◆◇◆おすすめ◇◆◇
|
一.
巨大な太陽が、青紫の空に、赤く輝いていた。
茶の茂みが点在し、赤いジャングルが始まっていた。
→
緑の世界
|
二.
2023年4月5日、地球は侵略された。
→
ヴァヴェリ
|
三.
彼女は、夕食の時間に戻らなかった。丘から街の方角を
見下ろしたが、彼女が歩く姿はなかった。
→
小さな子羊よ
|
四.
もっとも奇妙だったことは、オーブリーウォルターズは、
どこも変わったところのない、ふつうの少女だったこと
だ。
→
ギーゼンスタック家
|
五.
もう、ずいぶん前に亡くなった妻のことを、思い出し、
ほのぼのとした気分になった。くちびるにかすかな笑み
が浮かび、いっしょにすごした何年ものあいだの、
ちょっとしたできごとを、いくつも思い出した。
→
暗闇の家
|
六.
彼は、星で時を数え、星の進行で3日ごとに時を数えた。
サアルバの国では、水が上へ流れ、木の葉は、明るい青の
炎で燃え、燃えても、燃え尽きることはなく、
3日が1週間であるという。
→
サアルバの国
|
七.
哀れにも、ナンバーワンは、最後の独裁者であったが、
ふたたび、正気を失うようなことはなかった。それは、
正確ではないかもしれない。ナンバーワンは、
笑っていた。笑って、笑って、ただ、笑っていた。
→
終わり良ければ
|
八.
そして、本格的な地震がやってきた。地面は、彼の下で
めくれあがったようにみえた。彼がそれを見つめている
と、点滅していた照明は、すべて、消えて、ベルがけた
たましく鳴り響いた。これが、すべての終わりだった。
→
赤の悪夢
|
九.
「それは、数日間、調査して、分かったんだ。この世界
は、自滅する寸前にあることが。必要なのは、あとひと
押しだけだと。それで、それは、そのひと押しを加えた」
→
ねずみ
|
|
原稿(novファイル)を書き始めた瞬間、あなたは、すでに、ノヴァリスト!
presented by bilyzkid
|
SFミステリー 小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン
NOVELYAN 1.20 (株)美利崎人 (ビリザキト)
|
NOVELYst AutogeNerating dimensional space
|
試用版 ゲストルーム
|
◆◇◆更新ニュース◇◆◇
|
一.
試用版 ゲストルーム
をリリースしました。
二.
サイト 内 検索
をリリースしました。
三.
郵便番号検索
をリリースしました。
四.
世界の国旗
をリリースしました。
五.
和暦⇔西暦・早見表
で、令和を新年号としました。
六.
広告ページを
としました。
(
ページ:ネットゲーム・健康広告あり
ページ、その他:広告なし)
◇◆Alt-P (印刷ページ)Enterで、広告なしに移れます◇◆
左
中央:初出年月・初放映日・初出雑誌・他
右

七.
宝くじMission
をリリースしました。
◆◇◆ MissionPossible ◇◆◇
|
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京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
SFミステリー
「トゥーフ!」 キャビア マーストラリア ビックマック 記憶
ホラー シリウス コロシウム ナスティ アボミっぽい 「ギャーッ!」 ねずみ アリス
[星 銀河 or検索] ヒット 44 件です。
|
アンラッキー
/FB1/Unfortunately/
ラルフNCー5は、大声で抗議したが、アルクトゥルス星人によって、
却下された。抗議が、聞こえなかったからではなく、聴覚器官そのもの
がなかったからだった。彼は、苦痛のために叫んだ。そして、すぐに、
叫ぶのをやめた。
宇宙マニュアルの記述は、まったく正しかった。アルクトゥルス星人
は、地球言語の読み書きが、かなり、流暢りゅうちょうだった。しかし、書かれたこ
とが、あいまいだと、かならずしも、好意的に解釈してくれるとは限ら
なかった。宇宙マニュアルの記述は、この点について、じゅうぶんでは、
なかったかもしれない。
ラルフNCー5は、「あつあつのステーキ」と書いたのだが、あつあ
つのステーキがほしいのか、あつあつのステーキにされたいのかが、あ
いまいだった。アンラッキーにも、彼は、望みどおりに、あつあつのス
テーキにされた。
6
5
(終わり)
|
SFミステリー (小説家自動生成異次元空間 ノヴァリアン) ライトノベル風
/
(画像提供:
ISFDB)
◆◇◆おすすめ◇◆◇
一.
巨大な太陽が、青紫の空に、赤く輝いていた。
茶の茂みが点在し、赤いジャングルが始まっていた。
→
緑の世界
二.
2023年4月5日、地球は侵略された。
→
ヴァヴェリ
三.
彼女は、夕食の時間に戻らなかった。丘から街の方角を
見下ろしたが、彼女が歩く姿はなかった。
→
小さな子羊よ
四.
もっとも奇妙だったことは、オーブリーウォルターズは、
どこも変わったところのない、ふつうの少女だったこと
だ。
→
ギーゼンスタック家
五.
もう、ずいぶん前に亡くなった妻のことを、思い出し、
ほのぼのとした気分になった。くちびるにかすかな笑み
が浮かび、いっしょにすごした何年ものあいだの、
ちょっとしたできごとを、いくつも思い出した。
|
地球人は出ていけ
/FB1/KeepOut/
地球人は出ていけ
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
プロローグ
ダプティンというのが、略称だ。最初は、アダプティンと呼ばれてい
たのが、ダプティンと、略されて呼ばれるようになった。それは、ぼく
たちを、適応させてくれるのだ。
10才の時に、みんなに説明された。彼らは、ぼくたちが10才にな
らなければ、理解できないと思っていたようだが、みんなは、すでに、
多くを知っていた。火星に着陸すると、すぐに、話してくれた。
「きみたちの故郷だよ、生徒諸君」と、主任の先生。ぼくたちのために
建設してくれた、プラスチック製のドームに入ってから、講義が始まっ
た。この夜の、特別講義は、とても重要なもので、全員、出席するよう
に言われていた。
その夜、先生は、ぼくたちに、なぜなのかやなんのためにも含めた、
すべてを、話してくれた。先生は、ぼくたちの前に立っていた。もちろ
ん、寒さを遮断する宇宙服を着て、ヘルメットをかぶっていた。ドーム
|
帰ってきたカーン
/ST/StarTrek2013/
スコットは、倒れたカーンまで行って、銃を構えた。
「マーカス提督」と、カーク。「逮捕します」
「まさか」と、マーカス。「本気で、やる気じゃないだろうな?」
カーンは、倒れたまま、薄目をあけた。
「提督、イスから立って!」
「自分が何を言っているのか、よく考えろ!おまえは、クロノス星で、
なにをした?おまえは、敵の惑星に、侵入したんだ。クリンゴンのパト
ロール隊を、殺した。証拠を残さなかったとしても、戦争は、避けられ
ん。その時、誰が指揮をとる?きさまか?私が先頭に立たなければ、人
類は、存亡の危機に立たされる。その私に、下船を命ずるなら、この場
で、殺すがいい」
「あなたを、殺したりしません。ですが、麻痺させて、イスから引きず
り降ろすことは、できます。娘さんの前で、そうしたくはないが」そし
て、ウォレスに。「大丈夫か?」
「はい、船長」と、ウォレス。
カーンは、急に立ち上がって、スコットを殴り倒した。
「ジム」と、ウォレス。
カーンは、カークに飛びかかり、3
|
ナスティ
/FB3/Nasty/
膨大な蔵書
の一部として、集めたり、読んだりするのを楽しんでいた。しかし、そ
れらを、まじめにとらえたことはなかった。今までは。今、彼に、なに
か、失うものがあっただろうか?
かびの生えた、悪のにおいのする、稀少本の1冊に、求めるものを発
見した。書かれているとおりに、5頂点の星型を描き、秘密のマークを
コピーして、ろうそくに火をともした。そして、呪文を大声で唱となえた。
1筋の閃光のあと、煙が舞った。そして、悪魔。悪魔を、あなたが好
きにはなれないことは保証するが、どんな姿か述べるのはやめておこう。
「きみの名前は?」と、ビュレガード。声を一定にしようとしたが、す
こし震えていた。
悪魔は、叫び声と口笛の中間のような声を出した。大きなバイオリン
を、のこぎりで弾いたときに出る倍音を伴っていた。
「そうだね、おまえには、発音することができないよ。おまえたちのゆ
るい言語では、翻訳すると、ナスティかな。ナスティって、呼んでくれ
たまえ!おまえのほしいものは、ふつう
|
歩兵
/FB1/Sentry/
歩兵
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
彼は、ぬれて、泥だらけで、ひどくおなかがすいて、寒かった。しか
も、故郷の星から、5万光年も離れた星にいた。
奇妙な青い太陽が、かがやいていた。重力も、彼の星の2倍もあって、
動くのも、困難だった。
1万年のあいだ、戦況は、変わらなかった。空軍のパイロットたちは、
流線型の宇宙船に、ファンシーな武器が使えて、上機嫌だった。チップ
が地上にバラまかれると、歩兵めがけて、地面をはってきて、足という
足は、すべて、血で染められた。
2
1
このひどい惑星に、上陸するとは、彼は、まったく、聞かされていな
かった。惑星の地表は、エイリアンたちも、そこにいるがゆえに、神聖
なる戦場だった。そのエイリアンたちは、この銀河に存在する、われわ
れ以外の、唯一の知的生命体であった。冷酷で、みにくく、
|
“スペーステロリスト”ターナロス
/ST/DS9_1_1_2/
「無駄よ、逃げ切れないわ」
「手は、他にもある!」
キラ少佐は、反物質変換器に向かったターナロスを止めようとして、
逆にフェーザーを持ったターナに捕まった。
「裏切ったな、ディーエスナインへ進路をとれ!」と、ターナロス。
「嫌よ!」
「従わなければ、ここで、爆弾を使うぞ。ベイジョー8号星の住人は全
員死ぬ」
「何千人もの仲間を犠牲にする気?」
「その命は、君がコーズをセットするかどうかにかかっているんだ」
キラ少佐は、しぶしぶターナロスの命令に従った
「ワープします」と、オブライエンは、ガンジーの操縦室で言った。
「あとを追え!」と、シスコ中佐は言った。
「ガンジーからスターゲイザー。減速しろ!従わねば、攻撃する!繰り
返す。直ちに減速しなければ、攻撃を開始する!」
「部下が乗っているんだ、本気で撃ちやしないだろう」と、スターゲイ
ザーのターナロス。
70
69
「しかし、万一に
|
失われた母星
/ST/StarTrek2009/
チェコフ、どうした?」と、カーク。
「バルカン星から、コースを計算すると、ネロの船は、もうすぐ、土星
を通過するんです。気づかれずに、近づかないと、ネロに攻撃されます
けど、もし、ミスタースコットが、ワープ4を出せるようにできて、タ
イタンとか、土星の衛星のうしろで、ワープを離脱すれば、土星の輪で
磁場が乱れる関係で、ネロのセンサーには、船が映りません。そこから
なら、ドリルが動いてない限り、転送で乗り込めます」
「ああ、いいかも!」と、スコット。タオルで、耳をふいていた。
「ちょっと、待て、きみ、いくつだ?」と、マッコイ。
「17です!」
「お、聞いたか?17だよ」
「ドクター」と、スポック。ドアから、現われた。「ミスターチェコフ
は、正しい。この私が、証明しよう。そうして、船を隠せれば、私がネ
ロの船に乗り込み、ブラックホール発生装置を盗む。さらに、可能なら、
パイク船長を、連れ帰る」
「それを、許可するわけには、いかない」と、カーク。
174
|
サアルバの国
/FB1/DeathOnTheMountain/
山頂へ行く時間であることに気づい
た。3日目の夜だったからだ。
山から、嵐が降りてきた。風は、小屋のまわりで叫ぶように、吹き荒
れたが、女性は、目覚めなかった。
彼は、嵐のなかへ出て行った。風は、かつてないほど、冷酷だった。
恐ろしい手が、彼の心臓を、わしづかみにした。だが、あの星は、待っ
ていた。
寒さが、さらに厳しくなり、夜の黒が深まった。雪の毛布は、彼が倒
れた地点をおおいながら、山の上を漂っていた。
朝、女性は、解けた雪の上にある、赤いサンダルを見つけて、谷に持
12
11
ち帰った。
「奇妙な夢を見たわ」と、年上の女性。「十字架の上で、男が苦しんで
いたの」
年下の女性は、手を組んだ。「キリストかしら?」
「いいえ、ちがうわ」と、年上の女性。「彼は、サアルバの国とか、叫
んでいたわ」
「どういう意味かしら?」と、年下の女性。「そのようなところは、聞
いたことがない
|
ケンタウロス
/FB1/HorseRace/
と、ガーンロバーツ。
「馬族の人口統計を調べますと、彼らの数は、200万ちょっとでした。
一方、彼らの小惑星の所有数は、400万前後でした。このことから、
あきらかに、人族が正しく、馬族は、協定違反をしていると思われます。
それにしても、なぜ、馬族の数の、2倍もの小惑星の所有権を主張し
たのでしょう?
彼らには、たしかに、3対目の足があって、手として使用されていま
した。見かけは、馬というよりは、ギリシャ神話のケンタウロスのよう
な半人半馬で、地球人の氏名と同様、人の名前と馬の名前のふたつがあ
って、どういう意味かはわかりませんが、人格も別だということです」
8
7
(終わり)
10
9
|
探検隊
/FB3/Expedition/
6
5
エピローグ
「マクソン船長が、鉄腕マクソンと呼ばれる理由は、つぎの事実による
のでしょう。第2次火星探検隊は、予定では1年後であったが、実際に
はかなり早く、たったの9ヶ月と2日で到着した」
「これで、アンブローズ君、あなたの質問の答えになったでしょうか?」
(終わり)
8
7
|
囚人のピアノ
/TZ/TheConvictsPiano/
プロローグ
夜の山の景色。
窓が閉まると、壁にも、星空。
惑星が回っている上に、胎児、蜘蛛、浮き雲、木馬。
赤ちゃん人形の顔、土人のお面。
水爆実験、窓。
そして、ナレーターのロッドサーリングの映像。
星空のバック。「ミステリーゾーン」のタイトル。
2
1
1
刑務所の屋上。休憩時間。
リックは、目をつぶって、頭の中で、軽快なジャズピアノを演奏して
いた。台の上に置いた、両手の指が動いていた。不思議に思った、フレ
ッドが、横に座って、動く指を見ていた。
フットボールをしていたサムが、ボールを追って、ふたりにぶつかっ
てきた。サムは、追ってきたもうひとりに、タックルされた。
「ふざけるな!」と、サム。相手を突き飛ばしてから、ナイフを出した。
「来い!」
それを見て、リックが、サムにぶつかっていった。
すぐに、監視人がやってきた。
「やめ
|
ボディスナッチャー
/SY/BodySnatcher/
原作:ジャックフィニー
W.D.リヒター、フィリップカウフマン
プロローグ
別の太陽系。大きなガス惑星をまわる、衛星。
ガス惑星の熱で、宇宙生命体が活動を始めた。胞子状の半透明の無数
の種子を、宇宙空間に散布した。種子は、宇宙空間を漂い、銀河を抜け
て、地球に漂って、地面に降り立った。
2
1
1
シスコのゴールデンブリッジの近くの公園。雨が降っていた。
植物の葉の上に着床した胞子は、放射状に葉根をのばして、小さなつ
ぼみを形成して、赤い可憐な花を咲かせた。
同じ木々の葉の上に、いくつも咲いた赤い花のひとつを、リサが手に
とった。
「お花が咲いてるわ」と、保育士の女性。子どもたちを、散歩させてい
た。リサを、振り返って見ていた。「きれいね」子どもたちも、花を摘
んだ。「そちらにも、あるわ」ブランコには、牧師が乗っていて、子ど
もたち
|
八甲田 歩のスペースドライバー日誌
/RM/SpaceDriver/
タワー
「東京駅まで!」と、料亭のおかみさんふう女性。
「ここからだったら、新目白通りを抜けてゆくのが断然早いわよ!」
「いいわ、私が教えてあげる!そこの高戸橋を右に曲がって新目白通り
に入ってくれる?」
「高速道路に沿って、飯田橋を抜けて」
「皇居に出たら、お堀ぞいに行くと」
「ほら、東京タワーが一番よく見える場所に出るから」
「ここで左折すれば、正面が東京駅よ!」
「あら、今夜のタワーは、ずいぶんブルーなかんじだこと!」
2
1
想おもふ雲
「それって、なんなの?」と、女の子。
「どれ?これなら、安全の全の字よ」と、お母さん。
「金の字かと思った!」
「あら、金の字も忘れてしまったの?最近、覚えたばかりじゃない?」
「知ってるわよ!ただ、金の字をそう書く人もいるのかなって思ったの」
4
3
|
終わり良ければ
/FB1/HappyEnding/
彼のところまで走ってきた。男たちは、遠巻
きに見ていた。
彼は、震えながら、その場に、立っていた。疑り深い原住民たちは、
彼のからだが傷だらけで、見ることさえできないのを知って、驚いたよ
うな目をした。
彼には、敵意のある動きが、まったく見られなかったので、ベヌース
b星の原住民たちは、だんだんと周りに集まって、うろうろしたり、ぺ
36
35
ちゃくちゃしゃべったりした。なん人かは、なんでも知っている、首領
と首領の息子のところへ走っていった。
この一見まともでない、ほとんどはだかの男は、なにかしゃべろうと
して、口を開いたが、しゃべるかわりに、倒れてしまった。まるで、死
んだかのように倒れた。しかし、みんなに、地面から抱き起こされたと
き、彼の頬ほほは、まだ、赤く、苦しそうな息をしていた。
アルワという老人の首領と、息子のヌラタがやってきた。アルワは、
すばやく、するどい
|
夢、遥かなる地にて
/ST/DS9_6_4_1/
「いやあ、気に入ったよ、実に、いい。だが、雑誌には載せられない」
「どうして?」と、ベニー。
「わかってるだろう?ベニー、主人公は黒人の大佐なんだぞ。しかも宇
宙ステーションの司令官ときた」
「どこが悪いんです?」と、ベニー。
「大衆が受け入れないんだよ、信憑性しんぴょうせいがない」
「火星人には、信憑性しんぴょうせいがあるのか?」と、ハーバート。
「おまえは、口を出すな、いいか、ベニー、私は雑誌の編集長で、救世
軍じゃない、世界を変えるのは、私の仕事じゃない、雑誌を出すのが仕
事なんだ。つまり、社主や流通業者や卸売り業者の期待に答えなけりゃ
いかん。彼らは誰も、おまえの話を雑誌にしたいとは、思わん。わかる
だろう?人種暴動が起きかねん」
「いやあ、全くおみごとだね、パブスト、臆病さを合理化するための言
い訳も、これまでいろいろ聞いてきたが、今のが一番だ。稚拙もいいと
46
45
|
聖なる神殿の謎
/ST/DS9_1_1_1/
反動推進エンジンを六基備えてい
るに過ぎない。1億6000万キロ進むには、2か月はかかる」
「明日までには、着きたいわ」
「へへ、そんなこと不可能ですよ」
「あのワームホールは、この宇宙域全体の未来を切り開くものよ。ベイ
ジョーとしては、領有権を確保したいわ。くやしいけれど、惑星連邦の
後押しがあれば、こちらの主張は、通りやすいでしょうね」
「ディフレクタジェネレータで、亜空間フィールドを拡大できないかし
ら。ローレベルのフィールドでステーション全体を包むのよ」と、ダッ
クス中尉。
「そうすれば、慣性質量が落ちる」
82
81
「ステーション自体が軽くなれば、六基のエンジンでも、十分に移動で
きるわ」
「だが、失敗すれば、このステーションは、こっぱ微塵になるでしょう」
「うまく移動できても、現地で艦隊機のサポートが欲しいわね」
「一番近いのは、エンタープライズです。二日で合流できます
|
ミットキーあらわる
/FB1/TheStarMouse/
数百万年前から、地下から抽出した、
光を吸収する黒い色素で、小惑星全体をコーティングして、光を反射し
ないようにしていた。世界をコーティングするような大事業をおこなっ
たのは、プロックス人の背丈は、0・5インチしかなかったからだ。軌
道がずれても、敵から安全にいられるように。火星に生命がいた時代に
は、衛星のデイモスには、背丈8インチの凶暴な巨人たちが住んでいた。
彼らは、絶滅する前に、2回、地球にやってきた。楽しみのために、殺さつ
34
33
戮りくをおこなう、凶暴な海賊のような巨人たちであった。デイモスの地下
には、今は眠る都市の遺跡の記録に、恐竜になにが起こったかが、記さ
れていた。恐竜の絶滅後の、宇宙の歴史でいえば、数分後に、繁栄して
いたクロマニヨン人が、その絶頂期になぜ、消滅したかについても。
しかし、プロックスは、生き残った。太陽の光を反射しない、ちっぽ
けな世界だ
|
ファイナルアンサー
/FB2/Answer/
1
デュワーレインは、無数の聴衆にむかって、簡潔に話した。しばらく
の沈黙ののち、彼は、言った。
「スイッチをどうぞ、デュワーイブ」
デュワーイブは、スイッチを入れた。大きなハム音が響いて、960
億の惑星から情報が押し寄せてきた。数マイルにおよぶパネルが点滅し、
やがて、静まった。
デュワーイブは、1歩下がり、深く息をした。
「最初の質問をする栄誉は、あなたのものです、デュワーレイン」
「では」と、デュワーレイン。「今まで、どのサイバネティックマシン
でも、単独では、答えられなかった質問です」
彼は、マシンの正面に立った。
「神は、存在するか?」
力強い声が、なんのためらいも、なんのリレーの点滅もなしに、こた
えた。
「そう、今や、神は存在する」
突然、デュワーイブの顔におそれの表情がうかび、スイッチにとびつ
いた。
4
3
エピローグ
一筋の雷が、雲
|
ヴァヴェリ
/FB/TheWaveries/
まさに、宇宙
の一点から来たのか、どちらと、お考えですか?」
「おそらく、宇宙の一点からです。そうでない理由は、ありません。彼
らは、実体のある生物ではありません。もしも、彼らが、ある恒星から、
ここへ来たとしたら、我々に見えないということは、非常に暗い星とい
うことになります。なぜなら、たったの61光年先ですから。これは、
恒星の距離としては、非常に近い方です」
「その距離は、どのようにわかったのですか?」
「こう仮定しました。この仮定は、まったく、合理的な仮定です。彼ら
が出発したのは、我々の電波信号を最初に発見した時です。それは、1
22年前のマルコーニのS━S━Sです。最初に到着したものの形にな
って、ただちに、我々の方向に出発した、と仮定しました。マルコーニ
の信号は、光の速度で進みますから、61年前に、61光年先に到達し
たと考えられます。それから、侵略者たちは、やはり、光の速度で旅し、
我々のところに到着するまで、同じ年数を要したわけです」
教授は、ひ
|
ファーストコンタクト
/FB3/Contact/
建物の屋
上に行った。そして、ロケットが着陸する北を見た。
薄い大気の向こうに星が輝いていた。
エピローグ
地球の月の第1観測所。
ログエベレットは、天体望遠鏡を見ながら歓声を上げた。
「やったぜ、ウィリー!これで古い惑星、火星の成分表が分かる!」
ログエベレットには、確信があった。コンピュータの分析結果を見る
までもなかった。ログエベレットとウィリーサンガーは、重々しく握手
をかわした。歴史的瞬間だった。
8
7
「ログ」と、ウィリーサンガー。「ロケットがだれも殺してないといい
けどね、火星人とか。大シルチス台地のど真ん中に命中したんじゃない
?」
「ほぼ、そうだ。記録で見ると、目標の座標を南に千マイルずれたよう
だ。しかし、5千万マイル離れたショットとしては、まずまずだ。ウィ
リー、火星人はいると思うかい?」
ウィリーサンガーは、しばらく考えてから言った。
「
|
星雲を越えて
/ST/StarTrek2016/
カーク。
94
93
背後に、銃の装填音。
「フェーザー銃を、降ろせ!」と、チェコフ。異星人の女性船長の背後
から。「たのむ!」
異星人の女性船長は、銃を捨てた。
「どうだ、チェコフ?」と、カーク。立ち上がった。
「通信先の座標を、取得しました」と、チェコフ。
カークは、異星人の女性船長を突いて立ち上がらせて、チェコフの横
に立った。
「クラルは、なぜ、あれが、欲しいんだ?」と、カーク。
「あなたがたが、自滅しないため」と、異星人の女性船長。
「船長!」と、チェコフ。2人の敵兵が現れたので、銃撃戦になった。
カークとチェコフは、撃ちながら、傾いた通路を逃げた。
異星人の女性船長と2人の敵兵は、ふたりのあとを追った。
カークとチェコフは、息を切らしながら、傾いた通路をあがってきた。
「大丈夫か?」と、カーク。
「はい、船長!」と、チェコフ。「でも、行き止まりです!」
カー
|
すい星はさりゆくとも やがて きたらむ
/FB2/Reconciliation/
残された数秒のあいだ、互いを絶望的に固く抱きしめた。最後の瞬間が、
今、重要なことのすべてだった。
「あいしてるよ」
「ジョン、ジョン、わたしの━━━」
衝撃がやってきた。
静かな夜は、昼と化し、巨大な赤の花がさらに、巨大化して、空をお
おいつつあった。
直径30マイルのすい星の衝突は、水爆の1千億倍のエネルギーで地ち
殻かくを溶かし、マグマの津波つなみは、高さ100マイルで30分後に地球の反
対側までくると、互いにぶつかりあって、波打った。
(終わり)
6
5
|
ノヴァリアン試用版
/novelyan/guestroom/
あなたは、すでに、ノヴァリスト!
サンプルあり(
1
2
3
) presented by bilyzkid
◆◇◆◇◆◇
or
and
(全角のみです)
京 都 大原
星 銀河
夢 心
人形 宇宙船
月 夜 花 光
月 夜 花 光
、 ◇
令 和
ブラザーサンシスタームーン ある日どこかで オールウェイズ
SFミステリー
ノヴァリアン NOVELYAN 1.20 試用版
ご使用方法
小説コマンドの説明
画像コマンドの説明
詩的コマンドの説明
FAQ
バージョン履歴
タイトル
novファイル(15KBまで)
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001.nov
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002.nov
|
黄の悪夢
/FB2/NightmareInYellow/
1
今夜を選んだのは、今日が彼の40回目の誕生日で、夜中の8時46
分が、まさに彼が生まれた瞬間だったからだ。時刻まで詳しく知ってい
るのは、母が占星術にこっていて、生まれたときのことを、なんども聞
かされていたからだった。彼自身は、迷信深くはなかったが、40才で
新しい人生を、正確な時刻にはじめることは、彼のユーモアのセンスに
強く響いたのだった。
時間は、どんな場合でも、ただ、彼を通りすぎていった。不動産専門
の弁護士として、多くの金が、彼の手をただ通りすぎていった。しかし、
あるとき、彼は、その一部に手をつけた。1年前、確実に儲かる方法で、
2倍か3倍にする投資に使うために、5万ドルを借用した。しかし、う
まくゆかなかった。それで、その損失をうめるために、あれやこれやと、
ギャンブルに手を出して、さらに多くの金を借用した。
その額は、今では、30万ドルをこえていた。あと2・3か月しか不
足分を隠しとおせなかった。その間に、不足分を返せる見込みもなかっ
|
オブライエンの孤独
/ST/DS9_2_4_2/
オブライエンは、カップを手に、パロット席に戻った。
「現在の速度ですと、7分4秒です」
「じゃ、ワープから出たら、すぐ、追いつかれるのか?となると、どこ
で追いつかれるかが、問題っていうわけだ。コンピュータ!パラダ星系
で、最大の惑星は、なんだ?」
「パラダ4です」
「コースを、パラダ4に向けて修正せよ!」
「了解!」
「パラダ4に、月は、いくつある?」
「7つです」
「ラッキー7か!座標を出してくれ!」
「パラダ星系に、到着します!」
「通常エンジンへ!」
シャトルは、月のひとつへ、向かった。
「追手のメコンは?」
「メコンは、ワープアウト後、こちらと同じに、コースを修正しました」
「狙い通りだ━━━メコンとの差は、どのくらいだ?」
「現在の速度ですと、メコンとこちらとの差は、2分1秒あります」
「速度を落とし、30秒後に追いつかれるように、修正してみてくれ!」
「エンジンを、0・4ポイント、絞しぼります」
80
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レッドダイアモンド
/RD/RedDiamond/
と、レッド。「まるで、映画館
にいる修道女のようだな」
ミッチは、なにも言わなかった。
「インテリアデザイナーか家政婦がいるな!」
ミッチは、にらんだ。
「おしゃべりするのは、どうだい?そのうち誰に指示されたか言いたく
なるかもしれない。そいつが、もうすぐ、ここへ?図星だろ?」
答えがなかったので、レッドは、「中国行きのスローボート」をハミ
ングした。
◇
陽が傾き始めていた。最後の陽ざしが、窓にこびりついた汚れの影を
ふち取っていた。ミッチがいらいらし始めた。
ミッチは、頻繁ひんぱんにドアを見るようになって、ソファに座り直したり、
骨を前にしたイヌのように唇をもぐもぐさせた。
「どうした、相棒!今にも爆発しそうに見える!」と、レッド。立ち上
264
263
がった。「男に言うのは初めてだが、寝室へ行け!」
ミッチは、いやいや立ち上がった。それから、狭い、服の散らか
|
幻の指揮官
/ST/VGR_6_1_4/
「きみは、アカデミーで訓練を受けているだろ?」
「ドクターだって、訓練してたみたいじゃないか?」
「あれは、空想だ」
「ドクター。そもそも、空想っていうのは、あたまで、シミュレーショ
ンするってことだろ?実地訓練だと、思えよ!」
◇
異星人の宇宙船。
「ボーグの攻撃を受けた、痕跡こんせきがないのは、なぜだ?」と、監督官。
「もう、直したんです」と、担当オペレータ。
「こんなに、早くか?」
監督官は、しばらく、考えてから、言った。「タイプフォーの攻撃準
備だ!」
「タ、タイプフォー?それでは、大量のエネルギーが必要になりますよ。
し、資源の無駄遣いじゃないですか?そんな、必要があるんですか?」
「事実を重んじてだ。おまえの長距離調査では、ボーグの攻撃があった。
だが、ここから、見る限り、そうは、思えない。もし、おまえの報告が
間違っていたとしたら、用心が必要になる」
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77
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空想せよ
/FB1/Imagine/
空想せよ
原作:フレドリックブラウン
アランフィールド
空想せよ。
さまざまな幽霊。神々。悪魔たち。
空想せよ。
いろいろな地獄や天国。空中に浮遊する都市や、海中に沈んだ都市。
ユニコーンやケンタウロス。魔女や魔法使い。精霊のジンやバンシー。
天使やハルピュイア。魔力や魔法。4大元素、守護神、悪霊。
空想するのは、かんたんだ。
何千年のあいだ、人類は、これらすべてを、空想してきた。
2
1
空想せよ。
宇宙船や未来を。
空想するのは、かんたんだ。
未来は、現実にやってくるし、宇宙船も登場する。
それでは、空想するのは、むずかしいものは、あるだろうか?
もちろん、ある。
空想せよ。
ひとつぶの物質を。
そのなかに、あなたがいて、目覚め、考え、
それゆえ、自分が存在することがわかり、
自分が入っている、ひとつ
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緑の世界
/FB/SomethingGreen/
紫の金
星もいいですよ。しかし、地球は、ダメです、マクガリー。そこには、
もう、だれも住めません」
「地球が━━━消えてしまったのか?もう━━━」
「いいえ、消えてません、マクガリー。ちゃんと、あります。しかし、
地球は、黒こげで、不毛の、炭のかたまりです。アルクトゥルス星人と、
20年間戦争がありました。やつらは、いきなり攻めてきて、地球を占
領しました。我々は、やつらに報復し、勝利し、壊滅させました。しか
し、地球は、以前の地球は、なくなってしまいました。ほんとうに、す
まないと思いますが、あなたは、どこか別の場所に住まなくてはならな
いでしょう」
「地球がない」と、マクガリー。声に、表情がなかった。まったく、表
情がなかった。
「それは、たいへんなことですが」と、アーチャー。「火星も、悪くは
ないですよ。すぐに、慣れます。火星は、今では、太陽系の中心です。
そこには、30億人の地球人が移住しています。地球の緑が、恋しくな
るでしょうが、火星も、悪くはないですよ」
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ねずみ
/FB1/Mouse/
ネコのやわらかい毛をなでた。そして、公園の
照明で浮かびあがる、対空砲に、眉をひそめた。
たしかに、その生命体は、それをやった。私が正しいとしても、彼を
止めることはできなかった。なぜなら、彼が、どこにいるか分からなか
ったからだ。誰も、今、私を信じてくれないだろうし。彼は、世界を、
火星人に安全なものに変えるだろう。最終戦争が終わったとき、あのシ
リンダーに似た、多くの小さな宇宙船が、あるいは、大きな宇宙船も、
ここにやってきて、10倍は簡単に、地球は、乗っ取られてしまう。
36
35
ビルは、すこし震える手で、タバコに火をつけた。
「考えれば、考えるほど━━━」
ビルは、また、イスに座った。
「ビューティ、やってみようか。その考えは、変だろうが、著名人に持
っていって、信じるか信じないかわからないが。前に会った、大佐は、
かしこそうだった。そう、キーリー将軍も。話だけでも
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つくられた記憶
/ST/DS9_4_5_3/
「それは自分で考えろ。つまみ出せ!」
異星人のひとりが、武器で追い立てると、オブライエンは大声を出し
た。
「うおぉぉぉ、うおぉぉぉ」
◇
オブライエンは、頭に電極をかぶせられて、寝台の上で目覚めた。
「あぁぁぁ」
「さぁ、終わりました」と、異星人の執行官が言って電極を取り外した。
オブライエンは、寝台の上で体を起こすと、目の前に立っているキラ
少佐に驚いた。
4
3
「はぁ、はぁ、少佐!」
「そうよ、チーフ」と、キラ少佐。
「そんなバカな、20年もたっているのに、年をとっていない」
「実はまだ数時間しかたっていないのですよ」と、執行官。
「どういうことです?」
「チーフ、急にこう言われても信じられないでしょうけど、あなたは服
役してないの。あなたが経験したことは、作られた現実よ。脳に働きか
けるプログラムによって、作り出されたイメージを見たに過ぎないの」
「なに?
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屋根の上の少女
/TZ/IfSheDies/
プロローグ
夜の山の景色。
窓が閉まると、壁にも、星空。
惑星が回っている上に、胎児、蜘蛛、浮き雲、木馬。
赤ちゃん人形の顔、土人のお面。
水爆実験、窓。
そして、ナレーターのロッドサーリングの映像。
星空のバック。
「ミステリーゾーン」のタイトル。
2
1
1
朝。閑静な住宅街。
「パパ、急いで!」
キッチンで、キャシーが、フレンチトーストを作っていた。キャシー
は、今年から、小学校に通っていた。
「今、行くよ!」と、ポール。
「パパ、早く来て!」
「分かってる、行くってば!」
やっと、ポールがキッチンに出てきた。スーツを着ていた、
「なぜ、そんなに急いでいるんだ?」
「学校に遅刻する」キャシーは、できたてのトーストを、お皿に盛り付
けた。
「大丈夫さ。服装チェックしてくれ!」
キャシーは、ポールのネクタイを直した。
「どうして、今日は
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報復戦隊
/FB3/Fleet/
8
7
エピローグ
「もしもバーロ将軍が、旅の終わりで、破壊しようとした惑星が金星だ
と気づいたとしたら、なにが起こっていたであろうか?
このような考察は、興味深いが、実みのりが少ない。バーロ将軍が、その
惑星を破壊する前に金星だと気づくことは不可能だった。なぜなら、バ
ーロ将軍は、すでに、その惑星を破壊していたからだ。破壊してなけれ
ば、その報復戦隊の司令官でもなく、そこにいさえしなかったのだ。
起こってしまった過去は、変えることはできない」
(終わり)
10
9
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パペットショー
/FB2/PuppetShow/
と、大佐。皮肉っぽく。「ある
国に、そうしようとするなら、国名をあげるまでもなく、なんら脅威な
しに、同じ路線に乗せられる」
「時として」と、ガース。「報酬は、脅威より、重要かもしれません。
あなたが、名前を挙げたくない国が、自分たちが火星に到達するより前
に、あなた方が、遠い星の惑星を、植民地化するのを喜ぶと、思います
か?これは、しかし、比較的、小さな点です。あなたは、そのテクニッ
クを信頼するかもしれません」
「それは、あまりに響きがいいので、本当とは思えん」と、大佐。「し
かし、きみは、わしらが、参加を依頼されるか分からないのに、今、す
ぐにでも、決定すると言った。きみらの決定の基礎となるファクターは
なんなのか?」
「1つは、私です」と、ガース。「私は、あなた方のエイリアン嫌いの
程度を、チェックしています。つまり、見知らぬ人への恐れです。我々
のある言葉は、あなた方の言葉には、ないのですが、エイリアンに対す
る恐れなり、嫌悪を意味します。私、あるいは、私の
|
あごひげ彩か
/FB3/Beard/
マリアンヌ、無線機さ」と、ビリー。「ただし、ずっと
パワフルで高性能、恒星間通信もこなせる。それでいつも、ベヌースb
星と通信していたのさ。そう、オレは、そこから来た」
「でも分からないわ」
「分かる必要はないよ、ダーリン。話してあげるけど、オレは、ベヌー
スb星のスパイなのさ。いわば、調査員。地球を侵略するかどうか調査
している。
オレのあごひげはブルーだと言ったら、あるいは、クローセットに前
の妻の死体を見つけてたら、どうした?
マリアンヌ、きみはカラー音痴なのを知っている。父親はマリアンヌ
に、オレのあごひげは赤だって言ったろ?」
「そうよ、違うの?」
「ほんとうはね。父親はオレが外出するときに携帯染料で赤く染めた色
を見たのさ。しかし家にいるときは、自然なグリーンが好きなので、カ
ラー音痴の妻をもらった。違いが分からないからね。
いままでの妻たちは、みんなカラー音痴だった」
ビリーは、深くため息をついた。
6
5
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まだ終わりじゃない
/FB3/NotYet/
同様に、自分と標本のもう1匹の頭につけた。
しばらくして、カーとラルは、がっかりして互いを見た。
「7つのテストで、最低レベルを下回る」と、カー。「これでは、訓練
しても、鉱山の単純労働にも使えない。もっともシンプルな命令も理解
できないだろう。標本は、サンダー博物館に持ち帰ろう」
「惑星は破壊しますか?」
「いや」と、カー。「おそらく100万年後には、それまでわれわれの
種族が続いていたとして、ここの生物も奴隷にできるくらいに進化して
いるかもしれない。よし、つぎの太陽系に移動だ!」
10
9
エピローグ
ミルウォーキースター新聞の編集室は、ローカルページの校正に追わ
れていた。校正係長のジェンキンスは、最後から2番目の欄の記事をど
うするかで迷っていた。
「ピート」と、ジェンキンス。「8番目の欄にもう1つ記事が入るよ!
36文字分くらいだ。入りそうなのが2つある。ど
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眠れるステーション エムポックノール
/ST/DS9_5_6_4/
と、オブライエン。
「エムポックノールか?」
「ディーエスナインと同じ構造で、一年前に閉鎖されました。しかしプ
ラズママニフォールドシステムはまだ使えるかもしれません」
「付近でのドミニオンの活動はどうだ?」
「ここ数か月はありません。戦略的には価値のない星域ですから」
「しかし、ひとつ問題があります」と、オドー。
「カーデシア人が基地から撤退するときは、侵入者撃退対策として、わ
なを仕掛けていくのが普通なんです。そのわなを解除するには、カーデ
シア人でないと」
「では、カーデシア人を連れていけばいいわけだ」と、シスコ大佐。
8
7
◇
チーフオブライエンは、エアロックでガラックに訊きいた。
「司令官はなんて言って、きみを説得したんだ?」
「志願したとは思わない?」と、ガラック。
「へへ、脅されたんだろ」と、オブライエン。
「違いますよ、ワイロをつかまされたんです。私の
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小さな子羊よ
/FB/TheLittleLamb/
ただの、気のせいだ
8
7
と、自分に言い聞かせた。街を見下ろす丘の曲線は、丘を下るにつれ、
ますます、高くなって、星々をおし上げた。これを、描かくには、画えのキ
ャンバスに、ピンで穴をあけて、後ろから照明をあてればいい。このア
イデアには、笑ってしまった。しかし、なぜ、だめなんだ?誰も、やっ
てないし、やろうとしたこともなかったアイデアだ。すこし考えて、誰
もやろうとしなかった理由がわかった。あまりに子どもじみていて、大お
人気となげなかったからだ。
ハンスワグナーのところにきた。ラムがここにいる可能性を考えなが
ら、歩くスピードを下げた。ハンスは、ここに、ひとりで住んでいた。
ラムは、もちろん、ここには、いないだろう。仲間たちといっしょに、
ウェイバリーインや別の場所から、ハンスのところへやって来たのでな
い限り。立ちどまって、仲間たちと騒ぐ声が聞こえるかどうか、耳をす
ま
|
アンドロメダⅡの来訪者
/FB/AllGoodBems/
リス。
「コッコー」と、ニワトリ。
3
2時間近くたってから、その時、監視ガードについていたドーベルマンが、
顔を上げた。
「あいつらが、行ってしまったよ」と、ドーベルマン。
「なんだって?」と、エルモスコット。
「新しい宇宙船は、ちょうど今、離陸したよ。木星の近くからワープし
て、アンドロメダへ向かったよ」
「あいつらって?おまえは、いっしょに行かないのかい?」
「ぼく?もちろん、行かないよ。ぼくは、あんたの犬のレックスだよ。
30
29
覚えてないの?ぼくの体を使っていた、ワンだけ行ってしまったのさ。
ぼくに、なにが起こっていたか教えてくれて、低レベル知性を残してく
れたんだ」
「低レベル?」
「だいたい、あんたのレベルと同じさ、エルモ。ワンが言うには、この
知性は、消えてしまうそうだよ。でも、すべてをあんたに説明するまで
は、消えないそうだよ。ところで、ドッグフードは
|
オレとフラップジャックとマルスd星人
/FB4/Flapjack/
オレとフラップジャックとマルスd星人
原作:フレドリックブラウン、マックレイノルズ
アランフィールド
プロローグ
2
1
1
◇
(つづく)
4
3
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ナッシングシリウス
/FB2/NothingSirius/
サムは、くすくす笑った。
「ウィルキンスという男性が」と、サム。「10年前に、この惑星を発
見し、評議会に報告した。それが公開される前に、プラネタリーシネマ
がうわさを聞きつけて、評議会に、惑星のレンタルを申し出たんだ。秘
密にするという条件でね。ここには、鉱物のような、価値のあるものは
なにもなく、土壌もニッケルの価値もなかったので、評議会は、その条
件で、レンタルしたんだ」
「しかし、なぜ、秘密に?」
「訪問客がいなければ、娯楽も必要ないし、ほかの映画会社に、先を越
されることもない。映画会社どうしは、互いにスパイしあっていて、競
争相手のアイデアを盗みあっているんだ。ここなら、欲しいだけ空間が
使えるし、じゃまされずに、静かに仕事ができる」
「オレたちが、ここを見つけたことで、どうなるかな」と、オレ。
サムは、また、くすくす笑った。
「たぶん、映画会社は、きみたちを最上級にもてなして、このことを秘
密にしておくよう、説得するだろうな。たぶん、プラネタリーシネマ
|
暗黒の地球帝国
/ST/ENT_4_5_2/
おもしろく、読ませてもらったよ」
「おもしろい?」
「この、もうひとつの宇宙は、別世界だな。われわれの世界は、惑星連
邦などとは、無縁だ」
「あなたは、理想主義者だったはずです」
「たしかに、大昔は」
「われわれが、行動にでなければ、帝国は、アーチャーの手に落ちます」
「アーチャーは、正しい!帝国は、腐りかけている。あの男に、任せて
みては?」
「同胞は、どうなるんです?あの船は、反乱軍を全滅させる。何千とい
う同胞もです。われわれで、同胞の加勢をしましょう!」
「加勢を?」
「ディファイアントのエンジンと戦術システムのデータを、彼らに送り
ます」
「そんなことをしたところで、アーチャーがひるむものか!」
「わたしは、あの船を、破壊する気です」
「なんだと?」
「パワーシステムを、無力化します。力を貸してください!死ぬまで、
帝国にかしづいているつもりですか?」
「もう、革命を起こすには、年をとりすぎた」
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恐怖のウイルス
/ST/DS9_1_2_1/
と、
ドクターサーマクレイン。
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71
「ドクターサーマクレイン、私は司令室に。ご用があったら、そこの、
星をインパクトして、うう、瞳が赤い緊張を」と、キラ。
「あなたも発病してしまったようだ」
「はぁ」
オドーは、船内でジャヒール艦長の救出にあたった。
「犬、仲間、距離」と、ジャヒール艦長。
「話はあとで聞いてやる」と、オドー。
「オドー、急がないとやばいぞ、その船は、あと一分で爆発だ」と、ク
ワーク。
「ああ」
ドクターサーマクレインは、医療室の電子ファイルにアクセスした。
「ウイルスのたんぱく質症、ヌクレオチド連鎖、よおし、これだぞ、シ
ナプス抑制体だ。さすが、ディーコンエルグだ、たいしたものだ。治療
薬が見つかったようですよ、キラ少佐」と、ドクターサーマクレイン。
「はぁ」と、キラー。
オドーは、船内で噴出するガスに包まれていた。
「あと50秒」と、クワークの声。
「
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