戦争は、歴史上最短で終結した。地球と火星の連合戦隊は、戦
争をやめ、地球と金星の途中で侵略者を迎え撃った。こちらは数の上で
敵を圧倒し、侵略者を宇宙のかなたへと吹き飛ばし、完全に追い払った。
2
24時間以内に、地球の首都アルバカーキで、地球と火星は平和条約
を締結した。火星の独立を認め、太陽系で唯一住居可能となった2つの
星のあいだの恒久的な同盟を結んだ。侵略者の本拠地を見つけ、2度と
太陽系が侵略されないように破壊する報復戦隊も計画された。
地上と数千マイル上空の衛星の探査装置が、金星を救う時間はなかっ
たが、侵略者の侵入を探知していた。探査装置の記録から、侵略者がや
ってきた方角は判明したが、正確な距離までは分からなかった。
4
3
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ライトインスカイスター
/FB5/LightInSkyStar/
ついに、オレは、ロリーが注いでくれたビールのグラスに口をつけた。
それは、シャンパンのように温まって、気が抜けていた。
つぎの朝、オレは、ロリーの下で、トレジャーアイランドで働き始め
た。
1998
ロケットの仕事。ロケットの仕事は、なくなりつつあるが、なくなる
のは、ずっと先の話だ。これらのロケットは、数百マイルだけ宇宙に出
て、すぐまた、地球に戻って来る。運行しているロケットは、ニューヨ
ークとパリ、モスクワ、東京、ブリスベン、ヨハネスブルグ、リオデジ
ャネイロ。サンフランシスコで製造されたロケットは、月や火星を目指
す予定だが、まだない。これらの真のロケットは、ニューメキシコやア
リゾナから離陸する。それらを運用する政府は、ロケット技師に対して、
おかしな考えを持っている。ロケット技師は、50を越えてはならない
80
79
という。政府はまた、ロケット技師は、両足が本来
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死んだ夫
/FB5/LateLamented/
小切手にサインすることをためらう理由はない」
「どのような金額であっても?また、聞いたことのない会社であっても?
220
219
少なくとも、一番最初は?」
「それほど多くの小切手が出されるわけではない。フリーランドは、ふ
つうサイズの都市で、エド、拡大しつつある。市は、道路整備や道路建
設に100万ドル以上使って、道路は拡張費用も修繕費用も、そのほか
いろいろ掛かる。ほとんどは、もちろん直接費。それぞれの道路ハイウ
ェイ部門の、別々の部署に分かれている。すべてを扱えるほどは大きく
なくて、仕事が細分化されていて、いくつかをまとめて、独立の業者に
外注する。たぶん、数十の会社に。たぶん、比較的小さな仕事に分けら
れて。父は、そのような多くの小切手にサインしなくてはならなかった。
いくつかは、中西部建設のもっとも大きな額の9千ドルの数倍の金額だ
った。彼がその小切手にサインをためらう理由はない、も
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星雲を越えて
/ST/StarTrek2016/
と、スコット。
女剣士は、答えの代わりに、ツバをはいた。
「やっぱりな」と、スコット。
「やつは、クラル。やつと、やつのイナゴたち、ずっとさがしてた。古
代の遺物を。それが、あなたがここにいる理由。私も、みんな、そのせ
い」
女剣士は、魚雷から、部品を引き抜いた。
「さっきの山賊もか?」と、スコット。
「あいつら、みんな、空から落ちてきた」と、女剣士。「わたしや、あ
なたのように。いっしょに来て!今!」
「ちょっと待って!こっちにも、都合が」と、スコット。「仲間をさが
80
79
さないと!」
「あとで仲間をさがすの手伝うから、あなたも手伝って!」
「なにを?」
女剣士は、魚雷の排気管で直す動作をした。
「なんか、直すのか?」
「そう、助けたら、助ける」
「今日はほかにどうしようもなさそうだし、ついてくよ!」
「よし!わたし、ジェイラ。あなた、モンゴメリースコット?」
「そう、スコットだ
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聖なる神殿の謎
/ST/DS9_1_1_1/
艦隊との交信を邪魔する気
です」
「敵は、フェーザー砲を準備中です」と、オブライエン。
「非常警報!シールドアップ!」と、キラ少佐。
110
109
「未調整です!」
「また、通信波です」と、ダックス中尉。
「チャンネル、オン」
「都合のよい作り話には、誤魔化されんぞ!デュカットの船は、おまえ
たちの手で、撃墜したんだろ?」と、ガルジャサッド。
「ガルジャサッド、繰り返すけど」
「直ちに、無条件で、降伏し、我々に宇宙ステーションを明渡せ!嫌な
ら、我々は、攻撃を開始する」
「返答を出すために、一日時間をもらいたいわ」
「待ってやろう、ただし、一時間だ」
カーデシア船は、通信を切った。
112
111
8
ディーエスナインは、三隻のカーデシア船に
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SFミステリー ライトノベル風
/CO/cmt/
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SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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ナッシングシリウス
/FB2/NothingSirius/
確かに、
どこにもたどり着けず、どこかに着いたとしても、どことも言えなかっ
た。
24
23
ちょうど、そのとき、オレたちは、小さい丘の頂上まで来て、そして、
立ち止まった。目の前に、舗装道路が始まっていた。
普通に、地球の都市によくある、プラスチック製の舗装道路で、カー
ブや歩道や排水溝もあって、ペンキで塗られた、中央線もあった。ただ、
その道路は、オレたちが立っているところから、急に、始まっていた。
そして、そこからは、少なくとも、つぎの丘の上までは続いていた。見
える限りには、1軒の家も、1台の車も、それに、1匹の生物も、いな
かった。
5
オレは、エレンを見た。彼女も、オレを見た。オレたちは、ママを見
て、ジョンレーンを見た。彼も、オレたちを見た。
「ジョニー、なにかな?」と、オレ。
「道路に見えます、船長」と、ジョニー。
オレが、じっと見たので、彼は、すこし赤くなった
|
おぼろ月夜に死ね
/FB5/MoonOverMurder/
「オレたちが捜しているあいだ、ふたりを見てられな
いからな」
「分かった」と、バルディ。ふたりの背後に回った。
ピートホルムは、ポケットに手が入れられて、ハンカチが取り出され
たのを感じた。銃がベルトのバックルを狙ねらっていたので、どうすること
もできなかった。手首が後ろに回され、きつく、効率的に縛られるのを
感じた。
エレンの手首も縛られると、片刃刀かたはとう男は、銃をこん棒にして、小屋の
ドアに掛かっていた南京錠を壊した。バルディがドアを蹴った。
「電気を、ボス」と、彼。「なんて臭いだ!電気のスイッチはどこ?」
やつらが小屋に押し入ったにもかかわらず、ピートホルムは、ニヤリ
とした。
「スイッチはない」と、彼。「ランプなら、テーブルの上」
マッチを擦する音がして、しばらくして、小屋に明かりが灯ともった。
「入れ!」と、ブレザーコートの男。ホルムとエレンに命じた。ふたり
に続いて小屋に入ると、ドアを閉めた。「このすみに立って、じっとし
ていろ!あとで、仕える」
その言い方にふつうでないなにかを感じて、ホルムは、「仕える」と
いうほんとうの意味を知った。すでに人を殺している男たちは、犯行を
知ってる者を生かしておくはずがないと。やつらは、逃走時に、追われ
32
31
るようなま
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八甲田 歩のスペースドライバー日誌
/RM/SpaceDriver/
タワー
「東京駅まで!」と、料亭のおかみさんふう女性。
「ここからだったら、新目白通りを抜けてゆくのが断然早いわよ!」
「いいわ、私が教えてあげる!そこの高戸橋を右に曲がって新目白通り
に入ってくれる?」
「高速道路に沿って、飯田橋を抜けて」
「皇居に出たら、お堀ぞいに行くと」
「ほら、東京タワーが一番よく見える場所に出るから」
「ここで左折すれば、正面が東京駅よ!」
「あら、今夜のタワーは、ずいぶんブルーなかんじだこと!」
2
1
想おもふ雲
「それって、なんなの?」と、女の子。
「どれ?これなら、安全の全の字よ」と、お母さん。
「金の字かと思った!」
「あら、金の字も忘れてしまったの?最近、覚えたばかりじゃない?」
「知ってるわよ!ただ、金の字をそう書く人もいるのかなって思ったの」
4
3
|
ノック、312
/FB7/Knock312/
だから、毎日の実際の仕事は、6時間くらい。残りは、ぶらぶらして、
緊急時や問題が発生して対処するが、ふつうは、オレの時間はオレだけ
のもの。読書したり、勉強したり、考えたりする。なにかの理由で睡眠
不足だったら、軽い昼寝をする。あるいは、今のように、手紙を書いた
り。
レストランのことはそういったところだが、1つだけ重要なことが残
っている。それがカネを生み出すということ。どちらかというとシンプ
ルな味しか知らない料理人として、うまさを求めてカネを使っている。
この都市を出て、国じゅうの料理を勉強している。西部まで。都市自体
が、その方向へ急速に成長していて、国じゅうが平等に味について評価
される。そう、5年もすれば━━━しかし、これ以上述べると、自慢気げ
に聞こえるので、もうやめよう。うちのドアの前にオオカミはいないと
だけ言えば、じゅうぶんだろう。
オレの愛の方はどうなっている?と、あんたは訊きいた。たぶん、表面
的な質問だったのだろうが、それについても、正直に答えたい。
◇
そこまでが、2ページ目の終わりだった。ジョージミコスは、続ける
ためにタイプライターに向かったが、3ページを始める前に、ルースフ
42
41
レックの顔を確かめることにした。ちょうど5時半で、彼
|
デッドリンガー
/FB5/DeadRinger/
外は、どんよりとしたグレーの空だった。しかし、雨は止んでいた。
朝早くても、暑かった。風がまったく無く、テントの布は、空と同じグ
レーの石から削けずり出された彫像のように掛かっていた。
オレたちのテントの前の水びだしの芝生の上に立って、なんのために
早く起きたのかと考えた。それは、たぶん、考え続けるためだ。
泥で汚れないように、ズボンのすそを折り返して、中央広場の方へ向
かった。メリーゴーランドを過ぎると、数人の男たちが、トラックから
泥をそり落していた。ほかには、だれも見えなかった。
オレは、ホーギーのトレイラーのある突き当りまで行った。マージは、
普段は早起きすることを知っていた。彼女がひとりのときに、リタの周
辺の話に持って行きたかった。
しかし、ホーギーの家に明かりはなく、だれかがいる気配がなかった。
ウォルターとダーリーンの楕円形のトレーラーもそうだった。リタは、
オレが寝たずっとあとにベッドに入ったに違いないので、起きてるとは
思えなかった。
中央広場に戻り始めた。水たまりに跳び込むかんじがしたが、したこ
とはなかった。高い柱の上に板の置かれた、ハイダイブのタンクのとこ
ろへ行った。見上げて、そこからダイブして、わずか4・5フィートの
水に跳び込むことを考えて、震えが来た。今まで、そこから跳び込もう
48
47
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血だらけの月の光
/FB5/BloodyMoonlight/
ベンスターロックにもらった住所が、サロン付きの高級家具の豪邸と
は考えてなかった。ドアマンのいるようなマンションを考えていた。御
用聞きの裏口に案内されないように、新しいシャツに、ヒゲも剃った。
それは、個人の邸宅だったので、考え方が土台から違った。マンション
でなく、7・8室あるレンガ造りの家で、中庭は広く、周りが多くの花
や草木で囲まれていた。正面玄関の車スペースには、2台をバックで停
められるガレージがあった。郊外の土地も安い敷地に設計された屋敷で、
都会の中心に近い場所では、かなりの値段になったに違いない。
ドアの呼び鈴を鳴らすと、メイドが返事をした。彼女は、ドアを開あけ
て言った。「探偵事務所の方?」
オレがそうだと言うと、玄関ホールの右の室に案内して、言った。
「ハバーマン婦人はすぐ来る」
座って親指を回していたが、ヒマだったので、室の反対側にあるオー
18
17
ディオ
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ファブクリップ
/FB5/FabClip/
エドの唇くちびるの上のリップスティックをぬぐえば、
もっと男前だ。どこだ?」
オレたちは居間へ行った。クレアを見て、アムの眉まゆ毛は少し上がった。
アムの唇くちびるは、クレアのようなものを見たときによく男がするように、口
笛の形に少しとんがった。
それから後ろを振り返って、ダッチを見て、少したじろいだ。
アムは言った。「エド、起重機を持って来いと言ってくれるべきだっ
た」歩いて行って、立ったまま見下ろした。「血はなし。傷もなし。こ
れは都合がいい。どうやったんだ?死ぬほど怖こわがらしたのか?」
オレは言った。「怖こわかったのはこっちだ。アム、こちらクレア」
彼女は手を差し出した。彼は手を取って言った。「このような状況で
も、うれしいね」
彼女は言った。「サンクス、アム。マティーニは?」
すでに3つ目のグラスを出していた。アムは振り返って、オレを見た。
なにを考えているのか分かったので、オレは言った。「大丈夫だよ。グ
488
487
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さぁ愉快にやろう
/FB6/ComeAndGoMad/
声が言った。「ハイ、ミスターバイン!」彼は、窓からゆっくり振り
返った。彼がゆっくり動くことはなかったので、それは、それだけで奇
妙だった。彼は背が低く、活発な男で、反応や動きは、まるで、ネコの
ようにすばやかった。
しかしこのときは、なにかが、ゆっくりと窓から、彼を振り返らせた。
まるで、彼はもう、その午後早くの明暗のパターンを2度と見ることは
ないかのように。
「ハイ、レッド!」と、彼。
「先生がお呼び!」と、そばかす混じりの雑務係の少年。
「今?」
「都合の良いときに。たぶん、来週でも。忙しいなら、彼にアポを取っ
て!」
彼は、こぶしで、雑務係の少年のアゴにパンチを入れるふりをすると、
少年は、架空の攻撃に一歩後退した。
彼は、イスから立ち上がると、ウォーターサーバーのところへ行った。
ボタンを押して、紙コップに、ごぼごぼと水を入れた。
ハリーヒーラーは、ブラブラ歩きながら、言った。「ハイ、ナッピー!
4
3
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ミットキーあらわる
/FB1/TheStarMouse/
直接、話そうとした、唯一のできごとだった。ミットキーは、
もちろん、注意を怠らなかった。すぐに逃げ込める穴から、数インチの
ところで、道を訊きいた。しかし、ミットキーの質問に答えようともしな
いで、穴に逃げ込んだのは、酔っ払いの方だった。
町の北の端で、ガソリンスタンドの影に隠れて、ハートフォードへ向
かう運転手が、ガソリンを入れにくるまで待って、車に乗り込んだ。
そのあとは、困難はなかった。プロックス人たちの計算では、ロケッ
トの出発点は、教授との会話で、ミットキーがハートフォードだと知っ
た、都市の北西5マイルのところであった。
ミットキーは、そこに着いた。
8
「教授、お元気?」
オッペルバーガーは、驚いて見上げた。そこには、誰もいなかった。
「誰だね?なんだね?」と、オッペルバーガー。空気に。
「ぼくですよ、教授、ミットキーです。あなたが月に送った、ねずみの。
ぼくは、月には行かずに━━━」
「なんじゃと?そりゃ、ありえん!だれだ、こんな悪ふざけを━━━し、
しかし、ロケットのことは、誰も知らないはずだ。失敗したから、誰に
も話さなかった。わし以外は、誰も━━━」
64
63
「それに、ぼく以外はね、教授!」
オッペルバーガーは、深く、ため息をついた。
「働きすぎ
|
存在のわな
/FB4/Trap/
見ていてくれ!最初から加
わって有利な地位を占めたいなら、バッジをはずして、捨ててしまえ!
42
41
しかし銃は残しておけ!いつか手にする時が来る」
警官は、バッジをさわって、ピンをはずした。
それは、スタートに過ぎなかった。
◇
2083年6月14日。この日は最後の日だった。朝、ロサンジェル
ス━━━今、北アメリカの首都だった━━━上空には重厚な霧が立ち込
めていた。しかし昼過ぎには太陽が顔を出し、おだやかな日となった。
ロバートウェルソンは、少人数の愛国者グループのリーダーで、ある
理由からジョンディックスを後押しする集団ヒステリーに加わらなかっ
た、新しいパナメラビルの窓際に座っていた。そこからは、再建された
ローズボウルを見学する大群衆が見渡せた。窓の下の床には高性能のテ
レスコープ付きライフルが置いてあった。
ローズボウルのステージ上には、北アメリカの独裁者である、ジョン
ディックスがひとりで座っていた。ユニフォーム姿の護衛は、その周り
の全席に、聴衆の間にも、そこらじゅうに散らばって座っていた。
頭上に吊るされたマイクから、スピーカーを通じて、独裁者の声はも
っとも遠いローズボウルの聴衆にも、その先にも届けられた。ロバート
ウェルソンと同室の仲間は、は
|
オブライエンの孤独
/ST/DS9_2_4_2/
きみの上官
として、命令を出す!本気だよ!」
16
15
そこへ、シスコが、現われた。
「どうか、したのか?」と、シスコ。
「ミスターオブライエンが言うには」と、ドクターベシア。「きょうは、
健診は、受けられないと」
「仕事は、都合して、受けてくれ!」
「司令官!」と、オブライエン。
「ドクターは、来週までに、スタッフの健康状態について、宇宙艦隊に
報告しなければ、ならない」
「了解!」と、オブライエン。そして、ドクターベシアに。「ちゃんと、
1時間後に、行きます」
ドクターベシアは、医療室に戻っていった。
「司令官、すこし、よろしいでしょうか?」と、オブライエン。
シスコは、うなづいて、司令官オフィスに入った。
「デカーティスは、きみが、おこっていたと」と、シスコ。
「いえ、おこっていたわけじゃ」
「きみが、おこるのも、当然だ。きみに、ひとこと、断っておくべきだ
ったな。私の、完全な、
|
SFミステリー (小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン) ライトノベル風
/
五.
和暦⇔西暦・早見表
に十二支(し)アニマルズ参加。
六.
ネット広告
を
すべて廃止しました(弊社のものは除く)。
左
中央:初出年月・初放映日・初出雑誌・他
右
七.
宝くじMission
に、「全表示」選択で、回別表示を追加し、
さらに、all_historyをn2_〜n8_hist選択可能にしました。
or
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令 和
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ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
SFミステリー
☆原作:フレドリックブラウンより☆
緑の世界
小さな子羊よ
ヴァヴェリ
ギーゼンスタック家
ティラノサウルス
|
ミットキーふたたび
/FB1/MitkeyRidesAgain/
きみは、長い長い旅に行く
16
15
んじゃよ。どう、呼ぼうかね?ホイットニーは、どうじゃ?チーズが欲
しいかい、ホイットニー?」
そう、ホイットニーは、喜んで、チーズを欲しがった。彼は、つやや
かで、こざっぱりした、小さなねずみで、互いに寄り添った、ビーズの
目と、えばったようなヒゲをもっていた。もしも、横柄なねずみの絵を
描かいたとしたら、ホイットニーがそうだった。都会ずれした、ねずみだ
った。研究所の貴族の血統で、チーズは食べたことがなかった。チーズ
のような一般大衆的なものは、彼のビタミン中心の食事には、ありえな
かった。
しかし、ホイットニーは、チーズをおいしいと感じた。とりわけ、カ
マンベールが、貴族の血統には、美味だった。彼は、喜んで、チーズを
欲しがった。彼は、優美に、育ちのよさそうなふうに、少しづつかじり
ながら、食べた。そして、もしも、ねずみが笑顔を浮かべるとしたら、
笑顔を浮かべた。悪党が浮かべるような、笑顔かもしれない。
「それから、ホイットニー、見せてあげよう。きみのケージで録音した、
食事するかすかな音を、送信するんだ。もう少し、調整して━━━」
机のすみに置かれたスピーカーから、ねずみがチーズを食べる音の、
千倍の巨大な咀嚼そしゃく音。
「よし、動いた
|
白日夢
/FB7/Daymare/
自分の仕事を無視したことを意
味する。彼らも、みんなと同じに、群衆にまぎれて歩いていた。
110
109
昨夜は、ささやきが聞こえていた。なんて言っていた?一部を思いだ
した。
「殺せ!殺せ!殺せ!やつらが嫌い━━━」
昨夜の夢は、現実だったという事実の重要性に気づいて、背中に震え
が走った。これは、本とフィルムショップ店主の殺人事件に、矮わい小化さ
れたなにかだ。
それは、1都市を支配するなにか、世界を転覆させるなにか、24世
紀以来、経験したことのない規模での、信じられないほどの恐怖と大虐
殺に導くなにかだ。それは、ただの殺人事件から始まった。
どこかへ向かっていた。カクアは、群衆を導くひとりの男の声を聞い
た。逆上した声、狂信的な叫び声。彼は、通りの角かどまで急ぐと、群衆が
取り囲んでいる先に、階段の踊り場で演説している男が見えた。
「━━━明日がその日だ。オレたちは、今、署長本人も味方につけた。
彼を罷免ひめんする必要はない。今夜、夜じゅう働く者たちも、準備している。
明朝の広場でのミーティングのあと、オレたちは━━━」
「ヘイ!」と、ロッドカクアは叫んだ。男は、しゃべるのをやめて、ロ
ッドの方に向いた。群衆も、ゆっくりと、ひとりの人間のように向きを
変え、彼を見ようとした
|
アリスのアンダラン
/LC/AliceUnderGround/
フ
ローレンスではないことも確かだわ。わたしはいろんなことを知ってる
けど、フローレンスはほとんどなにも知らない。それに、フローレンス
はフローレンスだし、わたしはわたしよ。むずかしいパズルだわ!知っ
てたものが、ちゃんと分かるかテストしてみましょ!4×5は12、4
×6は13、4×7は14、あら、なんてことでしょう!このままでは
20になかなかならないわ!掛け算表は、証明にならない。地理がいい
わ。ロンドンはフランスの首都、ローマはヨークシャー州の首都、パリ
は━━━あ〜、みんな違ってる!分かったわ!わたしはフローレンスに
24
23
なってしまったんだわ!それじゃ、こんどは『子どものクロコダイル』
を歌ってみましょ!」
アリスは、ひざの上に乗せた両手を合わせて、歌い始めた。しかし、
声はしゃがれて、歌詞も前とは違っていた。
「子どものクロコダイルは
尾は輝いかがやて
ナイルの水をかけ
|
ザ・オフィス
/FB5/TheOffice/
彼は、本で読んだり、人から聞いたりして、自分の野望を実現する場
所として、すでに、シンシナティを候補にしていた。そこへ行ったこと
384
383
は、もちろんなかった。西バージニア州のチャールストンが、今まで行
った、一番家から遠い場所だった。そこは、バーニーに比べて、大都会
だったが、好きになれなかった。それに、炭坑からなるべく離れた場所
へ行きたかったからだ。シンシナティは、同じ規模の都市の中では、一
番近く、たった200マイルの距離だった。シンシナティの周りには、
炭坑はなく、成長していて、将来性がある都市だと聞いていた。
彼は、毎週几帳面に、バーニーにある2つの銀行の1つに、50セン
トか1ドルずつ口座に入金していたが、残高が35ドルなったとき、金
融恐慌がその銀行を襲い、当時の銀行の慣習として、その銀行は破たん
した。35ドル貯金するのに1年かかったが、それが0になった。それ
以来、銀行を信用しなくなった。貯金は自分の室に隠して、3か月後に
9ドルになった。不運が、別の形でもやって来た。炭坑で、ストライキ
が起こった。
その夜、父が彼の肩を叩いて、言った。「心配するな、キッド、長く
は続かない!」ストライキは数日、あるいは数か月続くのか、誰にも分
からなかった。「ダディ、悪いが、オレは出て行く」と、彼。父は、理
解して、うなづいた。「分かった、ジョージ。母かあさんには、なんて?」
彼は、母親に知られるのを怖おそれて、言った。「寝るまで待って、メモ
を残す。それなら、知られない」
メモといっしょに、封筒には、貯金の全額の9ドルを入れた。
|
ファマドユニヴァース
/FB5/WhatMadUniverse/
◇
しかし、霧中は、生命を奪う面もあった。ほとんどの主要都市の警察
は、増大する犯罪集団と戦うには無力だということを認めた。霧中に覆おお
われた場所では、ほとんどの大都市の通りは、日没後は、無人の場所と
なった。ニューヨークでは、警察が、夜間パトロールをやめる前に、5
000人の警察官が殺された。
別の方法が試され、失敗した。
状況は、犯罪に特化した戦闘集団がつぎつぎに現われて、さらに悪化
した。いわゆる、犯罪の第3世代が屈服したサイコシス集団。
大都市の多くは、特に、パリやニューヨーク、ベルリンでは、夜の秩
序を守る、あらゆる試みを、ついには、すべて放棄した。暗くなれば、
ギャングや犯罪者たちは、自由だった。尊敬できる市民は、外出は避け、
家にいた。公共輸送サービスは、機能を停止した。
奇妙なことに、だが、ラッキーなことに、犯罪のほとんどは、戸外で
の略奪に制限されていた。侵入盗は、霧中以前より増えることはなかっ
た。ドアや窓の鍵を締めて、在宅する市民は、かつてより危険ではなか
った。都市犯罪のほとんどを占める、いわゆる、霧中のサイコシスの性
質は、濃い怖ろしい闇の中で行われる略奪を要求しているように見えた。
188
187
ひとり狼の犯罪と、ギャングのものがあったが
|
恐怖のウイルス
/ST/DS9_1_2_1/
「一度もありません。何度も調べましたが」
「原因はわからないのか?」と、シスコ大佐。
「今のところは」と、ドクターベシア。
「視点を変えよう。キラ少佐、チーフ個人の勤務日誌を調べ、過去24
時間、どこでなにをしたか調べるんだ」
「もう、調べてみましたが、それこそ、ステーションじゅうに行ってま
す」と、キラ。
「それを、ひとつづつ、すべて当たってみてくれ。ダックス、当面は、
オブライエンの代理は君がやってくれ」
「ええ、でも」と、ダックス。
「不都合でもあるのか?」と、シスコ大佐。
「ええ」
「ダックス」
「ごめんなさい、ベンジャミン、私には、やっぱり、見るがいい、愚か
24
23
者の涙。嵐がやって来る」
◇
ドクターベシアは、医療室で、シスコ大佐に報告した。
「言語障害が伝染するというのは、実質上ありえません。それが伝染し
たということは、一見、言語障害にみえても、実は、な
|
空想せよ
/FB1/Imagine/
空想せよ
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
空想せよ。
さまざまな幽霊。神々。悪魔たち。
空想せよ。
いろいろな地獄や天国。空中に浮遊する都市や、海中に沈んだ都市。
ユニコーンやケンタウロス。魔女や魔法使い。精霊のジンやバンシー。
天使やハルピュイア。魔力や魔法。4大元素、守護神、悪霊。
空想するのは、かんたんだ。
何千年のあいだ、人類は、これらすべてを、空想してきた。
2
1
空想せよ。
宇宙船や未来を。
空想するのは、かんたんだ。
未来は、現実にやってくるし、宇宙船も登場する。
それでは、空想するのは、むずかしいものは、あるだろうか?
もちろん、ある。
空想せよ。
ひとつぶの物質を。
そのなかに、あなたがいて、目覚め、考え、
それゆえ、自分が存在することがわかり、
自分が入っている、ひ
|
アンドロメダUの来訪者
/FB/AllGoodBems/
「アイデアが沸いてきそうだろ、トゥーツ」と、エルモ。「すでにSF
的な書き出しになっている!善良で古典的な、昆虫の眼をしたモンスタ
ー!みんなのためのベムたち!次のステップを見ていてくれ!」2番目
の文章の下に、タイプした。
「善良なるベムたちにとって━━━」彼は、そこを見つめながら言った。
「なんのためかな、トゥーツ。銀河かな、宇宙かな」
「好きなように書いたらいいんじゃない?ストーリーが完成しないで、
2週間で小切手が入ってこなけりゃ、この家を失って都会に逆戻りね。
あなたは小説家の仕事を失って、新聞記者に逆戻りよ、そして━━━」
「静かに、トゥーツ!ずっとよくわかっているよ」
「ずっとということはないわ、エルモ。こうすれば、いいわ」
「善良なるベムたちにとって、エルモスコットにやってくる時間だ」
ドーベルマンは、絨毯のじゅうたん上で、もぞもぞした。
6
5
「そんな必要はないと思う
|
ドール
/XF/Chinga/
「ナイフも、ダメ!」と、人形。引き出しは、どれも、すぐに自然に閉
まった。
「ママ!」と、ポリー。
「ドアを釘付けにして、いっしょに死ぬつもりだわ!」と、スカリー。
裏にまわってきた、ジャックに。ジャックは、ドアに体当たりであけよ
うとした。
「フーッ!フーッ!」と、ジャック。
「メリッサ!」と、スカリー。
「ママ、ママ、たすけて!はやく!」と、ポリー。キッチンのドアが、
破られそうなのを見て、おびえた。ジャックの体当たりで、家全体がゆ
れて、奥の戸棚の南京錠がはずれ、ハンマーが現われた。
「ハンマーで、あそぼ!」と、人形。
「メリッサ!」と、スカリー。スカリーも、体当たりに加わった。ポリ
ーは、おびえた顔をした。
ふたりがかりで、やっと、キッチンのドアがあいた。ふたりは、階段
を上がった。
「近寄らないで!」と、メリッサ。あいた戸棚から、ハンマーを持ち出
して、ふたりにむけた。
「置きなさい、メリッサ!」と、スカリー。ふたりは、ハンマーをふり
70
69
|
まだ終わりじゃない
/FB3/NotYet/
第3惑星の夜の側にいる。下界は雲の層だ。ここからマ
ニュアルに切り替える」
カーは、パネルを操作した。
「ラル、スクリーンを見てくれ!」と、カー。「光の列が規則的に並ん
でいる!都市だ!この惑星には生物がいる!」
2
ラルは、別のコントロールパネルの攻撃用ボードに移って、ダイアル
に触れた。
「脅威になるものはない」と、ラル。「都市をおおうフォースフィール
ドの痕跡こんせきもない。ここの種族の科学レベルは低そうだ。都市は、攻撃す
れば1発で吹き飛ばせる」
「そうだな」と、カー。「しかし破壊は今回の目的ではない。標本がい
る。もしも標本がレベル以上なら、艦隊を呼んで、数千の奴隷を必要な
だけ確保したら、都市だけでなく惑星ごと破壊すればよい。そうしてお
6
5
けば、ここの文明が、われわれに仕返しに来れるまで発展することはな
い」
「よし」と、ラル。ノブを調整した。「磁気フィールド
|
ドーム
/FB7/TheDome/
彼はスイッチのところへ行って、それを見つめた。突然、彼はレバー
をつかんで引いた。ゆっくり振り返り、窓へ向かった。最初は、歩いて、
すぐに走り出した。グレーの壁は消えていた。そこに広がっていたのは、
全く信じられない光景だった。
4
そこは、彼の知っているクリーブランドではなく、新しい、美しい都
市だった。狭い通りだったものは、広々とした、ブルバードになってい
た。家やビルは、清潔で美しく、彼には奇妙に見える、建築スタイルだ
った。草も木々も、すべてがきれいに保たれていた。なにが起こったの
だろう?どのようにして、こうなったのだろう?核戦争のあと、人類が
こんなにすぐに復活するのは不可能だ。それとも、それまでの社会学は
すべて間違った、取るに足りないものだったのだろうか?
それに人々は、どこへ行った?それに答えるかのように、1台の車が
24
23
通りかかった。車?彼が以前
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アリスのビックリラン
/LC/AliceWonder/
フ
ローレンスではないことも確かだわ。わたしはいろんなことを知ってる
けど、フローレンスはほとんどなにも知らない。それに、フローレンス
はフローレンスだし、わたしはわたしよ。むずかしいパズルだわ!知っ
てたものが、ちゃんと分かるかテストしてみましょ!4×5は12、4
×6は13、4×7は14、あら、なんてことでしょう!このままでは
20になかなかならないわ!掛け算表は、証明にならない。地理がいい
わ。ロンドンはフランスの首都、ローマはヨークシャー州の首都、パリ
は━━━あ〜、みんな違ってる!分かったわ!わたしはフローレンスに
なってしまったんだわ!それじゃ、こんどは『子どものクロコダイル』
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を歌ってみましょ!」
アリスは、ひざの上に乗せた両手を合わせて、歌い始めた。しかし、
声はしゃがれて、歌詞も前とは違っていた。
「子どものクロコダイルは
尾は輝いかがやて
ナイルの水をかけ
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終わり良ければ
/FB1/HappyEnding/
過酷なまでに無情に、民たみを支配し、個々のキフたちは、自
分の命をかけて、勇敢な兵士として戦った。
しかし、キフたちは、ベッドに入りこんできた。服にも、食料にも。
キフたちは、むずむずするような小さなあしではい回った。
2
夜には、海岸を歩いた。その夜は、やかましい夜だった。月光の下、
高く飛びながら轟音ごうおんをあげるジェット機の機体や、海の黒の水面に浮か
ぶ機影があった。それらの飛行機やロケット、ジェット機は、都市を破
壊し、鉄道をただの曲がった鉄にし、稼動していた工場に、水爆を落と
した機体だった。
彼は、それら夜空の機体にむかって、こぶしをあげ、大声でのろった。
叫ぶのをやめると、海岸に別の声がした。コンラッドの声だった。そ
の声は、ある日、コンラッドが官邸にやって来て、白い顔をして、敬礼
26
25
も忘れて、こう言った日のことを思い出させた。
「デンバーが突破
|
ゴーホームマーティアン
/FB5/GoHomeMartian/
モスクワでは、午
前7時14分。これから仕事へ行く準備をしている時間。多くが実際に
仕事に行ったという事実は、その勇気を物語っている。あるいは、ただ、
マーティアンよりもクレムリンをもっと怖れていたのかもしれない。東
66
65
京では、午後1時14分。ホノルルでは、午後6時14分。
多くの者が、その夜に死んだ。あるいは、現われた場所によって、朝
か昼。
合衆国だけで見れば、その原因は、3万人は速く走らされたことによ
る。ほとんどが、マーティアンの到着から数分で。
なん人かは、ひどく驚いたことによる心臓発作で死んだ。ほかは、脳
卒中で。多くが銃撃されて死んだ。それは、多くの人々が銃を手に外へ
出て、マーティアンを撃とうとしたからだった。弾丸は確かに、マーテ
ィアンを通過したが、傷つけることはできず、すべて近くにいた人間の
からだに食い込んだ。また、多くは、自動車事故で死んだ。なん人かの
|
暗黒の地球帝国
/ST/ENT_4_5_2/
勇壮な音楽のなか、整列して行軍する兵士たち。
地球にナイフのささった、地球帝国の紋章。
砲兵隊が、つぎつぎに、大砲を発射。炎を吐く火炎放射器。低空飛行
の戦闘機。
水爆実験、空母に着艦する戦闘機。魚雷発射の海中の潜水艦。魚雷命
中の別の潜水艦。進軍する戦車。ミサイルで撃墜された戦闘機。多量の
爆弾投下の爆撃機。
ロケットが発射。月で飛行士に掲げられた、地球帝国の国旗。
宇宙で分離される核弾頭。
エンタープライズが宇宙から、つぎつぎに敵の都市を爆撃し、放たれ
た爆弾で破壊されたビル群。何台ものエンタープライズが、多くの敵の
宇宙船を攻撃。
そして、宇宙に君臨する、地球にナイフのささった、地球帝国の紋章。
4
3
1
「航星日誌、2155年1月13日」と、エンタープライズ船長。「コ
リアンステーションを発たち、急襲部隊との合流ポイントを目指す」
エンタープライズは
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殺しは10時15分
/FB5/MurderAt1015/
ベニーは、この30秒、
息してなかったことに気づいた。サイレンが警告を続けた最後の1秒ま
で、彼は息を飲んでいて、今、やっとリラックスできた。ワゴンは、金
切り声を上げて止まった。
ゲリットは、少年を抱き寄せずに、肩をつかんだ。ベニーは、少年が
振り向いて笑う前に、少したじろぐのを見た。ベニーは、署長の顔を、
あえて見なかった。
ダンガルバンは、窓から小屋の中を見た。ガラスが内側に散乱してい
た。クラニー巡査部長は、ドアの前のガラスの中から、壊された南京錠
を拾い上げた。
「ドアにイスが立て掛けてある、署長」と、ダンガルバンの声。小屋の
裏の窓から聞こえた。「それから━━━」声は、署長が裏へ歩いて行っ
て小さくなったので、ベニーには聞こえなかった。
ダンガルバンは、窓から中へ入り、注意深い動きがあってから、しば
らくしてドアが開いた。彼は、額のひたい汗をぬぐった。
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37
「閉まって
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