原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
presented by bilyzkid
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SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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NOVELYst AutogeNerating dimensional space
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◆◇◆更新ニュース◇◆◇
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一.
ゲストがひとりで使える専用サイト
をリリースしました。
ゲスト専用非公開サイト自動作成
(使える文字は半角の英数字と_のみ、6〜15文字)
上の入力欄にIDを指定し、自分用のゲストルームを作成。
公開しない(リンクを張られない)限り、他人は入れません。
(Google等あらゆる検索から守られます)
ゲストルームは、1人1ルームまででお願いします。
(複数作る場合は、同一IDにしてください)
9タイトル、ゲスト制限あり(nov:15KB、画像:120KBまで)
1タイトルあれば、15KB制限でも、novを分けて、開始
ページを%pag 20とずらすことで、いくらでも書けます。
URLを、ID_10桁番号の形で作成後、ゲストルームへ入り
ます。そのURLは、メモ帳かお気に入り登録にのみ記し、
他から一切リンクを張らないでください。(1か所でも
リンクを張ると、検索ロボットに無数に侵入されて、
公開しているのと同じことになります)
一)
試用版 ゲストルーム
は、プロトタイプとして保存。
(以下、略)
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京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[令 和 or検索] ヒット 48 件です。
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歩兵
/FB1/Sentry/
歩兵
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
彼は、ぬれて、泥だらけで、ひどくおなかがすいて、寒かった。しか
も、故郷の星から、5万光年も離れた星にいた。
奇妙な青い太陽が、かがやいていた。重力も、彼の星の2倍もあって、
動くのも、困難だった。
1万年のあいだ、戦況は、変わらなかった。空軍のパイロットたちは、
流線型の宇宙船に、ファンシーな武器が使えて、上機嫌だった。チップ
が地上にバラまかれると、歩兵めがけて、地面をはってきて、足という
足は、すべて、血で染められた。
2
1
このひどい惑星に、上陸するとは、彼は、まったく、聞かされていな
かった。惑星の地表は、エイリアンたちも、そこにいるがゆえに、神聖
なる戦場だった。そのエイリアンたちは、この銀河に存在する、われわ
れ以外の、唯一の知的生命体であった。冷酷で、みにくく
|
アリーナ
/FB6/Arena/
心をクリアにするよう戦い、一度は侵入を許したエ
イリアンの思考を追い払った。彼は、吐き気を感じた。
彼の心は、ゆっくりとクリアになった。呼吸は荒くなり、自分はずっ
と弱いと感じた。しかし、彼は考えることができた。
彼は立ったまま、回転ローラーを調べた。それは、先程あっさりと勝
利を収めた心の対決では、なんの動きもなかった。今それは、一方向に
2・3フィート転ころがって、もっとも近い青のブッシュに近づいた。3つ
の触手が溝みぞから伸びて、ブッシュを調べ始めた。
「オーケー」と、カーソン。「それなら、戦いあるのみ!」彼は、ニヤ
リとした。「あんたの答えをストレートに取れば、平和にはまったく興
味がないらしい」そして、彼は結局のところ若者で、劇的な展開には抵
抗できず、こう付け加えた。「死んじまいな!」
しかし彼の声は、このまったくの静けさの中では、彼にとってさえ、
マヌケのように響いた。死ねというのは、彼にとってもそうで、彼自身
の死、あるいは、回転ローラーと呼んでいた、赤の球体の死だけでなく、
1つあるいは他方の種族全体の死をも意味する。彼が失敗すれば、人類
という種の終わりを意味する。
それが、彼をとても慎みつつし深くさせ、それについて考えるのをとても恐
ろしくさせた。信じる以上の知識があれば、この決闘を準備した存在は、
34
33
|
ファマドユニヴァース
/FB5/WhatMadUniverse/
抵
抗した。「たとえ、オレが盗んで、有罪だとしても、それだけで撃つ理
由に?」
364
363
「盗まれたことは、気にしてない」と、スレード。ニヤニヤした。「ア
ルクのスパイの疑いのある者は、見たら殺せという命令が出ている。そ
れに、ひとり逃げている。最後に目撃されたのは、グリーンビルの北部
の町、そいつの特徴や似顔絵は、あんたに似ている。たとえ、そいつが
あんたでなくとも、命令に従うしかない━━━」
「ちょっと、待って!」と、ケイス。絶望的に。「どこかに、単純明快
な説明があるはず、みんなが納得するような。それに、もしもオレがス
パイだったら、編集者の書いたストーリーを盗んで、本人に売り戻すよ
うな、アホな曲芸飛行をしようとするはずない」
ウィントンは言った。「彼の説明だが、スレード、それは、オレも全
体の中でも、もっとも腑ふに落ちない点だった。それに、スパイだという
確証がないまま、撃ち殺すのは後味が悪い。撃つ前に、1つか2つ、彼
に訊いてみたい」
彼は、ケイスに向き直った。「聞いて、ウィンストン、誤魔化してる
時間がないことは、分かると思う。そんなことしても、あんたがもらう
のは弾丸だけ。もしもアルクなら、あんたがこれらのストーリーを持っ
て来た理由は、神のみぞ知る。たぶん、オレ
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発酵したインク
/FB5/FermentedInk/
発酵はっこうしたインク
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
もくじ
太ふとりすぎのふくろうに捧ささげる歌 ∨
間奏曲 かんそうきょく ∨
ギフト ∨
聞ききなれないセレナーデ ∨
モダンメロディ ∨
ラプソディ ∨
オーチュア ∨
ロマンス ∨
ミッドナイトソナタ ∨
ゆっくりと目覚め ざめる ∨
2
1
太りすぎの ふくろうに 捧げる歌
太りすぎの ふくろう
遠ぼえも
うなることも しない
飛ぶとき
目の中の 光
またたきも
ウィンクも しない
止まり木から
ねずみに向かって
滑空かっくうも しない
夜に
うまく いった?
そいつは しゃべらず
歩かず
乞こわず
卵を 抱かず
交わらず
4
3
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眠れるステーション エムポックノール
/ST/DS9_5_6_4/
下
がったりしながら」
「ふたてに分かれよう、君は通路から司令室へ入り、僕は司令官室から
入る」
「ただし、現実と違うところは、生死がかかっているところだ。そのお
かげで、いっそう、楽しめますがね、はは、はははは、こんなに楽しい
思いは何年かぶりかですよ。胸が高鳴り、沸き立つ血が、からだじゅう
を流れています。いやぁ、生き返った気分だ。あなたもそうでしょう、
チーフ」
チーフオブライエンとノーグは同時に司令部に入った。コトラのボー
ドには、誰もいなかった。司令官室のドアが閉まり、エネルギーバリア
で遮断された。ノーグは、ガラックに背後から襲われた。
「あなたの最後の駒を、捕まえましたよ」と、ガラック。
「返して欲しければ、私から、取り戻してごらんなさい」
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51
5
チーフオブライエンは、エネルギーバリアに触れると、バリアが消え、
司令官室のドアが開いた。彼は、コトラのボー
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ミットキーふたたび
/FB1/MitkeyRidesAgain/
すべてのねずみたちを、
以前の知能レベルに戻せられます」
「しかし、ミットキー、きみも、そこにおるのじゃ。きみ自身の知能レ
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ベルも、破壊されてしまう。それで、いいのかい?」
「ええ、いいです。世界のためですし、平和のためです。しかし、ぼく
には、切り札が1枚あって、それで、知能レベルを、元に戻せます」
「どうやるんだい、ミットキー?」
小さな、灰色の人間が、頭を低く下げて、白ペンキの小さな灰色のね
ずみの上に。ふたりは、高貴な使命と世界の運命について、話し合って
いた。それが、おかしいと思う人は、もちろん、いないはずだ。
「どうやるんだい、ミットキー?」
「まず、白ペンキを、塗り直します。それで、彼らをだませますし、自
分を守れます。ハートフォード研究所の近くに行けば、ホイットニーが、
いっしょに働ける、新しい白ねずみを、見つけるわけです。
ここを、出発する前に、ぼくは、別のX
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まだ終わりじゃない
/FB3/NotYet/
「胎生だ」と、ラル。「5本指で、細かい作業もできそうだ。つぎに、
重要な知能テストをやろう!」
カーは、2組のヘッドセットを出してきて、1組をラルに渡した。ラ
ルは、1つを自分の頭にセットして、もう1つを標本の1匹の頭につけ
た。カーも、同様に、自分と標本のもう1匹の頭につけた。
しばらくして、カーとラルは、がっかりして互いを見た。
「7つのテストで、最低レベルを下回る」と、カー。「これでは、訓練
しても、鉱山の単純労働にも使えない。もっともシンプルな命令も理解
できないだろう。標本は、サンダー博物館に持ち帰ろう」
「惑星は破壊しますか?」
「いや」と、カー。「おそらく100万年後には、それまでわれわれの
種族が続いていたとして、ここの生物も奴隷にできるくらいに進化して
いるかもしれない。よし、つぎの太陽系に移動だ!」
10
9
エピローグ
ミルウォーキースター新聞の編集室は
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失われた母星
/ST/StarTrek2009/
その程度で、おこったりしないよな?」
「きみは、艦隊の一員か?」と、スポック。
「あ、はい」と、スコット。「タオル貸して、もらえません?」
「ワープ航行中の船に」と、スポック。「転送で乗りこんだ方法を、説
明しなければ、軍法会議だ!」
「じゃ━━━」
「答えるな!」と、カーク。
「命令だ。答えなさい!」と、スポック。
「どっちかの味方は、イヤだな」と、スコット。
「どうなってんだ、スポック?」と、カーク。「うん?故郷の星を失っ
て、母親を殺されたのに、おこりもしないか?」
「それらの経験が、私の船長としての能力に、支障をきたすと思うなら、
間違いだ」
「船長になるには、恐怖を感じることが、必要なんだろ?だけど、あん
た、やつの船がやったこと、見てただろ?」
「ああ、とうぜんだ」
「で、恐怖は、感じたのか?」
「感情について、きみの講義を受けるつもりはない!」
「それじゃ、とめてみろよ!」
「さがりたまえ、ミスターカーク!」
166
165
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そよぐ幻影
/OT/SoyoguGenei/
そよぐ幻影げんえい
大手おおて拓次たくじ
あなたは ひかりのなかに さうらうとしてよろめく花はな、
あなたは はてしなくくもりゆく こゑのなかの ひとつの魚うを、
こころを したたらし、
ことばを おぼろに けはひして、
あをく かろがろと ゆめをかさねる。
あなたは みづのうへにうかび ながれつつ
ゆふぐれの とほいしづけさをよぶ。
あなたは すがたのない うみのともしび、
あなたは たえまなく うまれでる 生涯しょうがいの花はなしべ、
あなたは みえ、
あなたは かくれ、
あなたは よろよろとして わたしの心のこころなかに 咲さきにほふ。
みづいろの あをいまぼろしの あゆみくるとき、
わたしは そこともなく ただよひ、
ふかぶかとして ゆめにおぼれる。
ふりしきるさざめきのやうに
わたしのこころは ながれ ながれて、
ほのぼのと 死しのくちびるのうへに たはむれる。
あなたは みちもなくゆきかふ むらむらとしたかげ、
かげは にほやかに もつれ、
かげは やさしく ふきみだれる。
(昭和八年六月二十九日)
2
1
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白日夢
/FB7/Daymare/
彼らにどれ程の助けを得ら
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れる?なにも。ゴードン教授は、か弱い老人で、病気だった。
いや、なにか手を打たなくては!通話スクリーンのボタンを押すと、
一瞬後には、宇宙船の格納庫の係員と話していた。
「警察部門の緊急要件」と、カクア。「すぐに宇宙船を用意しろ!数分
後にそこへ行く!」
「ソリー、警部補」と、ぶっきら棒な返事。「出発用のパワービームは、
すべて、特別命令によって遮断されている。全機、緊急のため、駐機し
ている」
それは、分かっていたかもしれないと、カクアは考えた。しかし、セ
クター長オフィスから送られた特別調査官は、どうなる?「着陸便は、
まだ、許可されてる?」彼は訊きいた。
「着陸は、許可されてるが、特別命令なしに、再び、離陸はできない」
と、声。
「サンクス」と、カクア。スクリーンを消すと、夜明けの外へ出た。チ
ャンスが、まだ、1つあった。特別調査官が助けてくれるかもしれない。
しかしそれには、先に彼に会って、ストーリーをすべて話し、バーガ
ス歯車の影響下にある人々に接する前に、その意味を説明しなくてはな
らない。カクアは、急いで、ターミナルへ向かった。特別調査官の宇宙
船はすでに着陸して、影響が広がっているかもしれなかった。
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エコーバック
/FB3/Rebound/
考えたり、夢見たりするために、長い
ウォーキングを始めた。いい場所を見つけた。そこは、山に囲まれた谷
にある小高い丘で、景色が雄大であった。考える時間のほとんどをそこ
で過ごした。そこで、さらに、意欲が沸いてきた。やがて、動き出すで
あろう世界が見えてきて、幸福感がさらに高まった。
独裁者。彼が、自分に皇帝の冠をかんむり授けるだろう。世界の皇帝だ。だめ
なことがあるか?パワーを持つ人間に、はむかえるものがいるだろうか?
パワーが誰をも命令に服従させ、与えることも取り上げることも、さら
に━━━。
「死んじまいな!」
丘の上から、スネルは、叫んだ。声の届く範囲に誰がいようが、おか
まいなしに、気兼ねなく大声で━━━。
エピローグ
ハイキングをしていた若い男女が、つぎの日、スネルを見つけた。急いそ
10
9
いで村に戻ると、エコーヒルの頂上で、死体を見つけたと、報告した。
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つくられた記憶
/ST/DS9_4_5_3/
いくら君が望んでも、一晩でその傷がい
えるはずがない。治療を受けるべきだ」
「お願いです、チーフではなく、個人としてお願いします、もう一度だ
けチャンスを」
「与えたいとは思うが、司令官でも医療士官が下した最終判断には逆ら
えない。君は、任務には不適格だ。君には、これからすぐ療養休暇に入
ってもらう。しかし、もし定期的にカウンセリングを受けることを拒否
したり、担当カウンセラーへの協力を拒んだりした場合には、考えたく
はないが、治療室へ拘束するよう命令を出す。わかってくれたな?」
「はい、わかりました」
「以上だ」
44
43
◇
オブライエンは、シスコ大佐のオフィスを出るとジャッシアダックス
中尉に声をかけられた。
「チーフ、これから私、レプリマットへ行くんだけど」
「あとにしてください」と、オブライエン。
マイルズオブライエンは、移動用ポッドに乗ると、トランシーバを捨
てた。
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ファブクリップ
/FB5/FabClip/
そして、悪魔のように笑っていた。ちょっと酔ったかんじの笑い
声だった。
理解できなかった。彼女は酔ってはなかった。ヒステリーのようでも
なかった。
そう、オレと目が合うと笑うのをやめて、言った。「また、レコード
を掛けて、すぐに!」
それからまた、笑い出した。笑っているのは口だけだった。顔は蒼白そうはく
で、目は怯おびえていた。自分の足で立ち上がり、ゆっくりと室を横切って
行った。
オレは理解できなかったが、命令されたことはやった。またレコード
を掛けた。彼女はソファに崩くずれるように座って、すすり泣いた。静かに
すすり泣いた。とても静かに。
「マーギー」と、レコード。「いつもきみのことを思ってる、マーギー、
世界はいつか━━━」
さらに、彼女は言った。「エド、しゃべるのよ!大声で!歩いて!そ
うすれば、みんなに聞こえる」彼女は泣くのをやめて、声のピッチを上
げた。「見てなかったの?そんなふうに倒れたのよ!そんな音?殺人か
事故かも?あるいは、ただの酔っ払ってころんだけ?音の後で、話し声
や歩いたり笑ったりすれば、みんなはこう言う。ただの酔っ払いだった。
もしもドスンが殺人だと思ったら、警察を呼ぶ━━━」
470
469
「たしかに!」と、オレ。ささやき声だった。のどを広げて、言
|
幻の指揮官
/ST/VGR_6_1_4/
◇
ブリッジ。
ドクターは、パッドを持って、ブリッジに入ってくるなり、言った。
「艦長、敵が潜ひそんでいます。まもなく、攻撃を受けます!」
「センサーには、なんの反応もないぞ」と、操縦席のトムパリス。
「遮蔽しゃへい装置をつかっているんだ」と、ドクター。
「どうしてわかる?」と、チャコティ副長。
「異星人から、コンタクトが」
「通信の記録は、ありません」と、トゥヴォック。ブリッジ後方で。
「夢から、入ってきたんです」
「もう、いい、やめて!」と、ジェインウェイ。「私の命令に逆さからって、
アルゴリズムを起動したの?」
「証拠があるんです」と、ドクターは、ハリーのところまで歩いて、パ
ッドを差し出した。「彼らの遮蔽しゃへいシールドを突破する方法を、異星人が
教えてくれましたから」
ハリーは、パッドを受けとり、ジェインウェイ艦長の方を、どうした
らよいか、伺うかがうように見た。艦長は、うなづいた。ハリーが、パッドの
情報をコンソールに入力すると、警報がなった。
「ほんとうだ」と、ハリー。「3隻の船を感知しています。距離、現在
72
71
位置より、6億キロ。こちらへ、向かっています」
「スクリーンへ」と、ジェインウェイ。スクリーンに3隻の船影。「最
大に拡大して!」艦長は、立ち上
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3つの願い
/XF/JeSouhaite/
FBI本部まで、歩いた。
「スカリー!」と、モルダー。地下のオフィスに、誰もいなかった。
「誰か、いるか?」ローカにも、誰もいなかった。
「上出来だ」と、モルダー。部長の会議室で。「ジーニー、どこにいる、
返事をしろ!」
「なぁに?」と、女性。部長のイスに座っていた。
「いったい、なんなんだよ?」と、モルダー。
「だって、言ったでしょ?」と、女性。「世界平和!ほらね?」
「人をおちょくるのも、いい加減にしろよ!」
「なんの話よ?」
「ぼくは、地球に平和が来ることを願ったんだ。なにも、地球上の人間
を、まとめて、全部、消さなくても。人の心を変えるとか、他に手は、
あるだろう?」
「うーん、この次は、そう、言ってね。だいたい、このわたしに、60
億の人間すべてを、ぜんぶ、善人にしろっていうの?そんなことできた
人、今までに、いないわ!アラーも、仏陀ぶっだも、キリストも。それを、あ
なたが、実現したいの?それは、なぜ?自己満足のため?」
68
67
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聖なる神殿の謎
/ST/DS9_1_1_1/
「スキャンの結果、光子魚雷が約五千発と、全レベルに集積フェーザー
バンクが」
「奴らは、いつそんな武器を積み込んだ?なぜ、我々にそれがわからな
かったんだ?うぇー!いや、奴らは、なんらかの方法で、我々のセンサ
ーに、幻影を見せているだけだ」
「でも、本当に持っていたら?」
「不可能だ」
「今、リスクを犯さなくても、一日で援軍が到着します」
「ああ、連邦側の援軍もな!」
◇
ディーエスナインの司令部。
「ジャサッドは、亜空間通信を使って援軍を要請しているようです」と、
ダックス中尉。
「腰抜け!」と、ドクターベシア。
「ジャサッドを甘く見ると、痛い目に合うわよ!状況報告!」と、キラ
少佐。
「敵の艦隊は、標準攻撃態勢をしいています」と、オブライエン。
122
121
「戦闘配置!」
カーデシア船がフェーザー砲で攻撃を開始した。ディーエスナインの
プロムナードでは、オドーの誘導で人々
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アリスのアンダラン
/LC/AliceUnderGround/
待っていた。
グリフォンは、起きると、目をこすり、女王が歩いてゆくのを見てい
た。女王が見えなくなると、声を出さずに笑った。
「おかしい!」と、グリフォン。
「なにが?」と、アリス。
「なぜ、女王は」と、グリフォン。「打ち首なんか1度も実行されない
し、みんなファンタジーだってことを知らないのかな?そうでしょ?い
っしょに来て!」
「ここでは、みんな、いっしょに来いと、命令するわ」と、アリスは考
えた。グリフォンについてゆきながら。「今まで、こんなに命令された
106
105
ことなんて1度もなかった!」
笑うウミガメを見れる場所まで、すぐだった。ウミガメは、岩だなの
上に、ひとりさびしく座っていた。近づくと、恋に破れた乙女のように、
ため息をついていた。アリスは、とても、かわいそうになった。
「なにが悲しいの?」と、アリス。グリフォンは、前と同じワードで答
えた。
「みんなファンタジーさ。
|
報復戦隊
/FB3/Fleet/
エピローグ
「もしもバーロ将軍が、旅の終わりで、破壊しようとした惑星が金星だ
と気づいたとしたら、なにが起こっていたであろうか?
このような考察は、興味深いが、実みのりが少ない。バーロ将軍が、その
惑星を破壊する前に金星だと気づくことは不可能だった。なぜなら、バ
ーロ将軍は、すでに、その惑星を破壊していたからだ。破壊してなけれ
ば、その報復戦隊の司令官でもなく、そこにいさえしなかったのだ。
起こってしまった過去は、変えることはできない」
(終わり)
10
9
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ミットキーあらわる
/FB1/TheStarMouse/
だめなんです?」と、ベムジ。
ベムジは、クラロフを、不思議そうに見て、テレパシーで問いかけた。
ミットキーは、テレパシーには、参加できなかった。
「ええ、もちろん」と、ベムジ。クラロフに、テレパシーで。「それは、
地球でトラブルを起こすかもしれません。深刻なトラブルをね。ねずみ
と人間のような、非常にかけ離れた生物クラスは、友好的には、共存で
きないでしょう。しかし、それは、われわれには、関係ないことです。
単に、好き嫌いの問題です。混乱が起こって、地球の進歩を遅らせるで
しょう。地球人が、われわれを発見して、トラブルが起こる日が来るま
でに、数千年の平和を、もたらしてくれます。地球人のことですから」
「しかし、きみは、X19光線を、彼らに渡せと言うのか?その結果は」
「違います、もちろん、違います。ミットキーには、一番、単純で、限
定的な、機械の作り方を教えましょう。単に、ねずみの知能を、0・0
001から0・2に、高めるだけの原始的なものです。0・2は、今の
ミットキーのレベルで、地球人のレベルでもあります」
「それなら、いいかもしれん」と、クラロフ。テレパシーで。「彼らに
は、永遠に、その原理は分かるまい」
「しかし、その単純な機械で、自分たちの知能レベルを、高めてしまう
かもしれません」
「きみは、忘れているよ、ベムジ。X19光線の限界を。X19光線の
52
51
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天使は淋しい道を行く
/TS/LonelyRoad/
ひっくりか
えされた。
「いいか!」と、リチャード。「テーブルの上に、オレの取り分、36
ドルあったはずだ。時計と、燃料ポンプ、それに、余った1ドルを、よ
こすんだ!」
チャックは、立ち上がると、店に戻っていって、時計を返した。そし
て、テーブルの下においてあった、拳銃を構えた。
「まだ、負けちゃいねぇ!よそもんのくせに、なまいきするな、ってん
でえ!」
そして、カウンターにあった電話をまわし始めた。
「保安官に言ったら、キサマ、ぶち込まれるぞ!平和を乱したってな!」
「電話を置きなさいよ!」と、店に出てきた女性。
「ジャネット、このイカサマ野朗、勝手なマネしやがって━━━」
「台所で、すっかり、聞いたわ!」と、ジャネット。「あきらめるのね、
あんたになら、誰だって勝てるわよ!イカサマ、やらなくたってね!」
「ジャネット、言っとくがな」
86
85
「あんた、あした、山を降りるって言ったわ
|
ボディスナッチャー
/SY/BodySnatcher/
マシュー。「たしかに、見た。ぼくは、戦う!」
84
83
「マシュー、きみを信じるよ。昔からの友人だからな。作戦は?」
「伝染病発生のケースと同じ、厳戒態勢をとりたい」
「私は、なにを?」
「パニック時の警察と、軍隊の出動に、市長命令がいる。市長は、患者
だろ?」
「よく知ってるな。どうしろと?」
「協力させてくれ!」
「話してみる。診療所にいるからね。電話をしてくれ」
「サンキュー」
ギブナーは、階段を下りて、自分の車に戻った。
「早いほうが、いい」と、ギブナー。助手席のジェフリーと、後ろの男
性に。すぐに、車を出した。
マシューは、室に戻った。
「いい香りだ」と、ジャック。花を手にもって、かいでいた。
「話を聞いて!」と、ナンシー。
「聞いているよ」
「あれは、幻覚じゃない。あなたに変わりかけていたのよ!あの体は」
「その花は、どこで?」と、リサ。
「花びんの中に」と、ジャック。
「あ
|
帰ってきたカーン
/ST/StarTrek2013/
と、カーク。
チェコフは、階段を上がった。
「まずい!」チェコフは、床が傾いて、すべっていった。
◇
エンタープライズのシャトル格納庫。
カークとスコットが、走ってきた。
「避難命令が、発令されました」と、アナウンス。
多くのクルーが、走っていた。
シャトルが3台、下へ落ちた。
◇
エンタープライズのブリッジ。
「ミスターカトウ」と、スポック。「全パワーを、スタビライザーに」
「今、できるだけのことを、やっています」と、カトウ。
◇
240
239
エンタープライズの機関室。
チェコフは、走ってきて、デフレクターボードの奥のパネルをあけた。
手動アームを、両手で持ち上げて、倒した。
◇
エンタープライズのワープコア。
カークとスコットが、走ってきた。
「コア、未調整です」と、コントロールパネル。「危険です」
「おいおいおい、待て待て待
|
フェルマーの予想
/RM/Fermat/
4
3
「パッドに入っているテキストの最初の図形は?」と、ケイコ先生。
「はーい、ピタゴラスの定理です」と、ジェイク。
「そうです、直角三角形の斜辺の二乗が、他の辺の二乗の和に等しいと
いうものですね。次に書かれているのが」
6
5
「フェルマーの予想と呼ばれていたもので、nが3以上だと、フェルマ
ー解が存在しないという、非存在定理です」
「非存在ってなんですか?」と、ノーグ。
「先生にも、正直なところ、よくわからないわね、今日の演習でやるの
は、むしろ、存在を見つけるプログラムを動かしてみるだけです。非存
在は、そこで見つからなければ、存在しないのかもしれないということ
かしら?」
「次の図は、なんですか?」と、ジェイク
|
地球人は出ていけ
/FB1/KeepOut/
地球人は出ていけ
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
プロローグ
ダプティンというのが、略称だ。最初は、アダプティンと呼ばれてい
たのが、ダプティンと、略されて呼ばれるようになった。それは、ぼく
たちを、適応させてくれるのだ。
10才の時に、みんなに説明された。彼らは、ぼくたちが10才にな
らなければ、理解できないと思っていたようだが、みんなは、すでに、
多くを知っていた。火星に着陸すると、すぐに、話してくれた。
「きみたちの故郷だよ、生徒諸君」と、主任の先生。ぼくたちのために
建設してくれた、プラスチック製のドームに入ってから、講義が始まっ
た。この夜の、特別講義は、とても重要なもので、全員、出席するよう
に言われていた。
その夜、先生は、ぼくたちに、なぜなのかやなんのためにも含めた、
すべてを、話してくれた。先生は、ぼくたちの前に立っていた。もちろ
ん、寒さを遮断する宇宙服を着て、ヘルメットをかぶっていた。ドーム
2
1
の気温は、ぼくたちにとって、適温だったが、先生にとっては、すでに、
凍るように寒く、空気も、すでに、先生にとっては、呼吸するには薄す
ぎた。先生の声は、ヘルメットの無線を通じて、ぼくたちに届いた。
|
“スペーステロリスト”ターナロス
/ST/DS9_1_1_2/
それに、ターナが失敗しても、コーマの連中は、あきらめません。少な
くとも、組織のねらいは探っておくべきです」
「オブライエン、私とふたりで、一足先にベイジョー8号星へ行って、
探知されないように、張り込もう」
「了解」と、オブライエン。
「ダックス、君は、カーデシアの動きを監視して、我々に連絡してくれ。
奴らはかならず来る」
「ターナと出発しろ、では、現地で」と、シスコ中佐は、キラ少佐に言
った。
◇
オドーは、司令部の監視モニターで、キラ少佐とターナロスを監視し
ていた。
「ふたりはシャトルに乗りました」と、オドー。
62
61
「了解」と、ダックス中尉は、言った。
「ディーエスナインから、ガンジー」
「何だ?」と、ガンジーの操縦室にいるシスコ中佐。
「ふたりは、スターゲイザーに乗り込み、発進準備にかかりました」
「了解した、大尉」と、シスコ中佐は答え、隣にいるオブライエンに指
|
オレとフラップジャックとマルスd星人
/FB4/Flapjack/
オレたちはまだ、その糸
口さえ見つけてない。
太陽系では、あんたがたの惑星が━━━マルスd星を除けば━━━唯
一、マルスd星人が住める惑星だ。水星はあまりに暑く、金星は陸地が
なく、大気は有毒だ。木星の重力は、強すぎて押しつぶされる。木星の
月はすべて、あんたがたの月と同様、大気がない。木星より外側の惑星
は、どれも寒すぎて不可能だ。
それでオレたちは、必要性に迫られた。生き延びたいなら、地球に移
住するという必要性に。もし許されるなら、平和的に。武力を使わざる
を得ないなら、強制的に。オレたちは、地球の全人類を数日で破壊でき
る兵器を持っている」
「ちょっと待ってくれ!」と、オレ。「もしもそんなことができると少
しでも考えているんなら━━━」
オレに懐中電灯を向けていた生き物が、ねらいを下げてオレのひざに
向けた。そして、オレがスピーカー装置を操っあやつているやつの方へ歩き出
した瞬間、ボタンを押した。オレのひざは突然、ぐにゃぐにゃのゴムの
26
25
|
ザ・オフィス
/FB5/TheOffice/
218
217
「フレッド、ここにある本の1冊に鼻を向ける代わりに、あんたが会い
たそうな誰か、興味が湧わきそうな誰かと、今から会って、話しをすると
いうのは、どう?」
「う〜ん」と、オレ。「分からない。オレはむしろ」
「同時に、善よきサマリア人であれ?結論を出す前に、説明させてくれ!
マックスレイスマンは、あんたの前任者の雑務係の少年、あんたと同じ
年令、数か月若いだけだと思う。彼は、ここの近く、数ブロックのとこ
ろに住んでる。彼が病気でやめたことは知ってると思う。彼は、まだ、
病気で、胃にトラブルを抱かかえている。2回手術したが、直ってない。彼
は、陽気で明るいが、まだ、ベッドにいる。おしゃべりのできる人は少
ない。特に、同じ年令の者たちとは。寂さびしがっているに違いない。彼は、
あんたを好きになると思う。そして、あんたも彼のことが好きになる。
彼のところへ行って、話しをしてみないか?少しだけでも!」
「しかし、どう説明する?」
「なにも説明は、いらない!母親に、オレから電話する。彼女は、すば
らしい女性で、あんたも好きになる。あんたが、そこへ向かっているあ
いだに、電話で説明する。この仕事が終わりそうになったら、また、電
話するから、あんたは帰ってくればいい。もちろん、退屈だったら
|
ケンタウロス
/FB1/HorseRace/
「了解しました」
「あなたの任務が完了して、惑星を離れたらすぐに、超光速通信で、私
に、結果を報告してください」と、ブランド。スクリーンは、消えた。
6
5
ガーンロバーツは、コンピュータに命令して、自動航行システムの行
き先を変更すると、中断された睡眠をつづけるために、寝台へ戻ってい
った。
◇
1週間後、ガーンロバーツは、任務を完了し、ノヴァ太陽系から10
光年離れると、銀河連邦の所長特別補佐に超光速通信を送った。数分後、
ダウネンブランドの顔が、スクリーンに映った。
「Kー1356です。ノヴァ調査の結果です」と、ガーンロバーツ。
「馬族の人口統計を調べますと、彼らの数は、200万ちょっとでした。
一方、彼らの小惑星の所有数は、400万前後でした。このことから、
あきらかに、人族が正しく、馬族は、協定違反をしていると思われます。
それにしても、なぜ、馬族の数の、2倍もの
|
八甲田 歩のスペースドライバー日誌
/RM/SpaceDriver/
汐留
「汐留の日本テレビまで!」辛口評論家ふう男性。
「最近はタクシー運転手の質が落ちてるよね!水増し経営ってやつかね
?」
「運転手さんは汐留まで行ったことあんの?」
「それじゃあ、昭和通りから行って」
「昭和通り曲がる時にいちいち断わる必要ないんだよ。有名なんだから」
「平成通りや明治通りもあるって?関係ねぇだろう!」
「いいから、トンネルで行って!トンネルぐらい知ってんだろ?ほら、
すぐ右寄せて!」
24
23
「あ、ウィンカー出してすぐに車線変更したら危ないだろうが!」
「トンネル出たら、すぐコンビニのとこ入って!」
「早くウィンカー出さなきゃ左曲がれねぇだろうが!」
「日本テレビの前で停めて!ところで運転手さん、メーターまだ入って
ないんじゃない?」
「だたいまから、メーター入りますってか?どうでもいいから、領収証
ちょうだい!」
26
|
オブライエンの孤独
/ST/DS9_2_4_2/
4
ステーションの通路。
フェーザーを構えた、オブライエンは、走ってきて、立ち止まった。
「コンピュータ!」と、オブライエン。胸の通信バッジに。
「ピュルピュル」と、コンピュータ。
「バッジにロックオン!私を、リオグランドに、緊急ビーム転送してく
れ!」
「今の命令は、実行できません。ステーション司令官に、援助を要請し
てください!」
オブライエンは、胸の通信バッジを、通路脇に捨てた。
◇
ステーションの通路。
フェーザーを構えた、オブライエンは、走ってきて、立ち止まった。
行く手を、フォースフィールドに阻はばまれた。
オブライエンは、壁面にある、保安パネルをひらいて、通路マップを
出した。
「取り囲むつもりだな?」と、オブライエン。「フォースフィールドで
68
67
来るなら、フォースフィールドで返してやる!」
オブライエンは、パネルを操作した。
「おのれ!オ
|
暗闇の間奏曲
/FB4/Interlude/
落下はイヤだった
が、土壌は十分やわらかく、片方の足首を痛めたがたいしたことはなか
った。なんとか立ち上がると、まわりを見た。
14
13
畑が広がっていて、マットの説が少なくとも部分的には正しかったこ
とを示していた。自分の年令より、ずっと以前、農業がまだ経済の主要
産業のひとつだった時代、明らかに彼の時代より以前の文明であった。
およそ半マイル先に、鬱蒼うっそうとした森が広がっていた。公園でなく、彼
の時代のコントロールされた自然生活のために作られた森でもなかった。
手付かずの森林地帯は、ほとんど想像もできなかった。しかし、時代的
に、信じられないことに慣れてゆかなければならない。これは少なくと
も知っていたことだった。これから多くの奇妙ことに出会うだろう。
数百ヤード右に、木で作られた建物があった。外観が原始的でも人間
の住居に違いない。この時代の仲間と接触する機会を逃のがす手はな
|
SFミステリー (小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン) ライトノベル風
/
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リンクを張ると、検索ロボットに無数に侵入されて、
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一)
試用版 ゲストルーム
は、プロトタイプとして保存。
(以下、略)
or
and
京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
SFミステリー
☆原作:フレドリックブラウンより☆
緑の世界
小さな子羊よ
ヴァヴェリ
ギーゼンスタック家
ティラノサウルス
ザ・ハウス
サアルバの国
|
ヴァヴェリ
/FB/TheWaveries/
彼を
責められない。彼は、もっとも低級なテレビコマーシャルを見ていた。
見たいわけでも、ほとんどその必要もなかったのだが、MID放送局の
上司、J・R・マクギーに命令されたからだ。
ジョージベイリーは、テレビコマーシャルのコピーを書いていた。コ
マーシャルよりも、もっと憎んでいたものは、テレビであった。ここで
は、自分のプライベートの時間を使って、ライバル放送局のむかむかす
るようなコマーシャルを見ていた。
「ベイリー」と、J・R・マクギーは、命令したのだ。「きみは、もっ
と、他社がなにをやっているか、知っておくべきだね。とりわけ、担当
時間帯で、他の放送局がどんなコマーシャルを流しているか、見ておく
べきだよ」
上司の強い要請ようせいには、なかなか、逆さからえない。とりわけ、週千ドルの
仕事を続けたい場合は、特に。
4
3
しかし、コマーシャルを見ているあいだに、ウィスキーサワーを飲
|
ジバゴ
/SY/Zhivago/
袋を取り出して上官に渡し
た。
「これだけか?」
「そうです」と、兵士。
袋の中には、フォークとスプーン以外に、くだものナイフが入ってい
た。
「連行しろ!」と、上官。
ユーリは、列車の中へ連行された。
158
157
「だれの指令を受けてきた?」と、パーシャ。机に座って、ユーリの身
分証を調べた。
「指令など、受けてません」と、ユーリ。立ったまま、説明した。「モ
スクワからユリアティンに行く途中で、家族も汽車にいます」
「それは、確認した」と、パーシャ。
「では━━━」
「きみが、フォークとスプーンで、ナイフをカモフラージュしていたよ
うに、家族を連れていたのも、まわりの目をあざむくためでは?」
「違います」
「ユリアティンは、白衛軍が占領している。だから、行くのか?」
「いいえ。そこから、ベリキノへ行くんです」
「ユリアティンは、戦闘中で通れないぞ」
「わたしは、白衛軍のスパイでは、あり
|
ドーム
/FB7/TheDome/
彼は彼女に言った。彼女の目は、予想し
ない呼ばれ方に、少し広がったが、口述筆記のときのように、優美にイ
スに座って、鉛筆をなめた。
「いや違うんだ、マイラ」と、彼。「━━━結婚してほしい!」
彼女の目は、広がった。「ドクターブラドン、からかってるの?」
「いや、はっきり、そうではない!オレは少しあんたより年上だが、そ
れほどじゃない、と思う。オレは37。長い間の研究のせいで、もう少
し年上に見えるかもしれないが。あんたは、27?」
「先週で、28。年令のことはどうでもいい。あまりに突然だったので、
冗談のように聞こえた。そう、それに今まで一度も」彼女は、意地悪そ
うにニヤリとした。「わたしにパスをくれなかった。それに、あんたは
そんなことをしない、最初のボスでもあった」
10
9
ブラドンは、彼女に笑いかけた。「すまない。期待していたとは知ら
なかった。しかし、マイラ、オレは本気だ、結婚
|
レッドダイアモンド
/RD/RedDiamond/
ブラウニングは訊きいた。「なにがあった?」
「マンフレッドの会社はビジネスがうまく行ってなかった。図書館に行
けば、図書館員のおばさんがこれから話す経済用語の意味を教えてくれ
るだろうが、田中の会社があからさまにマンフレッドの会社を乗っ取ろ
うとしていた。この乗っ取りの条件は、とんでもなく不利だった」
レッドがベッドのボタンを押すと、2つに折れて背の部分が持ち上が
った。そこに寄りかかった。
「タバコはあるか?」と、レッド。
「あんたの分はない。ドクターの命令」と、ブラウニング。「続けて!」
「交渉を続けてる間にマンフレッドは、オレの推理によると、所有する
絵画で田中を買収しようと考えた。マンフレッドが戦前から日本に駐在
していた間に購入した貴重な絵画だった。早すぎる?」と、レッド。速
記者に。
682
681
彼女はガムをパチンとさせて、首を振った。
「彼女は英語が分かる?」と、レッド。ブ
|
イェフディの法則
/FB2/TheYehudiPrinciple/
しかし、それがあまり
にも高速なため、誰もきみの動きを見ることができない。きみが動いて
戻ってくるのが、まったく同時なので、一瞬かすむだけなんだ。分かっ
たかい?」
「もちろん!」と、オレ。「1つを除いて。イェフディってだれ?」
オレは、テーブルで、もう2杯作り始めた。7/8を、ジンで。
チャーリーは、さらに、説明した。
「行動は、速度が速すぎて、記憶に残らないんだ。ある意味で、記憶は、
加速化の影響を受けないからね。その結果、本人にも観察者にも、命令
が同時に実行されたように見える。いわば、存在しない小人が実行した
ように━━━」
「イェフディのこと?」
「イェフディじゃ、なぜだめなんだい?」
「なぜかって、なぜかというと」と、オレ。「ここに、もう一杯あった
20
19
としよう。ちょっと弱めで。弱めといえば、きみは、ジンをもってきた。
え?どこから?」
「たぶん、近くの酒屋。覚えてない
|
夢、遥かなる地にて
/ST/DS9_6_4_1/
68
67
「そうか、こいつは、車のドアをこじ開けようとしてたんだよ」
「じゃ、車上ねらいだけで殺したのか?」
「武器を持っていた」
「バールが?」
「ほらあ、下がっていろ」
「へえ、くにゃあ」ふたりの刑事は、制止命令をきかないベニーを容赦
なく殴り倒した。
「やめてえ、やめてえ、離してよ、お願い、やめてえ、離してよ、もう、
死んじゃうわ」後から駆けつけたキャシーは叫んだ。
ふたりの刑事は倒れたベニーを容赦なく革靴で蹴り続けた。
街灯がいとうの光 ひかりの下したでは、ベニーに暴行を加え続けるふたりの刑事の姿は、
カーデシア人のガルデュカットとボルタ人のウエイユンの姿に変貌して
見えた。
70
69
4
「あなた、この室に何週間もこもりっぱな
|
アリスのビックリラン
/LC/AliceWonder/
声を出さずに笑った。
「おかしい!」と、グリフォン。
174
173
「なにが?」と、アリス。
「なぜ、女王は」と、グリフォン。「打ち首なんか1度も実行されない
し、みんなファンタジーだってことを知らないのかな?そうでしょ?い
っしょに来て!」
「ここでは、みんな、いっしょに来いと、命令するわ」と、アリスは考
えた。グリフォンについてゆきながら。「今まで、こんなに命令された
ことなんて1度もなかった!」
笑うウミガメを見れる場所まで、すぐだった。ウミガメは、岩だなの
上に、ひとりさびしく座っていた。近づくと、恋に破れた乙女のように、
ため息をついていた。アリスは、とても、かわいそうになった。
「なにが悲しいの?」と、アリス。グリフォンは、前と同じワードで答
えた。
「みんなファンタジーさ。悲しいことなんてなにもない。そうでしょ?
いっしょに来て!」
笑うウミガメのところまで来ると、ウミガメは、大きな目になみだを
ためて、こっちを見た。しかし、なにもしゃべらなかった。
「ここにいる若いレディが」と、グリフォン。「あなたの話を聞きたい
そうです」
「ええ、いいでしょう」と、笑うウミガメ。沈んだ、うつろな声で。
「どうぞ、座ってください!私が話し終えるまでは、話し始めないでく
|
ナッシングシリウス
/FB2/NothingSirius/
すこし高く、酸素は、すこし少なめですが、明らかに、呼吸可能です」
ジョニーは、慎重だった。青年が正確を期する際に、そうするように。
「それじゃ、なにを待っている?」と、オレ。
「あなたの命令です、船長」
12
11
「オレの命令なんて、どうでもいいよ、ジョニー!ドアをあけて、外へ
出よう!」
宇宙船のドアがあいて、ジョニーが、両脇に、2丁の銃を革ひもで下
げて、先に外に出た。オレたちは、彼のすぐ後ろにつづいた。
外は、涼しかったが、寒くはなかった。景色は、ソラに似ていて、緑
の粘土を、固く焼いたような、丘が、波打って、続いていた。すこし回
転草のようにみえる、茶色のヤブのような、植物相そうはあった。
オレは、時刻を知るため、空を見上げた。シリウスは、ほぼ、天頂で、
これは、ジョニーが昼側のど真ん中に着陸したことを意味していた。
「ところで、ジョニー」と、オレ。「自転周期は?」
「だい
|
人形の家で
/TZ/Miniature/
「閉館前に調べますから、隠れているとは、思えません」と、警備員。
懐中電灯を持っていた。
「可能性は、あるでしょう」と、精神科医。ひとりの警官と、マイラと
バディ、それに、チャーリーの母が同行していた。
「少しは。こちらです。電気を?」
「まだ、けっこう。お母さん、来てください!みなさんは、ここで、待
機を」
精神科医は、パークス夫人と、人形の家のある展示室のドアに立った。
「出てくるように、呼びかけて!」
「チャーリー!」と、母。
「大声で命令して!」
「母さんよ、出てきなさい!」
「もう一回!」
「今すぐ、出てきなさい!聞いてる?」
「警備員さん、電気を!」
警備員は、展示室の電気をつけた。
「ここに?」と、警官。
「まず、間違いない」と、精神科医。
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「捜しましょう!」と、警官。
「チャーリー!」と、母とマイラ。
みんなで展示室の中を、さがしまわった。
警備員は、人形
|
ナイトゥアンディ
/SY/KAndDy/
その、ゲートを通る前に、ちょっとしゃべったわ。でも」
「なるほど。飛行機に乗ってからは、どうかな?また、しゃべった?」
「いいえ。わたし、しゃべってません。お酒をもらって、眠っちゃって!
この人、だれ?」
「1週間前まで」と、フィッツ。「ロイミラーは、世界1信頼できる優
秀な捜査官だった」
「なにがあったの?」と、ジューン。
「それを教えることは、できないんだ、ヘーブンスさん」と、フィッツ。
「だが、これだけは言っておく。ロイは、ストレスのせいで仲間からの
命令を信じることができなくなり、それが高こうじて、非現実的な妄想もうそうを抱
いてしまった」
「そう、いい人に見えた」と、ジューン。「わたしが起きてるあいだは」
48
47
「いい人に見えても、殺人鬼に豹変すひょうへんる!おかしいかね?」
「いいえ」
「ロイは危険だ!正常じゃない!」
「ロイは、あなた方が、そう言うって言った!」
「では、ロ
|
悪魔のジョーカー
/TZ/DealersChoice/
悪魔のジョーカー
ドナルドトッド、ウェスクラーベン
プロローグ
夜。ピートの居間。
男たちが、テーブルを囲んで、和気あいあいと、トランプゲームに興
じていた。
「友達とのポーカー」と、ナレーター。「という、ささやかな楽しみが、
究極の賭けになるときもあります。テーブルの上のワイルドカードが、
ゲームの鍵を握る、ミステリーゾーン」
2
1
1
コールがかかって、ジミーが自分の手を見せた。
「キングまでの、ストレート!お前は?」
「6とジャックのフルハウス!」と、ニック。手を見せた。
それを、見て、一同そろって、ため息をついた。
「また、フルハウスか!」と、ピート。「ニックだっけ?」
「そう、ニック」と、ニック。
「誰の代わり?」
「なに?」
「代理だろ?」
「ああ、いとこのノーマン」
「病気になったか?」
「だから、家にいる」
「じゃあ、
|
星雲を越えて
/ST/StarTrek2016/
行列をな
していた。行列は、長々と蛇行して、1つの建物に誘導されていた。
その建物の地下内部に収納された、円盤部から切り離されたワープコ
アの室のドアがひらき、ウラが出てきた。赤の制服のままで、敵の兵士
が見ていた。
建物の内部は、地下深くまで続くホールになっていた。暗いホールの
階段を、クルーたちが行列をなして降りていた。
「テイト、サパアナス(船長を捜しています)」と、敵の隊長。敵の司
令官に。
「おまえの名前は?」と、敵の司令官。ウラに。
ウラは、行列を見上げて、立ちつくしていた。
「なぜ、わたしたちの言葉を?」と、ウラ。
「おまえらのことは、知っている!」と、敵の司令官。
「USSエンタープライズ、ニオタウラ中尉」と、ウラ。「あなたが戦
争をしかけたのは、惑星連邦」
「惑星連邦!」と、敵の司令官。「連邦こそが、戦争行為そのものだ!」
68
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「あなたが、攻撃してきた!」と、ウ
|
SFミステリー ライトノベル風
/CO/cmt/
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SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト)
NOVELYst AutogeNerating dimensional space
試用版 ゲストルーム
原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
presented by bilyzkid
◆◇◆◇◆◇
1.自分のオリジナル作品を、非公開URLにて、掲載可能です。
表示は
|
終わり良ければ
/FB1/HappyEnding/
なん人かは、なんでも知っている、首領
と首領の息子のところへ走っていった。
この一見まともでない、ほとんどはだかの男は、なにかしゃべろうと
して、口を開いたが、しゃべるかわりに、倒れてしまった。まるで、死
んだかのように倒れた。しかし、みんなに、地面から抱き起こされたと
き、彼の頬ほほは、まだ、赤く、苦しそうな息をしていた。
アルワという老人の首領と、息子のヌラタがやってきた。アルワは、
すばやく、するどい口調で命令を下した。ふたりの男が、ミスタースミ
スを首領の小屋の中へ運んだ。そして、首領の妻たちと息子が、傷をい
やす軟こうをぬって、地球人の手当てをした。
しかし、数日たっても、彼は、身動きもせず、話しもせず、目を開く
こともなく、ただ、横になっていたので、彼が生きているのか、死んで
いるのかさえ分からなかった。
そして、ついに、彼は目を開いた。そして、話し始めたが、みんなに
は、なにを言っているのか、まったく、わからなかった。
ヌラタがやって来て、聞いていた。ヌラタは、みんなの中では、地球
の言葉が、もっとも得意だった。それは、しばらくのあいだ、特別顧問
として、地球の軍隊といっしょに行動していたからだった。
ヌラタは、聞いていたが、頭をふった。
「彼の言葉は」と、ヌラタ。「たしかに、地球の言葉だが、なにを言っ
38
37
|
暗黒の地球帝国
/ST/ENT_4_5_2/
ウソでした。フ
ォレスト船長に、指揮権を戻すことは、艦隊仕官として、当然の任務よ」
「オレに、忠誠を誓ったはずだ!」
「フォレスト船長から、あなたを、殺せと、命じられた」
94
93
「なぜ、オレに言う?」
「フォレストは、死んで、命令は無効になった。今は、あなたが、指揮
官です」
「うまく、いってると、思っていたのに!バルカン人とは、な!だが、
オレを、裏切りやがった。おまえの代わりを勤める士官がいれば、とっ
くに、エアロックからほうり出している!この船には、お前が必要だ。
だが、今度、オレを裏切るようなことをすれば━━━」
「分かっています!」
「出てけ!」
トゥポルは、室を出ていった。
◇
船長室。
ドアがひらいて、ホシサトウが入ってきた。
「ハハハ、なんて、かっこしてるわけ?」と、ホシサトウ。
「制服だよ」と、アーチャー。「ここの船長の」
アーチャーは、黄緑のガウンの
|
恐怖のウイルス
/ST/DS9_1_2_1/
シャトルの出発の準備をした。
58
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「少佐、いったいどこへゆくつもりなのか?」と、シスコ大佐。
「ドクターサーマクレインと直接、話をつけに行ってきます」と、キラ。
「少佐、ステーションから出るのはよせ。ベイジョー星にウイルスを持
ち込むわけには」
「そんなこと百も承知していますよ、司令官、絶対、星に降りたりしま
せんから、行かせてください」
「だが」
「許可を願います、司令官、最後の手段です」と、オドー。
「ふう」と、シスコ大佐。
「少佐が戻ってくるまで、持ちこたえられればいいんですが」と、オド
ー。
シスコ大佐は、病室にいるジェイクを見舞った。
「ジェイク、具合はどうだ?顔を見て安心したよ。今はまだ、治療法は
見つからないが、安心していろ、かならず助けてやる。おまえを絶対死
なせたりしない。わかるな、おまえを絶対死なせたりしない」
シスコ大佐は、司令室に戻った。
「これを見てください。第5デッキポートに動きがあります、船が発進
しようとしているらしい」と、オドー。
「第5デッキポート、ジャヒールの船だ、彼を呼び出せ」と、シスコ大
佐。
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