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原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
presented by bilyzkid
SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト)
NOVELYst AutogeNerating dimensional space
◆◇◆更新ニュース◇◆◇
一. ゲストがひとりで使える専用サイト をリリースしました。
  ゲスト専用非公開サイト自動作成
  (使える文字は半角の英数字と_のみ、6〜15文字)
  上の入力欄にIDを指定し、自分用のゲストルームを作成。
  公開しない(リンクを張られない)限り、他人は入れません。
  (Google等あらゆる検索から守られます)
  ゲストルームは、1人1ルームまででお願いします。
  (複数作る場合は、同一IDにしてください)
  9タイトル、ゲスト制限あり(nov:15KB、画像:120KBまで)
  1タイトルあれば、15KB制限でも、novを分けて、開始
  ページを%pag 20とずらすことで、いくらでも書けます。
  URLを、ID_10桁番号の形で作成後、ゲストルームへ入り
  ます。そのURLは、メモ帳かお気に入り登録にのみ記し、
  他から一切リンクを張らないでください。(1か所でも
  リンクを張ると、検索ロボットに無数に侵入されて、
  公開しているのと同じことになります)
一) 試用版 ゲストルーム は、プロトタイプとして保存。

 (以下、略)
京 都 大原 星 銀河 夢 心 人形 宇宙船 月 夜 花 光 月 夜 花 光 、 ◇ 令 和 SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[夢 心 or検索] ヒット 92 件です。
フィッシュストーリー /FB3/FishStory/
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そして、わたしたちを結婚させてくれる。あな た、泳ぎはだいじょうぶ?トリートーンに会いにゆかなくてはならない わ。トリートーンの一行は、けっして岸の近くには来ないの」 「もちろん」 「それでは、あしたの夜、トリートーンに会いにゆきましょう!」  ロバートは、友人の家に幸せの絶頂の気持ちで戻った。  ロバートは、トリートーンがロレーヌを人間に変えるのか彼を人魚に 変えるのか知らなかったが、どちらでもよかった。ロバートは、ロレー ヌに中になるあまり、結婚さえできればその形態は気にならなかった。 6 5  3    つぎの夜、結婚式の夜、ロレーヌはさきに来て、ロバートを待ってい た。 「座って!」と、ロレーヌ。「トリートーンは、到着の合図に、巻貝の トランペットを吹くわ!」  ふたりは、腕を互いの腰にまわして待った。  やがて、海のはるか沖から巻貝のトランペットが聞こえてきた。  ロバー
夢、遥かなる地にて /ST/DS9_6_4_1/
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3週 間で6本も続編を書いてきた。はっきり、本には載せられないといった 作品の続編を6本もだ。おまえも自分のことを疑問に思ったようだが、 おまえは、完全に正気じゃない」 「自費出版したほうがいいと思うよ、小さな出版社を通して、部数も5 0から100部の限定版で」と、ジュリアス。 「名案だと思うね」と、パブスト。 「それなら、歩道にチョークで書いたほうが、大勢おおぜいに読んでもらえるん じゃない?」と、ケイシー。 「これなら、どうかな?彼の話を全部そのお、にするんだ」と、アル バート。 「夢って?」と、ベニー。 「ディープスペースナインのラストシーンを、主人公の見た、夢にする」 「それで、どう変わるんだ?」と、ベニー。 「行けるかもな」と、パブスト。 60 59 「かもって?」と、ケイシー。 「主人公の立場次第だ」と、パブスト。 「夢を見るなら、そうね、あんまり、希望がない人よね、いい未来を夢
ティラノサウルス /FB1/Runaround/
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弱さ があった。彼は、100年間、空腹だったが、これが、最悪だった。し かし、彼を立ち止まらせたのは、弱さではなかった。彼をあやつるなに かがあって、それが、1歩1歩さえ苦痛であっても、彼を前進させてい たのだ。  大木の上の方に、なにかがいて、枝にぶらさがって、「ヤーヤーヤー」 と、あざけるように単調に鳴いていた。枝が弧を描いて落下してきて、 彼の頑丈な背中でバウンドした。攻撃なのか?一瞬、なにものかがむか ってくるかもしれないという期待から、闘争が沸いた。  ぶつかってきた枝をまわして、ポキッと折ってこなごなにした。直立 姿勢で、大木の上の小さな挑戦者に、大声でほえた。しかし、そいつは、 降りてこなかった。「ヤーヤーヤー」と、鳴くだけで、臆病にも、けっ して、大木の上から動かなかった。  木の幹にからだごと力強くぶつかったが、幹は5フィートもあって、 ゆらすことさえできなかった。幹のまわりを2回まわって、ほえてから、 木立の影のなかへ進んでいった。 14 13
聖なる神殿の謎 /ST/DS9_1_1_1/
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46 45 「わかった」    ◇    シスコ中佐は、ターボリフトを降りて、プロムナードのクワークの店 へ入った。店は、多くの人で賑わっていた。 「さぁ、賭けて!一攫千金もじゃないからね」と、ロムは客に呼びか けていた。 「ダーボ!」と、女性の声。  シスコ中佐は、クワークの店の賑わいに満足して、カウンタに腰掛け た。 「いやぁ、中佐、何を飲む?」と、クワーク。 「ベイジョーのシンセール!」と、シスコ中佐。 「ああ、やめときな!ベイジョー人っていうのは、信仰もあつい連中だ。 でも、奴らの作る酒は、最低だ。信心深い奴らの作った酒は、飲めたも んじゃない。子供を牢屋にぶちこむような、連邦の士官の酒もな!」    ◇   「ステーション日誌、宇宙暦46390・1。エンタープライズは、小 48 47
眠れるステーション エムポックノール /ST/DS9_5_6_4/
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 ◇    チーフオブライエンは、エアロックでガラックに訊きいた。 「司令官はなんて言って、きみを説得したんだ?」 「志願したとは思わない?」と、ガラック。 「へへ、脅されたんだろ」と、オブライエン。 「違いますよ、ワイロをつかまされたんです。私の店のスペースを増や してくれるそうなんです。最近の仕立ての機械は、かさばるのでね」 「とにかく、来てくれて嬉しいよ。どうしたんだ?」 「いやはや、まったく、最近、みなさん、私を信用してるみたいなんで す。なんと言いますか、居地が悪くってね。この調子だと、そのうち 食事に招かれだすかもしれません」 「そうか、そんなにいやなら、僕は君を招待するのは、やめておくよ」 「ありがとうございます」 「お礼なんかいいって、君には借りができたしな、カーデシア人が仕掛 けたわなを、解除するのは、僕向きじゃないよ」と、オブライエン。 「それが当然ですよ。ご心配なく、私の得意分野ですから」と、ガラッ ク。  ボリアン人のボクタは、シャトルに乗り込んできたクルーたちに言っ た。 10 9 「わなの解除だと?それを知ってたら、この任務には志願しなかったの に」 「だけど、ゴミ処理よりは、おもしろそうだろ?それに、エンジニアが フェーザーを撃てるなんて、めったにないぞ
ネコどろぼう /FB3/CatBurglar/
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 ネコどろぼう  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    ミッドランドシティ警察の署長は、2匹のダックスフンドを飼ってい た。名前は、リトルノートとロングリメンバーだった。しかしこのこと は、ネコどろぼうとは全く関係ない。このストーリーは、いわゆる署長 が、一見すると不可解な一連のどろぼうに━━━ひとりの男の犯罪に興 味をもったその関事から始まる。  どろぼうは数週間で、19の家に侵入した。見たところ犯罪は計画的 だった。侵入した家にはかならずネコがいた共通点があったからだ。  どろぼうはネコだけを盗んだ。   2 1  1    たまには、現金が見えるとこにあったり、宝石があったが、どろぼう は目もくれなかった。家主が帰ると、窓やドアがこじあけられ、ネコが いないことを発見するが、ほかに盗まれたものはなく、室を荒らされて も
アリーナ /FB6/Arena/
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砂の平面に、引 っくり返ってかぶさってるようだった。  そして、すべてが青だった。1つを除いて。遠くのカーブしている壁 の近くに、なにか、赤の物体があった。ほぼ球体で、直径がだいたい1 ヤードに見えた。遠すぎて、点滅する青を通して、彼には、はっきりと 見えなかった。  しかし、なにか分からないが、彼は身震いをした。  彼は、手の甲で、額のひたい汗をぬぐった、あるいは、ぬぐおうとした。    ◇    これは、夢なのか?悪?この暑さ、この砂、あの赤の物体を見たと きの、漠然とした恐怖の感情は?  夢?いや、眠ってなかったし、宇宙戦争の真っ最中に、夢を見るはず ない!  死んだのか?いや、決してそうじゃない!不死があるとしたら、この ような意味のないようなものではあり得ない。青の熱さ、青の砂、赤の 恐怖のような。  そのとき、彼は声を聞いた。 16 15  それは、耳からでなく、彼の頭の中から聞
パターン /FB2/Pattern/
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 パターン  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    ミスメーシーは、鼻で笑った。 「なぜ、みんなは、そんなに配するのかしら。彼らはなんにもしやし ないじゃない?そうでしょ?」  町では、どこでも、パニック状態であった。しかし、ミスメーシーの 庭は、静かだった。彼女が静かに見上げる先には、モンスターように巨 大な、1マイルはあろうかというインヴェイダーたちの姿があった。  1週間前に、彼らは、100マイルの長さの宇宙船を、アリゾナ砂漠 に静かに着陸させて、地球にやってきた。1000人近い数の仲間が、 宇宙船から出てきて、今も、そこらじゅうを歩きまわっていた。 2 1  1    しかし、ミスメーシーの言うように、彼らは、なにも、あるいは、だ れも、傷つけなかった。彼らは、人々に影響するほどは、実体的ではな かった。1匹が、人を踏みつけたり、あるい
ボディスナッチャー /SY/BodySnatcher/
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 街を歩く、リサ。なん人かが、リサを見ていた。 32 31 「この町の人々の雰囲気が、違って感じるの。ジェフリーもみんなも、 きのうまでは、普通だったのに、きょうは、違和感を感じる」バスの人 々が、みんな、リサを見ていた。「悪いかしら?恐ろしいわ。一晩で、 町が変わったなんて」  マシューは、赤信号で、車を止めた。 「英軍ラクダ部隊の話をしたことは?」 「ええ」 「サハラ砂漠でのことだ」青信号に変わったので、車を発進させた。 「敵に40日間、包囲され、食料もつきていた。そのとき、隊長が、部 下たちに言った。諸君、いいニュースと悪いニュースがある。すると、 部下のひとりが━━━」 「それ、聞いたわ、ははは」 「もう一度、話す?」  赤信号で車を止めると、男性が、フロントガラスの上に、飛び乗って きた。 「いったい、なんだ!」と、マシュー。「ドアをロックしろ!」 「やつらが来る!」と、男性。フ
白の悪夢 /FB3/NightmareInWhite/
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 白の悪  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    彼は、突然目覚めた。完全に目覚めていて、眠るつもりもなかったの に、なぜ眠ってしまったのかと訝りいぶかながら、すぐに腕時計の蛍光文字板 を見た。文字板がなければ真っ暗闇の中で、明るく光っていた。11時 数分過ぎだった。彼はホッとした。ほんの少し、うたた寝しただけだっ た。このソファに横になってから、まだ30分もたっていなかった。妻 がおやすみを言いに来るには、まだ早い。彼の姉が、完全に眠り、寝息 をたてるまで待ってからだ。     2 1  1    それは、バカらしい話だった。ふたりは、3週間前に結婚したばかり で、ハネムーンの帰りだった。ふたりが別々に寝るのは、これが初めて だった━━━すべては、彼の姉のデボラが、帰り道の途中にある自分の アパートに泊まってゆくよう、バカらしい提案をしたから
暗黒の地球帝国 /ST/ENT_4_5_2/
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「地球帝国や艦隊が」と、ホシサトウ。「別の宇宙に?」 「だから、なんだって、いうんです?」と、タッカー。 「ソリア人が、製造年を調べたところ」と、アーチャー。「この船は、 別の宇宙のものというだけでなく、100年後のものでもあった。使わ れている、テクノロジーのことを考えてみろ!未来の戦術システム。進 化した生物兵器。エンジンは、のようなスピードを可能にする!すべ て、われわれの手に、入るんだ!」 「聞く価値は、ありません」と、トゥポル。「あの船は、誰かが、われ われをおびき出すために、作り出したおとりにすぎない。アーチャー副 長は、反乱騒動の責めをおうべきです」 「もう、よせ、少佐」と、フォレスト。 「船長、われわれは、ただちに━━━」 「黙れ!調査は、元帥の命令だ」そして、タッカーに。「すぐに遮蔽装 置を直せ!」  フォレストは、護衛とともに、会議室を出ていった。  アーチャーは、勝ち誇った顔で、トゥポルを見た。    ◇   60 59
失われた文明2不死 /FB3/Discovery2/
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 失われた文明2不死  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    失われた大きな発見の2番目は、不死の秘密だった。  不死の秘密は、1952年、合衆国海軍無線技師のポールヒッケンド ルフ中尉が発見した。その装置は小さな箱に入った電子基盤で、ポケッ トに入れて手軽に持ち運べた。箱のスイッチをオンにすると、装置を持 っている人のまわりがフォースフィールドで覆おおわれ、その力の強さは、 ヒッケンドルフのたくみな数学で計算しても、ほとんど無限であった。       2 1  1    フォースフィールドは、いかなる熱や放射線も完全にシャットアウト した。  ヒッケンドルフ中尉の計算によると、人間は━━━男だろうが女だろ うが、子どもでも犬でも━━━このフォースフィールドの中にいれば、 至近距離で水爆が爆発しても守られ、かすり傷さえ負わな
ファマドユニヴァース /FB5/WhatMadUniverse/
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レーダーはある?」  返答する声は、今回は違っていた。奇妙にも、一度に2つの方法で行 われた。1つは、彼の頭の中で、もうひとつは、操作パネルのスピーカ ーから。 「ケイスウィントン」と、声。「オレは、ここへは来るなと言った。そ う、オレたちにはレーダーはある。あんたの宇宙では見たこともない ような検知装置を持っている」 「しかし、メッキー」と、ケイス。「オレは、今、ここには来たが、も う2度と来ないだろう。計画、あんたがオレの心から読んだものは、み んなうまく行かなかった。あんたは神でなかったとしても、あるいは、 それらがうまく行かないことを知っていたとしても━━━オレは、スト ーリーを書いた本人に提出しようとしていたんだ!あんたは、オレの心 の深部にまで入り込んでなかった、あるいは、あんたはそのことも知っ ていた?役に立つようななにかを、オレが持っているかどうか、あんた は知りようがない。あんたが見逃したもの、そしてオレが認識しないも のを、どのようにしてあんたに分かる?あんたが分かるものは、オレの 表面的な考えだけだ。
終わり良ければ /FB1/HappyEnding/
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彼が笑うと、マリギーたちも笑った。たまに、ベヌースb星の 16 15 奇妙な形をした木々たちも話しをした。しかし、彼らの声は、ずっとか すかであった。木々たちは、従順で、よき従者であった。  ときとして、すばらしい考えが浮かんだ。木々の種族は、純血種であ って、他種と混ざることはなく、常に、しっかりと立っている。つまり、 いつの日か、木々たちは━━━。  いや、これは、たんなる、空想だった。当面の問題は、むしろ、マ リギー、それに、キフという地球のアリに似た虫だった。こいつらは、 いつも、彼を困らせた。大声で鳴くマリギーがいた。「すべて取り逃が した!」彼は、縫い針銃で、何百回も撃ったが、いつも取り逃がした。 ときには、逃げさえしないマリギーもいた。 「すべて取り逃がした!」  ついには、もう、縫い針を無駄にするのをやめてしまった。マリギー に忍び寄り、素手で絞め殺そうとした。この方が、ずっとよい方法だっ た。何千回目に、やっと、1匹とらえ、殺した。手にあたたかい血がし たたり、羽が飛び散った。  これで、終わりにしてほしかったが、そうでは、なかった。今では、 何十匹ものマリギーが鳴き叫び、すべて取り逃がした。もしかしたら、 ぜんぶで、1ダースしかいなかったのかもしれない。今では、すっ
失われた文明3永遠の生命 /FB3/Discovery3/
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 失われた文明3永遠の生命  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    20世紀に発見されたが失われた大きな発見の3番目は、永遠の生命 の秘密だった。  これは、はっきりしないが、モスクワのイバノビッチスメタコフスキ ーという化学者が1978年に発見した。スメタコフスキーは、どのよ うにして発見し、どのようにしてそれを試す前に有効なことを知ったの かについての記録を残さなかった。2つの理由から、彼がそれを身が凍こお るほど怖おそれていたからだ。     2 1  1    スメタコフスキーは、それを世界に発表することを怖おそれていた。自分 の政府にさえ、一度報告すれば、秘密はすぐに鉄のカーテンを漏れて、 世界に混乱をもたらすだろう。USSRはうまく処理できるだろうが、 ほかの野蛮で不道徳な国では、永遠の生命の薬は、たちまち人口爆
オブライエンの孤独 /ST/DS9_2_4_2/
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隠し持っていた銃で、オブライエンを撃った。  オブライエンは、イスの上に、座るように倒れた。  隣のドアがあくと、ドクターベシアが、転送で入れ替わった、本物の オブライエンを診察していた。 「ドクター、来てくれ!」と、シスコ。  ドクターベシアは、撃たれた、オブライエンをセンサーで調べた。  本物のオブライエンは、起き上がって、ニセモノを見にきた。 「完璧じゃないか!」と、オブライエン。「ぼくに、そっくりだ!」 「自分が本物の気よ!」と、キラ少佐。 「まで、本物と同じにしてあるんです」と、もうひとりのパラダ人。 「この複製の体には、和平交渉が始まれば、行動を起こさせる装置が、 しかけてあるんです。政府側の科学者がしたことです。複製の技術にか けては、すごいですからね」 88 87 「なにを、やらせようとしたんだ?」と、オブライエン。 「確証はありませんが、おそらく、誰かの暗殺でしょう。われわ
レッドダイアモンド /RD/RedDiamond/
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エレベータは上昇した。  サイモンは、周りの人たちのことを忘れて、落書きのある壁を見つめ ていた。 「女は売春婦だった」と、サイモン。大声で。「女とホテルへ行った」  アングリッチは、殺人課の刑事しか見せないような、きまり悪そうな 顔をした。ほかの乗客たちは、床を見ているふりをした。 「女はオレを触さわり始めた」と、サイモン。「いい感じがした。今までそ んなことはしたことなかった。売春婦ともなかった。オレはずっと、大 切なものを捨てたミリーに中だったんだ。売春婦はうまくコントロー ルして支配権を持った」  6階のドアがあいて、閉まった。ボタンを押した粋いきな男は、降りるチ ャンスをパスした。 「そのとき、ドアをノックする音がした」と、サイモン。「オレはクロ 738 737 ーゼットに隠れた。女は隠れるのを手伝ってくれた。もの音。びくびく するようなもの音。暗闇。クローゼットから出たとき、静かだ
ドーム /FB7/TheDome/
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それに、あんたは そんなことをしない、最初のボスでもあった」 10 9  ブラドンは、彼女に笑いかけた。「すまない。期待していたとは知ら なかった。しかし、マイラ、オレは本気だ、結婚してくれるかい?」  彼女は、考え深げに彼を見た。「わたしは━━━分からない。奇妙な ことは、わたしはあんたに少し、恋をしていたこと。なぜ、そうなった のか、分からない。あんたはずっと、自分の仕事に中で、非人間的で、 ビジネスパートナーのようだった。わたしにキスしようとしたりしなか ったし、お世辞ひとつ言ってくれなかった」  彼女は、立ち上がるとオレを見た。「わたしは、こんな突然の、ロマ ンティックでないプロポーズはイヤ!なぜ、もう一度別の時にしないの? 一方で、わたしを愛してると言ってくれたことは、助けになるわ」 「愛してるとも、マイラ。許してくれ!少なくとも、オレと結婚するこ とが明らかにイヤではない?断ってはいない?」  彼女は、頭をゆっくり振った。目は、彼を見つめ、とてもきれいだっ た。 「それなら、マイラ、遅くなったことと急になったことを、説明させて くれ!まず、オレは必死に仕事をして時間に追われていた。なんの仕事 だったか、知ってる?」 「防衛に関するなにか、だと思う。なにかの装置。わたしが間
屋根の上の少女 /TZ/IfSheDies/
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 車のドアを閉めて、急いで、その建物の方へ行った。 「何か?」と、シスターマリア。両手には、バザーで売っている、何冊 かの本を持っていた。 「少女が、屋根の上に」と、ポール。 「屋根の上ですって?見み間違まちがいでは?」 「確かに見た!」 「子どもたちは、みんな、出ていきました。施設が閉鎖されて」 「施設?」 「児童養護施設でしたが、来週、取り壊されることに。子どもたちは、 新しい建物に移り、ここには、いません」 「でも、確かに見ました。落ちるのでは、と配で━━━はっきり、見 たんだ」 「勘違いでしょう。まぁ、自由に、ご覧になって!ガラクタばかりだけ れど、使えそうなものがあれば、お買い求めを!」 「はい?」 「慈善バザーです」 「物を買う気分じゃない」  ポールは、施設の遊び場に広げられた、イスやらベッドやら物入れの 12 11 間を通って、車に戻ろうとした。振り返ったときに、ブランコに
グレーの悪夢 /FB3/NightmareInGray/
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 グレーの悪  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    彼は、すばらしい気分で目覚めた。明るい春の日射しが暖かく降りそ そいでいた。30分くらいうたた寝していたようだ。暖かい太陽の影は、 寝ているあいだにわずかに角度を変えた。公園のベンチで座ったまま、 わずかに頭が下がり、前のめりになっていた。  公園は、夏よりやさしい春の緑であふれていた。その日は、重要な日 で、彼は若く、恋に落ちていた。すばらしい恋。目がくらむ恋。幸せに なれたのは、昨夜のことで、土曜の夜だった。     2 1  彼は、スーザンに結婚を申し込み、スーザンはそれを受け入れたよう に見えた。スーザンは、イエスと言う代わりにこう言ったのだ。 「そうね、返事をする前に、あした、うちに来て、家族に会ってほしい の。うちの家族みんなを愛してほしいし、わたしと同じように、うちの 家族みん
帰ってきたカーン /ST/StarTrek2013/
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そして、両手で、スポックの頭を、つ かんだ。  カーンは、両手に力をこめた。  そのとき、背後に、ウラが転送で現われた。  ウラは、カーンを、フェーザーで、7発、撃った。  カーンは、麻酔モードで撃たれても、まだ、立っていた。  スポックは、起き上がり、カーンを何度も殴った。 「スポック!」と、ウラ。「スポック、やめて!やめて!カークを助け るために、彼が必要なの!」  スポックは、殴るのをやめた。    ◇    カークのの中。 「どっちだ?」と、カーク。 「男の子よ」と、ミランダ。 「名前は、ジムがいい!」 「きみの父上は」と、パイク。「12分間、船長をつとめて、800人 264 263 を救った。きみの母上と、きみもだ。きみは、越えられるか?」    ◇    エンタープライズの医療室。  カークは、目覚めた。  白のシーツに白の枕。白の寝巻き。 「ま、そんな」と、マッコイ。白の医療服で
人形の家で /TZ/Miniature/
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チャーリーは、手をさし出した。バディも、握手した。 「母さん、来てくれて、うれしいよ!」母に、あいさつして、イスに座 54 53 った。 「チャーリー、気分はどう?」と、精神科医。 「最高としか、言えません!先生のおかげです」 「を見ることは?」 「赤ちゃんのように、よく眠れます」 「人形の家の女性は?」 「あれは、ただの人形です。先生のおかげで、目が覚めました。感謝し ます」 「ご自分で、解決されたのですよ。私は、ヒントを与えただけ」  母は、チャーリーの受け応えを見ていて泣き出した。 「母さん!」 「チャーリー!どれほど、心配したことか!ほんとうに」 「心配させて悪かった。でも、もう、大丈夫だ!ですよね?」 「ええ」と、精神科医。 「仕事を見つけて、元通りの生活に戻るよ!」    ◇    チャーリーの家。4人そろって、ココアを飲んでいた。 「母さんのココアは、やっぱり格別だ」と、チャー
3つの願い /XF/JeSouhaite/
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モルダーは、アンソンが置いてあった、死体安置室を調べた。  スカリーは、手で顔をおおっていた。 「ああ、もう、死んじゃいたい!」と、スカリー。「ああ、あんなに興 奮して、はしゃいじゃって、バカみたい!どうか、してたわ!なにが、 透明人間よ!」 「あれは、たしかに、本物だよ」と、モルダー。 「わたし、でも、見てたのかも。ああ、冷静になって、考えてみれば、 あんなうまい話、あるはずないのよね」 「死体が消えたのには、わけがある」 「わけがあるって、どんな?」 「これは、願いがかなった、結果だよ」 「願いが?誰の?」 「アンソンを、愛してるのは、誰だ?心から、愛してるのは?」 「弟のレスリー?」    ◇    ストークス家。  アンソンは、叫ぶのをやめた。  レスリーは、女性を、責めるように見た。「こんなのありかよ?」 52 51 「オレになにを、した?」と、アンソン。 「へ?」と、レスリー。「
ふくろぅ3兄弟 /FB3/Owl/
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 エピローグ   「ホォォォォォ!」と、末っ子。「兄ちゃんたちが正しいね。ぼくは夢 を見てたんだ!」  3兄弟は、日が照っている間は外へ出ないほうが安全だと、意見が一 致した。お母さんは正しかった。そう考えたのは、長男は、ハンターに 撃たれたからだった。次男は、赤ぎつねにとびかかられたからだった。  しかし末っ子は、だいたいはそう考えたが、見たが、彼のやわらか い口ばしをひどく傷つけ、ものも食べられないほど痛んで、1日じゅう 空腹だったからだった。    教訓:昼間は家にいましょう。昼間の観劇は、トラブルのもと!        (終わり) 10 9
ファブクリップ /FB5/FabClip/
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電話でエドから聞いただけで、エドはスペルも言ってなかった。その存 在も知らないと言っていた保険証書を見てなかったら、Andersと 書くだろう」  オレは言った。「メモは見たが、気づかなかった」  アムはオレの声が聞こえなかったのか、言った。「それは自殺でなか ったことは分かってる。前にウォリーの心理的ブロックについて話した。 彼は自殺することができなかった。しかし、このような離れ技わざをするよ うなところまで坂道をころげ落ちていたとは、にも思わなかった。ま た思うのは、これが彼の人生だったら、エド、ちょうどよかったんじゃ ないか?バニーにこのようなトリックを演じてもらって━━━」 「おやじは、バニーに良かれと考えていた」 「そう考えよう!良くなることは知っていたんだ」  オレは訊きいた。「どのくらい前から、おやじはこれを計画していた?」 「5年前にゲーリーで保険の契約をした。レーノルズから弟の無罪に投 票するよう買収されて、有罪に投票した。レーノルズの手下にそのため 560 559
白日夢 /FB7/Daymare/
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自分の仕事を無視したことを意 味する。彼らも、みんなと同じに、群衆にまぎれて歩いていた。 110 109  昨夜は、ささやきが聞こえていた。なんて言っていた?一部を思いだ した。 「殺せ!殺せ!殺せ!やつらが嫌い━━━」  昨夜のは、現実だったという事実の重要性に気づいて、背中に震え が走った。これは、本とフィルムショップ店主の殺人事件に、矮わい小化さ れたなにかだ。  それは、1都市を支配するなにか、世界を転覆させるなにか、24世 紀以来、経験したことのない規模での、信じられないほどの恐怖と大虐 殺に導くなにかだ。それは、ただの殺人事件から始まった。  どこかへ向かっていた。カクアは、群衆を導くひとりの男の声を聞い た。逆上した声、狂信的な叫び声。彼は、通りの角かどまで急ぐと、群衆が 取り囲んでいる先に、階段の踊り場で演説している男が見えた。 「━━━明日がその日だ。オレたちは、今、署長本人
お手伝いさんはジーナデービス2 /FD/FD3_3_1/
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皿を置いた。 「ありがとう」と、マロリー。 「キートンさんは」と、カレン。やはり、裏のメモを見て「ショッキン グエッグス」スティーブンの前に、皿を置いた。 「わぁ、どうも」と、スティーブン。  3人は、出された卵料理をじっと見ている。 「あ、カレン」と、スティーブン。「見たところ、みんな同じスクラン ブルエッグみたいだけど」 「そんな、バカな!」と、カレン。「それしか知らないの、でも、安心 して、ネーミングで、ますますおいしくなってるから!」 「最近、ニワトリのばっかり」と、スティーブン。 4 3    1   「おはよう」と、アレックス。スーツ姿で入って来た。「マロリー、電 話なかった?」 「ないって、言ってるでしょ!」と、マロリー。 「あ。そうね、くせになちゃったんだ」と、アレックス。冷蔵庫をあけ て、オレンジジュースを出した。「だから、電話は、あ、止まらなくな っちゃった!」 「ど
ヴァンパイア /FB/Blood/
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追い詰められたが、ふたりは、なんと かタイムマシンに逃がれ、さらなる未来へと向かった。 2 1  遥はるかな未来、ヴァンパイアという言葉さえ忘れ去られ、ふたりが安 して、暮らし、子孫しそんをふやしていける未来へ━━━。 「お腹なかがへったわ、ヴェロン」と、ドリーナ。「ひどく空腹よ」 「オレもだ、愛するドリーナ。また、タイムマシンを止めてみよう」  ふたりは、すでに、4回、タイムマシンを止めていたが、いずれも、 あやうく殺されるところであった。ヴァンパイアは、決して忘れ去られ ていなかった。  前回止めたのは、50万年前だった。人類に代わって犬が人類のよう な文明を築いている社会であったが、まだ、ヴァンパイアは忘れ去られ ていなかった。一度、ふたりは、犬社会の娼婦の血をむさぼったが、す ぐに見つかって猟犬たちに追い立てられ、タイムマシンで、さらなる未 来へ逃れるしかなかった。 「
つくられた記憶 /ST/DS9_4_5_3/
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初めてだ」 「おれたちを忘れたのかな?それとも、飢え死にさせる気なのかな?」 「なら、死ぬだけだ」  収容所のアナウンスが響いた。 「全受刑者はこれから睡眠時間です。睡眠時間に起きて活動している受 刑者は罰っせられます。照明は20秒後に暗くなります」 「ううん」と、イーチャー。 「なにしてるんだ?」と、オブライエン。 「なにって?眠るんだよ」 「こんな時に、よく眠ろうって気になるな」 「食べ物のでも見るさ、へへへ」 「どうかしてる」 「いいや、腹が減っているだけだ」 「今から睡眠時間に入ります」と、アナウンス。    ◇    イーチャーは、起き出して穴の中に隠しておいた食べ物を掘り出そう とした。 「いやー!おい!」と、オブライエン。 58 57 「ううー」 「友達みたいな顔をしやがって、実は、ずっとおれをだましていたんだ な」 「いったい、どうしたんだ?落ち着け!」と、イーチャー。 「う
暗闇の間奏曲 /FB4/Interlude/
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彼の 時代までにそのプロセスは完了した。オレは彼を見て、訊きいた。『あん たが言ってることは、黒人の血が混じっているということ?』彼はそれ がなんの意味もないかのように言った。『少なくとも、4分の1は!』」 「それで、ボーイ、あんたはそうしてしまったと?」保安官は熱心に言 った。「それなら問題はない」 「赤が見えた。彼は姉と結婚した。彼は姉といっしょに寝ていた。オレ は気が動転して、散弾銃をつかんだことも覚えてない」 「配するな、ボーイ。あんたは正しいことをしたんだ」 「しかし済まなかった気もある。彼はなにも知らなかったし」 「今となっては、見方の問題だ、ボーイ。たぶん、あんただって、この 28 27 ホラ話をほとんどまともに受け取ってないだろ?未来から来ただと!へ っ!黒人が白人だと誤魔化そうとしてやりそうなトリックだ。このホラ 話の証拠が、土に残された跡だと?ホラ話さ、ボーイ。だれも未来
アボミっぽい /FB3/Abominable/
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 1    シャウンシー卿は、女性の目利きでもあった。ここでひとりで挑戦す る理由がそれで、危険な登山というだけでなく、危険な救出でもあった。 もしも、ローラガブラルディが、まだ、生きていれば、アボミっぽいス ノーマンにつかまったのだ。  シャウンシー卿は、ローラガブラルディ本人に、直接会ったことはな かった。彼女のことを知ったのは、1ヶ月にもならない前で、彼女が主 演する映画を見たのだ。その映画で、彼女は突然、地球上でもっとも美 しい女性、イタリアが生んだ最も美しい映画スターとして伝説になった。 シャウンシー卿が理解できないのは、イタリアが彼女を生み出したこと だった。彼女は、世界中の女性の目利きのに残る、完成された女性美 として、バルドーやロロブリジッダ、エクバーグに、とって代わった。 シャウンシー卿も、女性の目利きのトップとして、そうだった。映画で 彼女を見た瞬間、彼女本人に会わなければならないことを、たとえ死ん でも、そうしなければならないことを知った。  しかし、その時まで、ローラガブラルディは失踪しっそうしたままだった。最 初の映画の休暇で訪れたインドで、登山家のパーティに参加して、オブ リモフ山の登山をすることになった。パーティのほかの全員は戻ったが、 ローラは、戻らなかった。パーティのひとりの話では、手をのばせば届 4 3
緑の世界 /FB/SomethingGreen/
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空中に舞っていたが、目には見えなかった。      エピローグ    マクガリーは、ソラーガンをホルスターにしまった。そして、地平線 近くのジャングルの赤い斑点にむかって、歩きはじめた。  手を肩において、ドロシーにふれた。彼女は、そこにいた。マクガリ ーが、クルーガー第3惑星にいる5年のうち、今は、4年になるが、そ のあいだ、ずっと、そこにいたように。彼女は、マクガリーの指や裸の 肩には、まるで、女性の手のように、感じられた。 「配しないでいいよ、ドロシー。きっと、見つかるさ。つぎのジャン グルは、きっと、ビンゴさ!それが、見つかったら━━━」 36 35  マクガリーは、ジャングルのはしまで来た。赤いジャングル。すると、 タイガーが、マクガリーめがけて、いきおいよく、飛び出してきた。6 本足で、青薄紫あおうすむらさきのタイガーは、頭は、ビヤだるのようだった。マクガリ ーは、ソラーガンをか
武器 /FB2/TheWeapon/
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 エピローグ    グラハムは、玄関をしめ、居間を通って、ハリーの室へ行った。 「ハリー、それじゃ、絵本を、読んであげようね」  そのとき、グラハムの額にひたい、汗が吹き出た。つとめて、平静をよそお って、ハリーのベッドまで行った。 「ハリー、それを、見せてもらっていいかな?」  安全に、それを、ハリーから受け取って、中を調べて、ショックで、 手が震えた。 「精神的に未発達の子どもに」と、グラハム。のなかで。「フル装填 の拳銃を与えるなんて、とんでもないことだ!」          (終わり) 14 13
天使は淋しい道を行く /TS/LonelyRoad/
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とうとう、 それを、人々に伝えることができなかったのです。わたくしには、修道 女になる資格はなかったのです。もっと、つらい、仕事をしている方も 56 55 いるのに」 「どうしても、あなたは、夢の世界から出られないんですね?」 「の世界?」 「信仰の世界だって、実際的な面があるのですよ。ところが、あなたは、 奇跡を求めてるんです、違いますか?1匹の魚、1きれのパンで、何千 も養うような奇跡をね。雷鳴や稲妻とともに、現われる奇跡がないから、 いっさいが、むなしかったっていうんですか?とんでもないですよ!シ スター、だれかしら、なんかの形で、かならず救われていますよ!」 「ウォーカーさん、思い出のひとつを、お話しましょう。教区の学校で 教えていたころ、インディアンの少年がいました。あの子は、16くら いでした。ホソギという子でした。ホソギは、ナガギ語で、幸せと正義 という意味なの。不良という評判
SFミステリー ライトノベル風 /CO/cmt/
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Top 感想・ 感想の表示 (画像提供: ISFDB) 感想ありがとうございます。 以下の項目に、ご記入ください。 (全項目ご記入ください。 感想の表示に掲載される場合は、全角のみとなりますので、 できるだけ、全角のみでお願いします。 メールの送信は、 をクリックしてください。) 作品名: ニックネーム: 感想: (画像提供: ISFDB) SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト) NOVELYst AutogeNerating dimensional space 試用版 ゲストルーム 原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト! presented by bilyzkid ◆◇◆◇◆◇ 1.自分のオリジナル作品を、非公開URLにて、掲載可能です。  表示は
ドール /XF/Chinga/
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「うるさいの、やめて!」 「いいから、ベッドに戻って!」  そのとき、人形の目がひらいた。メリッサは、ギョッとした。 「あ・そ・ぼ!」と、人形。  メリッサは、階段の窓を見ると、かなづちのとがった方の先を、頭に 刺した自分の姿があった。 「助けて!」と、窓のメリッサ。 「なにも配しなくていいのよ!」メリッサは、階段を上がっていった。 「さ、ベッドに戻って!」    ◇    深夜、メリッサの家の前に、パトカーが来て、スカリーとジャックが 降りた。 「バディの車だ」と、ジャック。別の白い車が、斜めに停めてあった。 ふたりは、家に向かった。  メリッサは、ポリーを寝かしつけると、かなづちと釘を戸棚にしまっ て、南京錠をかけた。キッチンに戻って、石油ストーブを倒して、灯油 をまくと、マッチをすろうとした。 66 65 「メリッサ!」と、ジャック。玄関のドアをノックした。スカリーは、 窓からカーテ
ハンスカーベルのリング /FB3/HansCarvel/
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デビルは、消えた。  ハンスカーベルは、目覚めた。  そしてリングをはめていることに気づいた。  悪魔が約束したことはホントだった。  エピローグ    若い妻も目覚め、体をもぞもぞさせて言った。 「ハンス、ステキなリングをしてるじゃない。ダーリン、だれに?」 「のなかのデビルさ━━━つぎは、もっと実用的なものをもらうよ」      (終わり) 6 5
感想 /CO/Comment/
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「鏡の間」「気まぐれ」「最後の火星人」 「歩兵」「ねずみ」「あたりまえ」「土人の魔術」「闘技場」「地球人 は出ていけ」「タイムマシン第1号」「かくて神々は笑いき」「武器」 「スポンサーから一言」「翼のざわめき」「空想せよ」 1961年 「悪夢とギーゼンスタック家」 内容:「ナスティ」「アボミっぽい」「エコーバック」「グレーの悪夢」 1963年 「シャギードッグとほかの殺し」 内容:「シャギードッグ殺し」 1968年 「白日夢」 内容:「暗闇への門」「白日」「さぁ愉快に行こう」「ミミズ天使」 36 35 「ミットキーあらわる」「ミットキーふたたび」「地獄へハネムーン」 「空のパイ」                  (つづく) 38 37  4  
ザ・オフィス /FB5/TheOffice/
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なぜ、それがある?エドワードコンガは、神を信じていた。 ほとんどの日曜は、教会へ行った。生涯を通じて、そうだった。  そして、彼は死を怖おそれていた。医者は、聴診器を持って、おしゃべり で、心臓肥大症や狭心症の初期症状の話をした。1日3本、ほんとうに? なんの話か気づいてない。(あるいは、気づいている?彼が自分に許し ている1本を、すべてやめれば、その分、長く生きれる?つぎのクリス マスが見れる?) 「リーベシュタウム」今、階下からピアノが聞こえて来た。 「愛の」が意味の、ドイツ語だった。好きな曲のひとつ。しかし、な ぜ?なぜ、いつも、その曲を聞くと、ハリーウェイを思い出す?  ドアのベルが鳴った。コンガ氏は、ベストを身に着つけた。客たちは早 い。「神さえ、おったまげ!」と、彼。彼は、すぐに神に謝罪したり宣 誓したりする男ではなかった。   338 337  10    春が来た。1923年の
ブラックジョーク /FB4/Joke/
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大男はそれまで持っていた木の札を落とした。彼女を見 28 27 下ろして、言った。「マリエ、ハニー、どうした!」急いで中に入り、 ドアを閉めた。彼は、身をかがめて━━━思い出した。彼女は心臓に注 意が必要なことを。彼女の臓が鼓動しているところに手を置いた。鼓 動しているところ、しかし、してなかった。  彼は急いでそこから出た。ミネアポリスでは妻と子どもが待っていた。 彼には助けられなかった。それで、外へ出た。  まだ愕然がくぜんとしながら、急ぎ足で歩いた。  エピローグ    床屋まで来ると、中は暗かった。ドアの前に立ち止まった。ドアの暗 いガラスは、向かいの通りから来る街灯が反射して、透明でありながら 鏡でもあった。その中に、彼は3つのものを見た。  最初に見たものは、ドアの鏡の役割から、ホラーの顔だった。彼自身 の。明るいグリーン、プロの手で丁寧に陰影が付けられ、歩く死体の顔、 くぼ
失われた母星 /ST/StarTrek2009/
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他のもんも同様。さ、乗れよ!」  4人は、シャトルへ乗り込んだ。 「エンタープライズは処女航海したんだ!」と、スコット。「あれは、 スタイル抜群だね!この手で、あのワープナセルを直せるのが、エンジ 154 153 ニアのってもんだ」  スポックは、パネルの前で、転送装置が使えるか、調べていた。 「だけど、ただね」と、スコット。スポックに。「あんたを信じても、 オレが、トランスワープ理論を発明といっても、まだ、してねぇわけだ し、だいだい、ワープしているエンタープライズにさ、まともな、転送 パットもないのに、転送で乗り込むって━━━降りろ!」転送ルームの 手すりに登っている、小さな宇宙人に。「ジャングルジムじゃ、ねぇ!」  カークは、小さな宇宙人を抱きかかえて、降ろした。 「トランスワープ転送ってのは、銃弾を銃弾で撃つようなもんだ。しか も、目隠ししたまんま、馬に乗ってさ━━━なに、それ?」  
オレとフラップジャックとマルスd星人 /FB4/Flapjack/
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心のこもったお礼を捧げた い。善良な心で、オレたちは去る。2度と戻っては来ないだろう!」 28 27  5    オレのひざはもとに戻って、オレは立ち上がった。しかし、どこへも 行かなかった。オレのひざは1分間機能を停止していた。もしも懐中電 灯がもう少し上をねらっていたら、オレの心臓は1分間機能を停止して いただろう。ひざの配をするどころではなかった。  フラップジャックは、1回だけ、いなないた。さっきのように、長く ではなかった。奇妙な生き物たちは、スピーカー装置を片付け始めた。 一度に少しづつ、彼らが乗ってきた巨大ボールへ運び始めた。  装置と彼らがバルーンの中に消え、バルーンは10分間はバルーンで なかったが、ドアが閉まった。下からふたたび火を吹き始め、オレはテ ントに戻って、そこから見ていた。そして、突然、巨大ボールはシュー ッと言って上昇してゆき、ほとんど一直線に、空の彼方かなたに消えた。  フラップジャックは、オレに向かってブラブラ歩いてきた。オレと目 を合わさないようにしていた。 「あんたは、自分はかなり頭がいいと思ってるんだろ?」と、オレ。  やつは答えなかった。  しかしオレには、やつがそう思っていることが分かる。その日、やつ はまたパンケーキを盗んだ。
ミットキーふたたび /FB1/MitkeyRidesAgain/
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ミニートは、ミットキーを、もとに戻せるわけじゃ、そうじゃろ ?」 「そうです。ワイヤが必要です。すばらしいワイヤが。教授は、お持ち ですよね?」  このときばかりは、大急ぎで、X19光線プロジェクターが作られた。 ミットキーは、教授の手助けがあったし、暗闇で盗む代わりに、必要な ものを言うだけですんだ。  いっしょに働いているあいだに、教授は、なにかを思い出した。 「ミットキー!」と、教授。突然に。「きみは、月におったのじゃろ? 聞くのを、忘れておった。月は、どうじゃった?」 「教授、ぼくは、帰ることに中で、注意して見てませんでした。覚え てないです」  機械が完成する、最後の接続まできた。 「教授を信用しないわけでは、ありません」と、ミットキー。熱心に。 「しかし、プロックスの科学者たちとの、約束なんです。この機械が、 どのように動くのか、分かりませんし、教授も、理解できないでしょう。 人間やねずみの科学を、越えています。しかし、約束なので、最後の接 続は、ひとりでやります」 「分かるとも、ミットキー。もちろん、いいとも。ところで、きみが、 これから、ショートさせて破壊するプロジェクターの方は、誰かにみつ 80 79 けられて、修理されたりされんじゃろうか?」 「まず、大丈夫です。そ
黄の悪夢 /FB2/NightmareInYellow/
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 黄の悪  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ      彼は、目覚まし時計の音で目覚めた。音を止めたあとも、しばらくベ ッドのうえに横になったまま、その日の昼間に実行する盗みと、夜中に 実行する殺人の計画を考えながら、最後の時間をすごした。  どんなささいな事柄でも、見逃してはならなかった。しかし、これは、 最終チェックだった。今夜の8時46分に、彼は自由になるのだ。あら ゆる意味で、自由に。     2 1  1    今夜を選んだのは、今日が彼の40回目の誕生日で、夜中の8時46 分が、まさに彼が生まれた瞬間だったからだ。時刻まで詳しく知ってい るのは、母が占星術にこっていて、生まれたときのことを、なんども聞 かされていたからだった。彼自身は、迷信深くはなかったが、40才で 新しい人生を、正確な時刻にはじめることは、彼のユーモアのセンスに 強
失われた文明1透明人間 /FB3/Discovery1/
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死んだ瞬間に姿を現すということだった。  発見の重要性に気づくと、英国に辞表を提出して使者をやめ、家に閉 じこもって、自分自身を実験台にして実験を始めた。少しの注射では、 わずか数分のあいだだけ透明になった。彼の耐久力が、ねずみの耐久力 と同等になるまで、実験を繰り返し、24時間まで透明になれる注射の 量を見つけた。それ以上だと、やはり病気になった。もうひとつ分かっ たことは、体は見えなくなるが、義歯は見えるので、口を閉じる必要が あり、全裸であることが肝で、服はいっしょに透明にはならなかった。 4 3  2    プレーターは、正直な人間だったので、犯罪は考えなかった。英国に 戻り政府に発見を提供し、スパイ活動に使用してもらおうと決めていた。  しかしその前に、自分の楽しみのために使ってもいいのではないか? いつも興味があったのは、宮廷に隣接したサルタンのハーレムで、ここ は厳重に警備
死の手紙 /FB3/DeadLetter/
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おまえ 自身の罪を認めることになるからな。なぜおまえはオレを訴えて裁判に かけようとしない?そうしないのは、真実が明らかになったら、おまえ の名前は永遠に地に堕おちることになるからさ」  ラバティは、引き金を6回引いた。    2    ラバティは、車に戻り、運転して帰る途中、橋の上から拳銃を捨て、 アパートに帰るとすぐ寝室へ行った。  よく眠っていたが、ドアベルで起こされた。バスローブを引っ掛けて、 玄関のドアをあけた。  彼の臓は立ったまま止まり、そのままだった。 4 3  3    ラバティのドアベルを鳴らした男は、驚いてショックを受けたが、正 しいことをした。ラバティの体をアパートの中に運び、警察と救急車に 電話して待った。  救急隊員は、ラバティが死んでることを確認し、男は警部補に質問さ れた。 「きみの名前は?」と、警部補。 「バブコック、ヘンリーバブコックです。ミスターラバ
幻の指揮官 /ST/VGR_6_1_4/
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と、ドクターは、慣れた手つきで、モバイルエミッ ターを、左腕に装着して、食堂に向かった。    ◇ 92 91    食堂に入ると、みんなが、正装して、拍手で、ドクターを出迎えた。 「だいじょうぶ、これは、じゃないよ」と、ハリー。 「艦長」と、ドクター。 「創造的な作戦で、船を救ったことを、評価し」と、ジェインウェイ。 ドクターの胸に、勲章くんしょうをつけた。「宇宙艦隊褒ほう章勲章を授与します。お めでとう!」 「感謝します」と、ドクター。 「あの提案を考えなおしたわ。あなたの指揮能力を開発するプログジェ クトを、スタートさせるつもりよ。かっこよかったもの!」 「おめでとう、ドクター」と、セブン。近づいて、頬に、かるいキスを 贈った。「特別な意味は、ないぞ。絵のモデルに、なる気もない」 「了解」と、ドクター。それでも、どこか、誇らしげであった。    ━━━ボイジャーは、ふたたび、アルファ宇
パペットショー /FB2/PuppetShow/
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 大佐は、ため息をついた。「そう聞いても、安心できないな。わしら は、ヒューマノイドとは、なんとかやってゆけると思う。銀河の支配種 族は、結局のところ、人間、少なくとも、ヒューマノイドと聞けば、少 38 37 しは、安するだろう。ところで、2番目のテストは、なんだね?」 「もう、始まっている」と、デードグラント。指を、パチンと鳴らした。 「こう、呼んでくれないか━━━エドガーバーゲンのチャーリーマッカ ーシーの次の、2番目の人形の名前は?」  大佐は、思いつかなかった。軍曹が、代わりに、答えた。 「モーチマスネード」 「そう、オレのことは、モーチマスネードと、呼んでくれ!しかし、今、 オレは━━━」  デードグラントは、言い終える前に、砂の上に水平に、仰あお向けに倒れ、 目をつぶった。数分前に、杖男が倒れたのと、まったく同じように。   40
ハーフベア /FB3/Bear/
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 ハーフベア  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    もしも病院の待合室で、行ったり来たりしながらタバコに━━━たい ていは間違えてフィルターの先に火をつけて、なにかを待っている父親 を見たら、その仕草からどんなに心配か分かるだろう。  しかしそれが心配だと思うなら、今、出産室の外のローカでうろうろ している、ジョナサンクインビーをひと目見てほしい。クインビーは、 タバコのフィルターの先に火をつけて、そのまま吸っても違いが分かり もしないのだ。  ジョナサンクインビーは、たしかに心配ごとを抱えていた。   2 1  1    始まりは、最後に動物園を訪れた夜だった。「最後に」は2つの意味 でそうだった。1つは、クインビーが1マイル以内には近づかないとい うことであり、もう1つは、妻も近づかないということだった。彼女は 落ちて
アリスのアンダラン /LC/AliceUnderGround/
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 アリスのアンダラン  原作:ルイスキャロル  アランフィールド  プロローグ    アリスは、姉のマギーといっしょに土手にすわって、な〜んにもする ことがなくて、飽きてしまった。1回か2回、マギーが読んでいる本を のぞいてみたが、そこには、さし絵も会話もなかった。 「さし絵も会話もない本なんて、なんの価値があるのかしら?」と、ア リス。自分に。  アリスは、心のなかで話していたので、(暑い日ですごく眠くて、頭 はボーッとしながら)デイジーの花のチェーンを作るのは起き上がる価 値があると、デイジーの花を摘つんでいると、アリスのすぐ近くを、ピン クの目をした白のウサギが走っていった。   2 1  1    そのこと自体におかしなことはなにもなかったし、ウサギがこう自分 に言うのを聞いてもとても自然に思えた。 「あ〜、なんてこった!遅刻だ!」 (あとで思い起こ
カトゥーニスト /FB4/Cartoonist/
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「オレは、オレはできないと思う」と、ビル。「むしろ、戻りたい、 つまり、支払いは?しばらくやって稼いだら、カネをもらって、あるい は、その対価物をもらって、地球に戻りたい」 「支払いは、あんたのゴージャスな夢のはるか上を行く。欲しいものは なんでも手に入る。1年契約で始めることもできる。1年後に、望めば、 生涯契約に変更できるオプションも付けて」 「そう」と、ビル。ゴージャスなのはるか上っていくらなのだろう? 金の延べ棒を抱かかえて、地球に戻る自分の姿を想像した。 「受け入れてくれるよう、促しうながたい」と、皇帝。「あんたが描かいたすべ てのカトゥーンは、希望すれば、1日1つ以上描かくこともできる、惑星 のすべての出版社が出版する。そのすべてからロイヤリティが入る」 「出版社の数は?」 「10万社以上。200億の人々があんたのカトゥーンを読む」 「それなら」と、ビル。「たぶん、1年はトライしてみたい。しかし、 う〜」 「なに?」 「ここで、どのようにやって行けるのかな、カトゥーンを描かく以外で。 つまり、肉体的に、オレはあんたが恐ろしい、同じくらい、あんたもオ レが恐ろしい。それで、オレには友人ができない。ぜんぜん友人ができ ないなら、つまり」 24 23 「そのことなら、すでに解決済
お手伝いさんはジーナデービス1 /FD/FD3_2_6/
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 お手伝いさんはジーナデービス1  ルースベネット、マイケルJウェイトン    登場人物   エリス:キートン家の母、42、2階で出産療養中。(お休み) スティーブン:父、44、テレビ局でドキュメンタリー番組を製作。 アレックス:兄、18、優秀な成績で、大学に進学。努力家タイプ。 マロリー:姉、16、勉強よりもファッションが得意。 ジェニファー:妹、13、子どもが生まれると、のけ者にされると配。 カレン:背の高い女性、32、お手伝いさんに応募。    プロローグ   2 1  キートン家の居間。夕方。  テーブルに、アレックスとスティーブン、それに、お手伝いさんに応 募してきた65くらいの女性。 「というわけで」と、スティーブン。「女房が休んでるしばらくの間、 うちのことをやってもらうことって、ふつうの主婦の仕事と変わりませ んが、買い物とか、料理とか、その程度のこと。給料は、
存在のわな /FB4/Trap/
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かなり歪ゆがんだスーパーマ 48 47 ンだった。  それは、あたかも、あらゆる面で心の狭い、無知で偏見に満ちた思想 を持つ男が、奇跡的に大多数の人々を扇動する能力を与えられて、自身 の狭量な憎しみを聴衆のすべての、ほとんどすべての、に植えつける ことができたかのようにみえる。少人数の、免疫を持った、武装テロ集 団が、世界をアルマゲドンから救ってくれた。  彼の死に際ぎわの正確な様子は、今日に至ってもなお、ミステリーに包ま れている。彼が新しい兵器によって殺され、目的達成後にそれが破壊さ れたのか、ローズボウルの聴衆によって目撃された恐ろしいものは、た だのイルージョンで、並はずれた手品師によるトリックだったのかどう かは、いまだ定かでない」 50 49
あごひげ彩か /FB3/Beard/
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カ ラー音痴の妻をもらった。違いが分からないからね。  いままでの妻たちは、みんなカラー音痴だった」  ビリーは、深くため息をついた。 6 5  エピローグ   「オレのあごひげの色にもかかわらず、みんな好奇いっぱいになって、 マリアンヌのようにクローセットの中を見たがるのはなぜなんだろう? お墓はそこにはない。屋根裏さ」  ビリーは、マリアンヌをがっしりつかんだ。 「おいで、ダーリン」と、ビリー。「お墓を見せてあげるよ!」        (終わり) 8 7
イェフディの法則 /FB2/TheYehudiPrinciple/
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2杯のカクテルを作 ってくれた。それは、いわば━━━」 「そこを考えていたとこだ」と、チャーリー。「きみが、殴ってくれ! と言って、ドリンクを取ろうと、かがんだら、なにが起こった?」 「気流。それに、殴り倒されたよ、チャーリー。文字通りに。どうやっ て、オレは自分にしたんだろう?注意したいのは、目的語の違いだ。殴 ってくれ!は、オレに対して。あとの、自分を撃っちまいな!は、相手 に対してだ。もしも、撃ってくれ!と言ってたら、どうなっていたかな」  オレはまた、の背に引っ掛かるものを感じた。  チャーリーは、呆然ぼうぜんとしているように見えた。 「それは、科学的に作られたんだ、ハンク」と、チャーリー。「偶然で きたのではない。ぼくに間違いがあったのだとしても、きみが考えてい ることは、まったくのナンセンスだ」 42 41  エピローグ    同じことを、また考えようとした。別の角度から。
オーマイガー /FB2/Jaycee/
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子どもを欲しがる女性━━━独身で あろうと、不妊の夫をもつ女性であろうと、単性生殖で子どもを持つこ とを許可した。2030年代に発生したパンデミックによって、世界の 男性人口の1/3が失われていたため、5000万を越える女性が単性 生殖で妊娠し、子どもたちが生まれた。性のバランスをとるのに、幸運 だったのは、単性生殖で生まれた子どもたちは、すべて、男性であった。  エピローグ   「マルシアが言うには」と、ラルストン夫人。「ヘンリーの配は、ジ ョンのことらしいの。でも、理由がわからないって。だって、ジョンは、 あんなにいい子なんですもの、と言っていたわ」  そのとき、いきなり、ドクターグラハムが、ノックもなしに室に入っ てきた。顔は、まっ白で、目は、大きく見開かれ、同僚を見つめて、言 った。 「ぼくが正しかった」 「正しいって、なにが?」 6 5 「ジョンのことだよ。だれにも言ってなか
サアルバの国 /FB1/DeathOnTheMountain/
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「奇妙な夢を見たわ」と、年上の女性。「十字架の上で、男が苦しんで いたの」  年下の女性は、手を組んだ。「キリストかしら?」 「いいえ、ちがうわ」と、年上の女性。「彼は、サアルバの国とか、叫 んでいたわ」 「どういう意味かしら?」と、年下の女性。「そのようなところは、聞 いたことがないわ」 「彼は、そう、叫んでいたわ。今でも、覚えているもの」 「それは」と、年下の女性。笑いだした。「夢だからよ。って、そう いうものよ。現実にあるものは、あるようにみえるし、現実にはないも のは、ないようにみえるのよ」 「そうね」と、年上の女性。肩をすくめた。 14 13  エピローグ    雲は、奇妙な形をしていた。その形は、時々刻々変化し、荷車であっ たり、白鳥であったり、木々であったりした。ごくたまに、雲は、サア ルバの国以外では、だれも見たことのないような形になった。  雲は、非人格的だった。
緑の悪夢 /FB3/NightmareInGreen/
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結婚生活の6年間、傷つき打ちのめされなかった日はなかった。 4 3  2    今までは、ローラがやって来るまでは、そうだった。ローラは今週か ら、お客として家に滞在していた。愛らしくかわいらしいローラは、デ イジーにはない、きゃしゃでかよわく、ほれぼれするほどの無力で頼り なさのすべてを持っていた。ウィリアムはローラに中になり、ローラ が彼の救世主だと分かった。ローラと結婚すれば、ウィリアムは、ふた たび男になれるだろう。ローラが彼と結婚するだろうことは、確かだと 感じた。ローラは、ウィリアムの唯一の希望だった。今度ばかりは、デ イジーがなんと言おうと、ウィリアムが勝利するのだ。  3    ウィリアムは、シャワーを浴びて、すぐに服を着た。デイジーとの対 決シーンを恐れながらも、勇気が続くうちに、早く終わらせるために、 急いだ。下へ降りると、朝食のテーブルにデイジーがひとりでいた。 「おはよう、あなた」と、デイジー。「ローラは、朝食をすませて、散 歩に行ってるわ。わたしが頼んだの。あなたとだけ話したくて」 「そりゃよかった」と、ウィリアム。デイジーの向かいに座り、考えた。 「オレが言おうとしていることが、分かっているみたいだな。デイジー が離婚を切り出してくれることで、物
発酵したインク /FB5/FermentedInk/
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 発酵はっこうしたインク  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド  もくじ    太ふとりすぎのふくろうに捧ささげる歌 ∨  間奏曲 かんそうきょく ∨  ギフト ∨  聞ききなれないセレナーデ ∨  モダンメロディ ∨  ラプソディ ∨  オーチュア ∨  ロマンス ∨  ミッドナイトソナタ ∨  ゆっくりと目覚め ざめる ∨ 2 1 太りすぎのふくろうに捧げる歌  Ode to a Stuffed Owl 太りすぎの ふくろう The stuffed owl 遠ぼえも Does not howl、 うなりも しない Or yowl。 飛ぶとき When flies 目の光 Light on its eyes またたきも It doesn’t blink ウィンクも しない Or wink、 止まり木から Nor from its perch ね
ギーゼンスタック家 /FB1/TheGeezenstacks/
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人形を、ひとつも持っていない、と。これなら、オーブリー も納得してくれると思うよ。エディスが、強めに言ってくれれば」 「でも、ディック。サムには、なんて、言うの?理由を知りたがるんじ ゃない?」 「サムには、オーブリーがいないときに、人形で遊ぶには大きくなりす ぎたとか、人形に興味をもちすぎているから、お医者さんのアドバイス で、とかなんとか言ったらいいんじゃないかな」  オーブリーは、あまり、乗り気ではなかった。最初のころほどは、ギ ーゼンスタック家に中ではなかったが、どうして、人形とダンスレッ スンの、両方できないのか、と訊きいた。 「両方は、時間的に無理だわ、ハニー。それに、貧しい子どもたちは、 いっしょに遊ぶお人形が、ひとつもないのよ。貧しい子どもたちが、か わいそうでしょ?」 28 27  オーブリーは、しぶしぶながら、うなづいた。けれど、ダンススクー ルは、10日後からだったので
八甲田 歩のスペースドライバー日誌 /RM/SpaceDriver/
s-l1600_1.jpg tower.jpg sabrina.jpg isogo.jpg omohu.jpg kugahara.jpg iikura.jpg gyoen.jpg siodome.jpg kabuki.jpg ginza.jpg sibaura.jpg koutuu.jpg
 タワー 「東京駅まで!」と、料亭のおかみさんふう女性。 「ここからだったら、新目白通りを抜けてゆくのが断然早いわよ!」 「いいわ、私が教えてあげる!そこの高戸橋を右に曲がって新目白通り に入ってくれる?」 「高速道路に沿って、飯田橋を抜けて」 「皇居に出たら、お堀ぞいに行くと」 「ほら、東京タワーが一番よく見える場所に出るから」 「ここで左折すれば、正面が東京駅よ!」 「あら、今夜のタワーは、ずいぶんブルーなかんじだこと!」 2 1  想おもふ雲 「それって、なんなの?」と、女の子。 「どれ?これなら、安全の全の字よ」と、お母さん。 「金の字かと思った!」 「あら、金の字も忘れてしまったの?最近、覚えたばかりじゃない?」 「知ってるわよ!ただ、金の字をそう書く人もいるのかなって思ったの」 4 3
エコーバック /FB3/Rebound/
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8 7  4    スネルは、チャーター機で、ハドソン西の比較的、旅行者の少ない地 方へ行って、ホテルから━━━そこでは、お客はみんな出てゆくように 言っただけだが━━━ひとりで、考えたり、見たりするために、長い ウォーキングを始めた。いい場所を見つけた。そこは、山に囲まれた谷 にある小高い丘で、景色が雄大であった。考える時間のほとんどをそこ で過ごした。そこで、さらに、意欲が沸いてきた。やがて、動き出すで あろう世界が見えてきて、幸福感がさらに高まった。  独裁者。彼が、自分に皇帝の冠をかんむり授けるだろう。世界の皇帝だ。だめ なことがあるか?パワーを持つ人間に、はむかえるものがいるだろうか? パワーが誰をも命令に服従させ、与えることも取り上げることも、さら に━━━。 「死んじまいな!」  丘の上から、スネルは、叫んだ。声の届く範囲に誰がいようが、おか まいなしに、気兼ねなく大声で━
悪魔のジョーカー /TZ/DealersChoice/
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ポーカーを楽しみたかったんだ」 16 15 「金を、まきあげてくれたな!」と、ジミー。 「この金は、返すよ!」ニックは、10枚くらい溜まったお札を、前に 出した。  3人は、そろって、不満の声を出した。 「そういう問題じゃない!」と、トニー。 「ああ、そうさ」と、ピート。「ポーカーをやりたいんなら、ちゃんと、 名乗れよ!闇の王子です、とかなんとかさ」 「悪かった、から謝る。金は、返すよ。必要だろうからね━━━」  3人は、謝罪に、少しホッとした。 「ひとりは、別だが━━━」  3人は、互いに、顔を見合わせた。 「そのひとり、とは?」と、ピート。 「察してくれ!」ニックは、言いにくそうな顔をした。  3人は、また、不満の声を出した。 「悪魔だからって、もったいぶるなよ!」と、ジミー。 「ピートのパーティで」と、トニー。「迷惑かけた、ジミーか?」 「あのときの女全員に、新しい靴を贈っている!」  トニーとジミーは、ピートを見た。 「オレが、怒鳴り散らしたせいで」と、ピート。「嫁は出ていったが、 だからって、殺すことはないだろ!厳しすぎるぞ!」 18 17
ファーストコンタクト /FB3/Contact/
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この5万年のあいだ、ひとつの犯罪もひとつの戦争も発生しなかった。 物理学を越えた科学、つまり心の科学が発展していた。これは、地球で は、発見しかけたばかりだった。  火星は、多くのことを地球に教えられるだろう。犯罪や戦争をいかに 回避するかは、2つの単純なことだった。これから始めて、さらにテレ パシーやテレキネシス、エンパシーへと━━━。  一方、地球からは、多くの価値あるもの、科学や技術を教えてもらう ことを望んだ。それは、火星だけでは、進歩したをもってしても発展 させるには遅すぎるものだったが、死にかけた火星の人々を復活させ、 もう一度人口を増やしていくことを可能にするものだった。地球にとっ てもメリットこそあれ、デメリットはなかっただろう。 6 5  今夜は、水爆の閃光分析として、地球がファーストコンタクトする夜 だった。つぎのコンタクトは、有人ロケットによるもので、地球年で2 年
ナッシングシリウス /FB2/NothingSirius/
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この旅が終わったら、地 球にしばらく滞在することにして、エレンに、ジョニー以外の多くの若 48 47 者と出会えるチャンスを与えてあげることだった。たぶん、エレンが好 きになれる若者も現われるだろう。  ジョニーは、ボーっとして、歩いていた。彼は、大丈夫そうだったが、 若者がそうなりがちなような、なにか突然のことに、落ちてしまってい た。たぶん、それは、愛ではなく、ただの中だった。彼は、今、どん な惑星にいるのかも、忘れてしまった。  オレたちは、最初の丘を越え、サムのテントは、見えなくなった。 「パパ」と、ママ。突然、きいた。「映画カメラが、1台でも見える?」 「いいや。でも、何百万もするものだから、使わないときに、そこらへ んにほったらかしには、しないよ」  レストランの正面が見えた。それは、横から見ると、ひどく滑稽こっけいで、 その方向から近づいていった。道路と緑の粘土の丘以外は、なにも見え なかった。  タランチュラは、道路には、いなかった。道路では、1匹も見てない ことを、思い出した。タランチュラは、道路に上がったり、横切ったり できないように見えた。なぜ、道路を横切れないのだろう?反対側には、 行けない?  オレの心に引っかかるなにかが、まだ、あった。ほかのものよりは、 そ
ノヴァリアン試用版 /novelyan/guestroom/
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(画像提供: ISFDB) SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト) NOVELYst AutogeNerating dimensional space ゲストルーム 原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト! サンプルあり( 1 2 3 4 ) presented by bilyzkid ◆◇◆更新ニュース◇◆◇ 一. ゲストがひとりで使える専用サイト をリリースしました。 ノヴァリアン NOVELYAN 2.40 試用版 ご使用方法 小説コマンドの説明 画像コマンドの説明 詩的コマンドの説明 FAQ
星雲を越えて /ST/StarTrek2016/
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カークは、マッコイを見た。 「原始時代の医療器具だ!」と、マッコイ。 「ボーンズ!」と、カーク。マッコイを、手招きした。 「これが、プロトプレイザーだとしたら」と、マッコイ。「内出血が止 まるはずだ!そう望むよ!」 「みじめなの薬は、希望のみ!」と、スポック。 「死の横で、シェイクスピアを引用してる」と、マッコイ。    ◇    山岳地帯の敵の基地。        (つづく) 128 127
致命的なミス /FB3/FatalError/
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「ウォルターバクスターか?」と、保安官。「逮捕状が出ている。服を 着て、いっしょに来なさい!」 「逮捕状?」と、ウォルター。「なんの?」 「不法侵入と窃盗せっとう。きみの叔父お じさんが、寝室のドアのところで一部始終 を見ていた。きみが行くまで静かにしていて、それからダウンタウンに 来て通報した」  エピローグ    ウォルターバクスターは、アゴを撃ちぬかれた。やはりミスをしてい たのだ。  完全な殺人計画だったが、どろぼうに中になりすぎて、肝心なこと を実行するのを忘れていた。      (終わり) 6 5
恐怖のウイルス /ST/DS9_1_2_1/
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「それは現場へ行って、手作業でやるしかない」 66 65 「私がやります」と、オドー。 「ありがとう。星を横切ればいい。心臓が止まる前に」と、シスコ少佐。 「何ですって?」 「夢が、叶うんだ、本当のが」 「ああ、司令官」 「はあぁ」    ◇    キラ少佐は、シャトルをステーションへ向かわせた。 「少佐、これは誘拐ですよ。すぐに帰してください。でないと、一生、 フラントボル刑務所に暮らすはめになりますよ」と、ドクターサーマク レイン。 「結構よ。でも、今だけ助けてちょうだい。言語障害のウイルスがステ ーションじゅうに広まっているの」と、キラ。 「しかし、なぜ私を」 「ウイルスを作るのを手伝ったんでしょ」 「いやぁ、私は何も手を貸していない。あれは、ディーコンエルグが作 ったんだ。私は、助手をしていただけだ。もう、ひと昔前のことですよ。 地下活動をしていたのも、半年だけで、すぐ捕まった。私
いつもふたりで /SY/TwoForTheRoad/
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と、ジョアンナ。 「どんな夢?」と、マーク。 「列車がね、夜、この室を、横切るの」 「フロイト先生、分析を!」 「あなたの、潜在意識を」 「きみの夢だ!」 「食欲とは、関係ないわ。空腹じゃないもの」  ジョアンナは、起きて、窓のカーテンをあけた。 「フロイト先生に、論争を」  窓のシャッターを上げると、線路を貨物列車が走り、室じゅうがゆれ た。シャンデリアのろうそくが、1本、落ちた。 「すごい迫力!」 「たしかに、きみの分析は、必要ないね」    ◇    砂浜に停めた、白のベンツから、マークとジョアンナは、降りて、ヨ ットハーバーへ。ジョアンナは、白と黄のドレスに、白枠のサングラス に、黄のバッグ。   138 137  ◇    ヒッチハイクのふたりは、岩場で水着に着替えた。ジョアンナは、赤 の水着の上にシャツ。マークは、黒の水着。走って、砂浜へ。 「熱い!」と、ジョアンナ。 「やけどする
そよぐ幻影 /OT/SoyoguGenei/
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 そよぐ幻影げんえい  大手おおて拓次たくじ あなたは ひかりのなかに さうらうとしてよろめく花はな、 あなたは はてしなくくもりゆく こゑのなかの ひとつの魚うを、 こころを したたらし、 ことばを おぼろに けはひして、 あをく かろがろと ゆめをかさねる。 あなたは みづのうへにうかび ながれつつ ゆふぐれの とほいしづけさをよぶ。 あなたは すがたのない うみのともしび、 あなたは たえまなく うまれでる 生涯しょうがいの花はなしべ、 あなたは みえ、 あなたは かくれ、 あなたは よろよろとして わたしののこころなかに 咲さきにほふ。 みづいろの あをいまぼろしの あゆみくるとき、 わたしは そこともなく ただよひ、 ふかぶかとして ゆめにおぼれる。 ふりしきるさざめきのやうに わたしのこころは ながれ ながれて、 ほのぼのと 死しのくちびるのうへに たはむれる。 あなたは みちもなくゆきかふ むらむらとしたかげ、 かげは にほやかに もつれ、 かげは やさしく ふきみだれる。  (昭和八年六月二十九日) 2 1
“スペーステロリスト”ターナロス /ST/DS9_1_1_2/
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警備体制は大丈夫?」 「ご心配なく、ちゃんとやっていますとも」 「そう?」 「ベイジョー人には、私どもには、とうていマネのできない、能力がひ とつあります」 「それは?」 「うわべを作る、虚勢をはる能力です。本心を隠すことは、私には、非 常に難しい」 「私が、いつも、あなたに意見を求めるのは、そのせいよ。率直な意見 が聞ける。私の過去を知ってる?」 「かなり詳しく知っていますよ」 「誇りに思えないようなことも、してきたわ。ハルという基地を襲った ことは、今も、に見てうなされる。でも、少なくとも、当時は、信念 を持って行動していたわ」 「それでは、今は、迷いがあるということですか?」 「私もあなたも、連邦の人間じゃない」 「というと?」 「私には、戦うべき相手がいるのに、自分を欺いて現状に甘んじている のかもしれないわ」 「どうやら、苦しい選択を迫られているようですね。どちらを選びます 54 53
赤の悪夢 /FB1/NightmareInRed/
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 赤の悪  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド        彼は、なにによって起こされたのか、わからないまま、目が覚めた。 最初のゆれのあと、1分で、2回目のゆれが来た。ベッドが少しゆれ、 タンスの上の小物が、ガタガタと、音をたてた。3回目のゆれを、横に なったまま、待っていたが、来なかった。その時までは、来なかった。  ほとんど目が覚めてしまっていて、もう、眠ることができなかった。 時計の夜光盤を見ると、まだ、真夜中の3時であった。ベッドから出て、 パジャマのまま、窓のところまで歩いた。暗い空に、点滅する光が見え た。夜の音が聞こえた。どこかで、ベル。   2 1  しかし、なぜ、この時間にベルなんか?災害を知らせるベルなのか? ここの軽いゆれが、どこか近くで、大きな地震につながったのだろうか? あるいは、これから、ほんとうの地震が来る、とい
アリスのビックリラン /LC/AliceWonder/
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 アリスのビックリラン  原作:ルイスキャロル  アランフィールド  プロローグ    アリスは、姉のマギーといっしょに土手にすわって、な〜んにもする ことがなくて、飽きてしまった。1回か2回、マギーが読んでいる本を のぞいてみたが、そこには、さし絵も会話もなかった。 「さし絵も会話もない本なんて、なんの価値があるのかしら?」と、ア リス。自分に。  アリスは、心のなかで話していたので、(暑い日ですごく眠くて、頭 はボーッとしながら)デイジーの花のチェーンを作るのは起き上がる価 値があると、デイジーの花を摘つんでいると、アリスのすぐ近くを、ピン クの目をした白のウサギが走っていった。   2 1  1    そのこと自体におかしなことはなにもなかったし、ウサギがこう自分 に言うのを聞いてもとても自然に思えた。 「あ〜、なんてこった!遅刻だ!」 (あとで思い起
ねずみ /FB1/Mouse/
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もし も、彼が、ネコ科に近ければ、おまえが、もっとも近くにいた、ネコだ ったことになる」   38 37  エピローグ    ビルは、座って、彼女を見た。 「ビューティ、思い出すと、変だな。宇宙船が、自分の動力を破壊して、 動かなくなった時、おまえは、飛び上がって、身をよじったね。それに、 ビューティ、おまえは、前より、2倍は眠るようになった。おまえの に、なにが」  ビルは、思い出した。 「そう、きのうも、食事で、おまえを起こしたのに、ぜんぜん、起きな かった。ビューティ、ネコは、いつも、すぐ起きるもんだよ。ネコなら ね」  ネコを見つめながら、ビルヒラーは、イスから立ち上がった。 「ビューティ、私が、おかしいのかな?」  シャムネコは、眠そうな目で、だるそうに、彼を見た。 「忘れちまいな!」と、シャムネコ。はっきりした声で。  座ろうか、立ち上がろうか、あいまいなまま、ビルヒラーは、少しの 間、眠そうに見えた。彼は、頭をはっきりさせようと、頭を振った。 「ビューティ、なんの話をしていたっけ?眠いので、もっと、シャキッ としないとね」  ビルは、窓に行って、ネコのやわらかい毛をなでた。 40 39
ヴァヴェリ /FB/TheWaveries/
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待ってくれているんだ。  ここには、新聞店があって、小さなミール印刷機があり、仕事もある。 正面部分は、事務所だけど、これはこれで、すごく、効率的なのさ!」  マルベニーは、あたりを見渡して、微笑ほほえんだ。 「ジョージ、きみは、自分の居場所を、ついに、見つけたね。小さな町 の新聞の編集って、ジョージにふさわしいよ」 「ふさわしい、どころじゃないよ!もう、中さ!みんなに、もっと、 喜んでもらいたいし、信じられないかもしれないが、イヌのように働い て、仕事が大好きなんだ。さぁ、二階へ行こう!」  階段で、ピートは、訊きいた。 「前に、きみが書いていた、小説は?」 「半分、書いたまま。悪くはないが、オレが前に、書いていたものは、 小説じゃないな。前は、オレは、すごく冷笑的 シニカルで━━━今は」 「ジョージ。ヴァヴェリは、きみのベストフレンドだった、と思うよ」 「ヴァヴェリ?」 「ということは、ニューヨークのスラングが、ここまで、伝わってない らしいね!もちろん、ヴェイダーのことさ。やつらを研究していた学者 が、ヴァヴェリプレースとか、ヴァヴェリスタックと呼んだのが広まっ たのさ━━━やぁ、メイジー、ひさしぶりだね。百万ドルの笑顔は、ま すます、その輝きかがやを増してるね!」 90 89
天使が死ぬ時 /TS/TheHabit/
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ただじゃおかなねぇからな!」 「いつ、発ちました?」 「今朝。みんなの話をあわせるとね」  シスターは、それを聞いて、ゆっくりと店の外へ戻った。リチャード は、店の外で、タバコを吸っていた。 「やはり、あの男でした」と、シスター。「今朝、出ていったそうです。 許してください。あなたも、ビッキーも。助けられなくて」 「ビッキーのことは、お気の毒でした。あれほど、にかけていらした のに。シスターのご苦労は、ぼくにも、よく分かっています」 「シスターアンジェリカが、おおげさに、お話したんです。これから、 どうなさいますか?」 「やるべきことを、やるだけです。あなたは?」 「同じです。生きてるかぎり、努力しますわ━━━では、先生。もう、 お会いする日もありますまい。ご無事をお祈りしています」 「あ、拝借した上着を」リチャードは、上着をぬいで、シスターに渡し た。 「どうも。神さまが、お守りくださいますように」 「ありがとう、シスター。お別れします」  リチャードは、一度振り返ってから、横道へ入っていった。 66 65  エピローグ    昼。セントマリーマグダレア校。  シスターベロニカが、校長室に入ると、シスターアンジェリカが、コ ーヒーを注いでいるところであった。テーラー神父は、イスに座
小さな子羊よ /FB/TheLittleLamb/
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 エピローグ    クローゼットのドアが、ゆっくり開いてこれるように、うしろにさが った。45口径の銃口は、ハンスの心臓に向けていた。その姿勢をたも ったまま、クローゼットのドアが、ゆっくり、オレの方に、開いてきた。  オリーブが、タイルの上に落ちた。その音は、大きくはなく、ふつう だった。ドアが完全に開いて、クローゼットのなかを見ながら、ハンス を監視していた。  ラムは、そこにいた。全裸で。  ハンスを、撃った。オレの腕はしっかりしていたので、1発でじゅう ぶんだった。やつは、手を臓にもってこようとして、はたせずに、倒 れた。やつの頭がタイルでくだける音がした。その音は、死の音だった。  銃をポケットにしまった。オレの手は、今になって、ふるえていた。  ハンスのイーゼルが近くにあった。パレットナイフが、へりにおいて あった。  オレは、パレットナイフを手にとって、オレのラムを、全裸のラムを、 フレームから、切りとった。くるっとまいて、しっかりと抱きあげた。 このような姿を、他人に見せることは、二度としない。いっしょに、出 発した。手に手をとって、丘の上のわが家をめざして。明るい月あかり のしたで、彼女を見た。オレは、笑い声をたて、彼女も笑った。 50 49  彼女の笑い声は、  銀
アリスのルッグラン /LC/AliceLooking/
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 アリスのルッグラン  原作:ルイスキャロル  アランフィールド  プロローグ    1つ確かなことは、いたずらは、白の子ネコでなく、黒の子ネコによ るものだということだった。というのは、白の子ネコは、15分のあい だ、ディナに(じゅうぶん過ぎるくらいに)顔をきれいにしてもらって いたからだ。白の子ネコに、いたずらができる、自由な前足はなかった。  ディナが、子ネコの顔をきれいにするやり方は、こうだった。左の前 足で子ネコの耳を押さえ、右の前足で子ネコの顔全体をこする。子ネコ の鼻から始めると、今の場合がそうだったが、うまくゆかずに、手こず ってしまった。白の子ネコは、おとなしく座って、のどをゴロゴロ鳴ら そうとしていたが、状況が悪いことを感じていた。   2 1  一方、黒の子ネコは、午後の早い時間に、きれいにしてもらっていた ので、アリスとじゃれて遊んで
殺人レッスン /FB4/Lesson/
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 デュークは、トニーにいろいろ学びたかったので、室にはいつもキャ ンティを置いてあった。デュークは、野心のある若者ならかならず知っ ておきたいことを、トニーから学んだ。こんなふうに。 「だれかをやるには、45口径オートマティックに限る。32口径では だめだ。32口径だと、肩とか足に当たったら、撃ってないのと同じだ。 頭か臓に当てなきゃならない。やがて死ぬにしても、しばらくは生き ている。話ができるくらい長くね、ふん?しかし、45口径の弾丸た まなら、 どこに当たっても、バッドに殴られたみたいにすぐにぶったおれる。  銃をどこかに運ぶ場合は、32口径オートマティックの方がいい。軽 いし、コートがふくらむこともない」  学んだことは基本的なものばかりだったが、デュークはいろいろ堀り 下げて、いくつかの重要な点に気づいた。パラフィンテストをごまかす 方法とかだ。その方法を知らないなら、ま、知らないでいる方がいい。 ここでは、レッスンではなく、状況を話しているだけだ。  トニーは、あらゆる意味で、ガンマンだった。ナイフは弱いやつが使 うもので、げんこはゴリラが使うもので、トミーガンは相手もまともに 狙ねらえないガキの使うものだった。 「なぜタイプライターより45口径かというと、1発で仕留められるか らだ。3秒ですむ。弾丸た まを食らわせ、ぐらつかせ、倒れる」 24 23
ブルーモンスター /FB5/brmon/
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 ブルーモンスター  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    彼の生涯にスペクトルがあるとすれば、彼の生涯がほとんど怪奇その ものだったように、それはまさしく、怪奇だった。光のスペクトルが、 赤外線から紫外線に亙わたるように、それは、絶望の夜の思考である、ウル トラブラックから、神が山の上から見おろすように、彼が他人の、思 考や知識を見おろす、ハイテンションの目覚めや輝きである、インフラ ホワイトに亙わたっていた。しかしその間には、なにかがあって、ブラック とホワイトの間に、グレーがあるように、単純に接することを拒む、赤 の帯域があった。赤は、激しい怒いかりだった。彼の意識が、赤の帯域に差 し掛かると、殺人鬼となり、非常に危険だった。彼はすでに、まったく 2 1 面識のない、ふたりの男とひとりの女を殺していて、捕とららえられ、
葬送曲 /FB3/Recessional/
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ホワイトはかならず勝つ。勝利は、わ れわれを救う唯一のものだ。勝利なしに、この戦いの地で散っていった 仲間たちにやすらぎはない。チボルト司教の言うとおりなら、やすらぎ はどこにもない。  3    あなたは大きな間違いを犯している。神はいるし、偉大な神は、あな たを許すだろう。なぜなら、あなたに悪気わるぎはなかったからだ。チボルト 司教よ、疑いもなく、そう、疑いは誤りであって、悪ではなかった。  忠誠がなければ、なにも。  そのとき、なにかが起こった。  ルークが、彼は戦いのはじめから女王の脇を固めていた城将だが、敵 のブラック王を急襲して追い詰めた。悪の王に逃げ道はなかった。  われわれは勝った!勝ったのだ! 6 5  エピローグ   「チェックメイト!」と、空の声。静かに。  われわれは勝ったのだ!このひどい戦いの地は、ムダではなかった。  チボルト司教よ、あなたは間違っていた。あなた
囚人のピアノ /TZ/TheConvictsPiano/
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「ピアノに手を置け!」  リックは、マッチを見せた。 「これを、見てくれ!」 「シャムロック?シャナシーのクラブだ━━━どこで?」 「きのう、オレは、そのクラブにいたんだ。このピアノで、曲を正しく 弾けば、オレたちは、1928年に戻ることができる」 「1928年だと?」  リックは、ピアノに座った。 「手をピアノに置け!」 「そんなみたいな話は、刑務所暮らしの長いオレでも、信じられん」 「頼むよ、エディ」 「勝手にやってくれ!」  リックは、サムワントゥウォッチオーバーミーの最初のフレーズを弾 いた。そして、すぐに、軽快なリズムになった。リックの姿は、消えた。 24 23  エピローグ    リックは、ミッキーシャナシーのクラブで、グレーのスーツに黒のネ クタイで、サムワントゥウォッチオーバーミーを、軽快に、弾いていた。  クラブは、大賑わいで、人が大勢いた。ミッキーは、すぐに、ピア
バーニングマン /TZ/TheBurningMan/
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グローブボックスには、かなづちも━━━」  ローリーもアンドレも、大声で笑った。    ◇    湖。木製の台から、飛び込むアンドレ。水中から、現われるローリー。  ローリーとアンドレは、水着で水をかけあって、おはしゃぎだった。  木陰で休む、ローリーとアンドレ。すでに、服を着替えていた。 「セミの声だ」と、アンドレ。「まさか、あの人の話、ほんとうじゃ、 ないよね?違う道で、帰れないの?」 「無理ね」 「何も、起きないといいけど」 「配ないわ。行くわよ」  アンドレは、ランチバスケットを車に乗せた。  夕日の中を、昼と同じ道を、帰っていった。 「ほんとうだったらな」と、アンドレ。 14 13 「何の話?」と、ローリー。 「座席の下に、十字架さ」  道端で、真っ白な服を着た、少年が手を振っていた。  ローリーは、車を止めた。 「町へ行く?」と、白い服の少年。 「そうよ、あなたは、何してるの?」
アンドロメダUの来訪者 /FB/AllGoodBems/
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 エピローグ    エルモスコットは、両手を頭の上においた。ドーベルマンは、開いた 口から、長い舌を、だらりと垂らして、今にも笑い出しそうだった。  エルモは、責めるように、ドーベルマンを指さして、言った。「おま えは、オレに、生活のために、一生、小説を書き続けろというのか!」 「なぜ、だめなの?」と、ドーベルマン。「ワンは、それで、あんたが ずっとハッピーになれるって、言っていたよ。理的ブロックも取り除 いたし、それほど、苦労しないで書けるようになってるよ。あんたは、 ━━━善良なる男たちにとって━━━の時間だ━━━から、始める必要 なんかないし、男たちをベムたちに、置きかえようというのは、偶然の 一致なんかではなく、ワンのアイデアなんだ。その時、すでに、ワンは、 ぼくの中に入っていて、そこから始めようと、思いついたのさ」  エルモは、立ち上がって、行ったり来たりし始めた。 「やつらは、あらゆる点で、オレより一枚上手うわてだったわけだ。ただし、 ひとつのことを除いて。レックスさ」と、エルモ。「その点で、おまえ が共犯だとしても、オレはやつらに勝っている」 「どうやって?」 「おまえが、幸運の星なのさ。世界に一匹だけの、しゃべれる犬さ、レ ックス。オレたちは、おまえに、ダイヤモンドで装飾された首輪をプレ 38 37
ミットキーあらわる /FB1/TheStarMouse/
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説明されなかった。それ 48 47 は、外がい延えんを理解することなしに、物事の本質が分かる能力だった。  彼らは、ミットキーの視点のようには、物事を理解してなかった。そ れで、ミットキーに教えるよりも、ミットキーから教わることに、中 になった。ベムジとクラロフに、さらに、12人が、特権を与えられた。 誰かが、ミットキーと話してないと、すぐに、別の誰かが、話しかけた。  彼らの質問で、ミットキーの理解も増した。ミットキーは、ふつう、 質問されるまで、答えを知らない。質問されると、答えを、知らないま ま、知識をつなぎ合わせ、答えにした。 「きみが話す、この言語は、世界中で使われている?」と、ベムジ。  ミットキーは、それについては、前に考えたことなかったが、すぐに、 答えた。「いいえ、違います。それは、英語です。教授は、他の方言も、 話していたのを覚えています。ほかの独自の方言も話しますが、ア
青の悪夢 /FB3/NightmareInBlue/
TheDudeMagazine.jpg
 青の悪  原作:フレドリックブラウン  アランフィールド    プロローグ    彼は、今まで見たことのないような輝く青の朝に目覚めた。ベッドの 脇の窓から、ほとんど信じられない青空が見えた。ジョージは、すぐに ベッドからすべり出ると、完全に目覚め、休暇の1日目のほんの1分も 無駄にしたくなかった。しかし妻を起こさないように、静かに服を着た。 休暇のために1週間友人から借りたロッジに着いたのは、昨夜遅くで、 ウィルマは旅にとても疲れていて、すこしでも長く寝かせてあげたかっ たのだ。靴も居間に行ってからはいた。     2 1  1    息子のトミーは、まだ5才だが、髪をくしゃくしゃにして、寝ていた 子ども室から出てきて、あくびをした。 「朝ごはんは、いるかい?」と、ジョージ。トミーはうなづいた。「服 を着てから、台所に来なさい」  ジョージは台所に行ったが、朝食を始める前に
ナイトゥアンディ /SY/KAndDy/
FSFJUN70.jpg
殺す!」と、男。 118 117 「彼が、サイモン?」と、ジューン。 「ジューン、サイモンだ!」と、ロイ。紹介した。「彼女は、ジューン だ!」ジューンは、手を振った。  男は、ロイを蹴けって、腕をつかんで投げ飛ばした。 「大丈夫、配ない!」と、ロイ。  男は、さらに、サイモンのいる方向へ、ロイを投げ飛ばした。 「サイモン」と、ロイ。「悪いが、どいてくれ!」サイモンがよけると、 ロイがテーブルの上に投げられて、気を失った。  男は、さらに、動こうとすると、右からジューンの右ストレートが飛 んできて、男の顔面にヒットした。男は、2発目の右ストレートはかわ して、ジューンの右腕をつかんで、後ろからはがいじめにした。 「ずいぶん、いい度胸してるな!」と、男。「女のくせに!」 「フーディーニハンド!」と、ジューン。ロイに教えてもらったように、 思いっきり両手を下に振り下ろすと、テーブルにあったナイフの柄
さぁ愉快にやろう /FB6/ComeAndGoMad/
WeirdTalesJuly1949.jpg
140 139    8    室は、光の立方体は、薄暗くなった。少し、傾いたようだ。まだ、立 っている彼は、うしろに下がろうとした。立つ姿勢は、垂直というより は、水平に近くなった。  体重は、背中に掛かり、下には、ベッドに敷しかれた、やわらかくて堅 いシーツパッドの感触があった。グレーのシーツ毛布の毛羽け ば立った感じ も。彼は起き上がり、座った。  を見ていたのだろうか?病院の外に、ほんとうに出たのだろうか? 腕を組んで、互いの手で腕を触さわってみた。腕は濡れて、なにかベタベタ していた。シャツの前や、ズボンのももやひざも、そうだった。  靴は、はいたままだった。血は、壁を上のぼったときのもので、無痛覚症 は、今や、去りつつあった。手が痛み出し、腰や腹や足に及んだ。鋭い 噛かまれるような、痛みだった。  彼は声に出して、言った。「オレは気違いなんかじゃない!オレは気 違いなんかじゃない!」叫んでいたのだろうか?  声は、言った。「確かに、今は違う!まだ、違う!」その声は、前に、 この室で聞いた声?あるいは、明るい室に立っていた男の声?あるいは、 どちらも、同じ声? 142 141
SFミステリー (小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン) ライトノベル風 /
FSFDEC69.jpg 32613163032_3e5ea3fd38_b.jpg FSFNOV69.jpg FSFOCT72.jpg FSFJUN77.jpg FSFAUG78.jpg FSFAUG1952.jpg FSFFEB1952.jpg FSFDec1950.jpg FSFJUN70.jpg FSFMAY67.jpg FSFJAN66.jpg FSFJUL66.jpg FSFMAY65.jpg FSFAug1962.jpg FSFMAR1964.jpg FSFSEP86.jpg FSFMAY97.jpg FSFMAY2001.jpg FSFSEP88.jpg FSFOCT85.jpg FSFMAR86.jpg FSFJul1953.jpg BDTMRTRNSF1975.jpg FSFJUN72.jpg Bantam0302.jpg LCSDVNTRSN0000.jpg AliceWonder.jpg AliceLooking.jpg FSF_0374.jpg
(画像提供: ISFDB) 原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト! presented by bilyzkid SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン NOVELYAN 2.40 (株)美利崎人 (ビリザキト) NOVELYst AutogeNerating dimensional space ◆◇◆更新ニュース◇◆◇ 一. ゲストがひとりで使える専用サイト をリリースしました。   ゲスト専用非公開サイト自動作成   (使える文字は半角の英数字と_のみ、6〜15文字)   上の入力欄にIDを指定し、自分用のゲストルームを作成。   公開しない(リンクを張られない)限り、他人は入れません。   (Google等あらゆる検索から守られます)   ゲストルームは、1人1ルームまででお願いします。   (複数作る場合は、同一IDにしてください)
ジバゴ /SY/Zhivago/
FSFJUL66.jpg youtube39_16.bmp
「同志たちよ!進め!」と、軍服姿のパーシャ。塹壕ざんごうからつぎつぎに兵 士たちが出てきて、敵の機銃掃射にむかって走り出し、パーシャに続い た。 「進め、進め、オレたちの力を見せてやれー」と、パーシャ。銃剣を持 って突撃した。 「行けー!」  そのとき、パーシャの横で迫撃砲が炸裂して、パーシャは、倒れた。 雪の上にパーシャのかけていたメガネが、落ちた。次々に倒れる兵士た ち。上官を失って敗走する兵士たち。 「そして、ついに、彼らは、に見たことを実行に移した。  故郷に帰り始めたのだ」  塹壕ざんごうから出て、敗走してゆく兵士たち。 「それが、革命の始まりだった」  雪原を埋め尽くす、敗走してゆく兵士たち。  ユーリは、軍医の軍服を着て、医療品を積んだ馬車に乗って、前線に 向かう兵士たちとともに、隊列を組んで進んでいた。敗走してくる兵士 たちの一群が、向こうから、ばらばらに歩いてきた。 「脱走兵だ」と、先頭の馬に乗っていた将軍。 「補充兵が来た」と、敗走する救護用馬車の兵士。となりに、看護婦姿 100 99 のラーラが乗っていた。 「捧ささげー、筒つつ!」と、補充兵の隊列の副官。  脱走兵たちは、草原へ逃げ始めた。 「戻って来い!バラバラになるんじゃない!」と、救護用馬車の兵士。 「お
アンラッキー /FB1/Unfortunately/
FSFOct1958.jpg
というのも、彼らには、発声や聴覚のための、いかなる器 官もないからだ。彼らは、地球言語の読み書きを、かなり、流暢りゅうちょうにこな す」  ラルフNCー5は、なにが食べたいか、考えただけで、口に唾液だえきがあ ふれてくる気がした。なにしろ、この2日間は、まったく、なにも食べ ていなかったからだ。その前の5日間もわずかしか食べていなかった。 1週間前に、兵站へいたん部が食料を補充しなかったことに、初めて気づいたか らだ。  ごはん、すばらしいごはんが、の中に、いろいろと浮かんでは、消 えた。  偵察艇が着陸すると、アルクトゥルス星人は、10人あまり━━━た しかに、彼らは、ヒューマノイドではなかった。12フィートの背丈で、 6本の腕、肌は、明るい赤紫あかむらさきだった━━━彼に近づいてきて、リーダー 4 3 がおじぎをして、紙と鉛筆を手渡した。  急に、彼は、自分がほしいものにやっと気づいた

SFミステリー

☆原作:フレドリックブラウンより☆
緑の世界   小さな子羊よ   ヴァヴェリ
ギーゼンスタック家   ティラノサウルス
ザ・ハウス   サアルバの国
ファブクリップ   ザ・オフィス
☆アリスのナンチャラン☆
アンダラン   ビックリラン   ルッグラン
☆サイモンが覚えていたのは「イェ〜!」という心の叫び☆
レッドダイアモンド
☆DS9 番外編より☆
フェルマーの予想
☆スペースドライバー☆
☆ENTより☆
暗黒の地球帝国
☆JJ_Abramsより☆
失われた母星   帰ってきたカーン   星雲を越えて
☆VGRより☆
幻の指揮官
☆DS9より☆
夢、遥かなる地にて
なつかしの日曜洋画劇場より
いつもふたりで
なつかしの海外ドラマより
ミステリーゾーン
人形の家で
☆大手拓次全集より☆
そよぐ幻影

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SFミステリー (ライトノベル風)
縦書きブログ

☆原作:フレドリックブラウンより☆

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 1)☆

赤の悪夢


昭和36年5月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

アンラッキー


昭和33年10月
(画像提供: ISFDB)

「ファンタジー&
サイエンスフィクション」

気まぐれ


昭和29年2月
(画像提供: ISFDB)

「ギャラクシー
サイエンスフィクション」

歩兵


昭和29年2月
(画像提供: ISFDB)

「ギャラクシー
サイエンスフィクション」

地球人は出ていけ


昭和29年3月
(画像提供: ISFDB)

「アメージング ストーリー」

空想せよ


昭和30年5月
(画像提供: ISFDB)

「ファンタジー&
サイエンスフィクション」

ギーゼンスタック家


昭和18年9月
(画像提供: ISFDB)

「ウィアード テール」

ティラノサウルス


昭和17年9月
(画像提供: ISFDB)

「アスタウンディング
サイエンスフィクション」

ザ・ハウス

(参考ページ)


昭和35年8月
(画像提供: ISFDB)

「ファンタスティック
サイエンスフィクション」

ケンタウロス


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

サアルバの国


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

終わり良ければ


昭和32年9月
(画像提供: Luminist)

「ファンタスティック ユニヴァース」

ミットキーあらわる


昭和17年2月
(画像提供: ISFDB)

「プラネット ストーリー」

ねずみ


昭和24年6月
(画像提供: ISFDB)

「スリリング ワンダー ストーリー」

ミットキーふたたび


昭和25年11月
(画像提供: ISFDB)

「プラネット ストーリー」

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 2)☆

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 3)☆

ナスティ


昭和34年4月
(画像提供: ISFDB)

「プレイボーイ」

アボミっぽい


昭和35年3月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

エコーバック


昭和35年4月
(画像提供: isfdb)

「ギャラクシー マガジン」

グレーの悪夢


昭和36年5月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

緑の悪夢


昭和36年5月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

白の悪夢


昭和36年5月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

青の悪夢


昭和36年5月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

おばばのバースデイ


昭和35年6月
(画像提供: ISFDB)

「ヒッチコック
ミステリー マガジン」

ネコどろぼう


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

チャンスふたたび


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

失われた文明1
透明人間


昭和36年2月
(画像提供: oldmags)

「ジェント」

失われた文明2
不死


昭和36年2月
(画像提供: oldmags)

「ジェント」

失われた文明3
永遠の生命


昭和36年2月
(画像提供: oldmags)

「ジェント」

死の手紙


昭和30年7月
(画像提供: abebooks)

「エラリークイーン
ミステリーマガジン」

葬送曲


昭和35年3月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

殺人アシスタント


昭和36年5月
(画像提供: ISFDB)

「プレイボーイ」

ハンスカーベルのリング


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

報復戦隊


昭和25年7月
(画像提供: ISFDB)

「スーパーサイエンスストーリー」

ロープ魔術


昭和34年5月
(画像提供: vintagemags)

「アダム」

致命的なミス


昭和30年6月
(画像提供: WordPress)

「エラリークイーン
ミステリーマガジン」

ユスタックウィバーの
短い生涯1


昭和36年6月
(画像提供: ISFDB)

「エラリークイーン
ミステリーマガジン」

ユスタックウィバーの
短い生涯2


昭和36年6月
(画像提供: ISFDB)

「エラリークイーン
ミステリーマガジン」

ユスタックウィバーの
短い生涯3


昭和36年6月
(画像提供: ISFDB)

「エラリークイーン
ミステリーマガジン」

探検隊


昭和32年2月
(画像提供: ISFDB)

「ファンタジー&
サイエンスフィクション」

あごひげ彩か


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

ファーストコンタクト


昭和35年6月
(画像提供: ISFDB)

「ギャラクシー
サイエンスフィクション」

ハーフベア


昭和35年3月
(画像提供: Wiki)

「デューデュ」

まだ終わりじゃない


昭和16年冬
(画像提供: ISFDB)

「キャプテン フューチャー」

フィッシュストーリー


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」

ふくろぅ3兄弟


昭和36年7月
(画像提供: ISFDB)

「悪夢とギーゼンスタック家」


☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 4)☆

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 5)☆

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 6)☆

☆原作:フレドリックブラウンより(つづき 7)☆

☆ファミリーダイス シーズン3より☆

☆アリスのナンチャラン☆

☆サイモンが覚えていたのは「イェ〜!」という心の叫び☆

☆スタートレック ディープスペースナイン 番外編より☆

☆宇宙方位も知らない八甲田歩がスペースドライバーを始めちゃいました。
どうなることやら?☆

☆スタートレック エンタープライズより☆

暗黒の地球帝国


第4_5_2話
平成16年4月15日
(画像提供: ISFDB)

マイクサスマン
マニーコト


☆スタートレック JJ_Abramsより☆

星雲を越えて


第3話
平成28年10月21日
(画像提供: ISFDB)

サイモンペッグ
ダウユング


☆スタートレック ボイジャーより☆

幻の指揮官


第6_1_4話
平成11年10月13日
(画像提供: ISFDB)

ジョーメノスキー 他


☆スタートレック ディープスペースナインより☆

聖なる神殿の謎


第1_1_1話
平成5年1月2日
(画像提供: ISFDB)

リックバーマン 他

“スペーステロリスト”
 ターナロス


第1_1_2話
平成5年1月9日
(画像提供: ISFDB)

キャサリンパワーズ

恐怖のウイルス


第1_2_1話
平成5年1月23日
(画像提供: ISFDB)

マイケルマクグリービー 他

オブライエンの孤独


第2_4_2話
平成6年3月15日
(画像提供: ISFDB)

ポールロバートコイル

つくられた記憶


第4_5_3話
平成8年4月13日
(画像提供: ISFDB)

ロバートヒューイットウォルフ 他

眠れるステーション
 エムポックノール


第5_6_4話
平成9年5月17日
(画像提供: ISFDB)

ハンスべイムラー 他

夢、遥かなる地にて


第6_4_1話
平成10年2月7日
(画像提供: ISFDB)

アイラスティーブンベア 他


☆なつかしの日曜洋画劇場より☆

☆なつかしの日曜洋画劇場より(つづき 1:未完)☆

☆なつかしの海外ドラマより☆

ミステリーゾーン
人形の家で


昭和38年2月
(画像提供: ISFDB)

ウォルターグローマン
チャールスバーモント

ミステリーゾーン
屋根の上の少女


昭和60年10月
(画像提供: ISFDB)

デービットバネットカレン
ジョンハンコック

ミステリーゾーン
悪魔のジョーカー


昭和60年11月
(画像提供: ISFDB)

ドナルドトッド
ウェスクラーベン

ミステリーゾーン
バーニングマン


昭和60年11月
(画像提供: ISFDB)

原作:レイブラッドベリ
J.D.フェイセルソン

ミステリーゾーン
囚人のピアノ


昭和61年11月
(画像提供: ISFDB)

パトリスメシーナ
ジェームスクロッカー

Xファイル
ドール


平成10年1月
(画像提供: ISFDB)

原作:スティーブンキング
クリスカーター

Xファイル
3つの願い


平成12年5月
(画像提供: ISFDB)

ビンスギリガン

逃亡者
天使は淋しい道を行く


昭和39年2月
(画像提供: ISFDB)

AL.C.ワード
ウォルターグラウマン

逃亡者
天使が死ぬ時


昭和43年1月
(画像提供: ISFDB)

ジョンメレディスルーカス


☆大手拓次全集より☆

そよぐ幻影


昭和八年六月二十九日
(画像提供: ISFDB)

大手拓次



(画像提供: ISFDB)

和暦⇔西暦・早見表
◆◇◆
十二支(し)アニマルズ   (画像提供: Zoo)
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子(ねずみ) 丑(うし) 寅(とら) 卯(うさぎ)
辰(たつ) 巳(み・へび) 午(うま) 未(ひつじ)
申(さる) 酉(とり) 戌(いぬ) 亥(い・のしし)
和暦
⇔西暦
明治16年
⇔1883年
明治17年
⇔1884年
明治18年
⇔1885年
明治19年
⇔1886年
明治20年
⇔1887年
明治21年
⇔1888年
明治22年
⇔1889年
明治23年
⇔1890年
明治24年
⇔1891年
明治25年
⇔1892年
明治26年
⇔1893年
明治27年
⇔1894年
明治28年
⇔1895年
明治29年
⇔1896年
明治30年
⇔1897年
明治31年
⇔1898年
明治32年
⇔1899年
明治33年
⇔1900年
明治34年
⇔1901年
明治35年
⇔1902年
明治36年
⇔1903年
明治37年
⇔1904年
明治38年
⇔1905年
明治39年
⇔1906年
明治40年
⇔1907年
明治41年
⇔1908年
明治42年
⇔1909年
明治43年
⇔1910年
明治44年
⇔1911年
明治45年
⇔1912年
大正 元年
⇔1912年
大正 2年
⇔1913年
大正 3年
⇔1914年
大正 4年
⇔1915年
大正 5年
⇔1916年
大正 6年
⇔1917年
大正 7年
⇔1918年
大正 8年
⇔1919年
和暦
⇔西暦
大正 9年
⇔1920年
大正10年
⇔1921年
大正11年
⇔1922年
大正12年
⇔1923年
大正13年
⇔1924年
大正14年
⇔1925年
大正15年
⇔1926年
昭和 元年
⇔1926年
昭和 2年
⇔1927年
昭和 3年
⇔1928年
昭和 4年
⇔1929年
昭和 5年
⇔1930年
昭和 6年
⇔1931年
昭和 7年
⇔1932年
昭和 8年
⇔1933年
昭和 9年
⇔1934年
昭和10年
⇔1935年
昭和11年
⇔1936年
昭和12年
⇔1937年
昭和13年
⇔1938年
昭和14年
⇔1939年
昭和15年
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昭和16年
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昭和17年
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昭和18年
⇔1943年
昭和19年
⇔1944年
昭和20年
⇔1945年
昭和21年
⇔1946年
昭和22年
⇔1947年
昭和23年
⇔1948年
昭和24年
⇔1949年
昭和25年
⇔1950年
昭和26年
⇔1951年
昭和27年
⇔1952年
昭和28年
⇔1953年
昭和29年
⇔1954年
昭和30年
⇔1955年
昭和31年
⇔1956年
和暦
⇔西暦
昭和32年
⇔1957年
昭和33年
⇔1958年
昭和34年
⇔1959年
昭和35年
⇔1960年
昭和36年
⇔1961年
昭和37年
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昭和38年
⇔1963年
昭和39年
⇔1964年
昭和40年
⇔1965年
昭和41年
⇔1966年
昭和42年
⇔1967年
昭和43年
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昭和44年
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昭和45年
⇔1970年
昭和46年
⇔1971年
昭和47年
⇔1972年
昭和48年
⇔1973年
昭和49年
⇔1974年
昭和50年
⇔1975年
昭和51年
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昭和52年
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昭和53年
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昭和56年
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昭和57年
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昭和58年
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昭和59年
⇔1984年
昭和60年
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昭和61年
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昭和62年
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昭和63年
⇔1988年
昭和64年
⇔1989年
平成 元年
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平成 2年
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平成 3年
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平成 4年
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平成 5年
⇔1993年
和暦
⇔西暦
平成 6年
⇔1994年
平成 7年
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平成 8年
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平成 9年
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平成10年
⇔1998年
平成11年
⇔1999年
平成12年
⇔2000年
平成13年
⇔2001年
平成14年
⇔2002年
平成15年
⇔2003年
平成16年
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平成17年
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平成18年
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平成19年
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平成20年
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平成21年
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平成28年
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平成29年
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平成30年
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平成31年
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令和 元年
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令和 2年
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令和 3年
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令和 4年
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令和 5年
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令和 6年
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令和 7年
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令和 8年
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令和 9年
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令和10年
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令和11年
⇔2029年
令和12年
⇔2030年
和暦
⇔西暦
令和13年
⇔2031年
令和14年
⇔2032年
令和15年
⇔2033年
令和16年
⇔2034年
令和17年
⇔2035年
令和18年
⇔2036年
令和19年
⇔2037年
令和20年
⇔2038年
令和21年
⇔2039年
令和22年
⇔2040年
令和23年
⇔2041年
令和24年
⇔2042年
令和25年
⇔2043年
令和26年
⇔2044年
令和27年
⇔2045年
令和28年
⇔2046年
令和29年
⇔2047年
令和30年
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⇔2054年
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⇔2068年

        宝くじMission   実行 ⇒ - 全表示
  使い方:         クリア ⇒
  一.all_historyを実行 ⇒ 統計から、今の抽せん数字パターンを算出。
  二.番目などを変更後、all_historyを実行 ⇒ 抽せん数字予想を算出。
  三.つまり、パターンを変更しないと、今の抽せん数字をそのまま予想。
  四.番目とアケは、統計 ⇒ frequencyで、0相対。頻度の高い順。
  五.日差を、-1にすると、1日前のパターンを算出。(-999まで可能)
  六.右上「全表示」選択で、回別表示。デフォルトは、統計等一部表示。
  七.パターンは上書きされない。パターン算出には、クリア ⇒ が必要。
  八.ヒット方法は、
      @好みで選ぶ (いつも同じ予想数字になりがち!ヒットせず!)
      Aランダムに選ぶ (無味乾燥で味気ない!ヒットせず!)
      B統計 ⇒ から選ぶ (ランダム + 好み ⇒ なに気なくヒット!)
      Cパターン書いて実行 ⇒ させて予想数字になることを確認!

抽せん数字パターン ⇒
N2: 番目 (0〜99)
N3: 番目 (0〜999)
N4: 番目 (0〜9999)
N5: 番目 (0〜30) アケ アケ
N6: 番目 (0〜42) アケ アケ
N7: 番目 (0〜36) アケ アケ
N8: 番目 (0〜4) 番目

抽せん数字予想 ⇒
N2:
N3:
N4:
N5:
N6:
N7:
N8:
統計 ⇒ N2 N3 N4 N5 N6 N7 N8             クリア ⇒ & 実行 ⇒
                              ⇒ 抽せん確率
ミニ    ⇒                    ⇒ 1/100
ナンバー3 ⇒                 ⇒ 1/1000
ナンバー4 ⇒               ⇒ 1/10000
ミニロト  ⇒   ⇒ 1/169911
ロト6   ⇒
                           ⇒ 1/6096454
ロト7   ⇒
                          ⇒ 1/10295472
ビンゴ5  ⇒
                            ⇒ 1/390625
Good Luck!
kind number frequency trials/pattern
N2 23 1 100
N3 123 1 1000
N4 4567 1 10000
N5 01 1 10000
N5 11 1
N5 12 1
N5 13 1
N5 31 1
N6 01 1 10000
N6 21 1
N6 22 1
N6 23 1
N6 24 1
N6 43 1
N7 01 1 10000
N7 31 1
N7 32 1
N7 33 1
N7 34 1
N7 35 1
N7 37 1
N8 01 1 10000
N8 06 1
N8 11 1
N8 16 1
N8 21 1
N8 26 1
N8 31 1
N8 40 1

        世界の国旗        

>>      

国旗の上にマウスカーソルを置くと 国名が表示されます。 クリックすると、拡大されます。















郵便番号検索

  

  左枠に、郵便番号を入れると、郵便番号→住所を検索します。
  郵便番号は、2桁〜7桁の半角数字で指定します。
  3桁目の区切りとして、半角ハイフンを入れても検索します。
  (全角数字も可)。
               例: 384−1305

  複数指定しても、検索対象は、最初のものだけです。
  検索結果は、2桁のみ指定した場合、都道府県のみ、
  3桁以上指定した場合、都道府県・市区町村・町名が表示されます。

  ※郵便番号検索は、同一の郵便番号に多数の住所がある場合でも、
  すべて表示されます。
               例: 6028064
  

  左枠に、住所を入れると、住所→郵便番号を検索します。
  住所は、すべて全角です。
  空白 (半角/全角スペース) で区切って、都道府県・市区町村・町名を指定
  できます。
  検索結果は、都道府県のみ指定した場合は、2桁の郵便番号のみ、
  都道府県・市区町村・町名まで指定した場合、7桁まで表示されます。
  都道府県 (全角1文字以上) が最初に指定されないと、検索しません。
  住所を都道府県から正確に書く場合は、区切りなしでも検索します。
  都道府県の1字、町名の1字でも、検索します。
  ウロ覚えや、全国津々浦々、京都近辺、正確な町名検索にも使えます。
  (全国町名のヨミカタも表示。)

               例: 県 軽井沢

               例: 府 通

               例: 京 都 大原

  郵便番号データは、Excel郵便番号簿(2012/2/29版)に依ります。
  労作に、感謝します。

バグ表   (Microsoft Windows上での動作)
 
 
縦書き表示・印刷
 
ルビ
 
 
 
 
 
 
アクセスキー
(例:ALT-M) 
 
 
 
 
 
改行処理
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
禁則処理
 
 
ページ表示
 
 
 
 
 
 
 
 
(追記:Chrome
の異常事例の
ページは、
ChromeのUpdate
によって、
別のページに
移動して
現在不明)
 
 
ルビ付漢字表示
 
 
 
 
(追記:Chrome
の異常事例の
ページは、
ChromeのUpdate
によって、
別のページに
移動して
現在不明)
 
 
 
カーソル表示
 
 
 
 
 
ギリシア文字αβγ
の縦書き表示
 
解説:
´¨±×÷°§¶を
演算子、その他
ΑΒΓ以降を要素
と呼べば、縦書き
表示は、「演算子
は、右90°回転、
要素はそのまま」
である。
±×÷§は、演算子
でも、そのままの
慣行があるため、
OKと考え、要素が
すべて右90°回転
されていること
が、ここでのバグ
である。
参照:
事例ページ
IE (Microsoft)
Edge (Microsoft)
正常
異常
(漢字から非常に離れている)

回避方法:なし
(chrome/edge/
firefoxを使うか
がまんする)
ALT-Mに加えて、Enterが必要だが、動作する。
(同一ページに複数個のALT-Mがあっても、Enterで選択できる)
正常
(禁則処理も含め、正確に表示される)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(、。」は、それぞれ、行末に配置)
正常
(ページ表示が、
乱れることは、
一切ない)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(ルビ付漢字表示
が、乱れること
は、一切ない)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(そのページを
クリックしても、
入力欄以外に、
カーソルが現れる
ことは、一切ない)
ほぼ 異常
 
正常のもの
(縦書き表示OK)
´¨±×÷°§¶のみ
 
異常 のもの
(縦書き表示 NG )
´¨±×÷°§¶以外 ΑΒΓΔΕΖΗ
ΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣ
ΤΥΦΧΨΩαβγδε
ζηθικλμνξοπ
ρστυφχψωАБВ
ГДЕЁЖЗИЙКЛМ
НОПРСТУФХЦЧ
ШЩЪЫЬЭЮЯа
бвгдеёжзийкл
мнопрстуфхцч
шщъыьэюя


ここから、この欄 Edge (Microsoft)
Chrome (Google)
 
正常
正常
(ルビの位置に正確に表示される)
 
 
 
 
ALT-Mのみで動作する。
複数個のALT-Mには、対応していない。(同一ページ内最終ALT-Mのみ動作する)
異常
(4文字以上の
ルビがあり、禁則
処理と重なると、1
文字早く改行され
る)(長いページ
で、再描画されな
いケースで)

回避方法:
@ルビを1行に
3文字以下にする。
A禁則処理と重な
らないように、
文章を変更する。
B漢字ごとにルビ
を分けて、2文字
づつとする。等
正常
(、。」は、それぞれ、行末に配置)
異常
(ごくたまに、
事例のように、
54/50/58/104
の次ページで、
右ページが
左ページの位置
に、重なって、
表示され、右ペー
ジは空白になる)

事例:
ページ表示後、
再表示してから、
54
/50 /58 /104
の次ページ
回避方法:
(ctrl-R 再表示、
で正しい表示
に戻る)
異常
(ごくたまに、
事例のように、
ルビ付漢字だけ
空白になって、
左ページに移動)

事例:
ページ 表示後、
再表示で、
霊れいの部分だけ
空白になって、
左ページに移動
回避方法:
(タブの複製、
で正しい表示
に戻る)
異常
(そのページを
クリックして
フォーカスする
と、
カーソルが現れる)

ほぼ 異常
 
正常のもの
(縦書き表示OK)
´¨±×÷°§¶のみ
 
異常 のもの
(縦書き表示 NG )
´¨±×÷°§¶以外 ΑΒΓΔΕΖΗ
ΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣ
ΤΥΦΧΨΩαβγδε
ζηθικλμνξοπ
ρστυφχψωАБВ
ГДЕЁЖЗИЙКЛМ
НОПРСТУФХЦЧ
ШЩЪЫЬЭЮЯа
бвгдеёжзийкл
мнопрстуфхцч
шщъыьэюя


 
 
Firefox
 
正常
正常
(ルビの位置に正確に表示される)
 
 
 
 
 
 
 
動作しない。  
 
 
 
正常
(禁則処理も含め、正確に表示される)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(、。」は、それぞれ、行末に配置)
正常
(ページ表示が、
乱れることは、
一切ない)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(ルビ付漢字表示
が、乱れること
は、一切ない)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正常
(そのページを
クリックしても、
入力欄以外に、
カーソルが現れる
ことは、一切ない)
ほぼ 異常
 
正常のもの
(縦書き表示OK)
´¨±×÷°§¶のみ
 
異常 のもの
(縦書き表示 NG )
´¨±×÷°§¶以外 ΑΒΓΔΕΖΗ
ΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣ
ΤΥΦΧΨΩαβγδε
ζηθικλμνξοπ
ρστυφχψωАБВ
ГДЕЁЖЗИЙКЛМ
НОПРСТУФХЦЧ
ШЩЪЫЬЭЮЯа
бвгдеёжзийкл
мнопрстуфхцч
шщъыьэюя


 
 


(画像提供: ISFDB)
作家を目指す方へお知らせ
presented by bilyzkid
6.分野は、ライトノベル風フィクション (SF、ミステリー、
  ホラー、アニメの原作、および、シナリオ)です。
  純文学以外で作家を目指す方は、ぜひ、挑戦してみてください。
  
  ライトノベル風フィクションというのは、 読みやすいということ、
  キャラクターや場面がイメージしやすく、おもに、
  会話でストーリーが進んで、映像が見えやすいということ、
  現実の経済や政治から遠くかけ離れた、読むだけで、夢の世界へ
  旅立てる、ワクワクするはなしということです。