◆◇◆おすすめ◇◆◇
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一.
巨大な太陽が、青紫の空に、赤く輝いていた。
茶の茂みが点在し、赤いジャングルが始まっていた。
→
緑の世界
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二.
2023年4月5日、地球は侵略された。
→
ヴァヴェリ
|
三.
彼女は、夕食の時間に戻らなかった。丘から街の方角を
見下ろしたが、彼女が歩く姿はなかった。
→
小さな子羊よ
|
四.
もっとも奇妙だったことは、オーブリーウォルターズは、
どこも変わったところのない、ふつうの少女だったこと
だ。
→
ギーゼンスタック家
|
五.
もう、ずいぶん前に亡くなった妻のことを、思い出し、
ほのぼのとした気分になった。くちびるにかすかな笑み
が浮かび、いっしょにすごした何年ものあいだの、
ちょっとしたできごとを、いくつも思い出した。
→
暗闇の家
|
六.
彼は、星で時を数え、星の進行で3日ごとに時を数えた。
サアルバの国では、水が上へ流れ、木の葉は、明るい青の
炎で燃え、燃えても、燃え尽きることはなく、
3日が1週間であるという。
→
サアルバの国
|
七.
哀れにも、ナンバーワンは、最後の独裁者であったが、
ふたたび、正気を失うようなことはなかった。それは、
正確ではないかもしれない。ナンバーワンは、
笑っていた。笑って、笑って、ただ、笑っていた。
→
終わり良ければ
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八.
そして、本格的な地震がやってきた。地面は、彼の下で
めくれあがったようにみえた。彼がそれを見つめている
と、点滅していた照明は、すべて、消えて、ベルがけた
たましく鳴り響いた。これが、すべての終わりだった。
→
赤の悪夢
|
九.
「それは、数日間、調査して、分かったんだ。この世界
は、自滅する寸前にあることが。必要なのは、あとひと
押しだけだと。それで、それは、そのひと押しを加えた」
→
ねずみ
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原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
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SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 1.20 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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NOVELYst AutogeNerating dimensional space
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試用版 ゲストルーム
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◆◇◆更新ニュース◇◆◇
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一.
試用版 ゲストルーム
をリリースしました。
二.
サイト 内 検索
をリリースしました。
三.
郵便番号検索
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四.
世界の国旗
をリリースしました。
五.
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で、令和を新年号としました。
六.
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右

七.
宝くじMission
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◆◇◆ MissionPossible ◇◆◇
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京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[令 和 or検索] ヒット 40 件です。
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天使は淋しい道を行く
/TS/LonelyRoad/
チャックは、立ち上がると、店に戻っていって、時計を返した。そし
て、テーブルの下においてあった、拳銃を構えた。
「まだ、負けちゃいねぇ!よそもんのくせに、なまいきするな、ってん
でえ!」
そして、カウンターにあった電話をまわし始めた。
「保安官に言ったら、キサマ、ぶち込まれるぞ!平和を乱したってな!」
「電話を置きなさいよ!」と、店に出てきた女性。
「ジャネット、このイカサマ野朗、勝手なマネしやがって━━━」
「台所で、すっかり、聞いたわ!」と、ジャネット。「あきらめるのね、
あんたになら、誰だって勝てるわよ!イカサマ、やらなくたってね!」
「ジャネット、言っとくがな」
86
85
「あんた、あした、山を降りるって言ったわね。それで、もう、旅した
くにかかったら、どうなの?」
チャックは、あきらめて、拳銃をカウンタの下に戻して、出てゆこう
とした。
「ついでに、そのへん、片付
|
歩兵
/FB1/Sentry/
歩兵
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
彼は、ぬれて、泥だらけで、ひどくおなかがすいて、寒かった。しか
も、故郷の星から、5万光年も離れた星にいた。
奇妙な青い太陽が、かがやいていた。重力も、彼の星の2倍もあって、
動くのも、困難だった。
1万年のあいだ、戦況は、変わらなかった。空軍のパイロットたちは、
流線型の宇宙船に、ファンシーな武器が使えて、上機嫌だった。チップ
が地上にバラまかれると、歩兵めがけて、地面をはってきて、足という
足は、すべて、血で染められた。
2
1
このひどい惑星に、上陸するとは、彼は、まったく、聞かされていな
かった。惑星の地表は、エイリアンたちも、そこにいるがゆえに、神聖
なる戦場だった。そのエイリアンたちは、この銀河に存在する、われわ
れ以外の、唯一の知的生命体であった。冷酷で、みにくく、
|
ケンタウロス
/FB1/HorseRace/
超光速通信で、私
に、結果を報告してください」と、ブランド。スクリーンは、消えた。
6
5
ガーンロバーツは、コンピュータに命令して、自動航行システムの行
き先を変更すると、中断された睡眠をつづけるために、寝台へ戻ってい
った。
◇
1週間後、ガーンロバーツは、任務を完了し、ノヴァ太陽系から10
光年離れると、銀河連邦の所長特別補佐に超光速通信を送った。数分後、
ダウネンブランドの顔が、スクリーンに映った。
「Kー1356です。ノヴァ調査の結果です」と、ガーンロバーツ。
「馬族の人口統計を調べますと、彼らの数は、200万ちょっとでした。
一方、彼らの小惑星の所有数は、400万前後でした。このことから、
あきらかに、人族が正しく、馬族は、協定違反をしていると思われます。
それにしても、なぜ、馬族の数の、2倍もの小惑星の所有権を主張し
たのでしょう?
彼らには、たしか
|
報復戦隊
/FB3/Fleet/
報復戦隊は、最初に視界に入った惑星を破壊した。
そしてつぎの惑星に向かった。そのとき、将軍は真実に気づいた。そ
して、目の前の地球と火星の連合戦隊への攻撃命令を取り消した。
驚くべきことに、報復戦隊の司令官はバーロ将軍で、侵略者を撃退し
た地球と火星の連合戦隊の司令官もバーロ将軍であった。戦闘員の多く
も、のちの報復戦隊の戦闘員であった」
8
7
エピローグ
「もしもバーロ将軍が、旅の終わりで、破壊しようとした惑星が金星だ
と気づいたとしたら、なにが起こっていたであろうか?
このような考察は、興味深いが、実みのりが少ない。バーロ将軍が、その
惑星を破壊する前に金星だと気づくことは不可能だった。なぜなら、バ
ーロ将軍は、すでに、その惑星を破壊していたからだ。破壊してなけれ
ば、その報復戦隊の司令官でもなく、そこにいさえしなかったのだ。
起こってしまった過去は、変
|
ナイトゥアンディ
/SY/KAndDy/
眠っちゃって!
この人、だれ?」
「1週間前まで」と、フィッツ。「ロイミラーは、世界1信頼できる優
秀な捜査官だった」
「なにがあったの?」と、ジューン。
「それを教えることは、できないんだ、ヘーブンスさん」と、フィッツ。
「だが、これだけは言っておく。ロイは、ストレスのせいで仲間からの
命令を信じることができなくなり、それが高こうじて、非現実的な妄想もうそうを抱
いてしまった」
「そう、いい人に見えた」と、ジューン。「わたしが起きてるあいだは」
48
47
「いい人に見えても、殺人鬼に豹変すひょうへんる!おかしいかね?」
「いいえ」
「ロイは危険だ!正常じゃない!」
「ロイは、あなた方が、そう言うって言った!」
「では、ロイと話したんだな?私のことも聞いたか?」
「違う!あなたのことは、聞いていない」
「そ、じゃ、誰のこと?サイモンフェック?」
「そんな人、知りません」と、ジューン
|
ミットキーふたたび
/FB1/MitkeyRidesAgain/
そこにおるのじゃ。きみ自身の知能レ
76
75
ベルも、破壊されてしまう。それで、いいのかい?」
「ええ、いいです。世界のためですし、平和のためです。しかし、ぼく
には、切り札が1枚あって、それで、知能レベルを、元に戻せます」
「どうやるんだい、ミットキー?」
小さな、灰色の人間が、頭を低く下げて、白ペンキの小さな灰色のね
ずみの上に。ふたりは、高貴な使命と世界の運命について、話し合って
いた。それが、おかしいと思う人は、もちろん、いないはずだ。
「どうやるんだい、ミットキー?」
「まず、白ペンキを、塗り直します。それで、彼らをだませますし、自
分を守れます。ハートフォード研究所の近くに行けば、ホイットニーが、
いっしょに働ける、新しい白ねずみを、見つけるわけです。
ここを、出発する前に、ぼくは、別のX19光線プロジェクターを作
ります。それで、ミニートの知能レベルを、ぼくと同
|
イェフディの法則
/FB2/TheYehudiPrinciple/
4
チャーリーは、説明した。
「額のひたい2枚の銅板のあいだに場が形成されて、それが、素粒子の振動を
何千倍にも加速して、それによって、脳や体の有機体の速度も加速する
んだ。スイッチが入る直前の命令が、自己暗示的に行動を誘発して、き
みが自分で命令した行動を実行することになる。しかし、それがあまり
にも高速なため、誰もきみの動きを見ることができない。きみが動いて
戻ってくるのが、まったく同時なので、一瞬かすむだけなんだ。分かっ
たかい?」
「もちろん!」と、オレ。「1つを除いて。イェフディってだれ?」
オレは、テーブルで、もう2杯作り始めた。7/8を、ジンで。
チャーリーは、さらに、説明した。
「行動は、速度が速すぎて、記憶に残らないんだ。ある意味で、記憶は、
加速化の影響を受けないからね。その結果、本人にも観察者にも、命令
が同時に実行されたように見える。いわば、存在しない小人が実行した
ように━━━」
「イェフディのこと?」
「イェフディじゃ、なぜだめな
|
恐怖のウイルス
/ST/DS9_1_2_1/
と、オド
ー。
シスコ大佐は、病室にいるジェイクを見舞った。
「ジェイク、具合はどうだ?顔を見て安心したよ。今はまだ、治療法は
見つからないが、安心していろ、かならず助けてやる。おまえを絶対死
なせたりしない。わかるな、おまえを絶対死なせたりしない」
シスコ大佐は、司令室に戻った。
「これを見てください。第5デッキポートに動きがあります、船が発進
しようとしているらしい」と、オドー。
「第5デッキポート、ジャヒールの船だ、彼を呼び出せ」と、シスコ大
佐。
60
59
「艦長、君の船の発進は認められない。私は、係留ポけいりゅうットのクランクを
はずすつもりはないぞ」
「つもりはなくても、はずしてもらおうか。今、後部スラスタを1・5
にしたところだ」と、ジャヒール艦長。
「艦長、直ちにエンジンを切れ。船が壊れるぞ」
「パワーは減少していません」と、オドー。
「ジャヒール、エンジンを切
|
ボディスナッチャー
/SY/BodySnatcher/
きみを信じるよ。昔からの友人だからな。作戦は?」
「伝染病発生のケースと同じ、厳戒態勢をとりたい」
「私は、なにを?」
「パニック時の警察と、軍隊の出動に、市長命令がいる。市長は、患者
だろ?」
「よく知ってるな。どうしろと?」
「協力させてくれ!」
「話してみる。診療所にいるからね。電話をしてくれ」
「サンキュー」
ギブナーは、階段を下りて、自分の車に戻った。
「早いほうが、いい」と、ギブナー。助手席のジェフリーと、後ろの男
性に。すぐに、車を出した。
マシューは、室に戻った。
「いい香りだ」と、ジャック。花を手にもって、かいでいた。
「話を聞いて!」と、ナンシー。
「聞いているよ」
「あれは、幻覚じゃない。あなたに変わりかけていたのよ!あの体は」
「その花は、どこで?」と、リサ。
「花びんの中に」と、ジャック。
「あの中?ジェフリーも、これを、きのうの夜に」
86
85
「だか
|
地球人は出ていけ
/FB1/KeepOut/
地球人は出ていけ
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
プロローグ
ダプティンというのが、略称だ。最初は、アダプティンと呼ばれてい
たのが、ダプティンと、略されて呼ばれるようになった。それは、ぼく
たちを、適応させてくれるのだ。
10才の時に、みんなに説明された。彼らは、ぼくたちが10才にな
らなければ、理解できないと思っていたようだが、みんなは、すでに、
多くを知っていた。火星に着陸すると、すぐに、話してくれた。
「きみたちの故郷だよ、生徒諸君」と、主任の先生。ぼくたちのために
建設してくれた、プラスチック製のドームに入ってから、講義が始まっ
た。この夜の、特別講義は、とても重要なもので、全員、出席するよう
に言われていた。
その夜、先生は、ぼくたちに、なぜなのかやなんのためにも含めた、
すべてを、話してくれた。先生は、ぼくたちの前に立っていた。もちろ
ん、寒さを遮断する宇宙服を着て、ヘルメットをかぶっていた。ドーム
|
悪魔のジョーカー
/TZ/DealersChoice/
悪魔のジョーカー
ドナルドトッド、ウェスクラーベン
プロローグ
夜。ピートの居間。
男たちが、テーブルを囲んで、和気あいあいと、トランプゲームに興
じていた。
「友達とのポーカー」と、ナレーター。「という、ささやかな楽しみが、
究極の賭けになるときもあります。テーブルの上のワイルドカードが、
ゲームの鍵を握る、ミステリーゾーン」
2
1
1
コールがかかって、ジミーが自分の手を見せた。
「キングまでの、ストレート!お前は?」
「6とジャックのフルハウス!」と、ニック。手を見せた。
それを、見て、一同そろって、ため息をついた。
「また、フルハウスか!」と、ピート。「ニックだっけ?」
「そう、ニック」と、ニック。
「誰の代わり?」
「なに?」
「代理だろ?」
「ああ、いとこのノーマン」
「病気になったか?」
「だから、家にいる」
「じゃあ、始
|
幻の指揮官
/ST/VGR_6_1_4/
と、本物のセブン。「これを、見
ろ!」
アトリエの片隅に、セブンを描いたデッサン画が、何枚も立てかけて
あった。
そこへ、ベラナもホロデッキに入ってきた。
場面が変わって、緊急事態のブリッジ。艦長は、気を失って、倒れて
いた。
「コンピュータ」と、ドクター。「起動してくれ!緊急司令ホログラム
!」
54
53
「つぎが、いいんだよ」と、ハリー。セブンに。
赤に変化した制服の、襟えりには、銀の襟えり章が1つ、2つ、3つ、4つと
出現した。
「おもしろいわね」と、ジェインウェイ。
「光子こうし砲の、発射準備をしてくれ!」と、ドクター。
「光子こうし砲って、なぁに?」と、ジェインウェイ。
「最強の兵器です」と、ハリー。「しかも、ドクターが開発した」
「でしょうね」
「彼が指揮をとり、船を救う空想が多いようだ」と、セブン。
「なるほど」と、ジェインウェイ。
「つまり、そのアルゴリズムは
|
ヴァヴェリ
/FB/TheWaveries/
ジョージベイリーは、テレビコマーシャルのコピーを書いていた。コ
マーシャルよりも、もっと憎んでいたものは、テレビであった。ここで
は、自分のプライベートの時間を使って、ライバル放送局のむかむかす
るようなコマーシャルを見ていた。
「ベイリー」と、J・R・マクギーは、命令したのだ。「きみは、もっ
と、他社がなにをやっているか、知っておくべきだね。とりわけ、担当
時間帯で、他の放送局がどんなコマーシャルを流しているか、見ておく
べきだよ」
上司の強い要請ようせいには、なかなか、逆さからえない。とりわけ、週千ドルの
仕事を続けたい場合は、特に。
4
3
しかし、コマーシャルを見ているあいだに、ウィスキーサワーを飲む
ことはできる。ジョージベイリーは、そうした。
コマーシャルのあいまには、メイジーヘッターマンとジンラミーをた
しなんだ。彼女は、テレビスタジオに勤める、赤毛のキュ
|
SFミステリー ライトノベル風
/CO/cmt/
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SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 1.20 (株)美利崎人 (ビリザキト)
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2.出版
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アリスのビックリラン
/LC/AliceWonder/
と、アリス。
「なぜ、女王は」と、グリフォン。「打ち首なんか1度も実行されない
し、みんなファンタジーだってことを知らないのかな?そうでしょ?い
っしょに来て!」
「ここでは、みんな、いっしょに来いと、命令するわ」と、アリスは考
えた。グリフォンについてゆきながら。「今まで、こんなに命令された
ことなんて1度もなかった!」
笑うウミガメを見れる場所まで、すぐだった。ウミガメは、岩だなの
上に、ひとりさびしく座っていた。近づくと、恋に破れた乙女のように、
ため息をついていた。アリスは、とても、かわいそうになった。
「なにが悲しいの?」と、アリス。グリフォンは、前と同じワードで答
えた。
「みんなファンタジーさ。悲しいことなんてなにもない。そうでしょ?
いっしょに来て!」
笑うウミガメのところまで来ると、ウミガメは、大きな目になみだを
ためて、こっちを見た。しかし、なにもしゃべらなかった。
「ここにいる若いレディが」と、グリフォン。「あなたの話を聞きたい
そうです」
「
|
帰ってきたカーン
/ST/StarTrek2013/
そして、横たわってい
る、ウォレスに、ベルトを。「きみ、揺れに強いといいが」
「あなたは?」と、ウォレス。
「弱い」
◇
エンタープライズのブリッジ。
「全デッキに、避難命令」と、スポック。
「了解」と、通信仕官。
「船長代理として、きみらにも、退避を命令する」
シートベルトが現われて、スポックをイスに固定した。
「私は、残りすべてのパワーを、生命維持装置と、脱出用にまわす」
ブリッジの仕官たちは、スポックを見た。
232
231
「これは、命令だ。船を捨てて、逃げろ!」
「お言葉ですが、スポック少佐」と、カトウ。「みな、どこにも、ゆき
ません」
カトウのイスからも、シートベルトが現われた。
◇
エンタープライズの通路。
カークとスコットは、壁沿いに、移動した。
「たった1日、オレが1日いないと、こうだ」
床が、傾いて、カークとスコットは、宙吊りになった。
|
星雲を越えて
/ST/StarTrek2016/
円盤部切り離しボタンを押した。
敵の司令官は、落ちていた銃で、カークを撃ったが、円盤部の隔壁が
閉まり、あたらなかった。
カークのいる円盤部と、ウラと敵の司令官がいるワープコアの室は切
り離され、宇宙空間へ落ちていった。敵の司令官は、古代の遺物の鍵を
あけた。中の本体は、カラだった。
ウラは、見つからないように、息をひそめていた。
切り離された円盤部に向かって、イナゴの大群が群がった。
◇
ブリッジ。
「通常エンジン」と、チェコフ。「補助装置のパワー切り替えに成功!」
敵が3名、銃を撃ちながらブリッジに侵入した。チェコフは、イスか
ら投げ出された。
船長席のカトウは、銃を向けられて、立ち上がった。
そのとき、敵は3人とも、後ろから撃たれて倒れた。
銃を構えたカークが入ってきた。
「船長!」と、チェコフ。異星人の女性船長も見ていた。
「円盤部には、あと、なん人いる?」と、カーク。
60
59
|
オブライエンの孤独
/ST/DS9_2_4_2/
と、オドー。
「たぶんね。質問をしてまわったり、コンピュータをいじったりもした
からね。きっと、目をつけられて、いるだろう。艦隊に、連絡するんで
も、なんて、言うんだ?妻の様子がおかしい、とか、司令官が、自分に
相談しないで、仕事をするとか?」
「そうしたら、艦隊のほうから、司令官に問い合わせが入るでしょうね」
「そうなったら、まずいでしょ?」
「パラダ人が着くのは?」
「38時間後だ」
「ああ、この問題が解決するまでは、来られちゃ困りますね」
「同感だ」
58
57
「じゃ、仕事に戻ってください。敵の注意を、引かないようにしないと。
私も調べてみます。もし、チーフの疑っているとおりだったら、宇宙艦
隊とベイジョー当局に、同時に通報しましょう」
「頼りは、きみだけだ」
「かならず、真相は、暴あばきます」
◇
オブライエンの室。
オブライエンは、戻ってきた。
「私は、やっと、
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そよぐ幻影
/OT/SoyoguGenei/
そよぐ幻影げんえい
大手おおて拓次たくじ
あなたは ひかりのなかに さうらうとしてよろめく花はな、
あなたは はてしなくくもりゆく こゑのなかの ひとつの魚うを、
こころを したたらし、
ことばを おぼろに けはひして、
あをく かろがろと ゆめをかさねる。
あなたは みづのうへにうかび ながれつつ
ゆふぐれの とほいしづけさをよぶ。
あなたは すがたのない うみのともしび、
あなたは たえまなく うまれでる 生涯しょうがいの花はなしべ、
あなたは みえ、
あなたは かくれ、
あなたは よろよろとして わたしの心のこころなかに 咲さきにほふ。
みづいろの あをいまぼろしの あゆみくるとき、
わたしは そこともなく ただよひ、
ふかぶかとして ゆめにおぼれる。
ふりしきるさざめきのやうに
わたしのこころは ながれ ながれて、
ほのぼのと 死しのくちびるのうへに たはむれる。
あなたは みちもなくゆきかふ むらむらとしたかげ、
かげは にほやかに もつれ、
|
ナッシングシリウス
/FB2/NothingSirius/
青年が正確を期する際に、そうするように。
「それじゃ、なにを待っている?」と、オレ。
「あなたの命令です、船長」
12
11
「オレの命令なんて、どうでもいいよ、ジョニー!ドアをあけて、外へ
出よう!」
宇宙船のドアがあいて、ジョニーが、両脇に、2丁の銃を革ひもで下
げて、先に外に出た。オレたちは、彼のすぐ後ろにつづいた。
外は、涼しかったが、寒くはなかった。景色は、ソラに似ていて、緑
の粘土を、固く焼いたような、丘が、波打って、続いていた。すこし回
転草のようにみえる、茶色のヤブのような、植物相そうはあった。
オレは、時刻を知るため、空を見上げた。シリウスは、ほぼ、天頂で、
これは、ジョニーが昼側のど真ん中に着陸したことを意味していた。
「ところで、ジョニー」と、オレ。「自転周期は?」
「だいたいの計算ですが、21時間17分です」
「それで、じゅうぶんよ」と、ママ。「午後じ
|
聖なる神殿の謎
/ST/DS9_1_1_1/
宇宙を探索し、知識を広げたいと思っている。そ
のために、私は、ここへ来たんだ。君たちを征服するためじゃない。こ
こへ来たのは、君らと共存し、学ぶためだ」
「だと、したら、なぜあなたは、過去にとどまっているんです?」と、
ボリアン人士官。
◇
「副司令官日誌、補足。ワームホールの座標で、宇宙ステーションとラ
ンデブーした。だが、スキャンの結果、ワームホールもデュカットの船
の姿も、全く見られなかった。数分前にも、カーデシアの戦艦三隻が現
われたが、彼らも、デュカットを捜索中のようだ」と、キラ少佐の日誌。
「オブライエン、敵がセンサーレンジに入る前に高出力の保護フィール
ドを張って!こっちの防御フィールドをスキャンされたくないわ」と、
キラ少佐。
「了解」と、オブライエン。
「敵の通信波です」と、ダックス中尉。
108
107
「スクリーン、オン」
スクリーンにカーデシア船の船長
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星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
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令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
SFミステリー
☆原作:フレドリックブラウンより☆
緑の世界
小さな子羊よ
ヴァヴェリ
ギーゼンスタック家
ティラノサウルス
暗闇の家
サアルバの国
ファブクリップ
☆アリスのナンチャラン☆
アンダラン
ビックリラン
ルッグラン
☆サイモンが覚えていたのは「イェ~!」という心
|
つくられた記憶
/ST/DS9_4_5_3/
「おおげさとは思わないね、君は認めたくないだろうが、アグラッサで
の体験が君をむしばんでいる。いくら君が望んでも、一晩でその傷がい
えるはずがない。治療を受けるべきだ」
「お願いです、チーフではなく、個人としてお願いします、もう一度だ
けチャンスを」
「与えたいとは思うが、司令官でも医療士官が下した最終判断には逆ら
えない。君は、任務には不適格だ。君には、これからすぐ療養休暇に入
ってもらう。しかし、もし定期的にカウンセリングを受けることを拒否
したり、担当カウンセラーへの協力を拒んだりした場合には、考えたく
はないが、治療室へ拘束するよう命令を出す。わかってくれたな?」
「はい、わかりました」
「以上だ」
44
43
◇
オブライエンは、シスコ大佐のオフィスを出るとジャッシアダックス
中尉に声をかけられた。
「チーフ、これから私、レプリマットへ行くんだけど」
「あとにし
|
まだ終わりじゃない
/FB3/NotYet/
もう1つを標本の1匹の頭につけ
た。カーも、同様に、自分と標本のもう1匹の頭につけた。
しばらくして、カーとラルは、がっかりして互いを見た。
「7つのテストで、最低レベルを下回る」と、カー。「これでは、訓練
しても、鉱山の単純労働にも使えない。もっともシンプルな命令も理解
できないだろう。標本は、サンダー博物館に持ち帰ろう」
「惑星は破壊しますか?」
「いや」と、カー。「おそらく100万年後には、それまでわれわれの
種族が続いていたとして、ここの生物も奴隷にできるくらいに進化して
いるかもしれない。よし、つぎの太陽系に移動だ!」
10
9
エピローグ
ミルウォーキースター新聞の編集室は、ローカルページの校正に追わ
れていた。校正係長のジェンキンスは、最後から2番目の欄の記事をど
うするかで迷っていた。
「ピート」と、ジェンキンス。「8番目の欄にもう1つ記事が入るよ!
36
|
夢、遥かなる地にて
/ST/DS9_6_4_1/
と、ケイシー。
「主人公の立場次第だ」と、パブスト。
「夢を見るなら、そうね、あんまり、希望がない人よね、いい未来を夢
見る靴磨きの少年なんかはどう?」と、ケイシー。
「はあ、でも、黒人だ」と、パブスト。
「そりゃそうでしょ、黒人の司令官を夢に見るんだもの」と、ダーリー
ン。
「待った!夢なんかにしちゃ、話が台無しだ」と、ハーバート。
「おまえは黙っていろ!」と、パブスト。
「もっと、胸を打つと思うね」と、ジュリアス。
「続編はどうするんだ?全部、夢にはできないぞ」と、ハーバート。
「まず、最初のを出版しましょうよ。あとは、それから考えればいい」
と、ケイシー。
「どう思うベニー?」と、ジュリアス。
「歩道に、チョークで、書くよりはいい」
◇
ベニーラッセルは、昼下がり、通りで縄跳びの少女たちの遊びに飛び
入り参加して上機嫌だった。
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「な、な、な、入れてくれる?
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フェルマーの予想
/RM/Fermat/
と、ケイコ先生。
「はーい、ピタゴラスの定理です」と、ジェイク。
「そうです、直角三角形の斜辺の二乗が、他の辺の二乗の和に等しいと
いうものですね。次に書かれているのが」
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「フェルマーの予想と呼ばれていたもので、nが3以上だと、フェルマ
ー解が存在しないという、非存在定理です」
「非存在ってなんですか?」と、ノーグ。
「先生にも、正直なところ、よくわからないわね、今日の演習でやるの
は、むしろ、存在を見つけるプログラムを動かしてみるだけです。非存
在は、そこで見つからなければ、存在しないのかもしれないということ
かしら?」
「次の図は、なんですか?」と、ジェイク。
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「この図は、テキストによると、y<1、x<1として、zもz=1と
すると、0と1の間の2次元の図
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眠れるステーション エムポックノール
/ST/DS9_5_6_4/
こころもふたつ、戦略もふたつ、お互い
相手を出し抜こうとして、敵の守りの穴を捜している、前に出たり、下
がったりしながら」
「ふたてに分かれよう、君は通路から司令室へ入り、僕は司令官室から
入る」
「ただし、現実と違うところは、生死がかかっているところだ。そのお
かげで、いっそう、楽しめますがね、はは、はははは、こんなに楽しい
思いは何年かぶりかですよ。胸が高鳴り、沸き立つ血が、からだじゅう
を流れています。いやぁ、生き返った気分だ。あなたもそうでしょう、
チーフ」
チーフオブライエンとノーグは同時に司令部に入った。コトラのボー
ドには、誰もいなかった。司令官室のドアが閉まり、エネルギーバリア
で遮断された。ノーグは、ガラックに背後から襲われた。
「あなたの最後の駒を、捕まえましたよ」と、ガラック。
「返して欲しければ、私から、取り戻してごらんなさい」
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5
チ
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暗黒の地球帝国
/ST/ENT_4_5_2/
入るんだ!」
「聞く価値は、ありません」と、トゥポル。「あの船は、誰かが、われ
われをおびき出すために、作り出したおとりにすぎない。アーチャー副
長は、反乱騒動の責めをおうべきです」
「もう、よせ、少佐」と、フォレスト。
「船長、われわれは、ただちに━━━」
「黙れ!調査は、元帥の命令だ」そして、タッカーに。「すぐに遮蔽装
置を直せ!」
フォレストは、護衛とともに、会議室を出ていった。
アーチャーは、勝ち誇った顔で、トゥポルを見た。
◇
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機関室。
タッカーは、遮蔽装置を修理していた。
「船長に、進捗報しんちょく告を」と、トゥポル。機関室に入ってきた。
「フィールドコンバーターを調整して、終わりだ」
タッカーは、遮蔽装置を、離れた。
「お前のせいで、4時間も拷問ブースに、ぶちこまれたんだぞ!」
「その怒りは、アーチャー副長に、ぶつけるべきでは、ないでしょう
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失われた母星
/ST/StarTrek2009/
ものすごい数値を示してい
ます。ぼくの計算通りなら、惑星に、特異点ができます。もうすぐ、惑
星を飲み込みます」
「バルカン星の中心に」と、スポック。「ブラックホールができる?」
「そうです」
「星は、あと、何分もつ?」
「数分です。何分かは」
スポックは、立ち上がった。
「バルカン司令部に、緊急避難警報!全チャンネル、全周波数でだ!通
常軌道、維持!」
そして、エレベータに。
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「ちょっと、待って!どこへ行くつもり?」と、ウラ。
「最高評議会を避難させ、バルカンの歴史文化を守る。私の両親もいる」
「転送を使ったら?」
「不可能だ。地下のキャトリックアークにいる━━━チェコフ、船を!」
「はい」と、チェコフ。「さぁて、と」
「カークだ」と、無線。「エンタープライズ、ここから、転送してくれ
!」
「スタンバイ、信号をロックします」と、転送仕官。
◇
掘削船のブリッ
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アリスのアンダラン
/LC/AliceUnderGround/
雷が落ちたような声で「打ち首じゃ
!」と叫ぼうとした。
「バカげてる!」と、アリス。かなり大声で、決めつけるように。女王
は、黙った。
「よく見なさい!相手は、ただの子どもだよ!」と、王。右手を女王の
左手にそえながら、おずおずと。
女王は、怒おこって振り返ると、ジャックに命令した。
「3人をひっくり返して!」
ジャックは、注意深く、片足で、3人をひっくり返した。
「起きて!」と、女王。金切り声で。
3人の庭師は、すぐに飛び起きると、おじぎをし始めた。王、女王、
その子どもたち、そして、ほかの人たちにも。
「やめなさい!」と、女王は叫んだ。「イライラさせないで!」そして、
バラの木を見た。「おまえたちは、ここで、なにをしておったのじゃ?」
「陛下に誓って!」と、ツー。恐れ入り、片ひざをつきながら。「私た
ちは、ただ━━━」
「分かった!」と、女王。ツーの話のあいだにバラを調べていた。
「打ち首じゃ!」
行列は、また、進み始めた。
3人の兵士が残って、運の悪い3人
|
終わり良ければ
/FB1/HappyEnding/
いとこのミスタースミスとして、オレのことを考えてくれません
か?そうすれば、トンチンカンな言い間違いもなくなります」
「わたしができることは、もう、ないですかな、ミスタースミス?」
「なにも。もう、行ってください」
「いや、きちんと、引き渡すよう、命令を受けています」
「命令なんてありません。戦争は、終わったんです。敗北です。むしろ、
どの宇宙エアポートに帰るかが問題ですね。人間的扱いを受けられれば、
いいですが、そうでなければ━━━」
船長は、うなづいた。「そうでなければ、大変な扱いをうけますな。
わかりました。それだけですか?」
「それだけです。船長、宇宙封鎖を抜けて、途中で燃料補給してくれた
ことは、勇気ある行動でした。そのことに対して、オレができることは、
感謝を述べることだけです。さぁ、行ってください。さよなら」
「いや、さよならではありません」と、船長。衝動的に、うっかり口を
すべらせた。「またな、ベイビー!さらばじゃ!また会える日まで!━
━━あ、許し
|
ノヴァリアン試用版
/novelyan/guestroom/
あなたは、すでに、ノヴァリスト!
サンプルあり(
1
2
3
) presented by bilyzkid
◆◇◆◇◆◇
or
and
(全角のみです)
京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
ブラザーサンシスタームーン ある日どこかで オールウェイズ
SFミステリー
ノヴァリアン NOVELYAN 1.20 試用版
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バージョン履歴
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エコーバック
/FB3/Rebound/
そこで、さらに、意欲が沸いてきた。やがて、動き出すで
あろう世界が見えてきて、幸福感がさらに高まった。
独裁者。彼が、自分に皇帝の冠をかんむり授けるだろう。世界の皇帝だ。だめ
なことがあるか?パワーを持つ人間に、はむかえるものがいるだろうか?
パワーが誰をも命令に服従させ、与えることも取り上げることも、さら
に━━━。
「死んじまいな!」
丘の上から、スネルは、叫んだ。声の届く範囲に誰がいようが、おか
まいなしに、気兼ねなく大声で━━━。
エピローグ
ハイキングをしていた若い男女が、つぎの日、スネルを見つけた。急いそ
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いで村に戻ると、エコーヒルの頂上で、死体を見つけたと、報告した。
(終わり)
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3つの願い
/XF/JeSouhaite/
誰もいなかった。
「誰か、いるか?」ローカにも、誰もいなかった。
「上出来だ」と、モルダー。部長の会議室で。「ジーニー、どこにいる、
返事をしろ!」
「なぁに?」と、女性。部長のイスに座っていた。
「いったい、なんなんだよ?」と、モルダー。
「だって、言ったでしょ?」と、女性。「世界平和!ほらね?」
「人をおちょくるのも、いい加減にしろよ!」
「なんの話よ?」
「ぼくは、地球に平和が来ることを願ったんだ。なにも、地球上の人間
を、まとめて、全部、消さなくても。人の心を変えるとか、他に手は、
あるだろう?」
「うーん、この次は、そう、言ってね。だいたい、このわたしに、60
億の人間すべてを、ぜんぶ、善人にしろっていうの?そんなことできた
人、今までに、いないわ!アラーも、仏陀ぶっだも、キリストも。それを、あ
なたが、実現したいの?それは、なぜ?自己満足のため?」
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「だれが、
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ミットキーあらわる
/FB1/TheStarMouse/
ねずみ
と人間のような、非常にかけ離れた生物クラスは、友好的には、共存で
きないでしょう。しかし、それは、われわれには、関係ないことです。
単に、好き嫌いの問題です。混乱が起こって、地球の進歩を遅らせるで
しょう。地球人が、われわれを発見して、トラブルが起こる日が来るま
でに、数千年の平和を、もたらしてくれます。地球人のことですから」
「しかし、きみは、X19光線を、彼らに渡せと言うのか?その結果は」
「違います、もちろん、違います。ミットキーには、一番、単純で、限
定的な、機械の作り方を教えましょう。単に、ねずみの知能を、0・0
001から0・2に、高めるだけの原始的なものです。0・2は、今の
ミットキーのレベルで、地球人のレベルでもあります」
「それなら、いいかもしれん」と、クラロフ。テレパシーで。「彼らに
は、永遠に、その原理は分かるまい」
「しかし、その単純な機械で、自分たちの知能レベルを、高めてしまう
かもしれません」
「きみは、忘れているよ、ベムジ。X19
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ジバゴ
/SY/Zhivago/
「薪たきぎ
泥棒ごときを逮捕しては、私の品格が落ちる。だが、党の命令の前には、
品格など、問題ではない。党は、正しいのだ。薪たきぎ泥棒もひとりなら、あ
われをさそうが、500万人の人が同じことをすれば、町は破壊される。
彼と会うのは、初めてだったが、ひと目で弟と分かった。私は、党の命
令を無視した。兄弟の絆ゆきずなえか?そうは、思わない。弟といっても、腹
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違いだし、兄弟同士が裏切ることもある。私は警官として、裏切りあう
兄弟を、数多く見てきた。彼を、尊敬していたからというわけでもない。
一目いちもくはおくが、私より優れた人間だとは、思わない。それに、私は、自
分より優れた人間も、処刑してきた。
ユーリは、コートの下になん枚もの板を隠して、家のドアを開あけた。
家の中は、大騒ぎだった。2階から、花瓶や銀食器を持ち出してくる人
々に、1階の人々が歓声を上げていた。
「先
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人形の家で
/TZ/Miniature/
それに、チャーリーの母が同行していた。
「少しは。こちらです。電気を?」
「まだ、けっこう。お母さん、来てください!みなさんは、ここで、待
機を」
精神科医は、パークス夫人と、人形の家のある展示室のドアに立った。
「出てくるように、呼びかけて!」
「チャーリー!」と、母。
「大声で命令して!」
「母さんよ、出てきなさい!」
「もう一回!」
「今すぐ、出てきなさい!聞いてる?」
「警備員さん、電気を!」
警備員は、展示室の電気をつけた。
「ここに?」と、警官。
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「まず、間違いない」と、精神科医。
「捜しましょう!」と、警官。
「チャーリー!」と、母とマイラ。
みんなで展示室の中を、さがしまわった。
警備員は、人形の家の前に来たとき、応接間が、いつもと違う気がし
た。
アイリーンが、チャーリーといっしょにイスに座って、スライドを見
せていたのだ。アイリーンも、チャーリー
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八甲田 歩のスペースドライバー日誌
/RM/SpaceDriver/
汐留
「汐留の日本テレビまで!」辛口評論家ふう男性。
「最近はタクシー運転手の質が落ちてるよね!水増し経営ってやつかね
?」
「運転手さんは汐留まで行ったことあんの?」
「それじゃあ、昭和通りから行って」
「昭和通り曲がる時にいちいち断わる必要ないんだよ。有名なんだから」
「平成通りや明治通りもあるって?関係ねぇだろう!」
「いいから、トンネルで行って!トンネルぐらい知ってんだろ?ほら、
すぐ右寄せて!」
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「あ、ウィンカー出してすぐに車線変更したら危ないだろうが!」
「トンネル出たら、すぐコンビニのとこ入って!」
「早くウィンカー出さなきゃ左曲がれねぇだろうが!」
「日本テレビの前で停めて!ところで運転手さん、メーターまだ入って
ないんじゃない?」
「だたいまから、メーター入りますってか?どうでもいいから、領収証
ちょうだい!」
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“スペーステロリスト”ターナロス
/ST/DS9_1_1_2/
「知ってますか?ドレニアン星のダチョウは、敵が来ると水に潜って姿
を隠す。それで、溺れ死ぬこともあります」
「ターナたちが、何をする気かわからないけど、やっぱり、隠れて、見
て見ぬふりをすることは、できないわ。ああ、本当の戦争の方が楽だっ
たような気がする」
「オドーから司令官」と、オドーは通信バッジに言った。
「なんだ?」と、シスコ中佐の声。
「今、この室にいる方からお話があるそうです」
◇
ドクターベシアは、ガラックの店へ入った。
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「ドクター、遅いですよ、もう、20時57分です、さぁ、これを好き
なだけ、試着してください。ただし、くれぐれも、音はたてないように
願います」
「僕は、ただ」と、ドクターベシアは言いながら、試着室へ入った。
「時間どおり、21時少し前だ、いらっしゃい」と、ガラック。
デュラス姉妹は、ガラックの店にやってきた。
「くだらん挨拶な
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レッドダイアモンド
/RD/RedDiamond/
ブラウンは、パーティッションを閉め、ウォールストリートジャーナ
ルを手にした。
こんなことは続かないだろう。レッドは考えた。人から命令されたこ
とはなかった。大きな探偵社とはおさらばして、自立してやってきたか
らだ。バックアップしてくれる組織がないと、タフではあったが、だれ
かに命令される方がもっとタフだった。
レッドは、自立の原因となった事件を思い出した。ボスは、手を引け
と言った。依頼料を使い果たし、探偵を雇った男は、会社員の男で、ハ
ートは大きかったが、もっと大きい借金があって、貯金を使い果たして
しまった。
レッドは、その男が9時5時の仕事中に、姿をくらました妻と子ども
の行方を追った。ボスは、仕事しなければカネは出せないと言った。レ
ッドは、納得しなかった。レッドは、その男の妻と子どもを見つけた。
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セールスマンと逃げていたのだ。セールスマンは、仕事を
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